【コミック派ネタバレ注意!】
表紙連載はチョッパー編後半。
いかにも鳥と人間の戦争をチョッパーが仲裁してめでたしめでたしって流れですね。
意外と素直な流れで拍子抜けしましたが、こういうのがあるからこそ、次こそ本当に大変なことになるんじゃないか?なんて疑心暗鬼にもなるわけで(笑)。
次は誰の番でしょうか。
残っているのは、ゾロ、ナミ、ブルックさんだけ?
個人的に期待の本命はゾロでして、ペローナさまがどんなツンデレぶりを発揮してらっしゃるのか、そこのところが楽しみでしょうがない。
「ザマーミロ!」 とか言いつつゾロを全身包帯ぐるぐる巻きにして寝ずの看病ってのは、あれはちょっとキました(笑)。
あと、そろそろあのブルックさんの 「パンツ見せて貰ってもよろしいですか?」 の結末を拝みたいですね。
いや、けしてパンツを拝みたいワケではなく!(笑)
本編は、引き続きマリンフォードの大戦争。
まずは一番隊隊長マルコの姿に驚き。
まさかフェニックスとはね〜。
恐竜のゾオン系も驚きましたが、今度は幻獣系ですか。
いやまぁインペルダウンではマンティコアやらバジリスクやらが出ましたんで、この世界にはそういうモンスターもいるんだなぁとはわかっていましたが、まさか悪魔の実としてまで存在するとはと驚きましたよ。
この分だと“ドラドラの実”のモデル“レッド・ドラゴン”とか出てきますよそのうち。
ほら、ブルックさんの影を入れられていたリュウマのゾンビは、その昔竜を斬ったって伝説があったじゃないですか(短編読切版ですね)。
この世界にはドラゴンだっているんですよ。
巨大さはオーズなみ、パワーや頑丈さも最強で、ブレスの破壊力も凶悪ときたら、ドラゴンこそゾオン系最強かもしれませんぜ。
さてそのマルコですが、フェニックスの能力どおり不死身とはとんでもない。
いかなる攻撃を受けても炎とともに再生するということですが、それ以前に黄猿の攻撃が素通りしているように見えます。
もしかして、この炎化した体は半ばロギア系のようになっているんでしょうか。
だとしたら攻撃回避能力ではほとんどロギア系レベルで、しかもゾオン系の身体能力倍加効果までついているんでしょうから、両方のいいとこ取りみたいなもんじゃないですか。
汚ねーぜマルコっち(笑)。
さらにマルコ、黄猿に蹴りを入れて地面に叩きつけ、大爆発を起こすという凄まじい攻撃能力。
ロギアの黄猿を蹴ったということで、マルコも覇気使い決定でしょう。
ま、それはシャンクスの覇気に言及して、さらに軽々と耐えていた時点でわかってはいましたけどね。
なんにしろ、さすが白ひげ海賊団一番隊隊長を任されるだけはあるなと。
そして、マルコに負けてはいられじと、山のようなでかさの氷塊をブン投げるジョズ。
その氷を受けて、ついに海軍大将最後のひとり、赤犬の力が明かされました!
それは溶岩。
「“大噴火”!!!!」
の掛け声とともに放たれたのは、巨大な拳を形作った溶岩の塊。
それが一瞬にして氷塊を蒸発させてしまいました。
つか、それって水蒸気爆発って言うんじゃないだろうか(笑)。
さらにその溶岩が分裂、拡散して、火山弾としてあたりを襲います。
これは強烈ですね〜。
炎の燃焼+岩の粉砕の二重効果ってヤツですね。
たとえばエースの炎の攻撃は、熱に対して強い耐性を持つ能力者を相手にした時には、おそらくけっこう苦戦すると思うんです。
けど、赤犬の場合には火が効かなくったって岩石の破壊力がある訳です。
ふむ、マルコもそうですが、合わせ技ってのは汚いですな(笑)。
シンプルな能力者よりは能力値の高さでは劣るかもしれませんが、ふたつの能力値が高い事によって苦手な局面が減るんですよ。
同じ炎系でもいろんな能力があって、それぞれ相性とか戦い方の得手不得手とかいろいろあるんだろうな〜とか、今週はぐるぐる妄想させられちゃいました。
この世界最高レベルの能力のオンパレードは本当に面白いですわ。
ふと思ったのですが、あのシャボンディ諸島でのルーキーたちの能力オンパレードは、これと対比させるためのものだったのではないでしょうか。
新人のレベルと、最高クラスのレベルの差を明らかにする事で、ルフィたちのいる位置を明白にすることが目的だったのでは?なんて考えは、ちとうがちすぎでしょうかね。
でも、今のこのワンピの面白さって、出てくるヤツらのレベルのケタはずれさが、手に取るようにわかるからこそだと思うんですよね。
それぞれの強さが、ただインフレしてわけわかんなくなってる 「勢いだけのもの」 じゃないのです。
ルフィたちが束にかかってようやっと倒せるか、あるいはまだまだ全然敵わないくらいのヤツが、いっぱい集まっちゃっているのがこの戦争なんですよね。
そういった力関係がこれまでの丁寧な物語で自然と把握できるように仕組まれていて、またこの戦いのヴィジュアル面でもはっきりとわかるように出来ています。
そうなってくると、あのシャボンディ諸島もその計算の一環だったんじゃないかな〜なんて妄想しちゃうのですよ。
いやまぁそんな妄想なんかどうでもいいくらいこの戦いは凄いドリームマッチですわ。
「まるでこの世の終わりを見る様だ」
って、まさにそうなのかもしれませんよ。
この戦いを最後に、これまでの秩序はブッ飛んじゃうのかもしれませんもんね。
しかし中でもやっぱり白ひげは別格のオーラ出しまくりですな。
赤犬の溶岩を青龍刀に刺して、息で炎を吹き消しちゃうって、スケールが違いすぎる(笑)。
さて、戦いは隊長たちが海軍兵士と白兵戦となって大乱戦。
いよいよ上陸戦となるのか?と思った矢先、なんと、あのオーズの子孫が登場!!
その名もリトルオーズJr.!!
おおお! オーズまで来るか!
いよいよ祭ですな!
リトルオーズとは名ばかりで、大きさはやっぱりオーズクラス。
いったいその巨体をどうやってここまで運んできたんだ!ってバックナンバーを調べたら、リトルオーズが出てきたとおぼしき巨大海賊船の帆(551話)に、ちゃ〜んと 「OARS“III”」 って書いてあるじゃないですか!
で、その帆にはいかにもオーズっぽいガイコツマーク。
よ〜く見ていればオーズの子孫が出てくる事は 551 話の段階でわかったんですね〜。
尾田っち、いつもながら憎いことをしてくれるぜ〜(笑)。
しかしこれは実に頼もしい戦力です。
中将クラスくらいなら簡単に蹴散らしちゃいそうですもんね。
そして、それを見ていよいよ動き出すのか、王下七武海。
ドフラミンゴがなにやらすごーく悪い顔をしています(笑)。
さぁ、七武海が参入する事でこの戦い、どういうことになるのでしょうか。
それと、我らがルフィたちは、いつこの場に参入できるのでしょうか。
私としては、早くルフィにこの海賊の高みの戦いを見せてあげたいって思うんですけど。
ところで、なんかあっという間に読み終わっちゃった感じがしたんですが、もしかして、さすがにいつも内容の濃いワンピも、こうでっかいコマ使いまくってバトルやってると内容が薄くなっちゃうんだろうかって思って読み返したら、なんと 15 ページしかなかったんですね!
まぁこれだけモブシーンばっかり続けば、さすがの尾田先生も消化ペースが落ちますか。
ワンピって、主要キャラや群集にとどまらず、波や雲や煙など、生きてたり動くものはすべて尾田先生が自分で筆を入れているらしいですからね。
それでこれだけのシーンの連続をやってたら、そりゃ〜週刊15ページにもなるでしょうて。
今週はその空いた4ページを埋めるために、『グランドニュース号外』 なる特集ページが組まれておりました。
黒ひげがドラム王国を落としたこと、すっかり忘れてましたわ(笑)。
いや〜いいおさらいになりました。
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