2010年03月24日

ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.111 “巨大”

 サイレン、週刊少年ジャンプ2010年16号収録分の感想です。

■ジャンプ本誌感想はこちら→前編後編

【コミック派ネタバレ注意!】





感想小タイトル
■カブトピンチ
■カイル登場!
■帝国の最期



■カブトピンチ

 カブトいきなりピーンチ♪w
 霧の向こうにいたのは、巨大すぎるクモのような姿のタヴー!
 さらにそのおなかから、ゾンビっぽいタヴーが3体産み落とされる!
 そんでもってダメ押しとして、なんか強そうなワイズメンバー(初登場)まで出た〜っ!

 その名も、第二星将ジュナス直属戦闘部隊“スカージ”のデルボロ

 おー、なんかドルキさんとこの部下たちとはまったくレベルが違う“人がましさ”というか、明らかにこっちのほうが強そうですな(笑)。
 そんなところでも出てくるワイズ内格差社会(笑)。

 また、人間の姿に近いほうが強いという設定は、たしかなかったと思うのですが、なんとなくそう思えてくる人間らしい姿ですね。

 しかし、

「ジュナス様のおっしゃる通り

 やはりアジトはこの近くか…」


 などと言いつつも、やることは問答無用の 「害虫除去」 って!
 アジトの場所吐かせたりしないのかよと!(笑)

 しかし、その実力はかなりのものですね〜。
 一撃で、これは岩場がでっかくエグれましたか?
 よくわかんなかったのですが、これはもともとこういう地形?
 なんにせよ、爆風の迫力から想像するに、かなりの破壊力を誇っているようです。
 これまでのタヴーとは、一味も二味も違いますねー。

 その一方で、さりげにカブトの成長も垣間見えましたね。
 いかにメナスの予知能力があるとはいえ、この攻撃はかなりのスピードがなければかわせるものではなかったハズ。
 それをちゃんとやってのけて、さらにデルボロの背後まで取っているんですから大したものです。
 これがおそらく、イアン式ライズなんでしょうね。
 それとも、実は進化したメナスでしょうか?
 どちらにしても、はやくカブトの本領を見てみたいものですね。
 


■カイル登場!

 結局追い詰められたカブト。
 さぁてカブトの力お披露目か? と思いきや、ここでカイル登場〜♪
 まぁ楽しみはあとに取っておきましょう。

 しっかしカイル、やっぱり強いなぁ〜。
 デルボロの凄まじい蹴りを右腕一本で受け止め、返すパンチで彼方まで吹っ飛ばす。
 飛ばされたデルボロがかすめた岩肌をふたつほど打ち砕き、最後は山肌に激突するというドラゴンボール状態。
 このパワーはあの青森の弥勒VS.グラナを思い起こさせますね〜。
 しかし、あの弥勒とグラナは、未来ではなく現代の環境であれをやってのけたのだからさらにスゴイわけです。
 PSI の力が増幅される未来世界の環境下なら、彼らがいったいどれだけの力を発揮するのか、ちょっと想像もつきません。
 カイルですら、片手一本かもしれませんものね〜。

 そしてカッコよく登場のアゲハ。
 巨大なクモ型タヴーを、メルゼズ・ランスで貫通&切断・駆除。
 見開きをつかってスケール感&重量感いっぱいに演出してくれました。
 なんだこの、異様な派手さは(笑)。

 まぁ、個人的にはそこじゃなくって、そのアゲハの足元で腰を下ろしている雨宮さんに注目だったんですけどね!
 なんだかすっかり寄り添ってる感があって、ひとりニヤニヤさせていただきました(笑)。

 デルボロ(なんかちょっとディアボロって言い間違いそうだ)は撤退。
 ジュナス隊長にお知らせしなくてはってことで、すぐにでも本隊が来そうですね。
 ジュナスも来るかな?

 かくして、落ち着いて再会を喜ぶアゲハとカイル。
 拳と拳を合わせる、現代で再会を誓ったときのヤツですね。
 4thステージでの再会では、それこそ興奮しすぎてそれどころではなかったでしょうし。
 カイルにしてみたら、今、あらためてって感じかもしれませんね。
 4thステージでの再会とはまたちがった、“約束を果たす”再会です。
 タイムトラベルという設定が読者的にはあたりまえになってきて、ややもすると忘れがちですが、この10年隔たった再会が、とっても運命的なものであるってことを思い起こさせてくれる、なかなかいい儀式だと思いました。

 さて、ルートふたたびですか。
 「また会えたら私……」 と言いかけてやめたマリーがいったいどうするのか、そのへんもすごく楽しみですな!(笑)
 あーでも、あきらかに急接近を果たしたアゲハ&雨宮さんの様子を見たら、あっという間に身を引いてしまいそうでもあるなぁ〜と。
 そういうとこ、マリーはけっこう敏感そうですからなぁ。



■帝国の最期

 時間はちょっとさかのぼり、5日前。
 島原に場面は移る。
 あの碓氷の帝国がボロボロに破壊され、無数に散乱する血まみれの死体。
 楼閣はまるで紙細工のように刻まれて……想像通り、犯人はジュナス。
 ああ、ジュナス、悪いけどやっぱりこのファッションセンスはどうかと思います(笑)。
 現代のジュナスはかっこよかったなぁ〜。

 しかし、島原が放置されていたのは、ドルキさんの余興だったんですね!
 これは意外、かつ、とてもよかった。
 ちょっとドルキさんの株が上がりましたよ。
 仕事がいい加減なわけでも、無能だったわけでもなく、興のひとつだったわけですよ!
 たしかにこの何にもないような未来世界じゃ、そのくらいの遊びがないと退屈でいけませんわな。
 ここ、ドルキさんをかなり見下していたはずのジュナスに言わせるあたりもちょっといいですね〜。
 思い上がっていた碓氷のちっぽけさが、よりいっそう引き立つ上に、お、ちょっとはジュナスもドルキさんを認めてたのか? なんて思えました(笑)。

 しかし、そうか。
 雨宮さんの記憶を破壊した碓氷は、ジュナスに殺されちゃいましたか。
 なんとなく悔しいような、胸のもやもやが晴れないような気がしちゃいました。
 いや、だからといってアゲハや雨宮さんが碓氷をどうこうすればいいってわけでもなかったでしょうけど。
 かといって、これが天罰とも思えませんしねぇ。
 うーん、なんともモヤモヤしてしまう。
 なかなか人間悟りきれません。

 ああ、ということは、碓氷が騙しながらも生き延びさせてきた人々も、これで殺されてしまったということですか。
 直接ジュナスが全滅させなかったとしても、そのうち押し寄せてくるであろうタヴーの群れに、遠からず全滅させられてしまうんでしょうしね〜。
 それは辛いなぁ〜と。
 それじゃあ、夢喰島で碓氷が引き続き島原で王をやるよう指示したのも、結果的には間違いだったってことになっちゃうような気がしますもの。
 あの時点で、この結果はわかりようもありませんが、しかし結果的にはそうつなげようと思えばつながってしまうわけで。
 うーむ、それはかなり悲痛な悲劇だわ。
 伊豆に連れてくればよかったというような話は結果論でしかないにしろ、これは胸が痛い事件でした。
 
 あ、ところで、死体の中に脳獣の友親と三宅っぽい姿がありましたが、実力者の億号と太河の姿がなかったのがちょっと気になりました。
 彼らくらいは、生きていますかね?
 隠れて様子を伺っているのでしょうか。
 彼らとの別れ際にカイルが言った 「なにかあったら伊豆に来な」 の伏線が発動してくれればよいのですがね。


 ということで、ジュナスが碓氷の口から“伊豆”というキーワードを聞き出して、今のこの状況があるというわけですか。
 これは、どうあってもワイズとエルモア・ウッドの正面衝突にならざるをえない状況ですね〜。
 これまでにない大規模な戦いが起ころうとしているのかもしれません。
 そうなったとしたら、はたして、勝者はどちらになるのか。
 これはドキドキしてきます。

 そして、忘れちゃいけない、朧とヒリューくんたちのその後も気になるところです。
 彼らのことですから、アゲハたちのピンチに登場!なんて技を使ってくれるのかもしれませんが、はやくその安否が知りたいものですね〜。

  

 さて、次週のサイレンは、なんとセンターカラー!
 ここ最近順位の乱高下激しいサイレンに、これは嬉しい知らせですねー!
 特に何周年とか企画とかがあるわけでもなく、普通にセンターカラーというのですから、純粋に人気の力と編集の交渉力がモノを言ったのではないでしょうか(笑)。
 また、最近さらに画力に磨きがかかってきているように思える岩代先生が、今度はどんなカラーを描かれるのか、そんなところも楽しみです。




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■PSYREN‐サイレン‐の謎
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posted by BOSS at 22:56| Comment(2) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
カラーもなかなか負担がかかるらしく断る人もいるらしいので先生にも少し余裕が出てきたんですかね!?
Posted by けーわい at 2010年03月25日 00:36
 どうやら単行本のカラー作業と同時だったとかで、かなりハードスケジュールだったんじゃないかと想像できますが、でもそれを断行しちゃうんですからそれなりに作業は順調なんでしょうね。
 あるいは、せっかくのカラーを断るなんてとんでもない!と、意地でも受けたのだったらそのプロ根性さすが!って思っちゃいますな〜。
Posted by BOSS at 2010年04月04日 17:26
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