■前半の感想はこちら。
後半の感想は、
・黒バス
・サイレン
・スケダン
・こち亀
・トリコ
・いぬまる
・四ッ谷怪談
の7本でお送りいたします。
黒子のバスケ
なるほどうまい。
個人技対個人技の極みの対決と見せかけて、最後にふたたび個人技とチームプレイの対立で決着をつけてきましたか。
いいですね〜。
己の限界をつきやぶり、青峰のプレーをコピーしたからこそここまで来れた黄瀬。
しかし同時に、それは仲間達と頑張ってきたからこそなんだという面もあり。
だからこそ、最後は仲間との連携プレーで挑戦したかったのでしょう、黄瀬は。
しかしそれが同時に、青峰にとっての凡プレーの範囲であったと。
チームプレイであるうちは、青峰の反応範囲に過ぎないと。
なかなか皮肉なもんじゃないですか。
まぁしかし、黄瀬もよく戦いました。
彼のおかげで、青峰という最強の敵の強さも際立ちましたし、青峰に勝つための方向性も見えてきた気がしますしね。
それはおそらく、個人技もチームプレイも、両方だ! ってことなのではないでしょうか。
それが今の火神の覚醒であり、黒子の進化であるのでしょう。
その上での、信頼、チームワーク。
時に個人の能力を信じ、全てを賭けるのもチームワーク。
そういう感じなんじゃないでしょうかね〜。
いやしかし、ライバル同士の対決ってのは燃えますよ〜。
主人公陣営がからまないと、どっちが勝つのか負けるのか、どちらに転んでもおかしくないというのが緊張感を呼びます。
PSYREN−サイレン−
別エントリーにて。
SKET DANCE
ボッスンオタク化の巻。
いやこれ、やっぱりヒメコの言うとおり、スイッチの策略でしょーにと(笑)。
強豪ひしめくオタクのオフ会に招待しておきながら、抜けられないギリギリになってから休むことを告知って、どれだけ策士ですかと。
いや〜スイッチ恐ろしい。
本気になったスイッチの恐ろしさを改めて知りましたわ(笑)。
それはそうと、ひさびさ登場の瑠海ちゃん。
兄貴の部屋にノックもせずいきなり突入って、けっこうな冒険者ですなぁ〜。
何を目撃しても知らないですぜ?(笑)
え? 何をって? いやー、なんだろー。
こちら葛飾区亀有公園前派出所
いいですね〜。宇宙開拓のロマン。
思わず実話かと思ってしまうほどの、リアリティのあるエピソードについつい引き込まれました。
オチはちょっとクサかったですけど、でもそれでいいじゃないですか(笑)。
わかりやすいロマンってものです。
先日も山崎直子さんが無事ミッションを完遂されて、さらに政治ニュースで影にひそんじゃいましたが、野口聡一さんも無事帰還したばかりなんで、話題性、タイミングとしてばっちりじゃないでしょうか。
これを読んだ子供達に、ぜひ日本の未来の宇宙開発・研究に興味を持ってもらいたいものです。
何の利益もないと勘違いされやすいですが、宇宙開発というのは、将来の資源、エネルギー、環境、防衛、通信、はては医療といった、あらゆる分野に関係のある非常に重要な分野なんですよね。
中国なんて、いま月面に人間が住める基地を建設して、資源を確保しようという計画を動かし始めちゃいましたからね。
放っておいたら、最悪、月の資源でいいとこはみんな中国のもの〜、なんてことになりかねないわけです。
ただでさえ、スペースシャトルが引退してしまった現在、宇宙に人間を飛ばそうとしたらロシアに頼むしかなくなっちゃってる今なのです。
日本はこのままでいいのかなぁと心配になってしまいます。
先日の事業仕分けでは、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の広報スペースが、「年1億円近い経費に見合う効果が出ていないのでは?」 ということで廃止されてしまったわけですが、そもそも 「見合う効果」 ってなんなんでしょう。
まぁいろいろあると思いますけど、一番の効果は、「子供達の希望」 なんじゃないですかね?
子供達に宇宙に関心を持ってもらい、将来の宇宙開発・研究に興味を持ってもらうって事なんじゃないでしょうか。
だとしたら、そんなものはすぐ目に見えて分かるものではありませんって。
10年20年後にやっと分かってくるようなものじゃないですか?
松本零士の漫画を読んで山崎直子さんは宇宙飛行士を目指したと言いますが、『銀河鉄道999』 が描かれた時に、それが宇宙開発に影響があるかどうかなんてわかるわけもないですもんねぇ。
また、開かれた政府、クリーンな政治を標榜する民主党なのに、広報スペースを先に排除していいのだろうかと、そのへんも疑問です。
まぁその1億をどう使っていたのか、実態がわからないので、そんなにかける必要ないんじゃないか? とか、今はネット社会なんだから、ホームページがあるだけでいいじゃないかとか、そういう意見はよくわかりますけどね。
ただ、やっぱり子供達には、実際の研究素材や宇宙服とかを近くで見たり触ったり、体験したりできるスペースがあったほうがいいと思うんですよね〜。
そのほうが絶対面白いと思います。
それに、1億が宇宙開発において、いったいどれだけの額かということも考えて欲しいところです。
確かに小さなお金ではないですが、JAXAは年間1800億の金をつぎ込んでいるんです。
これは宇宙開発において決して高すぎるお金ではありません。
NASAなら数兆円規模。
欧州宇宙機関(ESA)は約3,500億円。
中国は軍事機密扱いですから分かりませんが、まず間違いなくかなりの資金と人員がつぎ込まれているのではないでしょうか?
それらの国々に技術で対抗してゆくべき日本が、1800億でよいのかどうか、そこをまず議論するべきところだと思うのです。
これからの宇宙研究を、日本は世界の中でどういった立ち居地でやっていくのか。そういう先々を見据えた視点での議論が見えてこないんですよね。
山崎直子さんが帰還して、鳩山さんに挨拶したら、鳩山さんの口から 「日本はこれから人をロケットで飛ばすような計画はないのですか?」 なんて質問が出たそうです。
いやいや、それを決める舵取りができるのがアタナたちでしょうにと!
まぁ、すでに辞任した人を悪し様に言うのも気分が悪いのでやめときましょう(笑)。
ともかく、日本には今後宇宙研究をどうするのか、そういうプランはまったくないみたいなんですね。
そういう議論なしに、1800億のなかの0.05%に過ぎない広報費がポンと削られてしまう。
ガックリしてしまった技術者も多かったことでしょうて。
こんなことで技術立国日本はやっていけるのかと。
枝葉末節を削るばかりに頭が行ってしまい、その盆栽をどう育てるかのプランはどうなっているのか。
無駄な枝葉をバサリバサリと切り捨てるその姿は勇ましく、痛快に見えるかもしれませんが、根っこを腐らせたりしたら意味がありません。
そろそろ日本は、追肥どころか、植え替えのような抜本的な改革、今後伸ばしてゆくべき方向性こそ考えるべきだと思うのですよね〜。
いや、なんだか宇宙探査機の話から妙な方向に枝が伸びてしまいました(笑)。
トリコ
センチュリー・スープ、ついに完成!
と同時にトリコの左腕も復活し、晴れてスープ試食会。
これで小松はセンチュリー・スープを量産できるようになったわけですから、保存タンク1つ分しかゲットできなかった美食會に完全に勝ったと言っていいのかもしれませんね〜。
いや、美食會の連中はそれをたくさん味わうためというより、一度それを口にしてグルメ細胞のレベル限界を取り除く事が目的なわけで、量としてはあれだけで充分だったのかもしれませんが。
にしてもめでたい。
しかしこの、「みだらな顔」 大集合はシュールだなぁ(笑)。
たがいの顔を見合い、笑いで溢れる一同。
これはあれですか。笑う角には福来る、笑顔は世界を救うってことですかね。
センチュリー・スープが世界に広まったら、もしかしたら争いごとなんてなくなってしまうのかもしれません。
そういえば、センチュリースープを口にした美食會の連中も、こういう顔になってるんですかね(笑)。
ちょっと見てみたいなぁ〜。
馬鹿馬鹿しくも、なんだか幸福感に満ちた、とってもいい場面でした。
ところで、小松にはこれからボディーガードがつくみたいですね。
トリコに頼みたいところですが、でもトリコはトリコで美食屋としての活動があるわけですし。
新キャラ投入の流れでしょうか?
もしかして、ゼブラ?
いやいや〜、ゼブラはどうもかなりの危険人物っぽいですしねぇ。
いぬまるだしっ
理事長、ゆるさーーん!
セクシャルハラスメントで訴えます!!(岩瀬さん風に)
しかしまぁ、いつの間にか鬼になっちゃうって、どんだけ強引な持っていきかたですか(笑)。
詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。
さて、連載的にかなりヤバイ雰囲気になってきた四ッ谷先輩ですが、そういう追い込みもあってかストーリーもいい感じで盛り上がってまいりました。
なるほど、工藤先生は操縦する人間を間違えましたね。
心に傷や悩みを持つ弱い人間なら、工藤先生の操作に簡単にかかってしまったんでしょうが、中島は実は迷ったら思考を捨て、まずはドドンと行動してしまう、ある種スゴイ娘なのでした。
これまでの中島の行動を軽くオーバーラップするあたり、ちょっと最終回っぽくって熱いものを覚えます。
体育館の集会で起こるパニックという題材も盛り上がりますし、品茂先生もかっこよかった。
何より、今回は四ッ谷先輩の迫力が満点(笑)。
さすがの工藤先生までゾクリとさせるとは。そろそろ工藤先生も格のほどが知れてきましたかね?
さぁ、次号いよいよこの勝負、決着でしょうか?
連載のほうはサドンデスな感じになってまいりましたが、終わるなら終わるでしょうがないと思うので、リリエンタールと同じく、綺麗にまとめて終わらせていただきたいものであります。
まとめて
なにやら大場つぐみことガモウ先生が車でたいへんな事故にあわれちゃったようですね。
巻末コメントでは 「生きてる」 とだけで、怪我をされてないのかかなり心配なところですが、ご無事であることを祈ります。
というか、サイコーそのままに病院のベッドで絵コンテ元気に描いてたりして(笑)。
なんかそういう想像をどうしてもしちゃいますなぁ〜。
いや、まずはともかご無事だといいですね。
さて、来週からのジャンプは、3号連続で読み切り掲載。
それも今度はメンバーが凄い。
第一弾は、『ムヒョロジ』『ぼっけさん』 の西義之先生。
第二弾は、『アイシールド21』 作画の村田雄介先生。
そして第三弾は、同じく 『アイシールド21』 原作の稲垣理一郎先生と、作画に彭傑先生(台湾出身の新人さんのようです)。
これはそうそうたる顔ぶれ。
というか、アイシールドコンビ対決というのは、これは話題性充分、見モノですね〜(笑)。
当然本連載に向けての手ごたえを探りに来ているハズですから、本人たちも対決する気まんまんなんでしょうしね。
いやこれは楽しみ。
レベルの高い戦いを期待しちゃいます。
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「いま」の話です。
「はやぶさ」で検索されてみてください。
それと日本の最新宇宙探査は順調です。
「あかつき」と「イカロス」で検索もされると格好いい話がみられます。
現在七年ぶりに、小惑星から地球へ戻ってきている探査機です。
13日に採取した砂の入ったプローブを地表に投下したあと、本体は残念ながら大気の摩擦で燃え尽きます。
七年間、様々な故障や危機に遭いながらも、それでも戻ってきたこの機体に、知る人は皆盛り上がってます。
それ以外にも、日本の独自の宇宙探査は盛り上がってます。
「はやぶさ」
「あかつき」
「イカロス」
で検索されると、格好いい話がたくさん見受けられますよ。
こういうところは、やっぱり日本人であることを誇りに思います。
わたしもはやぶさについてはちょこっとだけ調べていましたが、あの徹底した仕事っぷりには感動すら覚えます。
あかつき、イカロスのこれからの活躍もき楽しみですね。
しかし、そういう宇宙開発のこれからの方向性を、日本政府はどのように考えているのやら。
研究者だけが頑張っていてもダメだと思うんですよね。こういう分野って。
職人気質な研究者をサポートし、その行き先を国益に繋がるように考え、世界の動向を見据え、外交もあわせて動いてゆくのが国のお仕事だと思うのですよ。
民主党さんは慣れない仕事で大変かもしれないですけど、そのあたりもしっかり頑張って欲しいものです。