忘れてた人は感想読む前にコンビニへレッツゴー!
前半の感想は、
・バクマン
・ワンピ
・ナルト
・トリコ
・ブリーチ
・【特別読切】ベンチ
の6本でお送りいたします。
【巻頭カラー】 バクマン。
ほっほー、これは面白い。
どうやら、少年スリー(当然サンデーを思わせる)がサイコーの二本目の連載に誘いをかけてきそうな、なかなか刺激的な展開じゃないですか。
まさか他社が物語に重要なからみかたを、それもいわば悪役として絡んでくるとは思わなかった。
なかなかジャンプも冒険をやってくれますね〜(笑)。
まぁ実際リアルで問題になるような大事にはならないのではないかとは思いますが、それにしてもなかなか刺激的です。
しかし、集英社の契約では他社で漫画を描いてはいけないのではないでしょうかね?
もしサイコーがスリーでも連載するとしたら、そのあたりをどうするんでしょうねぇ〜。
しかし森屋くん、どうしてまた少年スリーなんでしょうかね。
彼のような芸術性や作家性を重んじるタイプなら、少年誌よりも青年誌のほうが絶対いいと思うんですけどね。
たとえば森屋くんが好きな少年漫画ってなんなんだろうと思うんですよ。
寄生獣とかいかにも好きそうですけど、だったらアフタヌーンじゃないかい?(笑)
そしてついに家出の白鳥くん。
漫画の通り、本当に人間の心を読むかのようなピースにちょっと嬉しくなっちゃいましたが、しかしこれだけの大型犬だと、食費が大変な事になっちゃいそうですよね。
私は犬を飼った事はありませんが、かなり食うんじゃないですか?
うまく連載にこぎつけたとしても、コミックスが出るまでは大変って、以前サイコーたちも言ってましたし、白鳥くんの今後がかなり心配になっちゃいますね〜(笑)。
とりあえず、凍え死ぬなよ〜と。
あと、「オン?」 って目が合うピースに萌え死にそうでした(笑)。
しかし、こうやってサイコーがいざ2本目のための訓練を具体的に始めると、新妻先生のとてつもない凄さが改めて実感できますね〜。
いったいどんな描き方してるんだと。
岸辺露伴か、新妻エイジかってな感じですよ〜。
ONE PIECE
別エントリーにて。
NARUTO-ナルト-
暁の目的は八尾、九尾を手に入れることであって、忍連合を倒すことは二の次なんですよね。
それなのに、ふたりの居場所がほぼバレてしまった現在も、少数精鋭をのみ守りにつかせるってのは、奪ってくださいと言っているようなもんだと思うんですけどね〜。
発見されないかもしれないと、その可能性に賭けるのはかなりの冒険だと思うのですよ。
それよりも、発見された時のことを考え、全力で守る算段をこうじておくべきでしょう。
八尾、九尾の奪い合いこそがこの戦争の焦点なわけですからね〜。
私の読み込みが浅いだけかもしれませんが、どうも忍連合の作戦が稚拙に思えてしょうがなかったです(けっしてNARUTOという作品を否定してるわけじゃないですよ?)。
まぁ、ナルトたちを一瞬で移動させる口寄せみたいな手段もないみたいですし、そもそも当人のナルトが事情を知ってしまえば何をしでかすかわからない爆弾だという事が、最大のリスクであるみたいなのですが。いやいや、やっかいな主人公だ(笑)。
だからこの動きのギクシャクした感じもしょうがないのかな〜と思えないこともないんですけどね(笑)。
まァそもそもの話をしちゃうと、守らなきゃいけない最重要人物を、自分達の手すらまともに届かない場所に隔離しておいた事、そのものが愚策だったなぁと思っちゃいました。
少なくとも、危ないとなったら一瞬で自分達の手元に取り戻せるだけの策は講じておくべきでしたね。
今となっては、言ってもせんなきことって感じです。
しかしその忍連合のちょんぼを、ほぼかき消してくれそうなのが、暁側の腹の探りあい。
マダラとカブトの駆け引きから、どうやら今回攻撃してくるのはマダラその人ではなく、カブトだけに絞られる様子。
これは忍連合には大ラッキーになりそうですね〜。
世の中、最善の策はお互いなかなか取れないってところが、なんだか逆にリアルだなぁと思えてきました。
忍連合だって暁だって、内部事情がそれぞれあって、なかなか最善の策なんてとれやしない。
そういうリアルな動きがぐちゃぐちゃあって、人間の手がまわらないうちに、状況はどんどん雪崩式に動いていってしまう。
実際、そういうものなのかもしれませんね〜。
そしてなんと、驚きのゼツ10万匹。
いや〜この映像は凄かった。
思わずパンダマンを探しちゃいましたが、いやいや作品が違いました(笑)。
なるほど、これまで数が弱点と思われていた暁ですが、実はむしろ優位にたっていたと。
また、結束の脆弱性という欠点を持つ連合より、まさに一心同体であるがゆえに暁はかなりのアドバンテージを持っているのかもしれませんねー。
いやいや、これはなかなか戦争が楽しみです。
この10万の軍勢が一斉に動き出したら、いったいどんな絵になるんでしょうね!
あと、今週は動く島の巨大亀のヴィジュアルが素晴らしかったです。
まるで神話ですね。
きっと一万年生きてるんでしょうな。
だとしたら、これに対抗できるのは千年生きてる鶴ですかね(笑)。
トリコ
トリコのグルメ界入りを、小松がなぜ知ったのかの種明かしとともに、めくるめく夢のようなお食事会。
毎度の事ですが、読んでるとよだれがでてきますな(笑)。
ロースバナナのキャビア乗せとか、めちゃくちゃ美味しそう。
ロースの甘みに、ほんのりバナナの芳醇さが加わってたりするんでしょうねぇ〜。
いや美味しそうだ。
さりげなくセンチュリー・スープのオーロラが見えてましたね。
しかし、個人的には、イチゴ飯はどうかと思う(笑)。
いや、トリコが喜ぶんですからとびきり美味しいんでしょうけど、しかしご飯はやっぱりご飯として食べたいと思うのですわ〜。
そして、次なる冒険は、小松の包丁探しと、会長からの依頼を兼ねて、『メルクの星屑』 を求める山登り?
超高空の冒険とどう差別化をはかってくるのか楽しみですなー。
BLEACH
永遠の命を持つ死神に、2万年の投獄……。
死刑にならなかったのがまず驚きだったのですが、2万割る無限って、いったいどれだけの価値があるんでしょうか。
人間なら懲役30年とか言われると、ああ、人生終わったって感じがしますけどね。
それとも第八監獄“無間”というのは、ただ収容されるだけではない、それ以上の地獄なんでしょうかね。
無間地獄……間断ない苦痛の地獄の名前を冠している訳ですからね。
いかに永遠の命を持つような存在であろうと、そこに2万年も収容されていたらまともじゃいられないという判断なのでしょうか。
まぁしかし、この流れだといずれ藍染の再登場がありそうですね〜。
より巨大な悪と戦うため、貴様も戦陣に加わるのだーとか言われたりして。
そして、一護は霊力を失い、ルキアとの永遠の別れ。
ああそうか、霊力を失って力を失うことより、むしろそっちのほうが重要でした。
「…みんなに
よろしく伝えといてくれ」
「…ああ」
「――じゃあな ルキア」
「ありがとう」
感情をたかぶらせることもなく、とても静かな、まるでちょっとの間離れるだけとでもいうような……永遠の別れ。
いいですね〜。
さらりとしているだけに、逆に読み手が盛り上がったしまいます。
胸の熱くなる、とても心に残るシーンでした。
さぁ、これにて力を失った一護。
ここからどんな物語が始まるんでしょうね。
ウソエイトオーオーでも飲むんでしょうかね(笑)。
【トップ・オブ・ザ・スーパーレジェンド第1弾】 ベンチ
ジャンプのベテラン作家たちによる6連続読切掲載企画第1弾。
トップバッターは岸本先生による高校野球もの。
高校野球のダメ部員たちがエース部員たちと対決し、夢を明日につなぐ爽やか青春ストーリー。
さすがは岸本先生。
なかなか話が練られていて、しっかり読ませてくれました。
うんこ漏れたあたりはあまりにグダグダな風景でどうしようかって感じでしたが、肩を壊したエースピッチャーが左に転向していたり、主人公は実は元日本代表で、視力が落ちていたために打率が落ちていたなど、展開がひとつひとつ面白い。
そしてまた、デブでもいいし、走れなくてもいいし、守れなくてもいい、それを帳消しにするだけ何かで光ればいいというメッセージも、とても少年漫画らしい爽やかさでした。
とくに難しいことは考えず、岸本先生の健やかな方向性が素直に出た良作という印象でしたね〜。
といったところで前半戦終了。
続きは後半にて。
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中井さんより凍えるのが絵的に映えるのが救いだ
ベンチ・辛口評価結構多いですけど
個人的には楽しめました。子供が居る作家さんが描く現代劇だけあって
今の小中学生に完全に的しぼってきてるなって感じでしたが
しかし私ナルト以外の岸本先生の読み切り読んだことないんだが
どんな現代描写するのか楽しみだったのに
森多すぎないっすか岸本先生?ナルトレベルの大自然っすよ
主人公たちは中学生では〜?
■バクマン。
そういえば公園生活は二人目ですね(笑)。
妙な伝統が生まれつつあるものです。
■ベンチ
強烈なインパクトこそありませんでしたが、悪くない作品だったと思いますね〜。
よくまとまっているという印象でした。
あ、たしかに森だらけですね〜。
もしかして、アシスタント陣営が森達人ばっかりなのかもですな(笑)。
>NNさん
ほんとだ!
失礼しましたーーっ。