次々と明かされてゆく、金剛一族の真実。
今回も怒涛の勢いが止まらない、絶好調の9巻です。
過去感想→1巻、2巻、3巻、4巻、5巻、6巻、7巻、8巻
【ネタバレ注意!】
卑怯番長がとにかくかっこいい。
数々の絶技に加え、冴え渡る頭脳プレイ、行動のシャープさ。
その上なんと、いざとなれば肉弾戦まで強いとは!
まさに卑怯なほどに強い、強すぎです(笑)。
「アイアム… 卑怯番長!!」
の場面など、この凶悪な表情にはほんとシビレちゃいますね〜。
しかも、次なる新手には、自己犠牲の死なばもろとも作戦。
これはあまりにもカッコよすぎ。
ここは相手方のドリル番長の男気とも共鳴しあって、いい場面でした。
今回、前半はすっかり卑怯番長にもっていかれましたね〜。
スタッフにも読者にも人気と言いますが、さらにこれで人気が上がったことでしょう。
しかし個人的には剛力番長もクリーンヒット。
これまでとはちょっと違った、本気の凄みを見せてくれたのもよかったですし、相手がどんなに強かろうと、空の彼方までキラーンとぶっ飛ばしてしまえば勝ちという、このムチャクチャな勝ち方が相変わらず楽しすぎ。
しかもここ、技名が、
「シャイニング・インパクト!!!」
って、これってシャイニングロードとライジングインパクトの合成としか思えない!(笑)
ライパクのファンとしてはたまらんネーミングですよ〜。
そして最後に金剛に立ちはだかる敵は、文学番長。
美しい女性キャラが、文学なんてテーマでどんな戦い方をするのかと思いきや、なんと思い込みで肉体を物理的に変貌させるミュータント級のバトル!
『ジャングルブック』 を読めばムキムキマッチョに、『ニーベルングの指輪』 を読めば手が槍になり、体が鎧になるというトンデモさ!
いや〜、あいかわらず発想がブッ飛んでる。
つか、これってなにげに妙齢の女の子が胸丸出しで戦ってるんですね(爆)。
いやまぁ、ムキムキマッチョの化け物になっちゃっちゃあどうでもいいんですが(笑)。
そして明かされる、金剛一族の秘密。
というか、金剛一族は人類でも哺乳類でもなかった!
その名も、『金剛類』!!
このバカ設定には思わず笑ってしまったのですが、そう、このくらいやってくれるのが 『金剛番長』 ですよね〜(笑)。
あいかわらずパワー全開で突っ走るこの暴走感。
ステキすぎます。
しかも、
「言うなれば――
細胞がスジを通した。」
って(爆)。
いや、なんか力ずくで納得させられてしまいましたぞ!(笑)
また、どうやらすべての謎の発端らしき、初代・金剛番長とも言うべき、金剛晄の祖父、魁(かい)の存在。
そしてなんと、あの獄牢さんが、晄の父・金剛焔(ほむら)と同じく、旧日本陸軍特殊部隊 「八咫烏」 の生き残りにして、焔と同等の力を持つ怪物だったことが判明。
いや〜、メチャメチャ強いとは思ってましたがまさかそこまでの重要人物だったとは。
これは正直驚きました。
意外と近くに、真実に一番近い人がいたんじゃないですか。
巻末のオマケ漫画には、この獄牢さん(獄門番長)と焔(弩級番長)のスペックが公開されてて、その超スペックに驚き。
すべての能力値が100%に到達していて、さらに突出した能力は通常のMAXの1.5倍ほどまでいってます。
さらにちょっと面白いのが、獄牢さんの説明文。
これを読むと、どうやら卑怯番長は獄牢さんの息子っぽいじゃないですか。
もしそうだとしたら、卑怯番長はそんなこととは露知らずってことなんでしょうけど、獄牢さんのほうは知ってるんですかね。
これはちょっと面白い繋がりです。
さぁ、霧厳島に、初代金剛番長・魁が命がけで封印したという 「旧日本軍の悪夢たる兵器」 とは一体何なのか。
いよいよドラマも大掛かりに盛り上がってきたようです。
ってことで、とりあえず感想が最新刊に追いついてホッと一息(笑)。
いやでも、まだまだ他にも感想書きたい漫画や小説がいっぱいあるんですよね!
頑張ろうっと。
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