【コミック派ネタバレ注意!】
3号連続表紙&3号連続巻頭カラーもこれで最後。
いや〜、フツーに尾田っち働きすぎでしょう!(笑)
ところで映画のほうですが、あっというまに80万人超を動員しちゃったそうですね!
いや〜凄すぎだっつーの。
これじゃあっというまに150万部用意されてるという第0巻がなくなっちゃうじゃないですか。
前売り券は買ったんですが、今週末あたり行こうかなと思ってた私、ちゃんとゲットできるんでしょうか。
ちょっと絶望的な気がしてきたぜ〜い。
さて本編。
冒頭から凄まじい戦いが。
青キジのアイスボールが炸裂し、白ひげ完全凍結……かと思いきや、いともたやすく氷を砕いて脱出。
「あらら…ダメかァ
“振動”は凍らねェなァどーも…」
なるほど、凍らせるということは、原子の運動を低下させるということですから、振動はそれとは正反対の働きをしていることになるわけですね。
存在そのものが振動なら凍らないと。
このあたり、能力の相性バトルが健在でいいですね〜。
さらに、白ひげの覇気のこもった突きが青キジを捉える。
しかし、これは青キジの作戦のうち。
刺されたわけではなく、あえて体を空洞にして槍を飲み込み、全身を使って拘束したと言ったほうが正しいのでしょう。
たとえ覇気のこもった槍でも、触れさえしなければ能力をキャンセルされない。
覇気をかわせさえすれば、ロギア系能力は維持することができるようです。
あ、あるいは青キジも覇気でガードしたってことなんでしょうか。
このあたり、まだまだ覇気については謎だらけですね〜。
ところがどっこい、ここに割り込んできたのはダイヤモンド・ジョズ。
おおー、次々と猛者がやってくる。
このジョズの攻撃で、なんと青キジも口から血がタラリ……。
これはマジでスゲー。
あの青キジがですよ。
この戦い、大将だからって安閑とはしてられませんね。
誰が倒れたっておかしくないんだっていう緊迫感を感じてしまいました。
さて一方のルフィは、中将クラスを相手に苦戦。
頼みの綱のギア2もガス欠。
さすがに長時間戦いすぎたんでしょうね。
ついに、さすがのルフィも現実の壁に突き当たる時が来てしまいました。
勢いや気合だけでは、世の中どうにもならない。
厳しい現実がそこにはある。
夢や希望だけでは渡っていけない海の厳しさを、目を背けずに正面から描いてくれるそんな尾田っちが、私は大好きです。
なつかしの指銃に貫かれ、さらにトドメとばかりに襲い掛かるは黄猿のビーム!
うわ〜容赦ねぇ。
つか、マルコさんどこいったの!
蛇姫さま助けて〜!
もはや完全に力尽き、倒れたままピクリとも動けないルフィに、トドメを刺す気も起きないとばかりに黄猿は蹴り。
スッ飛ばされたルフィを白ひげがナイスキャッチ。
つーか、白ひげに向かって蹴り込んだのか、黄猿は。
ルフィを“無謀なだけのゴミクズ”呼ばわりし、そのルフィに先陣を切らせた白ひげもなじる黄猿。
でも、白ひげは違う見方をルフィに向けていたようです。
「ほざくだけの威勢の塊……!!
若く…無様…!!!
――… そういうバカは好きだぜ」
いいですね〜!
今、おのれの死に場所をみつけ出した古豪が、若き才能を見てニヤリと笑う。
これは震える。
なんか、熱いものがフツフツとこみ上げてきてしまいます。
白ひげはいったい、どんな未来をルフィの上に見たのでしょうか。
いや〜なんとも熱い!
そして白ひげは次なる大将、赤犬との戦いへ!
その表情は、すでに蒼白。
死期はいよいよ迫り来るように見えますが、しかし何か確信めいたものを持ったような、どこか満足げですらある表情。
エースとルフィに未来の海賊をたくせると悟り、もう迷いも何もなくなったのではないかと、私なんかは考えてしまいます。
同じくジンベエさんも死に場所をここと決め、いよいよ特攻。
ついにきました、最終決戦。
総力戦です。
見開きで描かれる、壮絶な戦い。
白ひげ傘下の隊長たちが、海軍将兵達が、王下七武海が、大将が、戦桃丸が、パシフィスタ軍団が。
力と力が入り乱れ、もはや作戦もへったくれもなくなった、まさに混戦総力戦。
いやもう熱いったらない。
セリフなどなく、ただ雄たけびと悲鳴が織り交ざり、轟然たる騒音が逆に静寂にすら思えてくる不思議な世界。
そんな戦場が目に浮かびます。
まるで映画のワンシーンじゃないですか。
この戦いが終わる時、そこに立っているのは果たして誰なのか。
いよいよ、決着の時が迫ってきてしまったようですね。
なんか、いざその時が近づいてくると、それを見るのが怖いような気さえしてきます。
いったい誰が、勝利を掴むのか。
そして誰が敗者として地にまみれるのか……いや、海の藻屑となるのか。
いよいよ、無慈悲な決着がつけられてしまうんですねェ……。
うわ〜これはコエエ〜。
ゾクゾクしてきた!
さてラスト、おお、マルコさん発見。
ルフィをガードしてないと思ったら、エース救出に飛び出していました。
なるほど、一番隊隊長ともなると、ルフィも助けなきゃいけないし、同時にエースも助けなきゃいけない。
幹部は辛いですね。
覚悟はできているか? オレは出来ているって感じですね。<意味不明
ところがどっこい、そのマルコを妨害したのは、おおー、ついに出ました、ガープ中将!
じーちゃんキター!
さぁ、ついに男ガープが立ってしまいました。
義理とはいえかけがえのないその孫、エースの処刑を進行させんがため、自らを砦として海賊の行く手を阻むのですから、どのように腹をくくったのか。
ただごとではない覚悟を感じざるを得ませんって。
最初からわかっていたことではありますが、これはしかし大変な壁がエースの前に待っていたものです。
「とうとう出てきた……!!」
「伝説の海兵が…!!!」
なんていう群集のどよめきが否応ナシに期待を高めてくれますね!
しかし、切ない戦いだなぁ〜。
どちらを立ててももう一方が立たず。
どちらにしても、大きな損失なしには事は治まりそうにないですしね。
もう、どっちにも生き残って欲しいんですよ。
どっちも勝ち残って欲しいんです。
いやもう、切な過ぎる。
エースにも死んで欲しくないし、白ひげも死んで欲しくないし、海賊達にも負けて欲しくない。
こうなってくると、これまであまり好きじゃなかった大将たちだって負けて欲しくないんです。
この戦いが始まる前や、始まってからしばらくは、エースと白ひげは死ぬだろうなと軽く考えてました。
そして、海軍と海賊は痛み分けとなり、しかし双方ともに壊滅的な損失をこうむることによって、既存の秩序が破壊され、それが新時代の幕開けを呼んでしまう。
そんな予想を軽い気持ちで立ててたんですが……。
こうやって戦いを見守り、それぞれの人々の思いを見てくると、そう簡単には切り捨てられなくなってしまいました。
ああもうほんと、どうなってしまうんでしょう。
ところでルフィ。
この巨大な挫折は、巨大な成長への壮大な伏線と思っていいのでしょうか?
寝ている場合じゃ、ないんだぜ?
目を覚ませ、ルフィよ。
その目に、白ひげの巨大な背中をしっかり焼き付けろ。
もう、二度と見られないかもしれないその背中。
きっと、きっと巨大な何かを得られるはずなんだぜ。
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