2010年05月19日

週刊少年ジャンプ2010年24号感想 後編

 さて後半の感想です。

■前半の感想はこちら





 後半の感想は、

・バクマン
・トリコ
・ヘタッピ
・いぬまる
・ぬら孫
・H×H
・四ッ谷怪談
・サイレン
・保健室の死神
・ジャガーさん

 の10本でお送りします……って、多いな!
 まぁでもさすがに大半がショート感想であります。



バクマン。

 うむ、たしかにこれは面白そうです。
 先週、ネタを聞いた時もこれは面白そうだと思いましたが、最初の4ページを読んだだけでも 「これは」 という予感がビシビシありました。
 日常にひそむ小さな謎や駆け引きの緊張感から始まり、そこから徐々に大胆なイベントに発展していったりしたら、なかなかに面白いものになるでしょう。
 アクションとか王道の勧善懲悪を好む人にはどうかとは思いますけどね。
 でも、シンプルかつ深い魅力を持っていそうなこの漫画なら、かなり手広く読者の興味をかっさらうことができるんじゃないでしょうか。
 当然小学生をメインターゲットにつつ、こういう内容ですから高い年齢層も引き込めるでしょう。
 あ、ことによるとこういう内容でもアクションや勧善懲悪もできるかもしれませんね。
 たとえば、中学編が始まって不良グループとの戦いになるとか。
 暴力で圧制をしいてくる不良グループに対抗するため、力弱い完全犯罪クラブはトリックで対抗する、とか。
 うむ、まぁそれをやっちゃうとシリアスな笑いとかの要素が薄れるかもですが。
 なんにせよ、幅広く遊べるかなりいいネタだと思います。
 これは実際読みたいですわ。 

 それはそうとしかし、この完全犯罪クラブ、流行ったらぜったい子供達が真似しますよね!
 今週にもあちこちの小学校の給食で似たような事が起こっているんじゃないかと(笑)。
 まぁ、そうやって問題化することで知名度が上がるってこともあると。

 しかし、ここでも高浜さんがかわいそうな役どころに……。
 よい作品の制作過程に関わった事で、これまでの考えを改めることとなった港浦さん。
 それは編集としての大きな成長だと思うんですが、それによって振り回された形になっちゃった高浜さんがね…。ちょっと可哀想(笑)。
 いやまぁ、とにかくいい作品を作ればいいのだということには変わりないんですし、まだまだ高浜さんも実力不足ということなんだとは思うのですが。
 まぁ、なんかちょっとこの所、メインストーリーの踏み台にされまくってる感がいなめないのですよね〜(涙)。
 うむ、もっともっと高浜さんには頑張って欲しい。
 いつか、高浜さんにも幸せを!

 さて、いよいよ次回、正念場の正念場。
 世紀の編集会議ですね〜。
 さぁ、編集たちの、特に編集長の反応が楽しみ。
 いや、いっつも予想をひっくりかえしてくるバクマンですが……さすがにここでボツはないでしょう。
 ……きっとね(汗)。



トリコ

 ブ……ブラックジャック先生!!
 値段は100億だ!と言って脅しながらも、滝丸の覚悟、熱い言葉に 「気に入ったぞ兄ちゃん!!」 と!
 これはBJ先生の命台詞、「それが聞きたかった!」 ですね!
 いや、BJ先生はそれでも金を取る物凄い男なワケですが(爆)。

 さてしかし、トリコの腕が治るのに20年!?
 小松のスープが20年かかるというのはまぁそういうものかもなぁ〜と納得なのですが、しかし腕が20年って!
 これは一気に 「さてそれから20年後」 なんて話がブッ飛ぶのでありましょうか。
 それとも、その20年というルールを破れというのでありましょうか。
 こりゃびっくりな意外なヒキでしたね〜。



ヘタッピマンガ研究所R

 なかなか面白いシリーズだったヘタッピマンガ研究所も最終回。
 今回は村田先生から、漫画家を目指す者たちへの厳しいエール。
 これはちょっと感動でした。

 なるほど、先人の金言は暗闇の旅路に時折垣間見える道しるべに過ぎないと。
 闇の中を掻き分け、歩いてゆくのは自分自身の足に他ならない。
 手がかりもなく、コンパスもなく、担当の助言すらちょくちょく変わる。
 歩け、歩け、もがけ、もがけと。
 ただただ、ただただそうするしかないのだと。
 その心構えといいますか、覚悟のようなものが言葉ではなく、心で理解できる。

「よかった…!!

 この道は間違ってなかった…!!

 こっ こっちでよかったんだ……!!」

「……よォし

 まだ 行けるぞ……」


 ああ、これは心打たれずにはいられない。
 村田先生ご自身の、苦しみ、もがいてきたこれまでが、そして今が、正直につづられているようです。
 そして、その中で光を見た男だけが言える、感動的なすばらしいメッセージですね〜。
 いやほんと分かりやすい。
 まさに漫画家だけができる、漫画家を目指す者たちへの力強いメッセージです。
 コミカルなこれまでの流れや、各作家さんの役立ち知識も非常に面白かったですが、この最後の心構えこそが最高のご教授だったのではないでしょうか。

 ということで、なんだか魂的な熱さにノせられて、私も連想した一曲を、もしかしたらこれを読んでいるかもしれない未来の漫画家さんたちにお送りします。
 これを聞いて魂を燃やして欲しい!(最後ブツリと切れてますがw)

長渕剛/Captain of the Ship




いぬまるだしっ

 たまこ先生のお兄ちゃん……フリーダムすぎる(笑)。
 コンビニ店員さんとのやり取りに終始笑いが止まらず。
 しかし、「言い直す」「井伊直弼」 は上手いなぁ。
 なるほどと思ってしまった自分が憎い。
 そしてオチのダジャレも上手い!
 ああ、こうやってダジャレへの評価がどんどん甘くなっていくのは私が幼児化していく証拠なのか、それともオヤジ化が進行しているだけなのか……。



ぬらりひょんの孫

 罪を天に告げて裁きを下すしょうけら。
 罪を背負いながらも子供を守るため、あえて罪を負い続ける鬼神となる事を選んだ青田坊。
 まさか青田坊が青面金剛で、うま〜く庚申信仰でしょうけらと対立構図にまとめられるとは。
 これはまさに運命的な戦いだったわけですね〜。

 そして青の抱えた過去の悲劇。
 これまでちょっとコミカルだった青が、一気に 「悲しみを背負う漢」 キャラになってきました。
 己が人間になることを捨ててでも、守りたい者達がいる。
 いや〜かっこいいじゃないですか。
 むしろ主人公ポジションであってもおかしくない設定です。

 青としょうけらの対立構図といい、この背負った過去といい、いやいや面白い。

 またしょうけら、美形キャラだったのに一気に“虫化”って。
 女性ファンが一気に引いちゃったんじゃないでしょうか(笑)。
 つか、カマキリと蜂はいいとして、もう一匹は……もしかしてG!?
 いや、カミキリ系とか玉虫系とか、もしかしたら蛍とかね、他にも可能性はあると思うんですけど……でもこのシルエットはどうも……。
 いや、G様にしてはちょっと触覚が短いかなぁ……。
 とりあえず、G様でないことだけは祈っておきましょう(笑)。

 あと、しょうけらの部下たちが西洋妖怪っぽいなと思ったのはあれは、虫イメージだったのかもしれませんね。
 あるいは西洋かぶれの虫って感じかと。

 さぁ、鬼神VS.天使気取りの虫妖怪。
 これは青田坊の完全勝利を期待したい。

 それはそうと、気絶しているとはいえ清継くんは、妖怪とニアミスすらできないんですね(笑)。



HUNTER×HUNTER

 メルエムのあまりのケタ違いさに唖然。
 光の速度で宮殿周囲に到達する円。
 そしてその直後にワープしてきたかのように現れるメルエム。
 いやいや、おっかなすぎだこれは。
 あっけなく“ノッキング”されてしまうナックル&メレオロン。
 これは大ピーンチ。
 しかし、それは同時にプフにとっても大ピンチでもある。
 次に王がコムギを見たら、その瞬間にも記憶が戻ってしまうかもしれない。
 それはなんとも面白すぎる展開です。

 さぁしかし、いったいどういう決着が待っているんでしょうね〜。
 あのゴンの暴虐な強さで王を倒すという展開は、なんとなくないんじゃないかなぁと思いますし。
 かといって王がコムギを見た瞬間に、ではいったいどういう変化が訪れるのか。
 それもよくわからない。
 記憶が戻った瞬間に、人類と共存できる平和な王が生まれるなんて考えちゃってよいのでしょうか。
 どうもそれを期待できるほど、ハンターは甘くないと思っちゃうんですよね〜。
 いったいどうなってしまうんでしょうか。
 毎度ながら結末の読めなさが強烈な牽引力になっております。
 本当に面白い。



詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。

 今度はどういうトリックを使って犯人を追い詰めるのかと思えば、なんとみんなの寸劇だったとは(笑)。
 いや、これまでも仲間が協力して四ッ谷先輩の演出の助けをするというのはあったけど、全部が全部道具立てを仲間達で揃えるというのはひとつの快挙ですな。
 拍子抜けと言う意見もあるかもしれませんが、これはこれで仲間達が力を合わせてっていう感じもするのでいいんじゃないかと。
 今回は特に、拉致監禁している犯人の口を開かせるためっていう大義名分もありましたしね〜。

 しかし、「俺は正しい」 と呪文のように繰り返していた裏には、もしかしたら正しくないのでは?という不安、怯え、罪悪感があったというのはそうだよなぁ〜と頷けるものがありました。
 世の中、そういうものですよねぇ。
 人間ってのは不思議なものです。



PSYREN−サイレン−

 別エントリーにて。



保健室の死神

 テンションの高い露出ネタでやたらと楽しかったのですが、それはそれとして美しい美作君がカッコヨスギル。

「バカ野郎オマエら…

 女の肌ってのは…

 滅多なことじゃ見えねーからこそ

 価値があるんだろうが」


 ぐおお、なんという男らしさ!
 ジェントルマン的な物言いでありながら、なんというアホフェティシズム(笑)。
 カッコイイ顔で言っても言ってることはアホなんですが、何故か抗いがたいカリスマを感じてしまいます。
 たまに美作くんてこういう爆発する時がありますよね〜。
 保健室で一番魅力的なのは間違いなく美作君だと思います。 



ピューと吹く!ジャガー

 これは、なんというタイミング!

「チッ…

 いちいち大げさに転んでんじゃねぇ!」

「見え透いた芝居しやがって…」

「てめえのウソにつき合うほど

 ヒマじゃねえんだよこっちは!」


 いや、まず間に合わないタイミングだったと思いますから、あくまで偶然なんでしょうけどね〜。
 さすがに笑ってしまいました。
 あまりに今話題の三宅議員の転倒騒ぎと合いすぎです。
 私としては、かの転倒騒ぎは、どっちなんだろね〜って感じで、まぁそれよりもっと急務の課題が国会には山積しているよねってスタンスなんですけどね。

 まぁでも、あそこにもしサッカーの審判がいたとしたら、「シミュレーション(接触転倒の偽装行為)」 をとられてもしょうがないような 「見え方」 はしてるんじゃないですかね〜。
 もし 「してない」 んだったら、「運がなかった」
 もし 「してた」 んだったら、「下手だった」 んだと思います(笑)。

 で、実際もししてなかったとしても、シミュレーション疑惑かけられちゃったもんは、もうしょうがないんじゃないかと思うんですよ。
 こういうのは 「してた」 にしても 「してない」 にしても証明するのが難しいですからね〜。
 それこそ診断書の工作が発覚しちゃったりしたらアウトですけど。
 また今回の場合、審判はイコールマスコミやテレビのこちら側の私達ということになるでしょうけど、その審判の判定(疑惑)は、本人達があとから何を言ったところでそうそう覆らないでしょう。
 それはもうしょうがない。
 これ以上水掛け論を繰り返していたとしても、もうお互いの印象を悪くするだけ。
 マスコミも面白いもんだから煽り立てるかもしれませんけど、でもどっちも得のない勝負で、しかも日本の国益にマイナスであることは間違いなし。
 腹立たしい気持ちはお互いに押し殺し、もう二人で握手して、今度はしっかり議論で戦いましょうと、そういう結論つけちゃったほうがお互いにプラスだと思いますよ〜。表面だけでもね。
 そもそも、こんな話で時間と労力とお金を費やすのはあまりにバカバカしい。
 国会一日開くのに、数億のお金がかかるって言うんですからね。

 と、ひさびさにジャガーさんの感想書いたと思ったらまったく関係のない話になるのでありました(笑)。



まとめて

 巻末コメント。
 お、今回始まったメタメタの水野先生は、サイレンの岩代先生のアシさんだったのか〜。
 それは応援しなきゃっ。

 さて、次回は附田祐斗先生の新連載 『少年疾駆』 がスタート。
 ワールドカップにあわせるようにサッカーものですね〜。
 この漫画がヒットするかどうかは、日本代表にかかっているのかもしれません(笑)。
 頑張れニッポン!



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