2010年02月03日

週刊少年ジャンプ2010年09号感想 後編

 さてでは後編。




 後半の感想は、

・サイレン
・スケダン
・彼方
・リリエン
・いぬまる
・H×H

 の6本でお送りいたします。



PSYREN−サイレン−

 別エントリーにて。



SKET DANCE

 キャプテンの魅力爆発!(笑)

 食欲にほだされる大食いキャラに始まり、ウォークライダンスに恥らう萌え攻撃。
 そして、試合中に急激に成長するスポーツ漫画王道の展開から、炸裂するキャプテンらしい指揮力。
 キッとした 「プリッツ!」 の表情とかもうたまりません(笑)。
 さらに、ロマンちゃんさながらのエースをねらえ的必殺技発動!
 なんじゃそりゃ〜!(笑)

 ジェネシス大会ネタってどんなことになるのかと思っていたら、すっかりキャプテン強烈プッシュ回じゃないですか。
 いや〜、キャプテンいろんな意味で可愛いな〜。
 山のようなご馳走を一瞬でたいらげ、毅然と 「プリッツ」
 これ、自分の中で流行りそうな予感がします(笑)。

 ビニーズミュートアンプの回が絡んできたあたりも絶妙に笑えちゃいました。
 こういう回があるとコミック欲しくなっちゃうんですよね〜。 
 しかし、

「ダイジェストでぶっ潰してやる」

 ってボッスンのセリフが天才的。
 それはたしかに漫画的に最強の必殺技かもしれん(笑)。
 そうそう、ロマンちゃんの顔出しも嬉しかった。



新世紀アイドル伝説 彼方セブンチェンジ

 ああ、なんか面白い!
 流智のテンション高めのツッコミが入ってると、なぜだか安心して笑えてしまいます(笑)。
 私欲と虚栄心にまみれながらも、人気は得られない不幸な男、流智。
 こういうキャラのツッコミってのも新しいかもしれませんね。
 ユニット組ませたのはいいものの、ネタがなくって苦しいんじゃね? 的な話はありましたが、やっぱこの漫画は SPLEEN 路線がいいのかもしれませんぞ。



賢い犬リリエンタール

 おおー、なんか絵本が膨らんで、あの巨大古代魚が出てきました!
 なんと、これはリリエンタールが意識してやったんでしょうか!
 自発的な能力発動ってのは初めてですよね〜。
 これは、リリエンタールの成長によるものなのか、それともリリエンタールにはまだまだ我々の知らない力が眠っていて、これまで見てきたものはその片鱗に過ぎないと言うことなんでしょうか。
 なにげにけっこう重要なポイントな気がします。

 たくさんの被害を出してしまったことで、さらに落ち込んで自分を責めてしまうてつこ。
 その落ち込みでさらに魔人が強くなる。
 まさに自己嫌悪のダメスパイラル。

「いままでずっと

 どうにもできなかったのに…

 今 なんとかしろって言われても無理よ!!!」


 うーん、これは辛い。
 回想の、部屋の隅で膝を抱くてつこのイメージがさらに痛々しいです。

 その闇からてつこを救ってくれたのは、なんと、リリエンタール!
 電柱に頭を力いっぱいぶつけるリリ(作者公認の呼び方だし、今日から私もリリと呼びますか)。


「てつこを………

 なかせるな…!!

 てつこを…

 いじめるな!!

 てつこを…

 こまらせるな!!!」



 リリエンタールの怒りの一撃とともに、ひび割れ、砕け散る暗黒魔人!
 うおー、リリエンタール!
 お前はなんていいヤツなんだ!!
 かけらも自己犠牲をいとわない、てつこを思う、強くまっすぐな優しさ!
 やーもう、相変わらず涙が出てくるくらいカッコイイぞ!
 リリの涙出てくるくらいの優しさは、この漫画の大きな楽しみのひとつなんですが、毎度の事ながら心動かされてしまいます。

 しかし、出てきた不思議現象をリリを気絶させることで消せるってことがわかっちゃうと、今後が簡単になりすぎないだろうかという不安もあったり。
 だって、てつこだったら 「当身ッ!」 とかやって、容易くリリを気絶させられますよね。
 うーん、どうなるんだろう。
 冒頭のリリのパワー自発的発動ってのもありましたし、そろそろリリの能力エピソードも、違うターンに入ろうとしているのかもしれませんね。

 かくして事件はなんとか無事解決。
 町は元通りになって、どうやら被害者はリリの頭とごむぞうだけで済んだ模様(ああ、ごむぞう!…)
 宇佐美ちゃんの乙女心も守られてよかったよかった。
 そして、心配なてつこの心の闇にも、リリエンタールが光を投げかけてくれた様子。
 「すぴーー」 と鼻ちょうちんで眠るリリエンタールを胸に抱くてつこの表情が、とても優しげで安心しました。
 急には無理かもしれませんが、これならてつこの不登校も近いうちに払拭できるかもしれませんね。
 ほんと、リリエンタールの優しい話は心が温まります。

 そして、ここで次なる展開スタートか。
 おそらく例の組織の一室で、この一連の事件を見ていたらしき男女。
 新たな敵の出現のようです。
 リリエンタールの能力も含めて、なにやらいろいろと物語が動いてきそうな予感がします。

 ところで、最後のページの柱に聞き捨てならないことが。

実は犬より猫が好きな葦原大介先生に応援のお便りを!!


 って(笑)。
 んまぁいいや、私も猫のほうが好きだし!(笑)
 でも、そうですよね、リリエンタールは別ですよね!
 彼は、立派な弟ですからっ!!



いぬまるだしっ

 突然の中井さん登場に吹きました(笑)。

 しかしこの、アンケートにふりまわされて迷走してゆく感じ。
 もしや編集部風刺なのだろうかと考えてしまうのは少々うがち過ぎでしょうか(笑)。



HUNTER×HUNTER

時間稼ぎ

会わせるつもりは毛頭ない

そのはずだった


 ああ、なんと。
 ただの口から出まかせが呼び水となって、思わず心情を吐露してしまったキルア。
 口に出すことで、そうだったのかと自分でも理解してしまって、抑えようもなく決壊。
 これは胸に迫ります。
 あのクールなキルアが、こんなに無防備に泣き叫ぶなんて。
 決定的になってしまったゴンとキルアの断絶が、あまりにも悲しいです。

 と、そんな予想外の展開から、さらに、パームがプフの操り人形になっているという衝撃の展開。
 脳の記憶と感情をつなぐ部位を破壊(と書いて治療と読む)したことによって、真に有能な「兵士」と化していたパーム。

実験の成功は

人類の破滅をも意味する


 パームの人格が破壊されたことも脅威ですが、それ以上に人類の危機であることが示されつつ、泣き崩れる無防備なキルアに迫るパーム。
 しかし!

「黙れ」

(あたしはパーム=シベリア!!

 一号じゃない!!)


 パンチ一閃、プフの分身を破壊!!
 うおーーー! なんとパームの呪いが解けた!!
 キルアの心からの叫びが、パームの枷を外しちゃったんですね。
 それは奇跡のようで、奇跡ではないという科学的な症例が逆に奇跡性を強調しているようにも見えます。

 そして、パームの体を包んでいた黒髪の鎧が解け、純白のドレスが出現したのもよかった。
 呪縛が解けたことを暗示する、美しい描写じゃないですか。

 本当にゴンに必要なのは、自分ではなく、キルアなのだと逆に諭すパームもよかった。

 ダークな戦い開始かと思いきや、キルアの説得がキルア自身の挫折を吐露させ、それがパームとの和解を呼ぶのかと思えば、なんと操り人形にされていた事が判明。
 さぁ、いよいよキルア絶体絶命かと思ったら、そこで奇跡の逆転劇。
 この次々ひっくり返り、スリルと感動が交互にテンションを高めあうキレのある展開。
 これぞ漫画! って思いますよ。
 いや〜、いつもながら富樫先生は読まされる!



まとめて

 感想は書いてないんですが、先週センターカラーをやったばかりのめだかボックスの順位が、急激に落ちてて驚きました。
 これはシャッフルでしょうか。
 まぁ2月の VOMIC はめだからしいですから、今のところ打ち切りって線はないんんでしょうけど、位置的にはギリギリゾーンですよね。

 一方、ねこわっぱはすっかり最後尾が定着な印象。
 話としてもまとめに入っちゃった感じですし、これはあと2話くらいですかね〜。

 あとは保健室も危ない感じ。
 最近はお色気作戦に出たようですが、はたして卍解じゃなかった挽回できるのでしょうか。

 やや持ち直したかな? と思えるのはリリエンタールですが、その差はまだまだ僅差といった印象。
 気は抜けませんね〜。

 さて、来週は個人的に期待の新人、斎藤修先生の読切が掲載。
 今週の榊ショウタ先生もレベル高かったので、これは楽しみ。



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posted by BOSS at 22:13| Comment(3) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
彼方・なんというかギャグ漫画というより
普通に芸能界を描いた”職業漫画”として
それなりにまとまってしまっているような気がするんですが
旅番組の回でも思ったことですが
彼方が”芸人になりたい変人”というより
”変なアイドル”として現実レベルで
十分許容できるキャラクターのような・・・
Posted by フーマッハ at 2010年02月04日 00:02
そんな…ごむぞう…どこからかニュッと出て来て!
H×H、今回はとても魅せられました!
キルア…感情に素直になった君は素敵だー!
Posted by 如月宵姫 at 2010年02月04日 00:52
>フーマッハさん

 たしかに、破天荒キャラギャグというよりは、これはこれで普通にアリなんじゃ?というくらいに落ち着いてきたのかもしれませんね。
 そのくらいのほうが、キャラとして動かしやすいという事もあるのかもしれませんしね。


>如月宵姫さん

 ごむぞう…実に勇敢でかっこいい最期でしたが、こんな幸せな世界で犠牲者が出るなんてやっぱりイヤですよね〜。
 ごむぞうもリリも可哀想すぎます。
 復活してほしいな〜。

 キルアの涙は、やっぱりグッと来ましたね〜。
 ビスケとの約束「今回の任務を最後にゴンとは別れなきゃいけない」と言う事より、自分では、ゴンを助けられないという苦悩が大きかったんですね。
 素晴らしい友情物語です。
 なんとか、この二人がいつもみたいに笑いあえるようになって欲しいものです。
Posted by BOSS at 2010年02月08日 22:47
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