もし使ってみたいというご危篤、じゃなかった、御奇特な方がいらっしゃいまいたら、どうぞ、ご自由にお使いくださいませ。
本来は公開用としてデザインしたものではないので、かなり使いづらいシロモノとなっているでしょうし、安全の保証はまったくできかねまするが(笑)。
好きなように改造するなり、単なるインスピレーションの素材にしていただいて構いません。
むしろ表だけ使うぜーとか、そういうほうが無難かもしれませんね。
まぁ、使い勝手の悪すぎる駄作だと思いますので、ご笑納だけいただければ幸いです。
一応、使用上の注意なども書いてみましたので、ご利用の際にはそちらもあわせてお読みください。
ちなみに当方では、「冒険者が全滅しちまったじゃねーかコノヤロー!」 などの苦情は一切受け付けておりませんので、あらかじめご了承ください(汗)。
【推奨環境】
キャラクター・レベル:3〜4
キャラクター人数:5人
推定時間:7〜8時間
シナリオおよび表類 → ダウンロード(ZIP形式)
表類は、「プレイヤー用覚書」 のみプレイヤー人数分、残りは1枚ずつプリントしてください。
ちなみに 「戦術マップ」 は paizo 社製 Gamemastery Flip-mat を使うとぴったりサイズが合うように出来ています。
こちらはホワイトボード用マーカーで書いたり消したりができるフロアタイルで、超オススメのアイテムです。
アマゾンで買うか、秋葉原のロール&ロール ステーションで購入することをオススメいたします。
使用上の注意
まず、このままの状態では、実用性のある単発のシナリオにはならないことをご注意申し上げて起きます。
【時間問題】
最初にとにかくヤバイのは時間です。
当方のサークルは、プレイ会場の時間を8時間半もとっている、もしかするとけっこう珍しいサークルだったりします。
おかげでかなり贅沢なシナリオができるのですが、それでも今回のシナリオは終わりませんでした。
シナリオは全部で3部構成となっています。
・砂漠を横断し、鉱山に到着するまでを第一部。
・そこから街に向かってあてどなくさ迷う第二部。
・途中発見した隠れ里での騒動を扱う第三部。
みなさんがご利用の場合には、この中のどこかを一部だけアレンジして使用するのがよいかと思われます。
例としては、街Aから街Bに行くために砂漠を横断しようとしたら、途中で道を見失ってしまった、などとして、第二部だけを利用する事が考えられますかね。
まぁ下手すると元の街に帰ると言い出されかねないので、帰れない理由をそれらしく作っておけば尚よいでしょう。
たとえば、冒険者が犯罪者の汚名を着せられて追われている、とか、あるいは街Bに日限までにたどり着かないと病気のNPCが死んでしまう、とか。
一番いいのが、おそらく砂漠の本当のド真ん中で遭難したことにして、街Aに行くのも街Bに行くのも結局同じやんけー!と言わせることですね。
【禁止事項】
次に重要なのが、登場させるととたんにつまらなくなるアイテムおよび魔法です。
ホールディング・バッグやヒューワーズ・ハンディ・ハヴァサックなどの、重さを軽減できるアイテムは登場させないほうがよいでしょう。
食料や金鉱石、宝物の重さは、今回の砂漠の地形効果、温度効果を面白いものにする要因となっています。
これを考えることなく無問題にしてしまうアイテムの存在は、シナリオの興を大きく削いでしまうでしょう。
おそらく3〜4レベルの冒険者はそういうカバン系を買うほどの金銭的余裕はまだない頃と思われますが、もし持っているようであればそれは今回なんとかして使用禁止と納得してもらうか、あるいは、サイズアップサービスなどを交換条件として今回だけ没収してしまってください(笑)。
また、クリエイト・フード・アンド・ウォーターは、今回のシナリオを完全につまらないものにしてしまいます。
5レベル以上のクレリックがパーティにいる場合にはこのシナリオは諦めるか、あるいはクレリックの首を絞めてやってください。
そして、無頼大全がかなり余計なアイテムを出しやがってくれているのをご注意ください。
野外口糧
1日分1gpで、なんと重さのデータがナシという神アイテム!
いや、本来は食料ごときで重さの再計算するのは面倒という、実用的なアイテムなんですが、低レベルのこういうときには邪魔以外のなにものでもありません。
これはなんとしてでも冒険者の手に入らないようにしちゃってください。
それについてはシナリオ中でも言及しておりますので、とにかく今は 「品切れ中だ!」 の一点張りでお願いします。
【舞台について】
また、このシナリオは非常に特殊な環境を舞台としたキャンペーンの第3話用として仕上げられております。
スタート地点となる街は、周囲が人跡未踏の地に囲まれた、世界に一つだけの街となっています。
ご利用に当たっては、人跡未踏の砂漠のそばの街、とすれば問題はないでしょう。
街の支配者として、三賢者という存在が出てまいりますが、それは長いこと支配体系を確立しているものであれば、どのような存在に変えてしまっても構わないでしょう。
王国の王家なり、地方領主なり、帝国の貴族なり。
犯罪者に懸賞金をかけてくるような、それなりの権力と財力を持った存在が街に君臨していれば、通用するシナリオとなっていると思います。
文章中には、たびたびキャラクターの名前が登場しますが、当サークルのキャラクター名をそのまま掲載しておりますので、そのあたりは適宜変換してお読みください。
【オリジナルアイテムの扱いについて】
随所で BOSS オリジナルのアイテムが登場します。
砂漠の民の服とかはまぁどうでもいいレベルですが、アンケグ・アーマーなどはバランスまったく考えてないアイテムの一つだったりします。
これを許すとアンケグが出てくるたびに殻を剥いで儲けだすモンハン状態が現出してしまいますので、扱いにはご注意ください。
カットしてしまってもなんら問題ないと思われます。
【金鉱ウッホウホ!】
え〜、金鉱です。
掘れば掘るほど出てきます。
これを悪用されると冒険者の財布が凄い事になりかねません。
まぁ、それに見合うかどうか分からないくらいの時間と手間はかかるはずなんですが(笑)。
しかし、今回のシナリオ以降も、冒険者が冒険を忘れてしまい、鉱山夫の真似事に没頭してしまうようでは困った話です。
ということで、今回の冒険以降は金鉱を封印してしまってください。
封印としては、以下の3つがあるでしょう。
1.別の山師、あるいは街の権力者に取られてしまった。正式採掘権を持つ彼らにはかなわない。
2.あっという間に金鉱を掘りつくしてしまう。次に掘るとほとんど収穫ナシ。
3.金鉱が崩れて埋まってしまった。
3はあまりオススメしません。
冒険者はなんとしてでも掘り返そうとしそうですし。
一番有効なのは1でしょう。
【おまけの裏話】
今回の話は、明確な悪人は登場しません。
村人達も生きるために選んだ道ですし、ノールたちも実は元の棲家を追われ、砂漠の中で偶然見つけたオアシスに生存権を賭けた戦いを挑んで来たに過ぎません。
今回の事態を引き起こした張本人は、実は冒険者の依頼人ノルカ・ソルカーですが、彼も結局砂漠によって裁かれています。
それがノルカ・ソルカーが裏切った仲間の怨念によるものかどうかは、私も知りません。
砂漠の風にでも聞いてみてくださいって感じで。
そういう、不毛で、どこか滑稽なお話だったりします。
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