とても恐いです。
展開がクライマックスってるだけに、ここで無理矢理完結なんてことにされないことを祈ります。
あるいは、これは昔のジョジョ位置なのでしょうか(笑)。
ジョジョって、連載としては大人気でも、掲載位置はかなり後ろのほうで安定していて、ストーンオーシャンあたりだとドベ3あたりが多かった記憶があるんですよね〜。
あ〜うん……そいうことにしておくかな……自分的に。
頑張れ、岩代先生っ!
ともあれ、サイレン、週刊少年ジャンプ2010年35号収録分の感想です。
■ジャンプ本誌感想はこちら→前編、後編
【コミック派ネタバレ注意!】
【感想小タイトル】
■ウラヌス、散る
■天墜ふたたび
■オド、暴露
■ウラヌス、散る
グラナの力によって太陽光を遮断されてしまった戦場。
すっかり襲撃作戦の根幹がゆらいでしまいました。
カイルたちもこういう事態は想定しておくべきだったのかもしれませんが、まさか太陽光をねじまげるなんて、そこまでとんでもないレベルが存在するとは、まったく想像すらできなかったってことなんでしょうねぇ。
これは実際カイルたちにとってみれば全員撤退すべき局面のような気がするのですが、しかし、人質救出作戦である以上、彼らとしてはそれは論外。考える値すらなし。
なかなか大変な事になってしまいましたね〜。
そして、太陽光を一瞬とはいえまともに浴びてしまったウラヌス。
傷口を氷で閉じながらも立ち上がる。
左手を肩先から失い、さらに体全身も“汚染”されている模様。
だが、それでも下がらない!
「生憎 後ろに下がる脚はついていない…!!
言っただろう…
俺から闘いを奪うな…!」
おお、バカだ!(←誉め言葉)
そして、まるで死地を求める侍のごとく、
「悪いが 先に行く」
と、言い残して突撃。
武士道とは、死ぬことと見つけたりか!
巨大なマテリアルハイのぶつかり合う中、交錯するウラヌスとカイル。
ウラヌスのランスをかわし、カイルの蹴りが決まる。
おおー。
これはやはり汚染のせいでしょうか。
ウラヌスもかなり動きが鈍っていたのでしょう。
突き上げられたウラヌスの体を、今度はフレデリカのパイロクイーンの砲撃。
一瞬にして灰に……。
南無。ウラヌスよ。
これが、お前の満足だったのだろうか。
ウラヌスよ、その死に様、満足だったか?
ウラヌスなら、いっぺんの悔いなしとでも言いそうですが、いや、やはりこれは虚しい。
敵ながら、ウラヌスの死を憐れに思ってしまいます。
憎いのはグリゴリだと思うのですよ。
グリゴリさえ存在せず、彼らを人体実験にしてめちゃくちゃにしなければ、こんなことにはならなかったはず。
ウラヌスも、きっと普通の人間として生きる人生だってあった筈なのに。
これにて、今回の戦いにて、ワイズ側、死者第一号。
うーん、とうとうって感じかなぁ。
ワイズのほうにも、ひとりひとりだんだん愛着が湧いてきて、死んで欲しくないという感情が起き上がってきているんですよね〜。
それこそワイズの死者としてはドルキさんが大昔に散っているわけですが、あの頃はまだそこまでワイズメンバーそれぞれに愛着がなかったのかも。
でも、もうすでにひとりとして死んで欲しくないって思えちゃってるわけで。
ほんと、この戦いが終わるとき、いったいどういう決着がつくんでしょうか。
戦いって、やっぱり不毛ですね。
辛いものです。
■天墜ふたたび
そしてここで、天墜キターーッ!!
太陽光が極大のレーザーとなっていく筋も降り注ぐ。
ギャーース! 吹き飛ぶフレデリカ!!
全身から血ィ吹いてるぞ!
普通の人なら一瞬にして消し炭にする天墜をくらったんだから、いくらフレデリカでもたまったものじゃないでしょう。
これはマジでやばい。
一度ヴァンのところまで撤退か?
さらにグラナ、空の膜まで修復させて、もうやりたい放題。
どこまで貴様は強力なのだと。
しかし、この一連の作業のおかげで戦線に介入できなくなったのはカイルたちには嬉しい状況。
先週は、すわカイルVS.グラナかと思ってゾッとしましたが、こういうことでしたか。上手い事しますね〜岩代先生。
しかし、だからといって安心はできない。
神経制御塔のほうにはシャイナさんがまわってしまいました。
まぁ、転送能力持ちのシャイナさんが不穏分子を探してまわるのは適任ですし、そういう配置になってくるんじゃないかなとは思っていましたが。
でも、もしそれでヒリューくんたちと衝突となったら、ヒリューくんたちで大丈夫なんでしょうか。
心配です。
一応ヒリューくんにとってはリベンジになるんですけどね〜。
ああ、ヒリューくんひとりじゃ勝てる気がまったくしないのですが、そうだ、タツオがいるんですよね。
ヒリューくん、タツオのゴールデンコンビで、チーム・ミラクルドラゴンの力を見せて欲しいものです。
1+1は2じゃない、3にも、5にも、10にもなるんだ! ってな感じで(笑)。
そしてさらに、ここで地下から巨大タヴー軍団登場!!
まさに巨神兵。ってことはカプリコはナウシカか(笑)。
自由自在に巨神兵をあやつり破壊の限りを尽くす、無垢ながらなんと恐ろしいナウシカもあったものか。
また、その横で、汚染に苦しんでるはずなのにしっかり付き添ってるジュナスがいいなぁ〜。
愛ですよ愛。
■オド、暴露
そして、やはり朧でしたかーッ!
オドの正体は、大方の予想通り望月朧!
しかもなんというこのナイスタイミング。
ウラヌス戦死、グラナは幕張りで動けず、ジュナスは弱体化、カプリコは出撃中。
この空白を狙い済ましていたかのような朧反逆。
いやー、これは痛快でした。
しかし、
「キサマ 何者だ」
ってことは、彼らはオドの中身が朧とは知らなかった……ドリフトの一味であると知らずにスカージに参入させたって事でしょうか。
それとも、朧はスカージのオドを人知れず始末し、まんまと入れ替わっていたってことなんですかね。
デルボロの反応からして、どうも後者であるような気がします。
さぁ朧、これから何をしでかしてくれるんでしょうか。
あるいは、もう既になにかしでかし済みなのか。
禁忌を知らない朧のダークサイドな活躍に期待!
そしてもちろん、その身体に無数に埋め込んだ様子の極小イルミナのパワーやいかに。
デルボロはカイルのライバルとして認定されていたと思っていたのですが、このまま朧のカマセ犬にされちゃいそうな匂いプンプンであります。
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上手くいけば仲間化も可能かもしれませんよ(笑)
朧はてっきりダークサイドに堕ちて敵になったのかと思ったら普通に味方っぽいですね。
この漫画は展開が早いのがとても良いですね
めまぐるしく状況や舞台を変え、めまぐるしく登場人物が入れ替わります。
これほど展開力を持った漫画はジャンプでも珍しいくらいです。
そうですね、たしかに現代ならまだ彼らは生きているのでした。
全てを正常に戻す事さえできれば、彼らと闘わずに済むのかもしれませんね〜。
うむ、そんな歴史が生まれることを願います。
朧は、敵の敵にはなってくれましたが、でもだからといって味方になりきってくれたのか、ちょっと信用のできない感じがとても朧だなぁと(笑)。そんなところが好きでありますよ(笑)。