つっても11月なんですから当たり前か。
皆様風邪などひかれませぬよう。
ってなわけで、後半戦も元気にいきましょー。
後半の感想は、
・トリコ
・サイレン
・スケダン
・保健室の死神
・リリエン
・黒バス
・【最終回】アカボシ
の7本でお送りいたします。
トリコ
って、ツンドラドラゴン凍ってたのかい!
この気候に適応しているはずのドラゴンすら凍らせるとは、いったいどういうこと!?
もしかして、急激にここの気温が異常気象かなんかで下がっているのか? とか思ったのですが、それはどうやら別に原因があったようで。
まずは氷の大陸の洗礼がトリコたちを襲う。
恐るべき冷気に息すら凍りつき、力尽きたものは立ったまま氷の彫像と化す吹雪の猛威。
耳がボロッと落ちる描写はなかなかのものがありました。
さらにサスツルギの攻撃。
おおお、氷の大陸、予想以上に危険極まりない。
休息のひと時、ちょっとした交流が暖かいですね。
でもなんかこうやって人間味が描写されちゃうと、死亡フラグのように思えて仕方ない。
緊張感高まるなぁ〜。
そして、最大の難関の予感に気を引き締めるトリコ。
その予感的中。
出るわ出るわ。
次々と美食會のエージェントたちが!
まずは第4支部支部長バリーガモン。
こちらはパワー系か。
氷の中で眠りこけるという剛の者っぷりが素敵です。
次に、第5支部支部長ボギーウッズ。
こちらは会食のときに貝殻帽子をかぶっていましたが、なるほどヤドカリだったわけですか。
最初は大食いチャンピオンに乗り移っていたらしく、そこからカーネル氏のSPに乗り換えたらしいです。
憑依系なのか、それとも洗脳系なのかよくわかりませんが、なかなか不気味な能力者のようですね。
ああそうそう、前回チャンピオンが死んでいたのには違和感を覚えたのですが、ボギーがカーネル氏を狙って返り討ちにあったということかもしれませんね。
で、ぶっこわれたチャンピオンの体のかわりにSPを乗っ取ったと。
とすると、倒しても倒しても乗り移り続けるという、かなり厄介な能力者なのかもしれません。
そしてなんと、これはすごい!
副料理長クラスまで登場!
トミーロッド!
こちらはツンドラドラゴンの腹の中で昼寝をしておりました(笑)。
なるほど、ツンドラドラゴンは凍死していたわけじゃなくって、殺されて寝床にされて、結果的に凍り付いていたのかもしれませんね。
この恐るべき3人の美食會の刺客に加え、今回はさらにあのV字マスクの男が加わるわけですよね。
なんとまぁ凄まじい敵の全容でしょう。
トリコの他に戦力として計算できそうなのが副組長とグルメ騎士だけですから、人数的にトリコがダブルヘッダーとなるのでしょうか。
副料理長クラスだとトリコひとりでも危ないでしょうから、これはかなり厳しい戦いになりそうです。
あ、もしかしてV字マスクは味方になるということはありませんかね?
敵と思わせておいて実は味方というパターンです。
今回、大食いチャンピオンの正体がボギーウッズと判明したことで、そんな可能性もなきにしもあらずかな?と。そう思いました。
あの蹴散らかされていたSPたちは、V字マスクではなくって実は全員ボギーがやったもので、ボギーはなんとカーネル氏(ロボットっぽいですね!)にやられた。
ボギーはしょうがないので付近に転がっていた比較的損傷の浅いSPの体に乗り移る。
そんなプロセスなら、一応の説明はつくんじゃないかと(笑)。
でもまぁ敵でしょうね〜。
第一支部長のエルグ(未登場)あたりが怪しいですかね?
さぁ、いったいどんな壮絶な戦いが始まるのか。
これは楽しみ。
さらに不気味なカーネル氏がいったい何を考えているのか。
こちらも凄く気になります。
PSYREN−サイレン−
別エントリーにて。
SKET DANCE
なんという幸せな!
幸福感にあふれて笑いが爆発するすばらしい回をありがとう、篠原先生!(笑)
ボッスンヒメコのユーガッタメール完結篇。
いや〜楽しかった〜。
まずは黒髪に染めてちょっとあがっちゃったヒメコがかわいらしい。
そしてそれに輪をかけて緊張しまくり、ついにロボットにまでなっちゃってるボッスンが可笑し過ぎ。
脳内妄想のプリンさんがすでに確信に変わりつつあるというのも笑いどころですな。
しかしこの脳内プリンさんいいなぁ。
私もツボだわ。
そう、男なんてバカなんです!
そして、ついに顔を合わせるふたり。
いよっしゃー! 想定どおり!!
ドストライクに勘違いしあう二人。
素晴らしすぎ(笑)。
メールで連絡しあってまわりをキョロキョロしても、まったく互いが眼中にないふたり。
もう爆笑!
怖いね! 固定観念って!
さらにヒメコの指示どおり、ぴょんぴょんボッスンが飛んでるっつーのにまったく気づかないヒメコ!
笑いが止まらん!!(笑)
必死に飛び続けるボッスンの切ない表情がもう最高www
そして、クライマックス!
トドメとばかりに脳内プリンさんに突進するボッスン!!
「プリンさん ボクです
サムライです」
「だってアナタ
オレの想像したプリンさんにすごく似てますよ?」
狂気!!
腹筋崩壊!!
殺す気か!!!(爆)
で、ついに真相を知ってしまったふたり。
ふたりしてウォーズマンスマイルでゲッソリと。
そりゃー恥ずかしさの極致ですわな!
もう言い逃れ不能。
お互いが取り返しのつかないとこまで踏み込んじゃいましたもんね〜。
いやいやいやいや、ご愁傷様です(笑)。
しかし、結末はどこか爽やかに。
お互いがなぜかメールを消せない、そんなロマンティック青春モード。
なんだかこっちまで気恥ずかしくなってしまうような、幸福感満点なオチをご馳走様でした^^
いや〜なんて幸せな回でしょう。
笑いも最高、青春も最高!
ボスヒメネタはやっぱり鉄板ですね〜。
事態を知るやすかさずこのシチュエーションを組んでしまったスイッチ、マジでグッジョブ!!
保健室の死神
無修正にまだ見ぬエルドラドを想像して憧れる少年達にはわからないかもしれないが、世の中、モザイクがかかってたほうがエロく見えてくるってのもひとつの真実なんだぜ。
禁欲(ストイック)っていいながら、この光景のほうがよっぽど狂気です(笑)。
結局ハデス先生がなんにもしていないってのがまた素晴らしい。
賢い犬リリエンタール
すばらしい!
これぞリリエンタール!
これぞ葦原ワールド!
あったかいお話に思わず目頭が熱くなってしまいました。
前半のミステリー&ホラーはすでに、リリエンタールならではの面白さとして確立している感があります。
恐怖のシチュエーションでも冷静に状況を分析し、謎を解いてゆく静かな緊張感。
ホールにつどう骸骨たちの恐怖にも、落ち着いて慌てず騒がず。
これは天才肌の桜くんならではというのもあるかもしれませんが、ミステリーとしてとても居心地がいいです。
知的好奇心で読者がひきつけられてるときは、登場人物が無駄にワーワー騒いでいると邪魔に感じてしまうんですよね(笑)。
そして明かされた真相。
これは興味深い。
何が興味深いかというと、今回の不思議現象は 「リリエンタール純正品」 ではないんじゃないかと思うのです。
たしかにこの船やガイコツ、海やその上に浮かんでしまった家は、すべてリリエンタールの作り出したものでしょう。
しかしこの事件の真相や幽霊マリーは、リリエンタールには作れないものだと思うのです。
リリエンタールは、どうやら 「創作」 はしません。
誰かの心に浮かんだことだけを作り出すと思われます。
だとすると、今回リリエンタールがリンクした桜が知らなかった、「事件の真相」「靴を脱いで足音を消す」 などのことは、リリエンタールには作れない部分だと思うのです。
とすると、今回のリリエンタールは海と船という舞台を整えただけで、少女の幽霊マリーは 「呼んで」 しまったのではないでしょうか。
あるいは、途中からはマリーの心にもリンクしていたのかもしれません。
だとすると、どちらにしてもマリーだけは創作物ではないということになります。
リリエンタールにはまだまだわからない力がたくさん隠されているのかもしれなませんね。
まぁそうでないと、本物のマリーの幽霊はまだ洋上を漂っているってことになっちゃいますし(汗)。
そして、解決編。
やっと自分が死んでいることを知らされて、天国にゆこうとするマリー。
その寂しさを思ったリリエンタールが、素晴らしい言葉を!
「てんごくなんて
いそいでいかなくてもいいのです
マリーもシャーロットも
おうちに来たらいいのです」
ぶわっ!
リリエンタール!
なんていい奴っ!!
「わたくしめも
はかせとははうえにあうまでは
ずっとさみしかったのです
でもいまは
みんながいるのでとてもたのしいのです!」
「おうちには
てつこもあにうえもごむぞうもいるのです!
きっとさみしくないですぞ!!」
リリエンタール!
あなたは神ですか!!
目から汗が止まらねぇ!!
最高だ、リリエンタール!!
お前は最高だ!!
そして冷静沈着な桜くんも、実はとってもやさしい少年だったことがわかるオチ。
素敵だ!
いや〜、この愛にあふれたあったかさ。
素晴らしい!
こうやってどんどん妙な住人が増えていくんですね〜。
すごく、すごくあったかい!
賢い犬リリエンタール、なんてあったかいお話なんでしょう。
また担当のアオリがステキ。
「天国よりもずっとステキなところ!!」
って、いいな〜、幸福な作品だ!
今、まちがいなくジャンプで一番やさしさにあふれる作品です。
ちょっと順位が落ちてきたのは心配ですが、この面白さは本物ですって。
BOSS はひきつづき葦原先生を全力でプッシュいたします。
あ、でもあれ?
雪ちゃんの出番まったくナシ?(爆)
まいっか!
マリーがかわいかったもんな!!
黒子のバスケ
女の戦い勃発!
最後は女のカンって(笑)。
笑いどころなのか真剣なのかしばらく悩んでしまいましたぞ。
しかしリコ監督かっけえ。
ここまでヒロインとしてコケにされてきたのはこの伏線だったのだろうか(笑)。
【最終回】 AKABOSHI‐異聞水滸伝‐
打ち切り終了〜〜〜。
ぬーん、先週面白くなったのは消える寸前の輝きだったか。
ラスト、戴宗の口癖、
「 笑 え ね ぇ 」
が痛すぎる。
これはマジすぎます(笑)。
しかし、最後になってヒロインに能力が付加されてみたり、これからやりたいことは一杯用意してあったんでしょうしね〜。
天野洋一先生も無念でありましょう。
アカボシは絵はとにかく綺麗だし(ちょっとアクションがわかりにくいという話はありましたが)、キャラも魅力的だし、バトルも豪快かつ豊富だし、受ける要素はいっぱいあったと思うのですが、この結果ばかりはしょうがないですね。
まぁ勝手な推測なので、マト外れかもしれませんが、アカボシの敗因は、『悪側描写の不足』 だったのではないかな〜と思います。
なぜ主人公達が世をひっくりかえそうとしているのか、その動機となるべく、悪役の悪逆非道をもっと描くべきだったのではないでしょうか。
それによって主人公にも感情移入でき、バトルもより熱くなるのではないかと思うのです。
軽妙なトークやバカバカしいやりとりはギャグとして大切ですが、どうもそちらばかりが目立ってしまい、世の腐敗や虐げられた民草の悲劇が薄れてしまったような印象がありました。
なんか、あんまり危機感がないような? というのが私の正直なところだったんですね〜。
うん、まぁ私の一面的な見方なので、他にも意見はあると思いますが。
ともあれ、天野洋一先生おつかれさまでした。
アカボシは、オーバータイムよりもかなりレベルアップしてましたよ。
よりレベルアップした次回作を期待しております。
まとめて
そして、次号からなんと、松本直也先生の 『ねこわっぱ!』 が連載スタート!
おお、あの読み切りは面白かった!
アラレちゃん猫バージョンって感じでしたね〜。
清く明るくかっこよく、かわいく能天気に悪をズバーン!って感じがとても気持ちよかった記憶があります。
立ち位置としてはちょっとリリエンタールとかぶりそうなので、リリエンタールファンとしてはすわ!って感じではありますが、面白い漫画が増えることになんの憂いがあろう事か。
楽しみです。
ああそうそう、“メガント猫パンチ”は健在なのでしょうか(笑)。
そしてさらに、その次の51号ではなんと、『勇者学』 の麻生周一先生が帰ってきた!
またもあの奇跡の2話同時掲載連発をやってくれるのでありましょうか(笑)。
そんなところも気になるわけですが、あれ? 2本始まるって事は2本終わるって訳で……ああ、次号鍵人アウトか〜。
そうなのか〜。
いや、まだ決まったわけじゃないですし、麻生先生はギャグ枠でしょうから、唐突にわじマニアがアウトっていう可能性も無きにしも非ずな訳ですが、今の展開を考えると鍵人でしょうね〜。
なんというか、ふたりとも一度アウト経験者なだけに……複雑です。
アンケ競争、やはり厳しい世界じゃのう〜。
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「ここでGTロボ使わないでいつ使う?」
って感じで今後GTロボが出たとき
「なぜあの時・・・」って引っかかりそうです
リリエンタール・腑に落ちない点というか
能力の定義もまだ曖昧だし
ツッコむべき点なのかどうかもはっきりしないんですが
マリーが可愛いいんで物語のアラは概ね無視できます
どんな物語でも
”少女の笑顔を取り戻せた”というオチの要素だけで私は無条件に「あぁハッピーエンドなんだな」と受け入れます
赤星・主人公と対を成す存在の不在というか
敵視点で敵側の目的を語ってくれるキャラが
いないんで”とにかく悪い奴らだから倒す”
以上に見えてこなかったです
結局星の力が敵側にとってどう重要なのか
最後までわからなかったし・・・
個人的にはいきなり世の中どーにかしようという
流れで動くよりもキャラ数絞って
「事件」と呼べるレベルでのエピソードを
解決していったほうが入り込みやすかったかな?と
既存の権力体制を支配する悪人を打ち崩すお話なのか
「人類補完」とか「世界の再生」とか
そういう発想のトビかたしてる敵なのかよくわかんなくなりますよね
ファンタジー要素アリの世界観で
敵を”権力者”にしちゃうと
やった、龍黄くんの出番がまだまだありそうだ! しかし濃いキャラが配置されてくると、アシタバ君とハデス先生の出番はどうなってしまうのかw
>リリエンタール
良いお話なのだが、基本的には(無意識とはいえ)人を招いて餓死させる地縛霊だと思うのだがいいのかw まぁいいけどさw
で、これはつまり続々同居人が増えて赤い階段の上の部屋に住み着いていくという事なのでしょうか? ・・・サブキャラ多くなりすぎても出番がなくなるし、それはないか!
>黒子
桃井さん、流石カラーネーム。予想通り情報収集のプロ。で、事前の情報収集に対抗するのはそれ以後の成長、という王道展開、の1つ先を行って『成長予測』までする桃井さん。その上を行くのは、回り回って今まで散々描いてきた『黒子の意外性』と。うん、綺麗な展開ですね。しかも1話で流れるように。この作品の流れって好きです。
そんなコート外での女の戦い、なんだけども。カントクは結局何もせず静観してるだけじゃないですか?ww
>アカボシ
ようやくプロローグが終わったんだなぁ、というところで終了ですね。これから面白くなりそうな気配はあるのだけれども。人気投票式だから最初で掴んでおかないとダメなんだろうから、長期連載向きの作品だと厳しいのかなぁという気も。
ぬら孫のコミックスを買ったとき「水滸伝」の誘惑に抗えず買ってしまいまして、そしたらいきなりカバーの折込部分の作者コメントで謝られました(笑)。
いやあ、でも原作知っていて読んでも十分お楽しめた、というかむしろそのほうが楽しめる作品なんじゃないかと思います。
金翠蓮がいきなり登場!ええ〜っ!ってのから、うわあ、この人とこの人とこの人のあだ名が変わってる!とか、ひええ、これはもはや「北方水滸」設定(集英社だけに)!?なんてのまで、そこここに、サービスというか突っ込みどころというか遊び心というか……要するに楽しい仕掛けがちりばめられているんですよね。
いま「北方水滸」と書きましたが、王進最強設定とかもそうですし、「肉屋の因業親父鎮関西をこらしめにぶん殴ったら、手加減を誤ってお陀仏させてしまい、さすがにまずいとて「死んだ真似しやがって。今はこのくらいにしておいてやる」と捨て台詞を残したきり、その足で逃走したおっさん」(文庫版11巻の岡崎由美女侠の解説があまりに可笑しかったので引用してしまいました)が「男の生き様」してるとことかもですね。もちろん、天野先生の解釈で楽しく変身を遂げているキャラクターもいっぱいいましたが。
いやいや、でも今「北方水滸」の話を出したのは、1巻だけ読んだ時点では、と断っておきますが、
>なぜ主人公達が世をひっくりかえそうとしているのか、その動機となるべく、悪役の悪逆非道をもっと描くべきだったのではないでしょうか。
という、このあたりのことが、あまりに「北方水滸」とリンクしているように思われたからなんですよね。漫画に描写がなくても、「北方水滸」を読んでいると、脳内補完がものすごくたやすいんです。「あれ、これ、『小説すばる』の読者向けに書いてるんじゃあないよな?」なんて、途中で首をひねってました。
だいたい、「世をひっくりかえす」というのが本来の水滸伝にはない(くわしく書くと長くなるので原作の話は省略)のに、そういうことにしてしまったのが苦しかったんじゃないだろうかと思うんです。だって、「世」のことを口にすれば、もうそれは政治的立場ってことを考えないといけなくなりますし、そうするとジャンプ読者に馴染みのない世界であることが、ものすごい負担ですよね。丁寧に描けば描くほど、説明が、それもつまらない宋代の政治機構とかの説明が増えていく!
いっそ、原作どおりの――っていうのは、また解説の言葉を借りてしまうと「お上なんぞ、知ったこっちゃない。俺たちは俺たちで好きにやるぜ」という連中の世界、「アウトローにはアウトローなりのコミュニティがあり、義侠と信頼を紐帯とした義兄弟の盟を理想とする」世界で、兄弟分をかばったらなんかお上と敵対してしまった的な――流れだったりするほうが、話を進めるのは容易だったんじゃないかという気がするんです。
短くいえば、「世直しを描くのに、『世』をいちいち説明してから取り掛からないといけない」っていうのがすべてにおいて「枷」になっていて、その「枷」を外そうとすると、説明も描写もごっそり省かざるをえなかった、んだと思います。
個人的には1巻がすごく楽しめましたし、絵もキレイだったので、最終回っていうのは残念ですね。
GTロボは、どんな環境にも適応できるという機能のほかに、もしかすると少ない人員を多方面で効果的に働かせることができるという側面があるかもしれませんね。
まぁ、今回はGTロボなしでもこのくらいの寒さはヘッチャラだぜっていうインパクト出しとして成功していたと思います。
リリエンタールの女の子はよかったですね〜。
てつこがヒロインとしてはツンツンしまくっているので、ほんわか要因としてこれから期待できるかもですね。
アカボシは、おっしゃるとおり、読者視点で踏み込みにくかったというのがネックだったような気がします。
事件のスケールを小さめに、身近なものにするというのも一つの手でしたね。
とりあえず、敵権力者の何が悪くて、どこがどう腐ってて倒さなきゃいけない敵なのか、もうちょっと具体的に、それも早い段階で見せてくれたほうがよかったんだろうなぁと私は思ってます。
あとは、感情移入ですね。
>DISKん
もう龍黄くんが主役でいいんじゃないか?と思っているのは私だけではあるまいw
ところで、龍黄くんって間違えて黄龍くんって言いたくなっちゃうんだけど、それってやっぱりヒリューくんのせい?(笑)
やべ、縁起でもねーかwww
そそ、リリエンのその点が、ちゃんと50号掲載分でフォローされてて素敵でした。
黒子ですが、データ収集のプロに対し、それ以上の成長をしてみせるというスポーツもののテンプレートをさらに『女の勘』で上回り、その上をさらにゆく『黒子の意外性』。
こういうところが黒バスの面白さですよね〜。
いい意味でスポーツモノのテンプレを逆手に取ってる感じがします。
で、それだからこそ黒子の能力が活きている感じがしてね。
アカボシは、最初のダッシュで方向を見誤ったんじゃないかなぁと思ってます。
ダッシュ力はハンパなかったんだけど、そっちコースじゃないよって感じで。
演出力とか表現力とかはとても光りまくってたので、今後は原作つけたほうがいいんじゃないのかなぁと思うんですよねぇ。
小畑健先生みたいにね。
>おみなし姫さま
なるほど!
その説は説得力がありますね!
物凄く腑に落ちまくりました。
本来“世直し”が本題ではなく、“義侠”の精神の“男塾的ノリ世界”だったものを“世直し”にしてしまったために、チグハグにならざるをえなかったということですか。
北方水滸ではそういったところがしっかりされており、そちらを読んでいる人には説明がなくともすんなり受け入れられる流れでも、ジャンプで初見の人にはチンプンカンプンになってしまったと。
うーん、それはしかし天野洋一先生としては残念な感じとしか言いようがないですなぁ。
それだと天野先生は、予備知識がなくアカボシを読む読者の心がさっぱりわかってなかったってことになっちゃいますからねぇ。
うーん、まぁ、どちらにせよ打ち切りと言う過酷な判決が出てしまったことですから、とにもかくにも精進精進。
頑張って腕を上げて帰ってきて欲しいですね。
わたし、天野先生の演出とかバトル描写とかけっこう好きなんですよ。