って、要するに9周年なんじゃないのかな?
いや、まぁいいか。10 って言ったほうが景気がいいし、来年はちょっと言葉を変えて、10 周年突破!って言えますしね(笑)。
そうか〜、もう 10 年になるんですなぁ。
月日のたつのは早いものであります。
前半の感想は、
・ブリーチ
・ワンピ
・ナルト
・トリコ
・バクマン
・ぬら孫
・【金未来杯】宇宙卓球
の7本でお送りいたします。
【巻頭カラー】 BLEACH
10 年目突入の表紙&巻頭カラー。
一護の変遷を表すカラーイラストがいいですね〜。
これまで潜り抜けてきた数々の戦いが思い起こされます。
10 年前にブリーチが始まった頃って、今で言う保健室の死神みたいに、小規模の事件をひとつひとつ解決していくタイプだったんですよね。
それが今では、世界の命運をかけた決死の戦いの中心人物にまでなってしまって。
まさか 10 年後にこんな派手なストーリーになっていようとは、始まった当初は思っても見ませんでしたねぇ。
その変化については賛否両論あるとは思いますが、そうやって一護とともにブリーチは色々変遷を経て、ここまでの人気作になってきたのだなぁと。
おそらくこの変化なしには今の人気もなかったんだろうなぁと思うのです。
ってことは、保健室も 10 年後には一大バトルに?
いやそれはちょっと違うかと(笑)。
さて本編。
ああなるほど。
先週のアレは藍染が配下の死神や流魂街の住人(乱菊含む)から、魂の一部を削り取って崩玉に与えていた場面だったわけですか。
で、それを偶然ギンが目撃してしまい、乱菊を傷つけられた恨みから死神を目指すようになったと。
敵の首魁を欺き、内懐にとびこみ、そして護るべき女性すら欺き……。
なかなかハードボイルドじゃないですか。
もちろん乱菊さんにそれを言っちゃあ、万が一藍染に情報が漏れる可能性や、自分が失敗した際など乱菊さんが巻き込まれる可能性が増えてしまう。
だから言わなかったってのもあるでしょうけど、やっぱりね、そこは男の矜持ってヤツなんじゃないですかね〜。
男児たるもの、女性に 「護られている」 などと気づかせる事なく護ってやりたい……野の花にはそのまま自然なまま、純白のままでいて欲しい……そういうちょっとばかし阿呆なところがあるのですよね。
そういう阿呆さが古き良き時代の男らしさだと思うのですよ。
これまで飄々と掴みどころのなかった道化師的役回りの市丸ギンが、なんだか一度に渋いキャラに思えてきましたぞ〜。
そしてラストは、ようやっと修行終了の一護登場!
2000時間(83日強)の修行のおかげで髪も伸び放題。
そのだらりとした前髪の間から覗く一護の流し目が、なんか色っぽくていいですね〜。
悟りきったような感じが、修行で身につけたものの巨大さを物語っているようです。
おっと、しかしあれから修行展開はどうなっていたのでしょうかね。
そのへんはこれから描かれるんでしょうか。
ついに完全体になったとのたまう藍染に、一護、どう立ち向かうのでしょうか。
修行の成果に期待です。
しかし、どうでもいいですけど、担がれているのは一心さん?(笑)
ONE PIECE
別エントリーにて。
NARUTO-ナルト-
口寄せされたら空中で、しかも足場にされて蹴飛ばされ、落ちた先がおっかなそうな巨大亀の背中って(笑)。
あまりにあまりな扱いに、この名前も分からない亀さんがちょいと可哀想になっちゃいました。
うむ、サモン・モンスターって本当に可哀想ですなぁ。
そんな私は、ゲームだとサモン大好きなんですけどね(笑)。
さて、戦いは鬼鮫とガイの一騎打ちとなってきましたか。
鬼鮫としては、ナルトとキラービーの暗殺には失敗しましたが、最終的には暁に尾獣の居所を伝えられればそれでオッケー。
尾獣を隠すためにここを選んだ連合軍としては、大失態、作戦の崩れることを意味しているわけですものね。
鬼鮫自身が死んでも、その情報さえ送れれば御の字と考えれば、かなりガイの状況は悪いと思えるのです。
さぁガイ、この状況でバトル的にも戦局的にも勝利をもぎ取る事ができるのでしょうか。
強さでは人後に落ちないガイですが、なんかそういうところがポイントとなってくると、からきし安心できないのがガイらしく思えます。
なんかもう、失敗しているところしか脳裏に浮かんできませんぞ(笑)。
いや、だからこそ意外な活躍を期待しちゃうんですけどね〜。
トリコ
今、私が思っているのは、なんで小松はカワイイ女の子じゃなかったんでしょう!
そういうことであります。
もし小松がかわいい女の子だったら、もしくは美女だったら、「受け止めてくださーい!!」「ムチャするようになったなお前…」 とか、「“オゾン草”を無事獲ったら お前にお願いしたいことがある」 に、どれだけか萌えられたことでありましょうか!(笑)
いやまぁ、そのかわり冒頭いきなり女の子の快便音を聞かなきゃいけないんですけどねっ(爆)。
いや、それはそれで? ……イヤイヤイヤイヤ(笑)。
さてしかし、やはりあの足跡はGTロボでしたか。
オゾン草攻略も目の前まで来ましたが、やっぱりひと波乱なしには食べさせてくれないんですね〜。
さあ、こいつの“中身”は誰なんでしょうね。
バクマン。
5話構成のトリックを練るために小学校を見学するシュージン。
やっぱりこういう取材ってのが大事なんですよね〜。
頭の中だけで考えているより、実際現地を見てみたり、似たような建物、観光地などを巡ってみると、まったくアイデアの出方が違います。
私も TRPG のシナリオ作りのために、ごくたまにですが現地取材をやったりしますよ(新宿や池袋を舞台にしたシナリオで、よくアイデアを求めてほっつき歩いておりましたw)。
実際シュージンは小学校で 「スプリンクラー」 をみつけて、お、これ 「プリン」 と繋がるじゃんって気づいたんでしょうね。
やはり取材はかなり大事でありますね〜。
しかしこれは確かになかなか面白そうなプロットです。
トリックとしても面白い上に、サイコーの見せ方ならかなりテンションも上がりそう。
一話一話ちゃんと完全犯罪があって、これまでのクオリティは維持していて、しかもその上で明知とのシーソーゲームがある。
これまでにないヒキが緊張感を呼び、面白いって思う読者も増えるんじゃないでしょうかね〜。
でも、はたしてこれでクロウや+ナチュラルに勝てるのかと聞かれると、ちょっとうーんとなってしまうのも正直なところなんですよねぇ。
神がかったクロウはともかく、+ナチュラルもコラボをやることで、かなりバクマン内の神格化が進んでいるように見えるのです。
読者がどちらを評価するのかは、ほんとこればっかりはわからない。
というより、ちょっとやそっとじゃ勝てる気がしないんですよねぇ〜。
うーん、どうなんでしょう。
今のところの私の読みでは、結局この5話では惜しいところで勝利できず、大逆転は最後の1話で起こると思っているのですが……。
そのラスト1話の前が合併号で、そのためちょこっといつもより時間があるっていう伏線もありましたしね〜。
ともかくこの5話攻勢で勝てれば申し分ないのですが、うーん、なんとも不安としか言いようがない。
しかも、勝負の前にこれだけ手の内が読者に明かされるってのは……それだけで敗北フラグって気がしちゃうんですよね〜(笑)。
さぁて、どうなることやら。
【センターカラー】 ぬらりひょんの孫
センターカラーで片手☆SIZEの浴衣姿サービスショット。
髪をアップにしたつららが美人さんでよろしいですなぁ〜。
しかし、ゆらさんのやる気のないお面(3のくち?)はなんなんですか(笑)。
さて、弐條城回廊において、リクオ対鬼童丸の対決がスタート。
いかにも硬派、武闘派といった趣の鬼童丸って、奴良組でいったら牛鬼に相当するキャラなんでしょうね〜。
刃と刃を交える硬派な剣戟に期待したいです。
それはさておき今週は、京妖怪たちの野望の正体である安倍晴明がついに描かれちゃいました。
清明、これはかっこいい。
ダンディな色気がありますよ〜。
陰陽師というとどうしても岡野玲子さんの絵や野村萬斎さんのイメージが強いですが、このワイルドでエネルギッシュな清明もいいじゃないですか。
これがリクオたちが立ち向かわなければいけない巨悪かと考えると、かなり手強そう。
ちょっと、蒼天航路の曹操に似てますかね?
そういえばこのどこから見ても悪役にしか見えない蘆屋道満も蒼天航路の華佗っぽい(笑)。
花開院家は蘆屋系なわけで、とするとこの華佗の血がゆらさんにも伝わっているのかと考えると、なんかちょっと嫌ですけどね!
禁じられた反魂の術を使いこなし、幼子の遺骸を生きているかのように見せかける清明。
そしてその幼子はすぐさまボロボロと崩れてしまう。
なかなかオゾマシイじゃないですか。
しかもこの清明、欲望や怨念とかに取り付かれたタイプの悪役ではなく、なにやら京都を理想郷にするためにこそ動いている様子。
なかなか、そういう信念のあるタイプは精神的に強そうです。
うーむ、これはいいラスボスを用意してきましたね〜。
そしてこの頃の羽衣狐さまもご登場。
おお、いかにも平安っぽい。
今の羽衣狐さまとは似ても似つかない、平安の瓜ざね顔&狐を思わせる形相で、かなりギャップがありますな〜。
しかし、なるほど、動機は清明のほうにあったのであって、羽衣狐さまは清明の念願を叶えるために動いていただけだったわけですか。
清明は永遠に生きるために、転生を繰り返す母に自分を繰り返し産んでもらう事を選んだ。
その清明のために母、羽衣狐さまは清明を産もうと何度も何度もトライしたと。
母の愛なんですね〜。
そして、妖怪の主でもある清明を復活させるため、京妖怪達は羽衣狐さまをずっとフォローしてきたと。
うーむ、そうすると京妖怪達は羽衣狐さま個人のカリスマにひきつけられてたわけじゃなかったのかぁ。それはちょっと残念かも(笑)。
まぁ新しい妖怪たちはすっかり羽衣狐さまにメロメロになっちゃってるみたいですけどね。
でも、最初は京都百鬼夜行の主は羽衣狐さまではなく、清明のほうだったんですね。
ふむ、なにやら全体像が見えてきました。
しかし、そうなってくると、山ン本五郎左衛門や鏖地蔵、夜雀の陰謀はどのあたりに絡んでくるんでしょうね。
京妖怪のたくらみが分かってくると、今度はそっち方面が気になってきます。
ところで、若かりし頃の鬼童丸が青田坊によく似てますね〜。
もしや血縁だったり?
金未来杯エントリーNo.4 宇宙卓球
宇野智哉先生による SF コミカル卓球漫画。
常人とはちょっとネジの位置が違う少年が、宇宙人の卓球大会に無理矢理出され、地球の命運をかけて戦う。
道具立てというか、アイデアがとてもコミカルで面白いですね〜。
マシュマロ型宇宙人のしゃべりやムチャクチャさもいいテイストしてます。
しかし、そのいい素材をちゃんと美味しいところまで調理しきれなかった、というのが私の正直な感触でした。
スポーツものとして見て、勝利に到達するまでのスポーツらしいプロセスも特になく、そのせいか勝利の爽快感があまりなく、また、卓球を知らない子供達に卓球の楽しさが伝わったかどうかもちょっとどうだろうといったように見受けられました。
卓球漫画としての醍醐味を、もっと追及したほうがよかったんじゃないかなぁと思うんですねぇ。
むしろ今回の話で中心となっているのは、突飛過ぎる主人公にヒキ気味だったヒロインが、少年の凄さに改めて気づき、最後ちょっとだけ素直になれたってあたりでしょう。
しかし、その重要な転機となるドラマが、少年が電撃サーブに耐えられた、というのがちょっと弱かったんじゃないかなぁと。
誰よりも熱心に卓球に打ち込んでいたから電撃に耐えることができて、だから凄い! と少女が思うってのは、かなり勢いとノリで読者を納得させなきゃいけないネタだと思うんですよ。
納得っていうか、オッケー、それ面白れェって感じさせれば、それでいいんですよね。
その勢いがちょっと足りなかったんじゃないかなぁと。
ムチャな話でも、なんだか凄い勢いとノリの良さで読まされて、おお、ムチャクチャだけどそこがイイ! って思えることってけっこうありますもんね〜。
そういうあたりの研究が必要なんじゃないかなぁと、そんなように思えました。
ネタは十分面白いけど、漫画としての練り上げがまだまだと、そんな感じです。
ということで、グリメガ流に点をつけると、宇宙卓球は 65 点。
現在のところ、トップはクロノマンションであります。
さぁエントリー作品は次でラスト。
クロノマンション以上のインパクトを期待してます。
といったところで前半終了。
続きは後半で。
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最後に一護、過去篇の浦原さんに似てませんでしたか?
他人の空似ですかね?