なんかまた亀有にこち亀銅像が8体もできるそうで、ちょっとだんだんありがたみがなくなってきた気がしないでもないわけですが、まぁ元から庶民的、身近なのがらしさのこち亀ですから、むしろこういうのがいいのかもですね〜。
前半の感想は、
・こち亀
・ワンピ
・ナルト
・ブリーチ
・四ッ谷怪談
・トリコ
・バクマン
の7本でお送りいたします。
【巻頭カラー】 こちら葛飾区亀有公園前派出所
おー、貴重なスカイツリー建設中の光景をこち亀で拝めるとは。
今しか見られないドデカイ内部空洞や、そこを通してアンテナをリフトアップする仕組みなどなど、これはなかなか興味深く、楽しく読めました。
こういうのがこち亀らしいですね〜。
そして、ガテン系の体を張って働く男の気魄であるとか、病気の女性を元気付けるスカイツリーとか、『元気(パワー)』も地上に送ってくれる気がしますとか。
そういう、街と人と時代とが繋がっていく感覚がすごくいいですね〜。
ただ新しく建設される高いだけの塔をミーハーに追いかけるのではなく、そこには建設にあたる男たちがいて、まわりに住む人たちがいて、そして街は新しい時代を迎えて営みを変えてゆく。
無機質な街ではない、色んなものが繋がっていると感じさせてくれるこの感覚、ちょっと気に入りましたよ。
この時代、こういう感覚って貴重かもしれないな〜と思いました。
普段は、そこにあるのが当たり前って思っちゃう漫画なんですけど、やはり、こち亀ってけっこう凄い漫画なのかもしれないなぁと(笑)。
ONE PIECE
別エントリーにて。
NARUTO-ナルト-
もしかしたらサスケ…
お前とオレが…
逆だったかもしれねェ…
二人の立場が逆になり、サスケが螺旋丸を、ナルトが千鳥を撃っている映像。
これは面白い。
不意をつかれました。
今まで考えても見ませんでしたが、なるほど、事としだいによっては逆も十分ありえたわけですか。
まぁナルトのことですから、よっぽどのことが無い限り木ノ葉の里に復讐してやろう、なんてことになるとは思えないわけですが、逆に言えばサスケだってこんなんなるとは思いもしませんでしたし。
というか、今の段階でも本当に復讐したいんだかマダラに操られているだけなんだか、それともマダラを出し抜くために演技しているんだか、そのへんを疑って見てたりもするわけですが。
白熱の戦いの中で、白い精神世界での対話ってのは、ベタですけどクライマックスが近いな〜って感じがしますね。
とうとう、ここまで来たんだな〜って。
あ、でも今回のバトルが最後の対決とは思えないんですよね。
サスケのほうが一方的にボロボロ状態ですから。
やっぱり最終対決は、お互いベストコンディションでやってもらいたいって思いますし。
とりあえず、今回は互いの心に難問を投げかけるってところで幕が引かれるんじゃないでしょうかね。
さて、ナルトの出す第三の選択とはいかに?
ダンゾウ殺害をサスケが自供しちゃいましたし、もうどうあっても和解エンドはないと思いますが?
BLEACH
オヤジカッコイイゼ!!
しかし、これでワンダーワイスをやっても、自爆テロの不意打ちが失敗したからにはもう藍染を倒す方法はないような気がするのですが。
どうしたものやら。
【センターカラー】 詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。
やっぱりこの漫画はうまいですね〜。
コマ割りやアングルなどを利用した演出が、どれもなかなか考えて練ってありますよ。
センスをびしびし感じます。
今回特によかったのは、中島真が友人ヒナノの死を確信してしまい、「やだああああ」と絶望してしまうシーン。
ここ、空白とかアングルとか、ナナメの枠線とか、すごくいい「空気」を作ってますよ。
そして、四ッ谷先輩の言葉によって再び上を向き始める真。
この横顔のコマの「空気」も凄くいい。
こういう作家さんがジャンプに来たのはとても嬉しいですね〜。
で、ちょっと気づいたんですけど、この主人公・四ッ谷先輩の行動原理って、漫画というジャンルにとてもよくマッチしているんじゃないかと思ったんですよ。
普通は漫画の主人公って、人からどう見えるか、どういう印象を与えるかは考えないじゃないですか。
目的のためなら、決してかっこよくないことだってするわけで、それを見た目的にかっこよく見せるのが、漫画家の腕前だったりするわけですよね。
それこそ、殺人ノートに名前を書き入れながら、ポテチを食うという行動がどれだけカッコよく見えたことか(笑)。
あれこそ演出の妙だと思うのです(笑)。
しかし、この四ッ谷先輩にかかっては全てが逆。
四ッ谷先輩にとっては、怖い演出をする事そのものが手段であると同時に目的でもあるんですよね。
どう聞こえるか、どう見えるかが最も大事。
まさに、漫画家の目的と主人公の目的方向が綺麗に合致した、なかなか使いやすい主人公なのではないかと(笑)。
まぁ思いつきですが、ちょっとそんなことを考えた一話でもありました。
トリコ
虫の中にうずもれながらジッと機会をうかがってたって事ですか〜!
スゲーぜトリコ。
その執念に脱帽。
1000匹の蟲がバーッと晴れてトミーの腕を掴んだトリコが出た瞬間、これはさすがにゾクゾク来ました。
しかしトミーもさるもの。
10連釘パンチを食らっておいて、さすがにかなり効いているというのに、最初やって見せるのは余裕の立ち姿。
強がりもいいところなんでしょうけどそこがカッコイイ。
初めてトミーがカッコイイって思えましたわ。
こういう、悪にも悪のプライドがあるだぜーみたいな所、私けっこう好きですわ。
バクマン。
人間、ギリギリのスケジュールの中、ロクに寝られず、スランプに陥ってどうしょうもない時って、妙なテンションがあるもんなんですよね〜。
そうなってくると、何が面白いんだか面白くないんだかもわかんなくなってきて、しまいにどうでもいいような事が面白くなってきたり。
「どうだろうか」
が面白いような気がしちゃって、ついつい港浦さんもサイコーも「どうだろうか」につい釣り込まれちゃってるあたり、ああこいつらもう限界が近いんだなぁ〜と思ってしまいました。
このあたり、なんかすごいリアルな感じがしますよ〜。
私も学生時代、試験前とか限界が近いあたりになるとなぜだかエセ外人シャベリを始める癖があったもんです(笑)。
「〜〜デスヨ〜」「〜〜アルヨ〜」「〜〜デ〜スネ〜」 と意味も無くすべての会話をテキトーなエセ外人風にしていると、なぜか妙なテンションになってきて、面白いような気になってくるんですね。
で、それにつられて周りもだんだん外人しゃべりになっていったり(笑)。
後で考えたらなんだったんだろうっていう下らなさなんですが、まぁだいたい限界の近い人間ってのはそうやっておかしくなってゆくものなのでしょう。
なんか、そんな事を思い出してすごく身につまされてしまいました。
しかし、新妻エイジ、恐るべしですね〜。
笑っていいとも出演もまさかですが、それ以上にまさかの、テレビからの堂々たる挑戦状叩きつけ!
これは熱い!
この挑戦を受けてなお立たないようなら主人公じゃありません!
先週 「タントを読んでない」 と言った時はその真意が分からなかったんですが、まさかここまで亜城木コンビを発奮させるために積極的というか、主体的に動くとは。
ここまでやるとは予想だにしませんでしたわ。
サイコー、たまらず駆け出し、自分の家で必殺布団パンチ!(笑)
その勢いで亜豆に電話までしちゃったのは凄い驚きましたが、その口から出た言葉も驚き。
「俺「タント」やめたい」
って、そんな短絡な!
いや、実際もうダメオーラ出すぎで、タントではどうにもならないのは自明の理って感じではありますが。
これに亜豆がどう返すのか、ちょっとこれは楽しみですね〜。
しかし、ほんとサイコーたちは幸せなコンビですよ。
ここまで新妻エイジにしてもらえて、服部さんにも自身のピンチ(岩瀬アタック)をほっぽり出してまで駆けずり回ってもらえるなんて。
これはもうその期待に応えないで、なんの男よ!ってなもんですよね〜。
さぁ頑張れ!
今度こそ頑張れ!!
というわけで、後半に続きます。
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残念だろコレ!!
10年100年ならまだしも、1,000年に一人の逸材なんて、むしろ同情しちまいます。
無事生き残って自分を超える弟子を見つけてください・・・
うむ、確かに(爆)。
言われて噴いてしまいましたが、まぁしかし死神の寿命がとんでもなく長いことを考えると、実は1000年もたいしたことなかったり?
いやいや、彼らの時間概念はさっぱり想像もつきませんが(笑)。
>自分を超える弟子
普通に少年漫画的展開を考えれば、一護かな?と思うのところですが、でもなんとなく違うような気もするのがブリーチの不思議。
うーん、一護ってナニモノなんだろうか……。
たぶんブリーチの最大の謎なんでしょうけどね〜。