今日なんかは気温こそたいしたことなかったんですが、湿度がとんでもない。
まるでねっとり温かい粘液に絡まれながら歩くような気持ち悪さ。
今にも窒息しそうな息苦しさでありました。
たまらんであります。
さぁしかし、そんな暑さなんかにゃ負けられない!
しっかりガッツリ夕飯食って、今日も元気にジャンプ感想であります!
前半の感想は、
・スケダン
・トリコ
・ナルト
・ぬら孫
・ワンピ
・いぬまる
・めだかボックス
・【金未来杯】瞬間×ヒロイズム
の8本でお送りいたします。
【巻頭カラー】 SKET DANCE
三周年突破記念の巻頭カラー。
しかも内容が三周年にふさわしい、安形とボッスンの決着編というオチでありましたか!
これはなかなか感慨深いものがありました。
安形引退をねぎらうため、生徒会とスケット団によるヤラセなんではないかという読みはあったのですが、そこを綺麗にボッスンと安形の決着に結び付けてくるとは。
これはやられました。
いや、ある種予感というか、願望みたいなものはあったんですけどね。
安形が引退する前に、ボッスンには勝って欲しいなぁっていう。
でも、まだちょっと難しいかなというなんとなくな感じがあったので、今回は無理だろうなとタカをくくっておったのです。
いやいや、ボッスンみくびっていたぜ。
見事な罠で安形を翻弄し、最後は 「首をへし折り」、素敵なプレゼントを完成させちゃいましたね〜。
これは完全勝利と言っていいと思います。
安形がボッスンに勝った時は、言ってみれば単にボッスンをへこませただけ。
しかしボッスンは今回、安形を完膚なきまでに翻弄しつつも、最後は心温まるプレゼントを完成させるという、文句なしの終着点なわけです。
実にボッスンらしい、というか、ボッスンならこうでなくてはという決着の形です。
これはもう、完璧にボッスンが安形の腕を上回ったと言っていいのではないでしょうか。
三周年の巻頭カラーでまさかこのような記念すべき回が回ってくるとは。
これはいいものを見せてもらいました。
安形が引退し、ボッスンがようやっと因縁の対決に決着を遂げる。
今、一つの時代が確実に終わり、新しい時代が始まろうとしていますね〜。
うーん、なんかシンミリいたしました。
これもまた、青春ですなぁ〜。
トリコ
超高空の積乱雲の恐怖!
いや〜今週は緊張感がバカ高かった!
襲い掛かるダウンバーストの猛威に、巨大すぎる雹、かててくわえて雷の脅威。
ふと小松がいなくなった時にはゾッとさせられてしまいました。
怪物との戦いでは味わえない、大自然の猛威ならではの巨大な恐怖感がありました。
その猛烈な環境下でトリコ、新たな呼吸法を会得。
呼吸を途中で止め、融点沸点の違いによって酸素と二酸化炭素をより分けるというのはなかなか新発想で面白かった。
そんなむちゃくちゃなと思いつつも、トリコならできそうって思わせてくれるのがこの漫画の上手さだなぁ〜と思います。
しかし、トリコを信じてがっちり抱きついている小松を見て、いよいよヒロイン化が進んだなぁ〜と思っちゃったのは私だけ?(笑)
トリコは、オゾン草をブーケにつつんで小松に渡しながら、「俺のパートナーになってくれ」 って告白するんですよ。
天空の楽園で告白だなんて、まぁ素敵っ。
NARUTO-ナルト-
母と父が子供に残す想い。
ひとこと、ひとこと、つむぎ出すようにナルトに言葉を残そうとするクシナ。
そして、今ようやっと出会えた母と息子の、今度こそ最後の別れ。
うーむ、思わず目頭が熱くならざるを得ませんでした。
ぬらりひょんの孫
やべえ総大将、マジでブッ刺されてた! と思ったら、真・明鏡止水(あるいは真・鏡花水月?)で姿をくらます。
おお、さすがは総大将。
しかし、その後の流血量が、かなりの深手を物語っています。
堀におっこっちゃって、大丈夫でしょうか。
河童あたりに早く助けてもらわないと。
まぁしかし、そのかわりに鏖地蔵の陰謀のはしっこを掴みましたね。
おじいちゃんよくやった!
一方のリクオは、百鬼夜行を率いていよいよ弐條城に出入り!
かっこよく決めている後ろで、ゆらさんに畏れのはおりを着せようとしている秀元さんに笑いました。
うむ、今回だけゆらさんも着ちゃえばいいのに(笑)。
でも、そこを拒むのがゆらさんでありますね。
ONE PIECE
別エントリーにて。
いぬまるだしっ
先週のタコといい、なぜ最近のいぬまるは動物との触れ合い系?(笑)
いぬまるくんと動物の切ない出会いと別れって感じになりつつも、今週はあくまでギャグで落としているのがやっぱりいぬまるだなぁと。
しかし、ゴリラの複数形はゴリ等か。
たまに大石先生のセンスには妙に感心させられちゃいます。
めだかボックス
なるほど球磨川恐るべし。
読者がちょこっと善吉と怒江ちゃんのラブコメ方面を期待したら、その線をバッツン断ち切ってなかったことにしちゃうこの所業。
まさに掟破りですね〜。
ほとんどメタ的な能力と言っていいと思うのですが、しかしこの、
『あんなつまらない男に
ひっかかっちゃ駄目だよ』
と言われてちょっと助かっちゃった気になっちゃってるのも球磨川の罠だったりするんですかね〜(笑)。
思わずすがりつきたくなるような嘘ってのは、これのことかもしれませんし。
いやもう、こうやって考えていくと何がなんだかわかんなくなっちゃうわけで。
それすらも球磨川の思う壺なのかもしれませんが。
金未来杯エントリーNo.2 瞬間×ヒロイズム
おおっとー?
これは強烈なデジャビュー。
どこかで見たような設定……というか、『うろおぼえウロボロス』(原作:西尾維新、漫画:小畑健。2008年6・7合併号掲載)にあまりにも似ています。
ご存知ない方はリンク先のウィキのあらすじを読んでいただければお分かりいただけると思うのですが、登場人物、物語のからくり、展開など、ほぼすべてが同じなんですね。
あまり私は漫画のオリジナリティにはこだわらないタチなんですが、ここまで似ていちゃうとちょっと判断に困りますねぇ〜。
面白いものを作ろうと四苦八苦して、いろいろ形を整えているうちに好きな作品と似たような形になってしまうというのはよくあることでしょう。
また、本歌取りという伝統が日本にはある、なんて話も以前しましたね。
あるいは、先人の傑作に対して敬意を表してパロディをやったり、あえて似たようなシチュエーションをやってアンチテーゼを示したり、そういうこともあるでしょう。
しかし、これは金未来杯のエントリー作品。
新人さんたちのうち誰がもっとも新連載にふさわしいかを読者に問う企画であるわけですからねぇ〜。
作者の三浦悟先生もいろいろ考えて練りに練った話だとは思うのですが、しかし投票する側の私としては、ちょっとこれは投票する手が止まってしまいます。
この話は本当に三浦先生が考えたものなのだろうかと。
ちょっとそこに確信が持てなくなっちゃうんですよね〜。
というわけで、残念ですが今回この作品は選外とさせていただきます。
漫画レベルが選外ってわけじゃないです。
漫画のレベルとしては、絵こそちょっと荒さが目立つものの、しっかり読ませる筆致でちゃんと面白かったです。
私がウロボロスさえ読んだことがなければ 70 点ってところでしょう。
でも、2年前にこの同じジャンプで、現在連載中の作家さんによるほとんど同じネタを読んでしまっている。
これはちょっと点数つけられません。
うんまぁしかし、先生のお尻にかける情熱は並々ならないものであることは確信が持てました(笑)。
すんばらしいお尻道であります。
今ジャンプにここまでエロいお尻が描ける作家さんはいませんって。
たぶん顔とか 10 回練習したら、次はお尻を 100 回くらい毎日練習してるんじゃないでしょうか。
電車に乗る時は、日々女性のヒップラインの研究に余念がないのではないでしょうか。
いや〜、素晴らしいものを拝見いたしました(笑)。
といったところで、感想は後編につづく。
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そのミスはクイズの第1問なんですが、…スイマセン、数学は苦手なので他のサイトで確認してください
ただ今回のは普通にみてたらスルーしやすいミスだと思うので、去年のヘリウムのような事はないと思います
仮にコミックスで修正する場合、あんまり違和感が感じなさそうです…
で、スケットの漫画的ミスは他の漫画に比べてナゼカ印象に残るのは気のせいでしょうか?
正直、自分的に篠原先生のミスもスケットの要素の1つと考えています
榛葉さんも同じ三年生なのにドッキリの仕掛け人なのか・・・・・・
・ナルト
忍の三禁と同列に例えられている自来也師匠が不憫でなりません
・めだか
空気が腐るっていうのが良く分からないのですが・・・
・読みきり
これはちょっとうろおぼえウロボロスに似すぎだろう・・・。
編集さんはちゃんとチェックしたんだろうか?
これはむしろ作家さんの方が可哀想だと思います。これは作家さんのキャリアに傷が付いたんじゃないかなあ・・・?
おー、数学でミスってましたか(笑)。
私はクイズは総スルーして、その後ろの仕掛けのほうしか考えてなかったので気づきもしませんでした。
まぁこういうネタで攻めてる漫画ですから、ミスはつきものですし、しょうがないところだと思います。
うむ、たしかにミスも篠原先生の人柄の魅力の一つかもしれませんね(笑)。
>アロニロさん
・スケット
たぶん榛葉さんのほうから一緒にやりたいって言ってきたんでしょうね。でないと可哀想すぎますもん(笑)。
・ウロボロス
やはりこれは編集さんがチェックしたほうがいいところだと、私も思いますね〜。
それとも酷似していることは確認済みで、それでもゴーサインを出したんでしょうか。
なんにしろ、ちょっと私には評価できかねる作品と作家さんになってしまいました。
こういう作品の送り手と受け取り手の出会い方は、残念なものだなぁと思います。