2009年08月13日

ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.82 “記憶”

 週刊少年ジャンプ37.38合併号収録分の感想です。

【コミック派ネタバレ注意!】




 ぬ……雨宮さん、頭が ズキ… って、やっぱり碓氷の攻撃で脳にダメージ受けていたんじゃないですか。
 うわ〜心配だなぁ。
 ヴァンにちゃんとキュアしてもらわないと。
 それとも、記憶はキュアでは戻らないんですかね。
 う〜ん、これはなんらかの記憶障害が残った可能性が出てきましたよ。
 今回のサブタイはネメシスの主のことを言ってるんでしょうけど、雨宮さんのことを暗示している可能性だってありますものね。
 怖いなぁ。
 とっても悲劇の予感がしてきます。
 これまでつらい事ばかりで性格だって壊れ気味だった雨宮さんが、最近になってようやっとアゲハのおかげで笑えるようになってきたっていうのに。
 なんとも、哀れすぎる。
 岩代先生どんだけ雨宮さんを不幸にすれば気が済むんですか。
 あのプールで、アゲハと笑いあっていたあの陽だまりのような休日は、もしかしてこの悲劇のためにあったのでしょうか。
 そんなことまで考えてしまうのですが……。
 
 …とか言いつつも、そんな悲劇もやっぱり雨宮さんには似合ってるんだよなぁなんて考えちゃう、まぁ勝手な読者ですよ私は(笑)。
 でもね、最後はやっぱりハッピーエンドになって欲しいですね、雨宮さんには。うむ。
 

 さて、ネメシスの主の口から語られる、新情報の数々。
 まずは彼女の素性。
 やはり国家の秘密機関によって実験体にされていたようですが、カード透視のエピソードが哀しくていいですね〜。
 子供らしい無邪気さと、大人の狡猾さ。
 彼女が実験体として受けてきた仕打ちを想像させるエピソードです。
 どうもそれによって感情面をめちゃくちゃにされてしまったようですが、さもありなんというものでしょう。
 言葉遣いと表情が合っていなかった謎は、たぶんこれだったのでしょうね。
 笑顔や言葉遣いが、どういう感情を意味しているのか、感情とはどういうものなのか、彼女はほとんど忘れてしまっているのかもしれません。
 まぁでも、そういう精神状態でもなければ、ネメシスQなんて非道なシステムは作れたものじゃないかもしれませんね。

 しかし、こうなってくると電話のアンケートの声はやっぱりこの未来の本体だったわけですか。
 現代の時点では本体は幽閉されていて、協力するどころじゃなかったことになりますしね。
 だとすると、実は時間を越えて未来から現代へ、声を送る事くらいは簡単にできたってことなんですよね。
 なんだ、謎の空間でラジオ越しに不鮮明な声を出していたのは、あれはなんか情報をボカスためワザとやってたとか、そういうことだったのかと。
 しかもそうすると、本体はアゲハがドリフトになる前からアゲハのことを詳しく知っていたわけで。
 一つ謎が解けてさらに謎が加わったような気がします。
 あいかわらずおもしれーなぁサイレンは。


 そして、サイレンゲームの目的は、世界を救うとかそういうものではなく、ただ真実を知るため、天戯弥勒がいる“ある最終目的地”へとドリフトを送り込む事でした。
 最終目的地っていうと、関東にあるというワイズの本拠地(?)アストラル・ナーヴァのことでしょうか。
 もしかするとそこはネメシスの主が幽閉されていた東京の研究所が元になっているのかもしれませんね。
 そこで研究されていた技術が、タヴーを作り出す核イルミナの知識だったり、“神の涙”や地球をすっぽり包み込んだ謎の宇宙物体を呼び寄せる技術だったりしたのかもと。
 そう考えることもできるのではないでしょうか。
 いやまぁ、あの技術や物体はあまりに異質すぎて、この世界のものとはなかなか思えないんですけどね。


 で、今回トドメとばかりに投下された爆弾情報。
 なんと、天戯弥勒はネメシス本体の双子の弟だった!!
 どびーん!!
 ええ〜ッ! 正体知ってたのかよーッ!と!
 なら10年といわず、弟の行方が分からなくなる前にネメシスQを飛ばして歴史を変えちゃえば世界救えるじゃん!って思っちゃうのですが。
 まぁ、10年ってのがネメシスQの限界なのかもですね〜。
 それに、彼女の目的は世界破滅の阻止じゃなくって、真実を知りだけだと明言してますし。

 しかしうーん、いったい何が知りたいんでしょう。
 可能性が高いところとしては、宇宙の謎の物体や神の涙の謎あたりなんでしょうけど、対抗馬としては弟との家庭内問題的な何かかもしれませんね。


 ラスト、ひとり 「姉さん…」 とつぶやく天戯弥勒ですが…。
 なんか、こういうつぶやき聞いちゃうと、彼が世界を崩壊させてサイキッカーの王国を作ろうとしたのも、実は姉を酷い目にあわせた人間たちへの復讐だったりするんじゃないだろうかとか、そう思っちゃいますなぁ。
 ああ、コイツも実は悪いヤツじゃないんじゃないのか?って。

 さてしかし、天戯弥勒はいま姉がサイレンゲームの主催者として生きている事を知っているのでしょうか。
 だとしたら、まさに骨肉の争い。
 哀しい戦いになってしまいそうです。
 敵味方とも、首魁同士が同時に出自が割れて、一気に人間臭さが感じられてきましたが、ここからはそういう人間臭いドラマが待っているのかもしれませんね。


 いよいよ敵本拠地が近くなってきた感のある今回ですが、次の 5th ゲームでは一気に関東まで戦いの舞台が進むことになるのでしょうか。
 今はまだ愛知県から静岡県にかけての山岳部を進んでいるあたりだと思うのですが、話の展開的には一気に敵本拠地に乗り込んでいきそうな勢いです。
 むしろ 5th ステージを待たずに、このまま一気に突入かもしれませんね。
 マリーたちも宣戦布告しましたし、彼らとともに一斉攻撃開始!ってのもアツイかもです。

 予告では次号さらに衝撃の事実が明かされて、また気になる仲間の行方も?とのこと。
 おお、やっと朧とヒリュー、あるいはどちらかのフォローですか。
 もう忘れていた読者も多かったんじゃないでしょうか。
 雨宮さんなんて、リアルで忘れている危険がありますからね(爆)。
 どっちって、そりゃ〜もちろんヒリューくんの事ですけどね!



■PSYREN‐サイレン‐の謎
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その08 「灰化する死」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その07 「薄明るいサイレン世界の夜」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その06 「タツオの放浪期間」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その05 「現在と未来の同調性」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その04 「ゲーム主催者」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その03 「ニセ刑事の正体」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その02 「電話の声」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その01 「噂の発生源」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 【序文】


■関連記事
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・ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.80 “微笑”
・ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.79 “左手”
・ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.78 “檻(ケージ)”
・ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.77 “円”
・ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.76 “家(ホーム)”
・ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.75 “生ける島”
・ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.74 “脳獣(ブレインビースト)”
・ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.73 “偽帝”
・ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.72 “夢喰島へ”
・ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.71 “SOS”
・ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.70 “転生の日B”
・ジャンプ感想別室 PSYREN‐サイレン‐ CALL.69 “転生の日A”
・ジャンプ感想別室 PSYREN(サイレン) CALL.67 “根(ルート)”
・PSYREN(サイレン)感想 CALL.66 “戦士” 第1回キャラクター人気投票結果発表!
・コミック感想 PSYREN‐サイレン‐ Vol.6 “突入作戦(フレイム)”
 


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posted by BOSS at 15:15| Comment(2) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
主の記憶にあった弥勒のシルエットを見て思ったんですけど,おそらくネメシスQ,ダメQっていうのは弥勒をイメージして作られたものナンですよね.ヒリューの時もそうだった様にバースト系のサイ能力の形は本人の無意識・強く記憶しているモノが自然に形になるようなので,幼少期以降の思い出がほとんどない主がイメージできる人の形が弥勒以外になかったのではないでしょうか?
Posted by マツタカ at 2009年08月14日 16:37
 おー、面白いところに目をつけられましたね!
 すばらしい。そうかもしれません。
 小さい頃から狭い世界をしか知らなかったネメ主としては、イメージのよりどころは弟くらいしかなかった可能性があります。
 天戯弥勒は小さい頃、ダメQみたいにドジばっかり踏んでたのかもしれませんね!
 そう考えると、今のカッコツケた天戯弥勒もちょっとかわいく見えてくるような(笑)。
Posted by BOSS at 2009年08月15日 01:05
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