のほほーんと異彩を放ちまくっておりますね。
そんな新連載 『賢い犬 リリエンタール』 が表紙を飾る42号。
残念ですがワンピはお休みです。
ではさっそく感想にいきましょう。
前半の感想は、
・【新連載】賢い犬リリエンタール
・ナルト
・べるぜバブ
・保健室の死神
・ブリーチ
・黒バス
の6本でお送りいたします。
【新連載巻頭カラー】賢い犬 リリエンタール
待ってましたっ。
読切版リリエンタールで大ファンになって以来、ずっと応援しております、葦原大介先生がついにそのリリエンタールで連載デビュー!
いや〜これは凄く嬉しい。
まずはおめでとうございます。
読み始めるとやっぱりリリエンタールですね〜。
このマイペースなキャラがとっても魅力。
リリエンタールがぶさ可愛いすぎてきゅんきゅんきます。<キモイわ!
それでいてしっかり締めるべきところでは締める。
この感じ、やっぱり私は好きですわ〜。
冒頭ですと、姉心を順調にふくらませていたてつこの夢が、ピキッと崩壊するあたりが最高。
直前の妄想と対照的な絵が素敵すぎます。
なんですかこの死んだ魚のような目は(笑)。
あと、
「よかったらあげましょうか?」
に思わず吹いてしまいました。
典型的なツンですが、てつこは基本が優しいお姉さん体質なところがいいですな。
また、連載にあたってちゃんといろいろなところに手を加えてきていますね。
まず、リリエンタールですが、読切ではほとんどしゃべらず、しゃべったかと思えばそれはアニメや童話のセリフそのままだったりした彼が、それなりに思ったことを口にできるようになってましたね。
読切版は最初から最後までパズルのように計算しつくされたセリフ運びが面白かったのですが、さすがに連載でそれでは不自由すぎますもんね。これは当然。
また、つたない言葉ながらもいいことを言うリリエンタールにこれから期待したくなります。
そして大きな変更点としては、リリエンタールが謎のパワーを発揮したことですね〜。
最初 『ハートフルDOGGYコメディ』 なんてキャッチに騙されてノホホンと読んでた私は、バスが水没したところでドヒャーっとなりました(笑)。
いや〜あれはびっくりしましたよ。
水没して、美しい海に魚たち……かと思ったら巨大深海魚に襲われて大パニック!
このワケワカラン展開にはドギモを抜かれましたし、絵がまたとっても印象的でしたよ。
ほんと、文字通り絵本の中に迷い込んでしまったような、そんな幻想世界を感じました。
今後もこういう展開がつづくのかはわかりませんが、これはなかなか空想力を刺激される、非常に面白い力をリリエンタールに与えましたね。
ただのしゃべる犬ではない、ただものではないぞと、これからがとっても楽しみです。
いや〜、ハートフルDOGGYコメディどころじゃないじゃないですか。
編集の策略にまんまとしてやられましたわ(笑)。
しかし、この摩訶不思議な設定の追加は大正解でしょう。
葦原先生の武器は、リリエンタールのようなハートフルコメディですが、もうひとつの強力な武器は、読切 『ROOM303』 で見せたあの演出。
ドキッとするようなセンス・オヴ・ワンダーを感じさせてくれる、奇抜な設定力、物語力ですもんね。
ほんわかしたリリエンタールにそういうセンス・オヴ・ワンダーを取り込んだのは、なるほど、自分の武器をあれもこれもと入れてみたのだな〜と、貪欲さというか、全力で連載に挑んできた姿勢が見えてとても頼もしく思えます。
いろんな要素を取り込んだと言えば、今回空港のおじさんを脅迫していたマフィア(?)の男が、前後編読切 『トリガーキーパー』 の隊長さんっぽかったかなぁと。
ただの悪役にならなかった、あの大人な結末はけっこう好きでした。
今回はまぁどうなるかは知りませんが(笑)。
とすると、リリエンタール読切版でかっこよすぎてあやうく主役を食いそうになったあの紳士強盗は出てくるのでしょうか。
あのひとわたし大好きなんですが。
なんでって、わたくし、紳士ですから!(笑)
ちょいちょいっと変わったのは、てつことお兄さんもですね。
読切では一般人っぽかった彼らも、かなりのスーパー属性になった模様。
といっても、アンケがふるわなかった時にバトル化するかと言われると、その心配だけはなさそうですね。
なにせ主役があれですから(笑)。
いや、いきなりリリエンタールがマッチョになってバトルになったら、それはそれで爆笑かもしれませんが、少なくとも私は嫌です(笑)。
個人的には今回のお話、一見いい話に見えて、実はけっこう皮肉なところが見え隠れしていたりして、そのあたりも面白かったなぁと思ってます。
女の子を安心させるためにみんなが心をひとつにする、そういうハートフルさの裏に、結局この大人たちって自分らが生きて帰るためだけに口裏合わせただけなんだよね〜っていう嫌らしさがちょっとだけ見えてくるんですよね(笑)。
まぁ、でもそういう汚いものを汚いものとして描くのではなく、やや滑稽に描いてくれたところがよかったかな〜と。
重くなってもいやですしね。
いやしかし面白かった。
期待していたのと同時に、応援しているだけにやはり若干不安にも思っていたのですが、大きく不安を払拭してセンス・オヴ・ワンダーのおつりが返ってきましたよ。
さぁ、これからどういうお話を展開してくれるのか、まずはリリエンタールの能力の正体の謎ですよね。
これは楽しみな連載が始まりました。
ひきつづき BOSS は葦原先生を応援していきます。
NARUTO-ナルト-
「…そうだな…
しいて言うなら…
完全体になる事か…」
おおー、これは本当にダンゾウ=マダラ説が濃厚に?
ダンゾウがサスケの来襲を知らなかった時点で 「あれ?」 とは思ったのですが、むしろ合体することで 『完全体』 になるというのなら、それもありかなと。
う〜ん、でもまだまだわかりませんね〜。
そして漢らしすぎる雷影様。
左手一本を犠牲にして、首が折れそうなほど強烈な水平チョップ!
「雷影をなめるな!!!」
いや〜かっこええ。
しかしこのままだとマジで雷影さま買ってしまいそうなので、来週あたりサスケの大逆転ですかね〜。
雷影さまの勇姿も今週が見納めかもしれないなぁ。
べるぜバブ
動物好きの属性が加わった東条さん、これはいいキャラだ(笑)。
猫を逃がしてブチ切れてる東条さん。
ベル坊を小動物扱いしているとち狂った東条さん。
ただのバトル馬鹿じゃない、こんな幸せな面があろうとは(笑)。
これはこの戦いが終わったら東邦神姫みんなが仲間になって、対校戦とかが始まる流れなんですかね。
それはそれで男塾っぽくって熱くていいなぁ〜と。
なんなら対悪魔戦とか対天使戦とかどんどんレベルアップしていってもいいですしね〜。
しかし、同時に口の悪いツン少女まで追加してくるとは。
田村先生も意外とあざとい(褒め言葉w)。
【センターカラー】 保健室の死神
ダークネス・フィンガー!
いや〜これは強い。
触れた瞬間終わりって感じは、バトル要素として非常に潔いですね。
鍵人の 「なんでもどこまででも斬っちゃうよ」 ってとこまではいきませんが、それに近いものがあります。
メインはあくまで病魔エピソードであり、それを倒す過程は二の次ってことでしょう。
逆に言えば、そういう 「倒す過程」 をクローズアップしてバトル化し始めたら、アンケが厳くなっている表れなのかもしれませんね。
しかしこの先生、何者なんだか。
もしかしてこの先生自身が病魔に取り憑かれているのか、あるいはひょっとすると病魔そのものだったりして。
また、可愛い女の子の登場は漫画として大きいですよね。
ドタバタトリオも楽しくていいですが、やっぱりヒロインがいなくっちゃ漫画として、ね。
ヘタッピマンガ研究所Rでも、斎藤さんが 「かわいいヒロインが描けたらそれだけで漫画の寿命が2年は延びる」 みたいなことを言ってましたもんね(笑)。
BLEACH
スタークさんの真の能力は、無限虚閃ではなく魂を分けてそれを生きた爆弾とすること。
というか、それはスタークさんの性格からして予想通り過ぎるほどに予想通り(笑)。
寂しがりやのスタークさんとしては至極当然の帰結としての能力でしょう。
しかし、名前が凄かったですね(笑)。
コヨーテ・スターク・リリネット・ジンジャーバック
って(笑)。
分身の種類だけどんどん名前が増えていくんですかね。
スタークさんの将来がとっても心配です。
魂を分けて友達を作れば作るほどに虚しさはつのるものじゃぁないですかね。
次は病弱な弟を作り、隣の元気なおねーさんを作り、近所の真面目なおまわりさんを作り……とどんどんとりとめもなく加速して、しまいに国でもひとつ作ってしまいかねません(笑)。
そのころにはスタークさん、きっと自分がどれだか分かんなくなってるんじゃないでしょうか(笑)。
ということでラスト奇襲を受けちゃったスタークさんですが、実はこれが分身で本体は狼のほうでした、なんてオチだったりして。
しかしこの黒い刃みたいなの、誰ですかね。
もしかして月牙天衝?
いや、それはさすがにまだないかな。
京楽さんがついに卍解しましたかね?
黒子のバスケ
緑間おそるべし(爆)。
いや〜今週は最後ぜんぶ 『緑間特製コロコロ鉛筆』 にもってかれましたね〜(笑)。
美味しすぎだ緑間っち。
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私も本屋で思わず「あれ?ジャンプが置いてない!」と心の中で叫んでしまいました(笑)
>リリエンタールがマッチョになってバトル
思わず想像して笑っちゃいましたよ〜。確かに笑うけど・・・嫌ですねw
保健室の死神、こういうお話は好きなので続いていって欲しい!と思うのですが(ふとよぎるMUDDYの記憶^^;)。
なんとなく、ぬ〜べ〜を思い出しつつ読んでます♪
あ〜〜これスゴイ好きです
悪役に毒はないんだけど
鼻につかない善意と天秤がつりあってて
「コレでいい」と思わせてくれる感覚
周囲の人間が”異質”を受け入れてる
優しい世界
まだ始まったばかりだけど
この世界が長く続けばいいな〜と思わせてくれる作品ですね
「人形じゃなかったのね」
「人形じゃなかったのです」が
個人的にかなり好きです
全力で応援したい
スケダン・何かもっとこう酷評されてるもんだと
あっちこっちの感想サイト見て回ったんですが
そうでもないみたいですね
ちょっと青臭さが過ぎるとか
初登場のキャラ交えて読みきり回やられても・・・
ってのもあるんですが
それ以上に着ぐるみ回や創作ゲームの話みたいに
”オチのためにかなり強引に舞台設定を作ってしまう”
っていう篠原先生の悪いクセが前回の占い話
から続いてここんとこ多いなぁって感じがしたんで
評判よくねぇかな?って思ってたんですが
緑間鉛筆は全学生の憧れですな。彼の人事の尽くし方は素晴らしいw
ところで、書き取りや記述もあったのに98点てのは突っ込んじゃだめ?(笑)
めずらしいくらいジャンプの中で浮く絵柄ですが、これからも良い意味で浮く作品としてがんばって欲しいな〜って思ってます。
凄い気に入っちゃいました。
ああ、たしかに保健室はぬ〜べ〜的ですね!
MUDDYのときは作品の方向性を迷いながら始まり、最後まで迷いながら終わっちゃったって印象だったので、今度はがんばって欲しいですね〜。
>フーマッハさん
ああ、その説明でなんかすごく良くわかった気がしました。
悪意も善意も強くなく、世界全体の基調が「優しさ」の淡い色彩なんですね〜。
うん、そんな感じなんだよなぁ〜とすごい納得しちゃいました。
>「人形じゃなかったのね」
>「人形じゃなかったのです」
ああ、その会話いいですね〜(笑)。
素朴っちゅーか間抜けっぽいんだけど、そこがいい。
あと、スケダンに関しては、私は連載作品を読んで面白くなかったり反感を覚えたりネガティブな気持ちを抱いたときは、そもそも感想を書きません。
作品を楽しみ、感想を書くことを楽しみ、それを読んだ人にも楽しんでいただけたらなと思ってブログやってますからね。
ネガティブな意見は、連載作品に対してはいくつかの例外に当てはまらない限り言わないッス。
まぁ、そんな感じなので、たしかに今回の話は「青臭いなぁ〜」とは思いましたが、まぁそれが青春ってやつよね〜とニヤニヤこそばゆくなりながら楽しむことにしちゃいました。
>KEYさん
あ、たぶん今回のテストに限っては書き取りはなかったんじゃないかな?と思いました。
書き取りの答案用紙は、前回のテスト結果って話でしたからね。
国語のテストで全問マークシートってどうなんだ?とは思いますが(笑)。
しかし、緑間鉛筆はマジで欲しいですね。
私なんかだと、テストは縁がなくなっちゃいましたから、主にギャンブル方面になりますが(笑)。