2010年04月13日

週刊少年ジャンプ2010年19号感想 後編

 さてでは後半戦です。

■前半の感想はこちら





 後半の感想は、

・ぬら孫
・【読切】メルヘン王子グリム
・スケダン
・いぬまる
・四ッ谷怪談
・サイレン
・H×H
・賢犬

 の8本でお送りいたします。



ぬらりひょんの孫

 おっとー、これは昔の毛倡妓?
 なんと美形な。
 一発で惚れてしまいました(笑)。
 今のべらんめぇ姐さん風もいいですが、これまたガラリと違う、可憐な風情がまたよいではないですか。
 いでたちからして、かなり高い位の遊女のようですね〜。
 「紀乃」 と名前で呼ばれているところからすると、まだ毛倡妓は“生前”なのでしょうか。
 それとも首無と同じように、妖怪変化して直後なんでしょうかね。
 どちらにせよ、奴良組に入る前からふたりは恋仲か、あるいは深い縁で結ばれた関係だったんですね〜。
 いや〜なんか色っぽい。
 なにやらしっとりした大人の絆の香りがかもし出されていていい感じでした。
 ちょっと演歌な世界かも(笑)。

 いやしかし、椎橋先生の描く美女はほんと魅力的ですわ。

 さて、首無の戦いは、孤独な夜叉の戦いから、大切なものを守る戦いに。
 一周まわって元に戻っただけのようですが、大切なものを再確認してより強くってことでしょうね。
 礼を言われて喜んでる毛倡妓が、昔をほうふつさせる純な表情でこれまた素敵。
 うむ、これはいいカップルですな!

 さて、茨木童子はここからが本領発揮かな?



【読切】メルヘン王子グリム

 新人・渡邉築先生の読切ギャグ。
 荒れまくりの不良高校に転校してきたのは、不思議なメルヘンパワーをふりまくトラブルメーカー、グリム王子。
 こういうナンセンスギャグものって、だいたい読者のセンスとの相性次第ってのが大きくて、ぴたりとハマる人は面白いけど、そうでない人はてんでつまらないというものだと思います。
 私はといいますと、なかなかうまくハマッたのか、これはけっこう面白く、さらっと読めてしまいました。

 とくに面白かったポイントは、不良たちのリアクション。
 ドスの効いたセリフを言ってたかと思えば、グリムのペースに乱されてちょっとズレた返事をしちゃうあたり。

「だっ大至急一年幹部に伝えろ

 メルヘン王国はある」

「オレァひょうたんの中で酒にされかけたんだぞ!!」

「お土産!!? 便意が!? それがクソだろ!!」

「便意は己の中にあるんだろうが!!」

「まさかこの服が見えないのか!?

 それともオシャレすぎる罪!?」


 このへんを筆頭に、妙にクスクス笑わせていただいちゃいました。
 なんなんだろうこのズレた感じは。
 なんともうまく言い表せませんが、こういうセンスはいいなぁと思いました。
 他にもちょっと面白い会話が多く、この先生はセリフまわしが上手いなと。
 不思議な力を持ったヒーローが荒廃した世界にやってきて理不尽現象で悪を倒すっていうのは、まぁ言ってしまえばボーボボと同パターンではあるのですが、また違った笑いのセンスを感じられて楽しかったです。



SKET DANCE

 ヤバス! ヤバス! 楽しさヤバス!!

 なんだこのバカっ楽しさは!(笑)
 入れ替わったボッスン&ヒメコの会話と表情を見ているだけでも楽しくってしょうがない。
 ふだんなら絶対しない表情をお互いしているだけで充分笑いがとれちゃいます。
 「触るやろ?」「はい?」 の表情なんてもう最高。
 ほとんど別キャラと化してますって(笑)

 そして、今回はまずはジャブとばかりに着替えネタ。
 やれ見るとか見ないとか、触るとか触らないとか、押し問答がいちいち可笑しくってたまらない。
 ああもう、ボスヒメ派には天国ですってたまらんですって。
 ボッスンは、ヒメコに対しては淡白なのに、ほかの女子にはやっぱり男の子なあたりとか、いったいなんなんでしょうね(笑)。
 一方、触って欲しくないのにまったくその気がないのも気に障るという、身勝手なヒメコの気持ちは、こちらはしかしよく分かる。
 うむ、ノーと言われるにしても、ここまで直球で言われると女子としてのプライドが傷つきますわな。
 ちったぁ恥ずかしがったりしろよと(笑)。

 しかしなんだこの、互いを着替えさせるという異常な光景は。
 ハタから見たら男子が女子に目隠しさせて服を脱がしているという、このハレンチ学園状態。
 しかも白い背中をジロジロねめまわしてハァハァ興奮するというド変態さ(爆)。
 わたしはてっきりこの状態で誰かに発見されるのかと思ってヒヤヒヤしてしまいましたが(笑)。

 さて、無事、着替えはできたものの、一難去ってまた一難。
 今度はトイレの難ですか!
 これまた難易度高いですなぁ(笑)。
 ここからさらに風呂の難、寝る部屋の難と、艱難辛苦は続くことでしょう。
 さらにはサーヤという超難関が待っているという。
 今回スイッチがめずらしく汗だくに焦っちゃってたのが最高でしたが、いったいどうなることやらですね〜。
 いやもう楽しみ!
 今回の修学旅行編は楽しすぎてヤバス!



いぬまるだしっ

 ぐぐっ! まさかいぬまるくんとネタがかぶってしまうとは!
 先週ボケたつもりのなごり雪をさりげなくいぬまる君に歌われてしまいました(笑)。

 しかし、まさかめだかより小さく、くじらより大きなものの答えをそんな深い意味で人間とするとは!
 さすがこの子達ですな!
 なんかうまいこと感心させられてしまいましたわ。
 先週の流れからの、まさかのいい話落ち。
 いや、一本取られました。



詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。

 謎かけの答えは、誰あろうほかでもない、中島真自身。
 なるほど、謎かけ自体はシンプルな答えでしたね〜。
 私としては、もうちょっと謎の解き方にロジカルな必然性があるのかと思ってたのですが、素直にアナグラムで入れ替えが正解でした。
 これはちょっと謎そのものに期待しすぎましたかね?

 いやしかし、今回は謎そのものより、見せ方、話の持って行き方がなかなか面白かったです。
 むしろこの漫画としてはそちらのほうが本題でしょうしね。
 中島真が“トマシマサン”になっちゃう場面など、ホラー面は相変わらずいい雰囲気。
 中島真自身は退部届けを 「持っていますか?」 と聞いたつもりなのに、品茂先生にはトマシマサンのセリフに聞こえてしまうという妙。
 そしてなにより、トマシマ伝説を打ち立てられてしまった中島真が、これまでの“伝説”と化学反応を起こして怪談吸引装置と化す上手いオチ。
 いわば、ネウロにおける謎を吸引する探偵事務所および弥子が、中島真となったわけですね〜。
 これまで、怪談を集めたり、中島真が事件に関わる動機付けなどに苦労しているんじゃないかな〜と思えるフシがあったのですが、これからはそういう苦労から解放されるんじゃないでしょうか。
 なるほど、第一話からここまでの流れは、この形を作るためだったのかと、なかなか感心させられました。

 さぁだとすると、ここからこそがこの漫画の本番なのでしょう。
 いったいどんな本領を発揮してくれるのか。期待してます。



PSYREN−サイレン−

 別エントリーにて。



HUNTER×HUNTER

 ぬわんとーっ。
 ここでもプフがクリティカルな行動を。
 まさかコムギの声をそっくりマネてピトーをそそのかそうとは。
 ことここに至りながらもなお最善の手を打ちまくってくる敵っていうのは、実に恐ろしいですね〜。
 お互いに錯綜した状況の中、手に入った情報を必死に飲み込み、解釈し、最善の一手を打ってゆく。
 当然の行動とはいえ、この王が到着するまでという限られた時間のなか、多大なプレッシャーがあるでしょうに、それをやってのけるってのはさすがです。
 なんとも恐ろしい。

 そして、くびきから解き放たれたピトーの行動がこれまた意外。
 すぐさまゴンに襲い掛かるのかと思いきや、名前を聞き、そして、真実を明かす。
 ああ……そうでしたか。
 カイトは、やっぱり元に戻りませんか。
 そりゃあそうですよね。
 冷静に考えれば、ピトーにだって一度死んだ人間を生き返らせるなんてムリでしょうとも。
 うむ、しかし心のどこかで、ゴンのために奇跡が起こってくれないかなと、かすかな希望にかける気持ちだったのですが。

 今、ようやっとピトーの操り人形から解放され、倒れ伏すカイトのなきがら。
 自責の念にとらわれたゴンは、はりつめていた気持ちが切れてしまったのか、座り込み、泣き始めてしまいました。
 ああ、この次のページでゴンの首が飛んでてもおかしくないこの展開。
 うーむ、なんとも気を揉ませますね〜。
 ピトーは本当に正直な気持ちでこの真実を告げたのでしょうか。
 それとも、ゴンを殺すため、最善の一手としてゴンの心を折りにかかったのでしょうかね。
 おそらく後者でしょう。
 「ゴメンね」 と言うピトーの髪の毛のざわめきが、おっそろしいくらいに不吉です。
 さぁゴン、どうなってしまうんでしょうか。

 それはさておき、護衛軍が携帯電話を使っていたのが意外でした。前も使ってましたっけ?
 その反面、ゴンたちは連絡手段は一切ナシなんでしょうかね?
 人質作戦を取った以上、それを完璧にするためにも連絡手段はなければいけないのでは?という気はするのですが。
 さぁ、なんらかの連絡がゴンのピンチを救ってくれないものでしょうか。



賢い犬リリエンタール

 なんとまぁ、ついにリリエンタールの正体が判明。
 といっても、実際よくはわからないのですが、元は犬ではないどころか生命体ですらない、謎の装置だったとは!
 いや、装置といっても、「人の意識・心を現実世界に作用させる」 なんていうシロモノで、陰陽のように一対をなした不思議な物体なんてな描写からすると、神様の機械とでも言いますかね。
 この世のものとは思えないものだったわけですね〜。
 なるほど、「RD-1」「1」 は、試作1号機みたいな連番の1ではなく、0と1の二進法でしたか。
 有と無、陰と陽、光と闇だったわけですね。

 しかしそんな難しい話を聞かされながらも、あくまでリリエンタールは日野家の弟であると主張するあたり、なんとも目頭が熱くなります。
 元がそんな得体の知れない装置だったとはいえ、いまやれっきとした心を持ったリリエンタールというひとつの魂。
 その尊厳を誰にも傷つける権利はないのです。
 うむ、頑張れリリエンタール!

 そして、リリエンタールがあわやというその時、なんとスーパー宇宙ねこ登場!!
 ああもうカッコヨスギルぞ宇宙ねこ!
 目がキラーン!って、うは、それはウィルバーさんのやる役だ!!(爆)
 おいしいところを知らないところで取られちゃったウィルバーさん哀れ!
 いやしかし、我らがウィルバーさんがこんなくらいで終わる訳がありません。
 もっと美味しいところをかっさらっていくに違いないと言う確信があります(笑)。

 さぁ、ここからが反撃ですね〜。
 次週、きっとみんな揃ってボスに突撃って感じでしょう!
 いよいよフィナーレって感じですが、みんなの力でめいっぱい盛り上げて欲しいものです。



まとめて

 さて、次週のジャンプはワンピも戻って楽しみなのですが、豪勢なことにセンターカラーが3本立て!
 その顔ぶれが、バクマン、サイレン、ぬら孫って、私がプッシュしている作品ばかりじゃないですか(笑)。
 いや〜これは楽しみすぎる!

 ところでこの巻末予告ページ、ワンピの謎かけがイヤラシい。
 ルフィとかけましてジャンプコミックスの部数と解く。その心は、この先まだまだ伸びるでしょうって。
 生々しいわ!!(笑)



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