■前半の感想はこちら。
後半の感想は、
・スケダン
・バクマン
・ぬら孫
・保健室の死神
・【読切】マインズ
・こち亀
・いぬまる
・銀魂
・四ッ谷怪談
の9本でお送りいたします。
SKET DANCE
安形会長、妹のこととなるとまさかここまで残念な人になるとは(笑)。
「遠慮すんじゃねえええ!!!
オレの前だからって遠慮する事ァねンだよ!!
正直な気持ちを言いやがれ!!!」
「いや そこまでは言ってねえよ!!!
調子乗んじゃねえ!!!」
(爆)(爆)(爆)
かみ合ってない安形と椿の会話が、逆に辻褄が合いまくっちゃうのに笑いが止まりませんでした。
あー、なんだ安形会長、こんな面白い人だったとは。
妹要素が加わったことで魅力場倍増した気がします。
ああそうだ、ちょっと、『もて王太臓』 の阿久津を思い出しましたよ(笑)。
バクマン。
中井さん再登場!!
おーっし、こっから再起来そうですね〜。
あの気持ちいいくらいの転落ぶりでしたから、今度こそ再起の暁には結構なカタルシスが味わえそうであります。
一応蒼樹さんのフラグは折れ切ってないですもんね(笑)。
そかし、それはそうとかあちゃんそっくりすぎ(爆)。
そして、新アシスタントとして森屋、白鳥の2人が登場。
お、今度は女の子はいないのか。
この漫画の特徴として、まず初登場時には印象最悪のところからスタートってのが恒例になってきているようですが、今回もさっそくイザコザに(笑)。
森屋さんの言ってるのは、それは天才型だったら当てはまるんでしょうけど、凡人では無理な話でしょうね〜。
そして、逆に白鳥さんの言ってることは、計算方のやり方で、天才型がそれをやっちゃうと空回りにおわっちゃいそう。
んまぁなんだかなぁと思わされる若者達でしたが、最初が肝心と無駄に気張っちゃってるだけかもしれませんし、そのうち角が取れていい奴らになっていくのでしょう。
しかしそれがきっかけとなって、サイコーの漫画への姿勢が聞けたのはちょっとした収穫でした。
あんまり、サイコーもシュージンもそういう漫画に対するスタンスを語らないですからね。
いや、実際にはあまり考えたことがなくって、この口論をきっかけにして改めて自分の胸に問いかけ、そしたら出てきた言葉なのかもしれませんが、そういうのこそ本音だったりするかもしれませんし。
ふむ。才能があれば芸術でいいけど、自分には才能がないからアンケートに頼るしかないと。
そういうものなんでしょうね〜。
けっこう納得の行く考えだと思います。
ん〜、でもなぁ、私の言うところが 「芸術的」 というサイコーの言葉の定義と一致するのかどうかわからないのですが、まず漫画家になって 「伝えたいこと」 があるかどうかが問題なんだと思うのですよ。
それは芸術的じゃなくったってよくって、エンタメ作品がやりたい! と思ったらそれが 「伝えたいこと」 なんですよね。
そういう伝えたいことの芯があれば、ブレないと思うんですよ。また、それに沿ってアンケ対策して、肉付けや修正もしてゆけるわけですし。
ゼロ状態からアンケに頼るだけじゃ、アンケが作家になっちゃうようなものだと思うんですよね。それじゃ、その作家が描く意味がない。
また、そんな状態で描いて行って、続くわけがない。
そういうスタート地点の不動の芯は、サイコーたちにはないんですかね。
たぶん、邪道が向いてるとか、そのあたりがそうだとは思うんですが。
そのあたりをしっかり自覚しているのかどうか、ちょっと不安になっちゃう彼らなんですよね〜。
そしてついに名前とタイトルが決定。
名前つけるのって難しいんですよね〜。そしてとっても面白い。
私は TRPG のキャラ名などでよく悩むのでわかります。
私の場合、ケータイのメモ帳に 「名前」 フォルダーを作りまして、ハッといいのを思いつくたび、そこにメモすることにしています。
例えば、実際に使った名前ですと、バクチ打ちの 「ノルカ・ソルカー」 、剣闘士の 「ザック・バラン」、不幸すぎる少女 「河磯卯菜(かわいそ うな)」、強欲商人 「ガメリッヒ・ガメラー」、やぶれかぶれの逃亡犯 「ヤブレコフ・カブレン」、ゲームスタート地点のよくありそうな町 「ヨーク・アール」 ……。
まぁ、ぜんぶタントと同じようなダジャレばっかりですが、こういうダジャレこそみんなに覚えてもらう早道だと思うんですよね〜。
私自身が、人物の名前を覚えるのがすごいニガテなので、こういうのを愛用している次第です。
いやまぁ、ガンダムの監督・富野由悠季御大のマネでもありますが(笑)。
メッチャー・ムチャとかラカン・ダカランとかコレン・ナンダーとかギム・ギンガナムとか、覚えやすいし面白いし、音の響きも素晴らしいものがありますって。
さてさて、そんなわけで次号、ついに第一話スタートですね。
どんな反響があるのか、楽しみ!
新妻エイジも中井さんもそのほかのみんなも、みんな燃え上がったら楽しいですな〜。
ぬらりひょんの孫
おー、背中に刺青ゲットだぜ!
鴆と鬼纏(まとい)をやって、背中にちっちゃい毒の羽根が生えたのかとおもってたのですが、刺青だったんですね。
なるほど、仲間と鬼纏をやるたびに刺青が増えていくんですか。これはちょっと面白い趣向です。
このいきおいでどんどん鬼纏やっていったら、百鬼夜行そろえる頃にはいったいどんな背中になっちゃうんだと。
2人だけでも左右一対でけっこう面積とってますしね(笑)。
しかし、つらら視点で見るとこれはこれでドキドキなシチュエーションでしょうねぇ。
愛するご主人様が背中に 「つらら命」 って彫ってくれたようなもんですもんね(笑)。
まぁ遠からず百鬼夜行に増えちゃうんですけど、ていうか今でも鴆とふたまた状態なわけですけれども(笑)。
いや、そういう冗談抜きにしても、お役に立てたこと、必要とされていることがわかって、涙浮かべて喜んじゃうつららは、ほんと健気で素敵でありました。
そして、こちらも歓喜しちゃった土蜘蛛大将。
このハイっぷりは師匠の荒木節を感じます。
「しゃがんでる場合じゃねぇわ!!」
とか、
「やられちまうかもなぁ
お前の刃にィ〜〜
ヨ オ ォ オ オ ォ オ ォ ォ オ ォ オ オ ォ!!」
とか、なんかもうセンス爆発(笑)。
よくわかんないけど、笑ってしまいつつも鬼気迫るものがあります。
うーむ、師匠からいい財産を受け継いでおりますな、椎橋先生。
そして、蜘蛛の糸のリング完成。
「むう、あれが伝説の蜘蛛糸デスマッチ!!」
「おお、知っているのか雷電!!」
「うむ、あれこそは、この世に3人しか伝承者がいないと言う……(以下、民明書房刊の書籍を参照)」
な男塾ノリを思い出してしまいました。
この仲間達だと誰が解説役になるんですかね?
驚き役はつららで鉄板でしょうけど(笑)。
「ああっ リクオさまぁああっ!!」
保健室の死神
ぬおっ! 面白いぞっ!
まさか保健室の死神でジョジョかハンター風のギリギリシチュエーションのサスペンスが読めるとは!
気づかれたら即死亡確定(?)なシチュエーションで、気絶していると思わせながら、ケータイを駆使していかに助けを呼ぶか。
頭脳を限界までめぐらせ、最善を尽くして生き残らないといけない極限状態。
機転と判断力と勇気と、いろんなものが必要になる、手に汗握るサスペンスです。
これはほんとに面白い。
アシタバくん、まさかキミがこんなにできる子だったとは!(笑)
ジョジョの康一くんポジション、あるいは川尻早人ポジションだったんですね〜。
ふだんはダメそうでも、やるときゃやる。いい感じだ〜。
できたら今後もそんな感じで頑張って欲しいんですけど、でも、ちょっと今回は作風からいってイレギュラーな展開なんでしょうね〜。
うん、でも藍本先生はこういう話も引き出しに入ってるんだってわかったのは凄く大きな収穫でした。
これからもたまにやって欲しいなぁ〜。
【読切】 マインズ
アイシールド21の作画担当、村田雄介先生の新作読切。
これは面白い!
アイシルで培ったアクション描写の貫禄もさることながら、モチーフ、ストーリー、キャラの魅力がしっかりしてる。
個人的にはこのミリタリー趣味ってところに力いっぱい惹かれました。
そうですよね〜、男の子ってやっぱり戦争ものとかバイクとかメカとか大好きですものね〜。
考えてみたらそういうのがジャンプにないのがおかしいくらい。
例がこれまた古くなりますが、ミリタリーでバイクといえば、安彦良和の 『ヴィナス戦記』 がめちゃくちゃ面白かったです。
あとは、『機甲創世記モスピーダ』 とかね。あの変形して強化スーツになるバイクというアイデアは革命的でした。
他にも、ミリタリー色の強いアニメと言えば 『ダグラム』や 『ボトムズ』 もそうですね(いや、古いなぁ!w)。
ちょっとハードめのストーリーと、臭い男たちの世界に、男の子は憧れを感じちゃうものなのですよね〜。
うむ、これは素晴らしいネタをみつけましたね。
マインズも、少年誌ということでハードさはさほどではないものの、基本要素はきっちり押さえていたと思います。
かっこいいメカデザイン。
戦場の友情。
異名をとる凄腕。
ちいさいバイクが巨大な戦車を翻弄する。
無茶な作戦をおしつけられ、それを強引さと緻密な計算でやってのける……。
どれも魅力的な基本要素です。
時速172km以上で駆け抜ければ、地雷の爆発有効半径を置き去りにできる! という見せ場はトリッキーでかつなかなか爽快。気に入りました。
うーむ、これは連載で読みたいなぁ。
主人公のカイがちょっと個性に欠けるような気もしますが、そのあたりを少し掘り下げれば、かなりいい漫画になるんじゃないかと思います。
こちら葛飾区亀有公園前派出所
ライオンに手足とか引き裂かれてバリボリむさぼり食われる部長たちが見えてきちゃって、あれ? なんでそんな凄惨な映像が目に浮かぶんだ? そんなに私、部長たちに恨みあったっけ? って凄く不思議な気分になったんですが……。
なんてことはない、今月号のスティール・ボール・ランにそっくりなシーンがあったんですな(笑)。
雑誌を越えてシンクロするこち亀とジョジョ。
あー驚いた。
いぬまるだしっ
「ゆりかごから墓場まで」 にそんな意味を持たせるとは!
大石先生はたまに天才じゃないかと思う時があります。
銀魂
近藤さん奮闘記。
いや〜、最後にオチが待ってることはわかっていても、好きな女を守るため、バットひとつで隕石に立ち向かう。
これをカッコイイと呼ばずして、何をカッコイイと呼ぶというのか。
いや〜熱いところを見せてくれたじゃないですか。
まぁでもしかし、最後の情けでデートってのも罪なものであります(笑)。
詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。
もういたるところに犯罪者がいるとんでもない学校だなと思っていたら、校長先生までもですか(笑)。
人を殺すのに大した理由は要らない、ただ名前が花子だったから、というそれだけってのがいいです。
あまりにも深い心の闇。
いったいぜんたい、どうしてここまでイッちゃってる人が校長先生になんてなれたんだか。
そして手錠に灯油と、大ピンチの四ッ谷先輩。
なんだか、いよいよクライマックスな雰囲気になってきましたね〜。
四ッ谷先輩が事件を起こさないのは、あくまで語り部であるためという動機もサラリと明かされちゃいましたし、これはどうやら打ち切り間近のようです。
さぁ、どんなクラマックスになるのか。
打ち切りが避けられそうにないのは残念にしても、クライマックスはどうまとめてくれるのか楽しみ。
まとめて
ということで今週もジャンプ感想終了。
ワンピがないとやっぱり寂しいのは否めませんが、今週は村田先生の読み切りがかなり楽しめたり、各漫画がけっこう頑張ってたので読み応えがありました。
さて来週は、今度は稲垣先生の読み切りが掲載。
こちらも楽しみです。
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兄バカモードと言いますか安形の新たな一面が見れ、サーヤとの兄妹ネタも見れてよかったです
今回の話は勘違いネタですが、内容を見てここまで上手にやれて結果的に不幸度がほとんどないのは素晴らしいと思います
安形の新たな魅力もそうですが、サーヤも安形との絡みで妹キャラの部分をはっきり出したことも大きな収穫です
正直、サーヤは初見の際、個性・印象が薄いキャラ(というか無駄に属性を持ちすぎて個性が薄くなってる)だと自分は思います
既存キャラではキャプテンのようなタイプでしょうか
そういうキャラの場合、出番を多くすることで個性・印象を濃くする必要があります
ようするに大器晩成キャラです
キャプテンの場合はヒメコの友人・大食い・スポ魂と個性を引き出すことでキャラクターを確立しました
サーヤも出演する度に個性が少しずつ出てきているので今後に期待したいと思います
いや〜笑った笑った。
たしかに、これだけ勘違い劇をやって、誰も不幸になってないってのはよくできてますねぇ。
これからも会長+サーヤのコンビには期待したくなります。