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感想小タイトル
■受け継がれる意志
■白ひげ、静かなる大爆発!
■貴様がなぜここに!まさかの黒ひげ登場!
■受け継がれる意志
エースの死。
絶望と言うか、まさに真っ白に燃え尽きた感のあるルフィが実に憐れでなりません。
しかも、今までルフィを支えてきたテンションがプチッと切れたおかげで、巨大な反動が押し寄せ、まさにルフィ命の危機。
無理の上に無理を何度も重ねてきたリスクは、やはりただ事ではありませんね。
さもありなん、ですよ。
それだけの無理をしてきたんです。
しかし、これで今回のドラマでは、ルフィは完全退場でしょうね。
赤犬に襲われたところをマルコさんに助けられ、ジンベエさんに抱えられて撤退。
でも、よくやったよルフィ。オマエさんは。
オマエさんは何も悪くない。
やれることはすべてやった上での事なんだから。
しょうがなかったんだよと慰めてあげたいですね〜。
でも、ルフィはきっと納得できないで、自分を責めまくっちゃうんじゃないかな〜と思いますが。
いや、そこが普通とは違うルフィで、意外な答えを導き出しちゃうんでしょうか。
次、目覚めた時のルフィがどういう反応をするのか、楽しみと言ったら語弊もありますが、凄く興味があります。
しかしここの、マルコさんのセリフが素晴らしかった。
ルフィをさして、
「その命こそ…!!
生けるエースの“意志”だ!!!
エースに代わっておれ達が必ず守り抜く!!!
もし死なせたら
“白ひげ海賊団”の恥と思え!!!」
そう!
そうなんですよねー!
エースは死んでいない!
ルフィの中にこそ生きている!
もっと突き詰めれば、白ひげとエースを信じてここまでやってきた彼らの意志が、今やまさにルフィであり、旗印に他ならないのかもしれません。
これはすごい事になってしまったかもしれませんね〜。
白ひげが、おそらくというかまずもって死んでしまう今、彼ら四皇の一角をなす大海賊団が、旗印としてルフィを掲げようとしているかもしれないんですよ。
スッゲ〜〜〜ッ。
そんなことになっちゃっていいんだろうかと思ってしまうんですが。
いや、たぶん白ひげ海賊団みんながルフィに心酔したとか、ルフィを凄い奴だと認めたってわけじゃないと思うんですよ。
白ひげがかなり評価した様子があって、そして今目の前でエースがルフィを守って死んだとあっては、これはもう守らなければ男じゃなかろうと。
海賊の名折れだぞと。
そういうプライドとか、意地とか、スジとか、生き様としての問題なんでしょうね。
いや〜、それにしたってこれは熱い展開ですわ。
ルフィよ、その男達の意志を、みんなの意志をしっかり受け取って、受け継いでくれって応援したくなります。
胸が熱くなりますよ。
■白ひげ、静かなる大爆発!
怒りの鉄拳、だいばくはーーつ!
あの赤犬を、圧倒的な猛攻でボロボロにしていってしまう白ひげ。
すごいですね〜。
あの赤犬をですもんねーー。
赤犬が血反吐ふきながら追い詰められてるって事態に、物凄いカタルシスを覚えますよ。
そしてさらに、その余波で海軍の牙城をほぼ崩壊させ、さらに島をまっぷたつに割って海軍と海賊を分断させる。
まさに白ひげ、八面六臂の大爆発。
しかもこの、一言も発さないところがまた、逆に物凄い怒りを感じます。
“言葉なき怒り”というサブタイですが、あまりに怒りが増幅しすぎて、言葉にもならないといった感じがヒシヒシとしてきます。
しかし、その白ひげも無傷ではすまないどころか、赤犬の反撃“冥狗(めいごう)”によって、顔の片面をごっそりえぐられるという無惨さ。
いよいよ最期が近いな〜と、こちらも手に汗にぎってしまいます。
■貴様がなぜここに!まさかの黒ひげ登場!
海兵と海賊の軍勢が、地割れによって分断されたことで、白ひげも最低限の仕事は終わったと安堵したのでしょうか。
「まだまだ!!!」
と言いながらも、その口はニヤリと笑っています。
当然まだまだやることはこれからですが、少なくとも子分たちはこれで逃げ出せるだろうと見込んだのかもしれませんね。
一方、蛇姫さまはあくまでルフィを心配。
このままルフィと一緒に逃避行でもしかねない勢いですが、そんなことしたらさすがに七武海を剥奪されちゃうんじゃないかと思うのですが。
ちょいとこの人も心配ですな〜。
毎度出てくるたびに癒される貴重なお人なのですが。
ここはじっと我慢の子でマリンフォードに居残ってくれないと。
ところが、その、阿鼻叫喚の戦場を、高みの見物とばかりに見ていた男達がいた。
驚きの展開。
それはなんと“黒ひげ”!!!
なんでオマエがここにいる!!
まさかの展開にワクワクノンストップなわけですが、いったいこれはどうなってしまうのでありましょうか。
来週号が休載というのがうらめしくってしょうがない(笑)。
エースが死に、海賊側は敗走開始。
ルフィも倒れ、あとは白ひげが最期の華を飾るだけかと思っていたところに、まさかのこの闖入者。
なんだか、白ひげの最期を汚されたような、汚いものを見たような嫌な感じがしてしまったのは私だけでしょうか。
いや、本来黒ひげはそこまで嫌悪するようほどの人物として描かれてはいないと思うのですが。
結局、善も悪もない戦いなわけですしね。
第三者的視点から見てしまえば、白ひげたちも結局は海賊。
普段は主人公補正がかかって良く見えますし、世界各地である意味の秩序をもたらしていたのが白ひげだというのは、本当のことでしょう。
しかし、一般人からしたら結局世を乱す海賊なんでしょうからね。
そして、海軍だってオハラのあの惨劇を見れば、勝手な正義を押し付けている圧政者の手先にほかならないのかもしれませんし。
そういったことを考えれば、やはりドフラミンゴの言うとおり、どちらも正義ではないわけです。
この戦いに勝ったほうが、次の歴史の正義を決めると言うことなのでしょう。
だとすれば、黒ひげだってやっぱり悪でもなんでもないはずなんですが。
しかしね〜。
これまでずっと白ひげ海賊団と海軍の戦いを高みの見物しておいて、今こんなところでしゃしゃり出てくるなんて。
いや、自分から出てきたんじゃなくって発見されただけではありますが。
それにしたってなんだか、漁夫の利を得ようとしているようにしか見えないじゃないですか。
いや〜なんかきたね〜って思っちゃいますわ。
海賊にきたねぇなんて言ったってお門違いなのは分かってますが、なんだかチクショーって感じがね。
しちゃうんですよね。
ああ、こうなってくると、ルフィらの船の前に立ちはだかっていた正義の門を開けたのもこいつらってことですか。
とすると、実は戦いの最初からここにいたってことなんですか。
いったいどうやってあのインペルダウンからルフィらを追い抜いてマリンフォードまで来たんだっていう謎は残るものの、では最初から海軍と海賊がぶつかりあって消耗しあよう仕向けていたってことなんですかね。
だとすると、黒ひげ、想像以上にすげー奴ですな〜。
これだけの歴史に残るような大事件を、背後から操っていたってことですもんね。
ところでこいつら、ちょっと見ないうちにずいぶん増えましたね〜。
これって、インペルダウンで新規勧誘してきたってことですよね。
ふたりほど、横じまの囚人服着てますもんね。
あわせて10人ですか。
私の中では、黒ひげ海賊団は、ルフィたちの最後の敵というポジショニングなんですが、黒ひげたちが10人ってことは、ルフィたちもあと一人増えるってことなのかな?ってちょっと思いました。
さぁしかし、これはいったいどういうことになるのでしょうか。
黒ひげの目的はいったい何なのか。
なにやら、とんでもないことになってしまいそうです。
再来週が待ち遠しいッ!
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いうのは、でかい奴と角の人の二人のことじゃないでしょうか。
というわけで、フランキーとサウザンドサニー号の相手になるのでは。
ですよね〜。
個人的には、これまでも手強そうな軍団だなぁと思ってましたが、これで一挙にとんでもない世界レベルの勢力にのしあがったんじゃなかろうかと、そんなインパクトがありました。
>緑川さん
インペルダウンでちゃ〜んと伏線が貼られてたみたいですね〜。
船には乗り手ですか。
なるほど〜と思っちゃいました。
面白い着眼点ですね〜。