2010年05月12日

週刊少年ジャンプ2010年23号感想 後編

 ジャンプ感想後編です。

■前半の感想はこちら





 後半の感想は、

・いぬまる
・黒バス
・H×H
・バクマン
・四ッ谷怪談
・【最終回】賢犬

 の6本でお送りいたします。



いぬまるだしっ

 最近はマンネリを避けるためなのか、いろいろと実験的な回が続いていますね。
 まさか、たまこ先生の胸元にゴキブリとハチを入れるなんて高度なプレイに走るとは……。
 え? そっちじゃない?



黒子のバスケ

 コピー能力の限界は自分が決める。
 できると信じたからにはできるのだ。
 この設定はなかなか熱い。
 論理能力バトルだと思っていたら、実はリアルなスポーツらしさに根ざしていたって感じです。
 最近の黒バスは、能力バトル物からさらに熱い王道スポーツ物にレベルアップしてきたような気がしますなぁ。

 しかし、ほんとこの関西弁メガネはべるぜバブの新キャラとソックリ(笑)。
 こういうのを事故っていうんでしょうね〜。



HUNTER×HUNTER

 いや凄まじい。
 ピトーの頭部を何度も殴りつけ、ついには粉砕してしまうゴンの徹底ぶり。
 これはカイトの教えでもありましたね。

「躊躇するなよ 迷わず殺せ!」

「胴体を切ったぐらいで安心するな

 確実に頭を潰せ」


 ……しかし、マジでやってしまうのかと。
 ジャンプの主役が、敵とは言え、まさか女性キャラ(少なくとも外見は)の頭部を剛力粉砕してしまうとは。
 これほどまでに凄みのある戦いがあったでしょうか。
 まさに壮絶、凄絶。
 読んでて心が痛いですわ。
 なぜ、こんなことになってしまったのか。
 ゴンの犠牲にした未来。
 ピトーが守りたかったもの。
 色んなものを考えるにつけ、こんな結末になってしまったことが痛ましくてなりません。
 これ以外に、なにか方法はなかったのかと。

 かけつけたキルア。
 この光景を見てただ立ち尽くす。
 そうでしょうね。こんな事態に、何ができるでしょうか。
 キルアにできたのは、跳ね起きたピトーの死体からゴンを守るのがやっと。

 おお、ゴンの右腕が……。
 容赦のない事態が次々と襲ってきますね〜。
 ピトー、まさかの自動追尾型スタンド化。
 王のためを思いながら死んだピトーの念が、死後さらに増幅し、操り人形系だった“黒子舞想(テレプシコーラ)”を舞わせる。
 なるほど、漫画的にはこのための能力だったわけですか。
 まさに“黒子を舞わせる想い”ですなぁ。
 いや、元ネタとは意味が違うかもしれませんが、冨樫先生はそのくらい考えていそうな気がします。

 そしてゴンの心が、思わぬところで癒される。
 失った右腕に、カイトを想起するゴン。

少しだけ 嬉しい

やっと…

カイトと同じになれた

あの時の…

少しだけ 救われた


 ズーンと来る言葉です。
 そうか。ゴンは、カイトに謝りたかったのかもしれませんね。
 でも、その機会はもう二度と来ない。
 しかし、これでちょっとだけカイトと同じ心となることができた。
 思いを、痛みを、共有できたような感覚。
 同じ傷を負うことによる、謝罪。
 それはゴンを本当の意味で救うには程遠いものかもしれませんが、ゴンにはこれが降って湧いたかのような救済だったのかもしれませんね。

 悲しみの中、ゴン、爆発。
 吹き飛んだ腕を杭としてピトーの胴に突き立て、地面に串刺し。
 そして、まるで核爆発のような、ジャジャンケン。
 爆発の寸前、光の中に消えて行く、どこか哀愁ただようゴンの笑顔。
 滅びの美学だなぁ。
 自暴自棄のヤケっぱちではなく、過ちに決着をつけるべく、刺し違えることを選んだ男の美学。
 なんとまぁ、まるで最終回のような流れではありませんか。
 というか、ほんと来週が最終回でもおかしくないこの急激なクライマックス感。
 いったいどうなってしまうのでありましょうか。

 さすがハンター。
 すべてが常人の想像を遥かに上回る。
 面白すぎです。



バクマン。

 学園の、部活もので完全犯罪ですか!
 なかなか面白いところに目をつけましたね〜。
 とにかく完全犯罪をする側を主人公に、という設定は、緊張感が途絶えず、面白さが持続しやすいですしね。
 いわゆる、ドラマの古畑を見ていて犯人側に感情移入した時に感じる、あのドキドキ感です。
 あれは強烈に引き込まれるものがありますからね〜。
 ああいうのを毎週毎週ジャンプで楽しめるなら、それは絶対ヒットするだろうなと思えてきます。

 部活ものというバランスもいいですね〜。
 デスノートから血なまぐささと深刻さを抜いて、ゲーム感覚な面白さと、子供でも受け入れやすい素地を加えたといったところでしょうか。
 小学生よりは高校生くらいがちょうどいいんじゃないかとは思いますが、いやまぁ小学生のほうがギャップがあって面白いんでしょうか。

 というかこれ、実は大場先生がバクマンの前にやろうと考えてた漫画だったりして(笑)。
 いや、そう思ってしまうくらい、いい設定だと思います。
 拡がりも出しやすいですしね。
 シリアスも出来るし、今回みたいなハートフルなことだってできる。
 ライバルを登場させてバトル的な王道展開だって出来るし、国際的な犯罪とかと絡めてスケールアップも容易(このへんが小学生だと難しいのでは?と思うところですが)。

 しかも、服部さんが言っていたように、設定はいたってシンプル。
 “完全犯罪をする”という、ただそれだけですからね〜。
 邪道でありながら、実に分かりやすい。

 ここまで引っぱって満を持してもってきただけに、なるほどと思えるネタを持ってきてくれました。
 しかし、これで新人作家のネタがひとつ潰されましたな(笑)。
 見方によっては、色々と面白いネタを潰しちゃってるのかもしれないバクマン。
 罪深い漫画です(笑)。



詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。

 四ッ谷先輩に出てくる女性はほんと綺麗でいいなぁ〜と。
 小町先生も素敵だし、個人的には中島の親友、ヒナノちゃんがすごく好みです。
 どっちもちょっと薄幸オーラを感じちゃうんだなぁ〜。

 しかし、ホントにこの学校は犯罪者だらけだなぁ〜と思っていたら、なるほど、その後ろにそそのかしてるヤツがいれば、それも納得の流れになるというわけですか。
 いいですね〜。
 もしかすると、これまでの事件にもいくつか関わっていたのかもしれませんしね。
 いやもう、ほんと常軌を逸した人が多すぎですものこの学校(笑)。



【打切最終回】 賢い犬リリエンタール

 うわーん、終わっちゃったよぉおおおお!!
 涙涙の最終回。
 しかし、感動の大団円!
 素晴らしいフィナーレの盛り上がりを見せてくれました。
 最後なので、感想も思い残すことのないよう長々と書いちゃいます!

 まずは来ました!
 紳士ウィルバー大活躍!

「乾坤一擲 紳士は無敵」

 なんだこの無駄なかっこよさ!
 ああもうこのフレーズが脳から離れない(笑)。

 マリーの幽体能力で侵入し、RD-0 に触れることで一時的にコントロールを奪取。
 純粋な 「紳士の心」 ならば、RD-0 をコントロールしちゃう離れ業にもブンブン頷けちゃいます。
 ああ、たしかにウィルバーさんならやっちまうだろうなと(笑)。

 そして、それが日野兄へのアシストとなり、RD-0 を機械から分離、奪取。
 いやもう無駄がない。
 紳士の精神論だけじゃなく、それがちゃんと実力を伴った作戦に連携されている。
 このあたりのリアリズムというか、ちゃんと 「できそう」 と思わせてくれる誠実なつくりが葦原作品の安心感だよなと。

 さらに、来ましたてつこの暗黒魔神……あらため、光の魔神!
 熱い! なんて熱い展開だ!
 まさに絆の必殺技!
 リリエンタールを守りたいというてつこの想いが、巨大な力ある形となって現れる!
 あの、とても辛かった暗黒魔人編が、なんとこんなに嬉しい、絆の必殺技として昇華されたんですからね〜!
 なんかもう胸が無性に熱くなっちゃいますよ。
 これまでのストーリーの拾い方としては、最高の形と言っていいでしょう。
 最初はひとりぼっちだったリリエンタール。
 あっちいけシッシッってな感じだったてつこが、いまやこうですからね!

 愛と絆の、 「まじんけんぽう」 炸裂!!

 まさに決着をつけるに、これ以上ふさわしい必殺技はありません!
 いやー最高だーっ!
 これだけのメンバーで、全員の持ち味を活かし、活躍させるみごとな配置、ローテーション。
 そして最後に大感動の必殺技で〆るクライマックスの見事さ。
 いやもう、ストーリー作りも上手ければバトル作りもホント上手い。
 その実力の確かさもさることながら、最後まできちんとやれることはやり切る、充実した葦原先生のプロ根性を見ました。
 お見事です。

 そして訪れる、別れの時。

 アキラは銃がなくなるだけじゃなく、弾切れでもダメになっちゃうんですね(笑)。
 なんて不憫なヤツ。しかし、それでこそアキラです(笑)。

 ライトニング光彦や、カナリーナたちともお別れ。
 でもきっと、リリならすぐ会いに行けますしね。
 永久のお別れではないはずです。
 これからもきっと、何度でも楽しい冒険や騒動が待っていることでしょう。
 そして、カナリーナの恋も、いつか成就しますように(笑)。

 ボスの面影を追う、シュバインさんの胸中はいかばかりか。
 この後、シュバインさんがボスを目指すんですかね。
 この人なら、きっと……って思えてきます。
 さらりと描かれてますが、なかなか味のある場面です。

 砕け散る RD-0。
 しかし、その名残か、リリエンタールの尻尾が黒く。
 これできっと RD-0 のほうも、これからリリと一緒に楽しい生活が送れるのですね。
 やさしい心配りに心温まります。

 オリガさんは徹底して令一郎萌えなのですね(笑)。
 このあたりはもうちょっと描かれて欲しかったところですが、まぁ登場が遅かっただけにしょうがない。
 いつかその想いが届くことを祈りましょう(笑)。

 家に帰り着いた一行。

「おかえり! リリエンタール!」

「……!!

 ただいまなのです!」


 って……このっ!
 涙腺刺激しまくりだ、もう!!(笑)
 このへん既に、爽やか過ぎる感動の嵐です。

 結局、黒服の組織の人たちとはこれからは仲良くやっていけそうですね。
 アキラと宇宙ねこさんのいる温泉旅館に、みんなで泊まりに行く場面を想像したりして、いやもうホントほんわか。
 しかし、ゆきちゃんはなぜそこまで露天風呂にこだわる(笑)。
 って、その変顔うさぎは連れてきたのかーい!(爆)

 そしてそして、ふたたび流れ始める、平和な日常。
 あにうえと、てつこと一緒に、フライヤー号に乗ってお買い物に出発。
 リリエンタールの夢が叶った。念願のお買い物ですね。
 これからは、きっとひとつひとつ、そしていっぱい夢が叶っていくのでしょうね。
 よかったなぁリリエンタール。
 ほんとよかった。
 抜けるような青空に響く、リリエンタールの元気な挨拶。
 余韻が胸にジーンと響きます。



■お疲れ様でした。そしてまた絶対会いましょう!

 いや〜、ほんと爽やかで、そしてなぜかあったかい涙の出てくる、素晴らしい作品でした。
 打ち切られることが残念でなりません。

 なぜ打ち切られるのか、作品的欠陥はよくわからないのですが、実際アンケート結果が悪かったから打ち切られたのでしょう。
 そこはしょうがない事だと思います。
 私としては、こんなに心に残る打切り漫画もそうはないと思うんですけどね。
 でも、現実はとても厳しいです。

 思うに、リリエンタールはもしかすると、対象年齢の狙いと作品性の間にブレがあったのではないでしょうか。
 これは私の想像に過ぎませんが、リリエンタールを読んでいて覚える感動や、感じる会話の上手さ、リアリズムなどは、多少年齢層が上の世代が受けるものだと思うのです。
 この作品独特の感動や、物悲しさは、子供時代を思い返し、美しい思い出を懐かしむ気持ちとか、そういうのに似ていると思います。
 また、シュバインさんやウィルバーさんのセリフから感じる、大人のかっこよさというのも、やはり低年齢にはちょっと難しい気もします。

 しかし、リリエンタールはことあるごとに難しい言葉に注釈をいれたり、登場人物の枠外に必ず名前を入れたり、全体の作風も低年齢層にアピールするつくりをしていました。
 そこのギャップが、足かせとなってしまったのではないかと。
 年齢層が上の人が読めば、稀有なほどに味わい深い漫画であるのに、そういった上の層はパッと見た低年齢向けの作風が邪魔して読まない人が多かった。
 そしてメインターゲットであるはずの低年齢層には、意外とこのハートフルさやかっこよさが伝わらなかった。
 そういうこともあるのではないかと。

 うーん、どうなのでしょう。
 私はもうすっかり葦原ファンですし、リリエンタールファンですから、かなりに贔屓目というものが働いていると思いますが、私から見たらそんな感じなのではないかと思いました。

 あとそうそう、もしかしたら 『リリエンタール』 は、バクマンにおける 『タント』 だったのかもしれないなぁという妄想も働きましたね〜。
 葦原先生のデビュー作は、ダークな邪道短編漫画 『ROOM303』 だったんですよね。
 あれはかなり練りこまれた上手い話で、これは大した新人が出てきたものだと、一発で気に入ったものでした。
 バクマンにおける、『この世は金と知恵』 に近いのではないかと。
 そして、次の短編で見せてくれたのは、王道の感動キャラクタードラマ 『リリエンタール』
 実際連載になったのは、こちらだったわけです。
 この大きな方向性の変化の背後には、それこそバクマンのようなドラマがあったのではないかと、思わず妄想してしまいます。
 そして、この結果となってしまった。
 これは、次こそはバクマン同様、作風をガラリと変え、本来得意な邪道方面で、今度こそ本気で攻めてくるのではないかと。
 そんな妄想をどうしてもしてしまいます。

 いや、リリエンタールの作風ももちろん大大大好きなのですが、それはそれとして、葦原先生と言う才覚に惚れ込んでいる私としては、先生が全力でいける作風で行ってもらいたいのです。
 ああ、もちろん今言ってることは私の妄想に根ざしたお話ですけどね(笑)。
 でも、もし本当にそうなのだとしたら。邪道でこそ葦原先生本来の力が発揮できるのだとしたら、そちらをこそ読みたいと思うのですね〜。

 いや、なんか見当違いかもしれないことを長々と書きすぎてしまいました。
 それこそ、紳士怪盗ウィルバーさんの大活躍でもなんでも読みたいのです(笑)。
 とにかく、葦原先生の次回作、お待ちしております。
 絶対絶対、帰って来て下さい。お待ちしてます。
 そして今度こそ、長期連載を獲りましょう!
 心より、応援しております。

 ああでも、ひとまずはお疲れ様でした、ですね!
 とっても面白い、そして感動の、素敵な暖かさの作品を、本当にありがとうございました。



まとめて


 命の炎を燃やしつくさんとするゴンの輝き、そしてリリエンタールの美しい大団円が心に残る23号。
 いや〜、今週は読後感がちょっとジーンと来ています。

 さて、来週からは、金未来杯でトップを獲った水野輝昭先生の新連載 『メタリカメタルカ』 がスタート。
 おお、あの王道冒険ものが来ましたか。
 金未来杯の読切もかなり質が高かったのを覚えています。
 今その時の感想を読み返してみると、もうちょっと個性を、みたいなことも言っていますね、わたし。
 きっと連載に向けていろいろ磨き上げてきたはずですから、そのへんもどうなって来るのか、楽しみにしようかと思います。
 


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posted by BOSS at 23:48| Comment(3) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ジャンプ感想読ませていただきました。
リリエンタール終わっちゃいましたね涙
結果打ち切りでしたが、とても上手なまとめ方で新人とは思えませんでした。
すっかりファンです‼
ほんとおっしゃる通り読んで欲しい層と合致してなかったとしか思えませんでした。
こういった感想サイトでは決して評価わるくなかった気がしてしょうが無いのですが、確かにサイトを立ち上げる方たちは、アンケートださなさそうですもんね
それが残念でなりません。
担当者が服部あきらさんですしあらたな連載も期待したいですね、
Posted by ペリエ at 2010年05月13日 11:07
バクマン・登場人物が大真面目に全力を尽くし
それが笑いを生んでしまうというと
私は”王様はロバ”を思い出してしまって
しょうがないんですが
まぁ違うんだろうなぁ・・・・・・

リリエン・終わってしまったなぁと名残惜ししいし
確実に名作だったとは思うけれども
ただ人気がとれなかったことに関しては
単純に至らない点も目立ったと素直に
飲み込むべきだと思いましたね。
ジャンプ作品として一般的にイメージされるモノとは毛色の違う作品が切られると
アンケ批判や編集部批判に走る人も多い・・・
アマゾンの書評でも単行本のレビューなのに
体制批判がやたら目立つし、まぁ正直言って
・・・なんかイラついてきますね!!
「逆に葦原先生に失礼だろ!!」と
作品を発表するならいまどきいくらでも方法は
あるし、商業誌を選んだってことは!衆目に晒されるってことはこういうことだろと!
葦原先生はプロなんだよと!
「ハチミツとクローバー」の作者なんて
掲載誌そのものが変わるたびに描き方を変えてるし
それでも我を通して完結させてるんだぜ?・・・それが受け入れられる努力だろと
それに・・・「悲しいだろ!!」と
リリエンタールという作品が最後に残したものが
「ジャンプに対する読者の不信」でいいのかよ?と
BOSSさんがご存知かどうかはわかりませんが
矢上裕という「エルフを狩るものたち」
という代表作を持ってる漫画家さんがいます
「一話完結」と「作品全体の総括」が非常に巧い作家さんなのですが
先生の作品はエルフ以降だいたい全3,4巻
で終わっちゃってるんですが
良作揃いです、ジャンプ作品は
「続くのか打ち切られるのか」ばか

注目されますが別にジャンプに限らず
こんぐらいの話数で終わってる作品なんて
ゴマンとあるぜ?って言いたいです
(10巻続いたらどんな雑誌でも長期連載扱いですよ)
矢上先生の作品はキレイにまとめるだけじゃなく
その後の物語を想起させてくれる所もあります
ラストが素晴らしい漫画の形は色々ありますが
それがひとつの理想形だと思っています
ここから先のリリエンタールは読者それぞれが
紡いでいけばいいのです

3年間の”これまで”を想起させることで
同時にかつては空虚な生き方をしていたユーホの「これから」を想起させてくれた
「仲間」と「成長」を描いたフープメン

RD-0のほのめかしかたやテツ子の変化によりかつては装置だった空白から生まれたリリエンタールの
”ここから”を見せることで「これから」
を想起させてくれた「家族」と「誕生」を
描いたリリエンタール

だから世界を切り開いてゆける事を知ったユ−ホは
「卒業式」で
迎えてくれる世界を知ったリリエンタールは
「はじめまして!」なんだよ!

終わってしまったことを悔やむだけでは
始まらない、どちらも素晴らしい「生きた物語」
だったと私は思います
Posted by フーマッハ at 2010年05月14日 13:41
>ペリエさん

 本当に惜しまれる最終回でしたね〜。
 しかしとても綺麗にうまくまとまっていたので、惜しくはあるけどなんだか大満足というような、葦原先生はやっぱりうまいなとおもわせてくれる素敵な最終回でした。
 次はもっと面白い漫画をひっさげて戻ってきてくれること、疑いなしですね〜。
 今からそれがとっても楽しみなのです。


>フーマッハさん

>ただ人気がとれなかったことに関しては
>単純に至らない点も目立ったと素直に
>飲み込むべきだと思いましたね。

 ええ、本当に。
 今回の連載打切は原因のない打ち切りではなく、やっぱり何かが足りないのでしょう。
 そこを冷静に分析し、プラスにして次の作品に活かす。
 そこを葦原先生にはぜひ頑張って欲しいです。


>体制批判がやたら目立つし

 なるほど、ちょっと悲しい事です。
 体制批判をしたくなる気持ちも分からないでもないんですが。まぁ、体制が絶対正しいってわけでもないですしね。
 しかし、そこばっかりを攻撃しちゃうのもどうかなぁ〜と。
 フーマッハさんのお気持ちお察しいたします。

>別にジャンプに限らず
>こんぐらいの話数で終わってる作品なんて
>ゴマンとあるぜ?って言いたいです

 おー、そうなんですよね〜。
 私の好きなプラネテスも4巻で終ってますしねぇ。
 ジャンプの連載はとかく長期化が進んでいますが、ちょっと昔の作品は大人気作品でも30巻を越えるものはそんなになかったわけで。今じゃ、人気作品は30巻越えるのが当たり前な感じにもなっていますが(笑)。
 最近はちょっと感覚がマヒしそうですね〜。

>矢上裕という「エルフを狩るものたち」

 読んでないのですが、なるほど、ちょっと興味が出てきました。
 チェックリストにいれておきますね。

>「仲間」と「成長」を描いたフープメン
>だから世界を切り開いてゆける事を知っユ−ホは「卒業式」

 っと、そこでフープメンが出てくるとは思わなかった。
 たしかにあれも素晴らしい物語の締めくくりでした。

 短く終る物語は、ファンとしては寂しさを禁じえないかもしれないけど、でもその終わり方が見事だと思えたなら、それは完成された物語に立ち会えた喜びにも変わるわけで。
 世間的には打ち切りには変わりないかもしれないけれども、でも一人の読み手にとって本当に重要なのは長さではなく、よい作品だったと自分の胸に感じられたかどうか、ということではないでしょうか。
 それが自分にとって素晴らしい漫画であり、作者がすばらしい仕事をしたのだなと読み取れたなら、何の文句もないはずですものね。

 もし、それでもリリエンタールのファンの中で、この終り方自体に納得がいっていない人がいたとしたら、その人だけはたぶん打ち切りにいろいろ物申したいこともあるとは思いますが。
Posted by BOSS at 2010年05月18日 21:59
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