「ぼくの青春を返してくれ」と怒りたくなるくらい、ありがたいポーズ集です。
って、いやいや、先生流儀のポージングはさすがにないんじゃないかな?(笑)
あるいはむしろ、こういうポーズ集がなかったからこそ生まれた奇跡のジョジョ立ちだったのかもですな!
さてでは後半の感想です。
■前半の感想はこちら。
後半の感想は、
・いぬまる
・少年疾駆
・メタメタ
・サイレン
・めだかボックス
・【最終回】四ッ谷怪談
の6本でお送りいたします。
いぬまるだしっ
いまさらいぬまるくんが何をやったところで驚かない筈だったのに、たまこ先生とカケラも絡まず帰って行ったのにはズッこけた!(笑)
それはそうと、たまこ先生の寝起きのいろんな表情が拝めて眼福でありますことよ。
少年疾駆
お、ラブコメが始まるニオイがするぞーう!
いかんせんさすがに 11 人+その他色々いるとまったくもって一人としてキャラ名を覚えられない、記憶力ニワトリ級な私なわけですが、でもなかなか彩りも豊かになってきて楽しくなりそうだなぁっていう雰囲気はでてきましたね。
次はサッカーの面白さをいかに引き出すかって所だと思うのですが、そろそろ本格的な試合場面が見てみたいものです。
先週のは、あまりにも一方的な試合になっちゃいましたからね(笑)。
メタリカメタルカ
おお、ちゃんとレアメタルを駆使している!
第2話でゲットした、伸ばすと鉄よりも硬くなるフィロミウムを使ってコイルを作り、敵の電気を利用して磁界を発生。
衝撃を受けると爆発するフラゴリウムの靴で飛び上がり、磁力に反応するリペリウムを弾丸にして攻撃。
面白い!
うむ、メタメタにはこういうのを期待していたんですよ〜。
レアメタルのいろんな組み合わせで様々なコンボを生み出したりして難題に立ち向かう。
なかなか面白いテーマだと思うんですよね。
そして、ルカの能力とシノの機転とガトーの発想が合わさり、逆転が生まれるというのもなかなか上手い。
ルカは能力ではピカいちでも、知恵ではやっぱりシノやガトーが助けになるようですね〜。
いいチームになりそうな予感がしてきました。
先週まではパロディネタが面白くてしょうがないメタメタでしたが、今週はしっかり王道な少年バトル漫画を感じましたぞ。
いや、これもまた何かのパロディとかいうオチだったりするのかもしれませんが(爆)。
PSYREN−サイレン−
別エントリーにて。
めだかボックス
エリートに死を!
エリートさえいなければ世界は平等で平和!
おおー、絶対王政の専制君主を倒したら、今度は社会主義独裁か、あるいは共産主義独裁との戦いですか!(笑)
スターリンや毛沢東、ポル・ポト、金正日といった面々と同じ歴史を繰り返そうというのかこの球磨川は。
めだかBOX は意外にも、そういう政治思想的背景を寓話的にあらわした漫画だったのでありましょうかね〜。
だとすれば、めだかたち生徒会は民主主義や自由主義とかを旗印とする西側勢力になるでしょうかね?
いや、案外ラスボスこそ西側勢力で、めだからは我らが誇るべき日本ってことになるのかもしれませんが(笑)。
いや〜しかしこの非人間的な球磨川は、そういう政治思想家タイプにも見えないんですよね〜。
しいて言えば愉快犯的テロリスト。
何を言っていても、そのセリフが 『 』 で囲まれていちゃ、すべてが演技じゃないんだろうかと思えてしまいます。
そもそも、彼の言うエリート殲滅だって、とくに深い理由や深い思想があってのことではないように思うんですよね〜。
単純にすべてを無茶苦茶にしてみたい、そうしたら面白いかも? な〜んていう虚無的な印象しか受けませんもの。
さて一方で、ついに不知火半袖が暗黒面を現し始めましたか!
連載当初より私は不知火を憎たらしく思っていたわけですが、それが理由のない感情ではなく、西尾維新先生の計算通り引き起こされていたものだったのだなぁと分かってなかなか痛快。
不知火半袖を放置扱いしていたこれまで、私はやや苦々しいものがあったのですが、ようやっと作品として旗色を鮮明にしてくれそうってのはとても楽しみになります。
最終的に不知火が仲間入りして、キャラとして肯定されるにしても、あるいは本当にめだかたちの敵となって修復不可能な関係となり、キャラとして否定されることになっても、私のおしりのムズムズ感だけはスッ飛んでくれそうです。
【最終回】 詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。
ということで四ッ谷先輩打切り終了〜〜。
最後は四ッ谷先輩自身がふたたび怪談になるという、なかなか美しい〆。
いなくなった四ッ谷先輩を探し、ひとり寂しく屋上への階段で待つ中島真という絵も切なげでよかった。
「確かに“たまたま”だけど
“たまたま”がいつもなんです」
ってのはいいセリフだなぁ〜と。
いや、先輩自身がどう考えているかは最後まで謎っぽい感じではあるんですが、中島がどういう風に考え、どうして先輩をここまで信じてこれたかがよく現れていました。
中島、ういやつよ。
そして最後は、最終回でのお決まりのアオリ文を、四ッ谷先輩が奪っちゃうという禁じ手(笑)。
これは笑いました。いいですね〜。
古館先生のこういう奇をてらっちゃうところが好きです。
しかしこれ、コミックス収録時にはどうするんでしょうか(笑)。
まぁでもしかし、打ち切り終了。残念です。
絵もとても綺麗ですし、表現力豊かで、演出もキレまくってて私はけっこう好きだったんですけどね〜。
いかんせん人気が出るにはちょっとずつ足りないものがあったような気はします。
それはキャラ魅力であったり、トリックの面白さであったり、ストーリーの意外性であったり、人によっていろいろと思うところはあると思うんですよね。
また、四ッ谷先輩というキャラの善悪さだかでないところも、人によっては分かりにくさとなって、受け付けにくい作品となってしまったかもしれません。
そういった弱点を補えるほどには、まだまだ武器が充分には強くなかったということなんじゃないでしょうか。
とりあえず私はそういうふうに受け取ることにしました。
なにはともあれ、古舘先生、おつかれ様でした!
私好みの作品で大変楽しませていただきました。
特に先生のホラー演出の美と、女の子の笑顔の可愛さはたまらんものがありました。
またジャンプ誌上に帰ってきてくれることを楽しみにしております!
まとめて
いや〜、今週はワンピのインパクトがあまりにでかすぎました。
何度読んでもズガボーン! と感動がやってきます。
尾田先生、たまらんですよ!
さて来週は、新連載第二弾、『逢魔ケ刻動物園』 がスタート。
読切がかなりグレードの高いものだっただけに、期待もかなり高まります。
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四谷、終わっちゃいましたね……。個人的には絵の巧さと、四谷先輩と真のコンビが好きだったんですが。でも「七不思議プラス1」というのもなかなかに良いまとめ方をしていたと思います。
個人的には、七不思議に「花子さん」の怪談が含まれていないところに、作者が詰めを誤っていないことを確認できて非常に好感が持てました。
先生の次回作に期待したいと思います!
しかしおっしゃるとおり、とても綺麗な〆方に安心いたしました。
今回の連載はいかんせん人気は取れなかったようですが、でも、古舘先生の他にはないセンスというものが光っていた連載であったなぁと思うのですよ。
いくらでもある打切り作品とは、ちょっと違うぜって感じがしました。
是非そこをもっともっと磨いて、次回作でお会いしたいなと思いますね〜。