これまでとまったく違う雰囲気の表紙に目を疑いますが、まさかこのカワイコチャン(死語)が…!
過去感想→1巻、2巻、3巻、4巻、5巻、6巻
【ネタバレ注意!】
まずはマシン番長編大団円。
月美とマシン番長の絆と別れがいかにもお涙頂戴なんですが、畜生もってけドロボー!
泣いてやったぞコノヤロー!
これで満足かーッ!!
ええ、ええ、大感動でしたとも!!(笑)
最後、マシン番長を呼ぶスイッチを押し続ける月美。
大丈夫!
いつか、きっと帰ってきますよマシン番長は!
絶対帰ってくると信じてますよ!
それが正しい世界ってもんですって!
そして、金剛番長の妹・そあら登場。
古典的なアイドル描写やベタな歌詞が痛いくらいなんですが、それがむしろギャグになっているという面白構図。
で、期待通りムチャクチャ強いという、ヤハリなって感じですが、そうこなくっちゃ。
しかし、アイドルそあらに 「もう会いたくない」 と言われて 「ガチョーン顔」 の金剛が最高でしたね(笑)。
妹相手だと、あの金剛もかたなしです。
かくして金剛一家が、父、兄、妹と総登場したところで、満を持して繰り出される母の死の真実。
悲劇の過去編。
いや〜これは辛いわ〜。
晄も猛もそあらも、まだまだ幼すぎるほどに幼いというのがなおさら悲しいです。
幼い子供を残して死んだ母を責める、口さがない大人たちを前にして、猛が車を殴りつけ、
「小せえことは気にするな」
と、嗤ってみせる姿が猛烈に悲しい。
大きな母の愛と願いを受け止め、晄は 「一度決めた事には必ずスジを通す漢」 に。
そあらは 「いつも笑顔でみんなに愛される娘」 に。
そしてやはり猛も、「小さな事など気にしない器の大きな漢」 になったようなのですが、悲しいかな、猛だけはどこかで道を見誤ってしまったのですね。
しかし、その見誤ってしまった猛の気持ちもすごくよく分かる。
いや〜これはなかなかいいエピソードでした。
金剛一家の原点。
母の死という衝撃が、すべての始まりだったのですね〜。
そしてラストはなにやら新章開幕のムード。
まだもうちょっと23区計画が続くのかと思っていたら、この漫画はけっこう展開が早いですね〜。
■関連記事
・すばらしき番長の世界!
********************************************************
よろしければランキングにご協力をお願いします。

にほんブログ村 漫画ブログ

blogramランキング参加中!
********************************************************
よろしければランキングにご協力をお願いします。

にほんブログ村 漫画ブログ

blogramランキング参加中!
********************************************************