2010年05月02日

スティール・ボール・ラン感想 #58 正義と邪悪D

 ウルトラジャンプ2010年5月号掲載。
 ジョジョの奇妙な冒険 Part7
 SBR #57 正義と邪悪D
 の感想です。
 先月に引き続き 『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』 との同時掲載。

【ネタバレ注意!】




「戦局でいう所の…「一手」だな…

 「一手」見誤った者の敗北という事か」


 緊張の言葉とともに始まった最終決戦。
 駆け込んでくるジャイロの馬と、すれ違うようにパラレル世界に消えてゆく大統領。
 さぁ、ついに決定的な対決だ!と言わんばかりのこのダイナミックな画面構図に、こちらの高揚感もメリメリ増してゆきます。

 ジョニィが叫ぶとおり、すでに大統領はジャイロの鉄球が大統領の能力に届く力を秘めていることを知っていて、さらにその力の秘密が馬にあることまでも知っている。
 だとすれば、いったいどういう手に打って出てくるのか。
 ジョニィの叫びを聞くなりそれを戦いの計算に入れられるジャイロはさすが百戦錬磨よのぅと。

 ここで大統領、Dio戦と同じあの戦法を持ってきました。
 例の、本物はどれだ作戦。
 水中から出てきたのは大統領2人。
 そのうち一人が片耳ナシ。
 さぁジャイロ、どうする?
 この耳ナシ大統領はいかにもフェイントっぽいって読者としてはわかるのですが、さぁしかし、実際どうすれば確信もって本物を見抜ける?
 一瞬の判断ミスが死。
 まさに一手見誤ったら敗北です。

 そう思っていたら、ジャイロ実にクール。
 というか、今回のジャイロは美しいほどに冴え渡ったクールさ!

 本物は「耳」のヤツとは限らない。
 多次元では他のヤツとスタンドが入れ替わる。
 だから、本物はスタンドがそばにいるヤツだと。
 
 そうか、その手がありましたか!
 そして、ここでルーシーのヒビ割れが役に立つとは。
 これまで、ヒビ割れはストーリー上の演出くらいにしか思ってなかったのですが、まさか大統領本体への羅針盤と化すことになろうとは。
 ロジカルな痛快さがありました。

 そして、ここでついにジャイロの人型スタンドが発動!
 おー!!
 最後の最後で来ましたかー!!
 大統領本体を襲った鉄球が、D4Cを砕き始め、さらに不思議な軌道のなかから生まれた人型スタンド。
 一見蓮コラっぽいボディ表面のブツブツは、これは鉄球を表しているのか。
 そのスタンドがギューンと飛ぶと、ななんと、大統領が一気に老化!!
 顔半分、さらに両手が枯れるようにシワシワとなり、ボロボロと朽ち落ちてゆく髪の毛。
 これはっ! グレイドフル・デッド!?(笑)
 しかしあれか、耳をそぎ落とされてもさして血が出ていなかったのは、つまり一気に老化されてそこがミイラ化していたってことですか。
 そりゃたしかに痛みもなにもなく、気づきもしないかもしれませんね。
 なるほど〜、ヒントは既に出ていたって事ですか。
 すばらしい。

 しかし、これはいったいどういう現象なんでしょうか。
 たしか、大統領に届く能力は重力であるはずだということだったと思うのですが、これが重力の仕業なのでしょうか。
 どうも重力と言うより、「時間」の仕業っていう感じがするんですが。
 うーん、どうなのでしょう。
 それとも、荒木先生のなかでは「重量」「時間」ってのは密接に関係しているのでしょうか。


 さてしかし、戦いは終わっていない。
 あと2人、大統領のパラレル体がジャイロに襲い掛かる。
 しかし、ここもジャイロは飛び切りクール。
 得意の鉄球肉体操作が炸裂し、一方の大統領にもう一方を拳銃で撃ち抜かせ、間髪入れずにそいつ自身も撃ち抜かせる。
 畳み掛けるような絶技の美しさに、すっかり惚れ惚れいたしました。
 そして駆け去るジャイロの姿!
 なんだこれ! クールすぎじゃ!
 いやー、ジャイロ、あまりにもかっこよすぎですよ、今回は。
 
 だがしかーし!
 これで終わろうハズもない。

「『一手』見誤ったのは……

 どっちか……?」


 大統領が立ち上がる!
 そうでしょうとも。
 こんなにあっさりとラスボスを倒せるとはこちらも思っていませんって!

 しかし、若い半面は無表情なのに、老いた半面が微妙〜にニヤリと笑ったように見えたのは気のせいでしょうか。
 絶妙な表情しやがって!
 さぁて、ここからが本当のラストバウトってことになりそうですね!
 


■外部リンク
SBR感想 #58 正義と邪悪(5)@JOJO



********************************************************
イーココロ!クリック募金
BOSSは募金サイト「イーココロ!」を応援してます。
右サイドバーのクリック募金にご協力お願い致します。
携帯からはこちらへどうぞ。
ブログ内の紹介記事はこちらへ。

********************************************************
よろしければランキングにご協力をお願いします。
にほんブログ村 漫画ブログへ
にほんブログ村 漫画ブログ
blogram投票ボタン
blogramランキング参加中!
********************************************************




■関連記事
・漫画感想 『岸辺露伴 ルーヴルへ行く 中編』
・スティール・ボール・ラン感想 #57 正義と邪悪C
・漫画感想 『岸辺露伴 ルーヴルへ行く 前編』
・スティール・ボール・ラン感想 #55 正義と邪悪B
・スティール・ボール・ラン感想 #55 正義と邪悪A
・スティール・ボール・ラン感想 #54 正義と邪悪
・スティール・ボール・ラン感想 #53 現象と女神
・スティール・ボール・ラン感想 #52 追い付く看板
・【オススメサイト紹介】スティール・ボール・ランを見事に再現!北米横断ジョジョ立ち写真撮影の旅!
・スティール・ボール・ラン感想 #51 最後の砦
・スティール・ボール・ラン感想 #50 弱点の証明
・スティール・ボール・ラン感想 #49 デラウェア河へB
・スティール・ボール・ラン感想 #48 デラウェア河へA
・スティール・ボール・ラン感想 #47 デラウェア河へ@
・スティール・ボール・ラン感想 #46 囚われのルーシー
・スティール・ボール・ラン感想 #45 大統領が来る!B
・スティール・ボール・ラン感想 #44 大統領が来るA
・コミック感想 スティール・ボール・ラン VOL.17 『D4C』
・スティール・ボール・ラン VOL.16 感想
・スティール・ボール・ラン VOL.15 感想
・スティール・ボール・ラン VOL.14 感想
・スティール・ボール・ラン VOL.13 感想
posted by BOSS at 21:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
【コメント欄について】 コメント入力の際には、必ずお名前(ハンドルネーム)の入力をしていただけるようお願いします。「匿名希望」や「通りすがり」のように名前入力を回避する意図のあるものは、管理人による削除の対象となる場合があります。ご理解ご協力をお願いいたします。