【コミック派ネタバレ注意!】
再会を喜ぶアゲハとエルモアキッズ。
つか、アゲハの様子が(笑)。
「ああッ お前達
なんて愛しいんだッ!!」
って(笑)。
いたってコミカルではありますが、これ、でも感動ですよ。
なんかすごくよくわかります。
未来のあのジェットコースターのように感情をゆさぶる試練を乗り越え、子供たちとの邂逅を経て、そして帰ってきた今、アゲハがどれだけ感動したって無理はないです。
しかし、妙にすがすがしいお兄さんぶってるのは笑えますな(笑)。
フレデリカを 「フー」 呼びしてみたり、シャオの身長がちゃんと伸びるよと励ましてみたり、あげくのはてにヴァンのほっぺに触って遊んでみたり。
そして、いざマリーを見ると思い出すのは、あのおっぱい攻撃と甘酸っぱいマリーの想い(笑)。
「マリー
お前はそのまま…
そのまま健やかに育ちなさい…!!」
「ドスケベ変態」
雨宮さんナイスツッコミ(笑)。
つか、アレ以上健やかに育ててどうする(笑)。
いやしかし、ここでアゲハが帰ってこなかった歴史が、ついこの間まで旅してきた未来だったんですよね〜。
なるほど、この子たちの心配している様子がこうやって見せつけられると、アゲハが帰ってこなかった時の彼らの悲しみはどれだけのものだったのか、想像に難くないですね。
そしてまた、ここでアゲハが戻ってきたために、カイルたちの歴史は大きく変わったわけです。
それを考えると、このタイミングでもう一度、例の DVD を見てみるべきなんじゃないでしょうかね。
きっと歴史が変わり、あの宣戦の儀の様子も大きく様変わりしているはずです。
今度こそアゲハたちが登場するのか、それとも、やはりアゲハもキッズも出てこないのか。
すぐさま調べられて、なおかつ大きな情報源でもあるのがあの DVD ですよ。
気になります。
とまぁ、そんな再会の喜びをかみ締めているところに、父・朱鳥(あすか)登場。
って、いきなりの鉄拳制裁!
これまた面白いキャラですね〜。
若き秀才型天文学者の外見でありながら、その実 47 歳で、なぜか通信空手でメチャメチャ強く、口と同時に手が出る暴力専制君主。
いやいや、これは凄まじいとーちゃんだ。
たしかにあのアゲハを押さえ込むにはこれくらいしないとダメでしょうけど。
でも何事もきっと凝り性というか、加減を知らないんじゃないかなぁ〜このとーちゃん。
研究に打ち込むのと同じ熱意で家事育児も極めんとし、さらに通信空手も極めてしまったんじゃないでしょうか(笑)。
人生にまったくの手加減をできないタイプですよ、たぶんね。
で、アゲハの自由にさせるならさせるで、これまた加減を知らないから 「勘当」 なんて極端に走っちゃう(笑)。
なんとも一直線の人だわ〜。
まぁたぶんあのアゲハが何も言わない、というか“言えない”とハッキリ言ったことから、のっぴきならない状況に追い込まれているってことは悟ったんでしょうね。
だからこそある種納得したのでしょうね。
それはそれとして、一連の場面を横で見ている雨宮さんの表情がいちいちが面白かったです(笑)。
そして、アゲハパパが天文学者ということで、ウロボロスのことを聞いてみる雨宮さん。
「その名前を一体どこで聞きました?
それの話はここではできません
もし本当に聞きたければ…
東京の研究所を訪ねて来て下さい――」
おおおおお、そういう展開できたか!
これはちょっとドキドキしましたよ〜。
もしかすると、このアゲハパパのルートからは、天戯弥勒を越えたその上の存在との戦いのルートが開けてしまうんじゃなかろうかと。
これまでは天戯弥勒の行動を阻止すれば地球滅亡は阻止できると思っていましたが、ここでウロボロスの話をさらに掘り下げるというなら、その奥にはきっとなにかあるはずです。
天戯弥勒の阻止だけでは話は終わらなくなるかもしれないわけです。
いや、おそらく天戯弥勒の上には“神”と呼ばれる謎の存在がいることはわかっていましたが、それはまぁ漫画として敵になる存在ではなく、弥勒を倒すことで物語は大団円を迎えるんじゃないかなとタカをくくっていたのですがね。
どうもそれじゃ終わらないんじゃないだろうかと。
この父の話の様子からすると、ちょっとそう思えてきましたよ。
って、こんなメタ的な考え方するのは無粋かもしれませんが、そっち方面も焦点なのかとちょっと驚いてしまったもので、ついね(笑)。
いったいどんな話が待っているのでしょう。
これはわくわくしてきましたぞ!
さて、腰の落ち着いたアゲハと雨宮は、休む間もなく次なる作戦へ。
まずはネメ姉さんと天戯弥勒が入れられた秘密施設 「グリゴリ」 をたどるため、彼らが最初にいた孤児院 「はるかぜ学園」 を探ることに。
と、その前に、おおお、祭先生登場!
仲間を除けば未来の情報を明かせる唯一の人でもあるし、まずは情報交換をして祭先生の判断もあおがないとですよね。
現代の役者が揃ってきて、また新たなドラマの幕が上がろうとしているようです。
今度はいったい、どんなドラマが待ち受けているのでしょうか。
次号、『急展開センターカラー!!』 って、センターカラーはとっても嬉しい!
最近順位がヤバめでしたもんね!
でも、急展開ってナニが起こるんだ!?
めちゃめちゃ気になるじぇー。
そして 「サイレン世界をキミに徹底ガイド!! 超わかりやすい解説ページつき!!」 ってのも嬉しいですねぇ。
これを読んでサイレン読者がもっともっと増えて欲しい。
順位の厳しいところからこうやってプッシュしてもらえるのはとても嬉しい反面、しかしながら、これだけやっても順位が上がらないなら本気で切られるかも、という恐怖が沸いてきちゃうなぁ〜ってのも正直なところ。
バクマンを読んでる最近、とみにそう思います(笑)。
岩代先生、頑張って!
応援してまっせ!
■PSYREN‐サイレン‐の謎
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その08 「灰化する死」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その07 「薄明るいサイレン世界の夜」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その06 「タツオの放浪期間」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その05 「現在と未来の同調性」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その04 「ゲーム主催者」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その03 「ニセ刑事の正体」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その02 「電話の声」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その01 「噂の発生源」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 【序文】
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