2009年10月08日

ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.89 “雨宮”

 感涙必至!
 週刊少年ジャンプ45号収録分の感想です。

【コミック派ネタバレ注意!】




 再会を喜ぶ祭先生と雨宮さん。
 未来における自分の死、仲間たちの死を知って呵呵大笑の祭先生。
 なんだ、サバサバしていてかっこええな〜。
 自分たちが悔いのない、全力を尽くして戦って死んだ事に、満足しているのかもしれませんね。
 そしてまた、それを知ったことで、また未来を変えればよいと考えてもいるのでしょう。
 タフな人ですね。
 この人にかかれば、世界崩壊くらいたいした事はないって思えてくるから不思議。
 スラムダンクの仙道みたい。

「まだ慌てるような時間じゃない」

 って言ってくれそうです(笑)。


 マスコミや警察にマークされているアゲハたちが動くのは得策ではないということで、「はるかぜ学園」 の件は祭先生が自分に任せろと。

「…心配するな

 私なら もう罠には嵌らん

 今回は一人では動かない」


 ああそういえば、アゲハたちが帰らなかった歴史では、祭先生は一人で天戯弥勒を追おうとして、全身に妙なアザのようなものを浮かべるダメージを負って帰ってきたんでしたっけね。
 なるほど、あれははるかぜ学園だった可能性がありますね。
 なんらかの手段で祭先生がグリゴリを調べだし、その前歴として考えられるはるかぜ学園に当たって、そこでトラップに嵌った可能性がありそうです。


 別れ際、DVDのことを雨宮さんに聞く祭先生。
 しかし、様子のおかしい雨宮さん。

 ……きましたか…。
 ついに来ちゃいましたか…記憶喪失……。
 辛いなぁ〜…。

 逃げるように自室に飛び込んだ雨宮さん。
 先日のカブトと同じように、脳内世界へ。
 消えてゆこうとしているのは……これはあのプールの記憶じゃないか!!
 そんな!
 ヒデェ!!
 そして出現したのは……ぎゃーーーす!!
 2Pカラーの雨宮さん(笑)。
 黒雨宮とでも言いましょうか。
 黒い肌に人を小バカにしたような嘲笑を浮かべた、悪そ〜な雨宮さんの出現です。
 いや〜面白れぇ。
 そしてかわええ。
 ハートマークでいっぱいの玉座ってのもなんかブッ壊れてます(笑)。

「アタシは あんたよ

 あんたの記憶が壊れたおかげで

 最近自由に動けるようになったの

 アタシが住んでいたのはこの記憶の城の

 ずっと奥の深い闇―…

 『本能と衝動の領域』」

「邪魔?

 ツラくなった時だけアタシに頼っといて

 あんた最低ね…」


 これは、あれですね。
 壊れた時の怖〜い雨宮さんの本性ですね。
 私が 「雨宮劇場」 とか言ってフザケてた最凶の雨宮さんは、実はこの暗黒面のしわざだったということでしょう。
 その証拠に、雨宮さんの武器がマインドジャックの端子であるのに対し、黒雨宮の武器は無数の鎌。
 雨宮さんは辛いサイレンゲームの中で、精神が壊れてしまうのを防ぐため、このまがまがしい第二人格を作り出してしまったのかもしれませんね。
 あるいは、それは元から雨宮さんの心の奥底に潜んでいたものでだったのか…。
 なんとまぁ、雨宮さん、二重人格フラグが立ってしまいました。

 そしてまた、これまで時々さしはさまれる雨宮さんの両親の冷淡さが、ここにも。
 寂しすぎるよ雨宮さん!
 アゲハ! はやくこの雨宮さんを助けてあげてくれ!
 雨宮さんが、本当に壊れちまうよ!


 と、思っていると、気づくとそこはプールサイド。
 そして横にはちゃんとアゲハ!
 ナイッス!!

 ところが、そのアゲハの慰めの言葉がヤブヘビなことに。

「つ 疲れてんだよ 雨宮も…!

 そ そうだ またみんなでプールで遊ぼうぜ!

 ありゃー楽しかったよな〜!!」


 辛そうな雨宮さん。
 これはもう、しょうがない。
 ここに雨宮さん、自分の記憶喪失を、ついに告白。
 悲痛!

「私 知らない…!

 みんなとプールに行ったことなんか覚えてない…

 ツラい事だけ忘れられればいいのに…!!

 夜科に会えて やっと 楽しいこと

 少しずつ増えてきたのに…!!」


 辛い。
 辛すぎる。
 あんなに幸せそうだったのに。
 激戦の合間にみつけた、とても小さな木漏れ日のような安らぎだったのに…。
 そしてかけがえのない、アゲハとの絆を感じられた、大切な大切な思い出だったのに!
 取り返しのないものを失ってしまいましたよ、雨宮さん。
 ほんとうに可哀想すぎる。

 でも雨宮さんには、その失ったものの価値すらもう分からない。
 それもとても辛い。
 雨宮さんも、大切なアゲハとの思い出がなくなったってことだけは分かってて、それが何より辛い。

 それでも雨宮さん、ほんとうに優しい子だなぁと思うのは、

「ごめん ごめんね夜科」

「ごめんね… ごめんね…」


 って、ずっとすまなそうに謝ってばっかりなんですよね。
 まるで、記憶を失ってしまったのは自分の落ち度で、悪いのは自分であるかのように。
 そんな事はカケラもないのに。
 普通だったら恨み言のひとつも言いたいでしょうに! 
 ともすると、それを聞いたアゲハが傷ついてしまうかもしれないから、それを慰めようとしているかのようにも聞こえます。
 なんですか、この、優しい子は!
 優しすぎる、いい子すぎるよ雨宮さん!!
 クソ! なんでこんな子がこんな辛い目に合わなければならないんですか!!
 ツラい。
 今回の話はマジでツラい!
 胸が苦しいッスよ!!


 そこで、突然アゲハが驚きの行動に出た!!
 なんと、いきなりのお姫様だっこ!!
 驚いた雨宮さんの表情と手のしぐさが、ごめんなさい、こんな時になんですが、子供のように無垢なかわいさで惚れてしまいました(笑)。
 いやまぁ惚れてるのは前からだがな!!(爆)

 そして、おもむろにプールにドボーン!!
 ギャハハ、アゲハ面白れぇ。
 くそ、昔のトレンディー・ドラマみたいなことしやがって!

 当然怒る雨宮さん。
 すると……

「じゃあ やり直そう 今から

 今は…俺しかいねえけど

 俺ならいつもそばにいてやっから」


 ゲラゲラゲラ。
 なんだくそ!
 なんだくそ、この、クサいこと言いやがって!!(笑)
 アゲハめ、油断も隙もありゃしねぇ。
 意外とこういうクサいこと、平気でしやがるから!

 ……すいませんアゲハさん、


 ぼくの涙腺を壊さないでください。


 アゲハの胸に泣きつく雨宮さん。
 わたしはそのアゲハの背中にだきついて泣きたい気分です。
 あ、お邪魔ですね(笑)。


 いや〜、素晴らしい。
 最高だよアゲハ。
 お前はやっぱ、すげーいいヤツだ。
 最高のヒーローだよ。
 雨宮さんの支えになれるのは、やっぱお前しかいねぇって。

 ここ最近のサイレンで、最っ高の感動。
 感動の嵐でした。
 雨宮さんの記憶はとても心配ですが、この二人ならきっと、きっと助け合って頑張っていけますね。
 辛く厳しい悲劇、運命ですが、二人で手をつなぎ、力を合わせて頑張っていって欲しい!
 なんかもう、祈るような気持ちです。
 やべ、またちょっと、前がみえねぇ……



 さて、気分を変えて、場面は影虎さん。
 祭先生に頼まれて、ランとハルヒコを伴ってはるかぜ学園へ。
 って、祭先生自分に任せとけって言っといて自分は別件ですかい。
 その別件は、それはそれで凄く気になるんですが(個人的には、碓氷方面かな?とか思ったり。同じ古いドリフト同士として面識がある可能性があるのではないかと)、でも、はるかぜ学園に行く影虎たちがすごく危険そうで心配だなぁ。

 と、思ってたら、出た、ジュナス!
 こんなに用務員らしくない用務員もないだろうってな登場です。
 これは、天戯弥勒のトラップっぽいですね〜。
 自分の過去をたどろうとする者がいた場合、それをすべからく排除するよう、ジュナスを派遣しておいたというのが、凄くありそうっていう気がします。
 あるいは、別の可能性としては、このはるかぜ学園自体が超能力の素質のあるものを探し出してグリゴリに送り出す前準備機関みたいな性質を持っていて、ジュナスは政府からの監視役だったりするのかも、とか。

 どちらにしても、現在では天戯弥勒の命令の元で動いているのでしょうから、これは極めて危険な事態です。
 影虎さんたちは無事で済むのでしょうか。
 うまくやれば歴史を変えられて、そのうえ重要情報も手に入るのでしょうけど……。
 1年後の“宣戦の儀”で既にバケモノのような強さだったジュナスですから、ちょっと勝ち目があるようには思えないんですよね〜。
 しかもその脅威を、影虎さんたちは知らないと来た!
 これは……かなりヤバイ状況のようです。

 あと、学園長らしき男性の言葉も気になります。
 「この忙しい時に」 とは、どういうことなんでしょう。
 他にも誰かが来ているのかもしれませんね。



 いや〜サイレン、本ッ当に面白いですね!
 今週はサイレンの面白さを改めて思い知らされたというか、ガツンと頭をブン殴られたような気分です。
 すげーよサイレン。

 またこの、ひさびさのセンターカラーで、この特集まとめ記事つきというタイミングでこの話が読めたというのは、本当にすばらしい巡り合わせでしたね。
 というかむしろあれか、このタイミングでセンターカラーを勝ち取り、特集記事をまとめた担当さん、マジでグッジョブ!



■PSYREN‐サイレン‐の謎
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その08 「灰化する死」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その07 「薄明るいサイレン世界の夜」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その06 「タツオの放浪期間」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その05 「現在と未来の同調性」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その04 「ゲーム主催者」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その03 「ニセ刑事の正体」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その02 「電話の声」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その01 「噂の発生源」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 【序文】


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・ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.84 “飛龍”
・ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.83 “無感情”
・ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.82 “記憶”
・ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.81 “対面”
・ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.80 “微笑”
・ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.79 “左手”
・ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.78 “檻(ケージ)”
・ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.77 “円”
・ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.76 “家(ホーム)”
・ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.75 “生ける島”
・ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.74 “脳獣(ブレインビースト)”
・ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.73 “偽帝”
・ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.72 “夢喰島へ”
・ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.71 “SOS”
・ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.70 “転生の日B”
・ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.69 “転生の日A”
・ジャンプ感想別室 PSYREN(サイレン) CALL.67 “根(ルート)”
・PSYREN(サイレン)感想 CALL.66 “戦士” 第1回キャラクター人気投票結果発表!
・コミック感想 PSYREN‐サイレン‐ Vol.6 “突入作戦(フレイム)”
 


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posted by BOSS at 23:42| Comment(4) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
黒宮さんは雨宮さんの狂気部分では無いと思います。
黒宮さんの「つらくなった時だけ」というのはアゲハたちがサイレンドリフトになる以前のことを指しているのではないでしょうか?
雨宮さんは2ndの時点で「家で泣くことが無くなった」と言っていますしね。
おそらく、
・家庭問題+サイレン世界での人の死が重なって現実逃避したことが原因で別人格ができた
・アゲハ達と出会ったことで精神的に安定し、黒宮さんは出てこなくなった。
・デリスパで精神的に不安定になってまた出現した
のではないかと思います。
現実にもDIDという症状が似ている病気があります。
つまり狂気部分は雨宮さん本来の・・・(笑)


アゲハの主人公っぷりが凄かったですね。
未来だとカイルに主人公を持っていかれていましたから特に感じました。
あとは解説ページのアゲハの発言に吹きましたw
編集も分かっているんでしょうね。

それと、また職人が現れました。
必見です↓
http://beebee2see.appspot.com/i/agpiZWViZWUyc2VlchQLEgxJbWFnZUFuZFRleHQYy_8ODA.jpg
Posted by ライン at 2009年10月09日 00:06
 うーん、プールでの雨宮さんが幸せそうだっただけに悲しいなぁ。幸せ分が増えてきて、随分安定してきてた所なのに。

 しかし無責任に個人的萌えを語るのならば! 雨宮さんも黒宮さんも良いんだけど、初期の頃の不安定な雨宮さんが好きなんだよねー。コミックスで言うと第2巻。躁鬱雨宮。PSY訓練の説明で腕人形を使ったかと思ったら、直ぐに『冗談はこれくらいにして』と終了、突っ込まれたら逆切れ。うむ、さいこー!

 しかし気になるのは『消えていく』と言う台詞と描写。現在進行形で消え続けてる?
Posted by DISK at 2009年10月09日 01:05
コメで既に言われてますが自分もそんな感じですね。雨宮さんはDIDなんじゃないかと疑ってます…
七本の太刀が七つの人格が存在するという伏線じゃないことを祈って…
(雨宮さんが可哀相なので)
雨宮さんの境遇と黒宮さんの台詞、黒宮さんが支配してた時に雨宮さんの記憶(プールに行くまで)がないのも気になる点です。

ただの副人格だったが
サイレン大気の影響でヨヨのように具現化し会話できるような存在に変異したって所でしょうか?
もしそうだとすると
DIDじゃなければ黒宮さんに苦しめられることもなかったわけで…
皮肉な話ですよね…
(※注ー深ヨミしすぎの妄想かもしれません−(笑)−)

あと祭先生が先にDVD観ておくか的な事を言ってるので用事はDVDじゃないでしょうか?
エルモア宅から→雨宮さん宅に行くまでにある程度
時間かかりますから多分用事というのはDVDの事だと思います。
Posted by 日下部 at 2009年10月09日 02:09
 なんかサイレン感想のコメ欄が一番活気があって嬉しいBOSSです。

>ラインさん

 私の考えだと、あの「教えてあーげないっ」とかの怖〜い雨宮さんは、この黒宮さんそのものではないものの、黒宮さんの余波によるものではないかと思ってます。
 家庭環境やサイレン世界の試練のなかで、雨宮さんは狂気に頼るほかすべがなく、知らず知らずのうちに内なる黒宮から力を借りて、それを狂気の形で表面に現してしまっていたのではないでしょうか。
 つまり、その時点では分裂ではなく、あくまで一時的な性格変化に過ぎないという仮定です。
 あるいは、そうやって狂気の部分をある種支えにしてやってきた雨宮さんのなかで、逆に黒宮さんが育ってしまったのではないかと。
 狂気イコール黒宮ではなく、つまり、影響しあい、成長しあう関係ですね。
 コミックスによれば、雨宮さんは八方美人タイプだったそうですが、それがこれだけの辛い目にあい、狂わずにはやっていられなかったのではないかな〜と。
 そして、デリスパをきっかけとして、それまで内在していた解離性同一性障害が爆発的に表層化してしまうのだとすれば、なんとも可哀想な話です。
 悲しすぎますよ。
 世界は、雨宮さんに厳しすぎる。
 碓氷も許せないし、アゲハがネメ姉さんに怒りをぶつける理由が、これでまた一つ増えたというものです。

 まぁでもサイレンは精神分析のストーリーではなく、あくまでサスペンスSFの超能力ものですから、原因はPSIってことも十分ありえるんですよね〜。
 カブトの夢に出てきたほうは、たぶんそっちでしょうし。
 今は、いろいろ材料も出てきて、想像をめぐらすのがまたまた面白いタイミングなんですよね〜。

 そうそう、編集いい仕事してますよね(笑)。

 そして、職人もいい仕事している(笑)。


>DISKん

 幸せ分が増えてきて、あまりに幸せすぎて逆に怖かったんだよね〜。
 こんな日が来てしまいそうで。
 でも、よかったわ。
 アゲハのこんな男らしさが見れたから。

 萌えで言えば、うーん困るなぁ。
 わたしゃ雨宮さんを好きすぎるようだ。
 どれといって捨てがたい(笑)。
 強いてあげれば、コミックスおまけ漫画の雨宮さんかな。
 あれは毎度毎度普通にかわいい。
 ……な〜んて言って売り上げに貢献してみようとしてみる(笑)。

 あと、雨宮さんのデリスパはどうも、ゆっくりとはいえ徐々に、そして着実に進行して行っているっぽいのですよね〜。
 次はどこを侵食されてしまうのか……心配で心配で……。


>日下部さん

 おお、そういえば七本の太刀なんて話がありましたね!
 うーん、七重人格か……。
 それじゃあまりに哀れすぎる。
 ほんと、そうでないことを祈ります。
 なんかもう、今週はサイレン世界に感情移入しまくりです。

 自室からプールに行くまでの間の記憶がないのは、おそらく多重人格(正しくは解離性同一性障害? 現在では多重人格と解離性同一性障害とはイコールとは限らないとされているようですが、細かい違いなど素人にはさっぱりなので、私はわかりやすい多重人格という言葉を多用しています。昔からそういう作品に親しんできたので、そっちのほうが慣れてるんですよね)の典型的な症状ではないでしょうかね。
 多重人格の人格それぞれは、記憶を共有することもあるそうですが、基本的には別々の記憶領域を持ち、他方が活性化しているときの記憶は、もう一方は持ちません。
 ただまぁ、単にあまりのショックに心ここにあらず状態だったということも考えられますね。

 そう、たしかにサイレン世界の影響ってことも充分にありえるんですよね〜。
 このあたり、まだまだ何が起こるかわからない怖さがあります。

 あ、祭先生の用事はDVDというのがありましたっけ!
 それっぽいですね。
 言われるまですっかり忘れておりました(笑)。

 たしかに雨宮さんの家は愛知で、エルモア邸は伊豆、そしてはるかぜ学園が秋田じゃ、別行動したほうがよっぽど早い。
 でも、事態がこうなってしまうとなんで二手に別れてしまったんだろうとちょっと複雑な気持ちにも……。
Posted by BOSS at 2009年10月09日 23:08
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