2009年12月01日

ONE PIECE(ワンピース)感想 第0話 “ストロングワールド”

 週刊少年ジャンプ53号は、なんとワンピが2本一挙掲載!
 その1本、劇場版プレストーリーの意味もこめた特別書き下ろし編の感想です。 

【コミック派ネタバレ注意!】




 劇場版プレストーリーも兼ねた書き下ろしなのですが、いや〜これは素晴らしい外伝ですね。
 「あの人は今」 ならぬ、「あの人はこの頃」 って感じで実に面白い。
 まだまだ枯れてないガープに、武闘派っぽいところを残したセンゴクさん(あの帽子の下はアフロだったのね!)。
 子供っぽさを残したバギーにシャンクス。
 クロッカスさんがけっこう好戦的っぽかったのは意外でした。
 冒頭からなんかもうファンサービス満点。
 嬉しいなぁ〜。


 そして、なるほどこれが“金獅子”のシキですか。
 無茶なデザインの理由が説明されたわけですが、これ、劇場版だとなんの説明もなく“トサカ”がついてるんですかね(笑)。
 なんとまぁご無体な。
 でもこれ、思いっきり深く突き刺さってるんですよね?
 いやもう気になっちゃってしょうがない。
 脳とか貫通しちゃってんじゃないの?
 もうそんなことを想像しただけでオッソロシィのですが、チョンって触ったりしたら脳にビクンッて響きそうじゃないですか(笑)。
 頭を思いっきりひっぱたくツッコミがいやに恐ろしいものに見えてしまいました。
 でも、この人たちに取っちゃこんなこと、屁でもないんでしょうね。
 スゲー生き様だこと(笑)。
 妙なことで感心してしまいましたわ。


 世界中に響き渡るロジャー処刑の報。
 ここでもひとコマずついろんな人の顔が。
 ミホークが紅顔の美少年だったり、モリアにアゴがあったり、やっぱり蛇姫さまのかわゆさはとどまるところを知らなかったり、なんかもうこれは楽しすぎますな〜。
 気になるのは、後ろ姿のクロコダイルで、これってばもしかすると 『クロコダイル元女説』 がまことしやかになってきましたか?(笑)
 実はクロコダイル、イワンコフの力で男にされちゃったんじゃないかって疑惑があるんですよね〜。
 イワンコフがクロコの弱みを握っているとしたら、そういうのが一番ありそうなのではないかと。
 まぁ、クロコのキャラからしたらあまりにかけ離れている話ではありますが、ギャップがあるからこそ効くのかもしれませんし。
 うーむ、これは気になります。


 そして、シキの壮絶な脱獄。
 インペルダウンから脱獄したというのは知っていましたが、うはは、自分の足を斬りましたか(笑)。
 これはイテェ〜。
 しかもそこに自分の剣をえぐり込んで足にしちゃいますか。
 なんかもう、想像しちゃったら痛すぎて笑うしかない(笑)。
 そこまでやりますかと。
 この執念、ほとんど狂気とすら言っていいものがありますね〜。
 恐るべし、金獅子のシキ。


 かくしてシキは、雲に届く秘境“メルヴィユ”へ。
 そこで見出した何かを鍵に、20年後の計画発動をめざす遠大な陰謀を企み始めるのであった!って感じですね。

 いやいや、これはキョーレツな敵だこと。
 大丈夫なんでしょうかルフィたち。
 相手は、ロジャーと海賊の頂点を競い合い、白ひげとも肩を並べるような男ですよ。
 これまでの敵とは、何段も段違い。
 足を失ったとはいえ、どうやら飛行能力の持ち主らしいですから、それこそ足なんて飾りですよ。
 マジでどうなっちゃうんでしょう。
 たしかに、これは劇場版で相手にするにふさわしい敵ですね〜。

 ことは、『強さ』 だけではないですよ。
 歴史に密接に絡んできた、まさに 『伝説』 の男達の一人なわけじゃないですか。
 現在マリンフォードで繰り広げられている伝説級オンパレードの戦いに顔を並べていても、少しもおかしくない男です。
 そんな男と戦うことができる。
 その戦いをこの目にすることができる。
 このこともまた、劇場版の興奮をいやおうなしに高めてくれること、間違いなしですね〜。
 劇場版という 「外伝」 にしておくのはもったいないくらい、実に豪華な素材。
 さすが尾田先生、やることが豪快、ふとっぱら。
 こんなでかいネタをどんっ! と映画にしちゃうんだからカッコイイじゃないですか。


 いや〜これは見事に映画への期待を高めてくれちゃいましたね。
 しかもこのシキの声が、あの個性派俳優・竹中直人さんですからね!
 これは期待せずにはいられないっ。


  
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posted by BOSS at 22:20| Comment(2) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
たった20P程度の内容でしかも
20年前の過去の人物たちのクローズアップに
ページを割いたというのに
金獅子シキという男の魅力が存分に
伝わってきました
・海賊王と渡り合った
・センゴク・ガープの2人がかりでようやく拘束できる
・ルフィ達が力を合わせようやっと脱獄したインペルダウンを単身で脱出
・現世界最強の白ひげと肩を並べる
どれをとっても尾田先生の構成力以上に
これまで築かれてきた”物語の厚み”を
フル活用してシキというキャラが立てられている上に本編と連動して
”新時代に繋ごうとする白ひげ”
”旧時代を捨てきれない金獅子”
のキャラに持たせたテーマまで匂わせてきているのか・・・?
恐ろしすぎる・・・

その他のキャラのクローズアップも素晴らしい
ロジャー処刑の場に居合わせた
現在海を賑わす荒くれモノどもが
ロジャーの死が大海賊時代の幕開けとなった
ことは単なる比喩ではないことを象徴している・・・
それぞれの過去も
「尾田先生自身が誰よりもワンピースのファンであるがゆえに出来る最高の二次創作」
って感じで読者が求めるモノに最高の形で
応えている

こんな真似が出来るのは現在尾田先生だけでしょう
ここにきて初版285万部突破も納得の数字

「シキかっけぇぇ!!」って言ってる
小学生に混じりたかったです
そして10年経っても今の子供がワンピを
楽しめているという安心感・・・
新人漫画家たちは”ワンピを越える気概”
で望まねばならんのですから
そりゃあキツイ・・・改めてジャンプの看板の
重みがわかる豪勢過ぎる外伝でした
Posted by フーマッハ at 2009年12月01日 23:48
 すばらしい感想コメント、ありがとうございます!
 あのシキの凄さ、映画への魅力がたっぷりつまった一話を、見事に整然と分析されてて歓心してしまいました。
 いやほんと、尾田先生の凄さをまざまざと見せられた一話でしたね〜。
Posted by BOSS at 2009年12月06日 23:37
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