【コミック派ネタバレ注意!】
巻頭カラーでアイスをほおばる麦わら一味。
こんな場面を見ることができるのはいったいいつになるのでしょうか。
はやく再会できるといいですね〜。
しかし、ナミさんの水着姿は実にけしからん!
ほんと、けしからん!
存在がすでに犯罪ですぞ!
あと、ひそかに 「痩せ型」 なんてTシャツ着ているブルックさんに思いっきりフキだしてしまいました(笑)。
さぁ本編!
今週は頂上決戦のサブタイどおり、終始とんでもないバトルの応酬に尽きました。
まずは津波を止めたのは、先週の予想通りやはり青雉。
しかし左右から来るあれだけ巨大な津波を、両方同時に一瞬で凍結させてしまうとは。
おそるべし青雉の威力です。
またその青雉の攻撃を衝撃波で反射し、本体まで粉々にしてしまう白ひげも凄まじい。
ただ地震を起こすだけではなく、己の能力を隅々まで使いこなしている達人の境地を感じます。
青雉と白ひげの応酬から、一気に大乱戦が開始され、戦いはのっけからヒートアップ。
その騒乱の中、黒刀を抜く鷹の目ミホーク。
「推し量るだけだ…
あの男と我々の本当の距離を…」
おお〜。
これはいいセリフだ。
白ひげを持ち上げるだけじゃなく、そんなことをいうミホーク自身がかっこいい。
このセリフの根底にあるのは謙虚さではなく、冷徹にトップを狙う機会をうかがう、「ハンターの魂」 なんですよね。
鷹の目は白ひげを世界一と認めながらも、どのくらい己を磨けば追い抜く事ができるのか、それだけが知りたいのでしょう。
ひさびさに炸裂した鷹の目の斬撃!
うほー! これがただの斬撃か!
ゾロがここまで来れるのはいつの日なんだ!?
そして、それをガキィンと止めてしまうダイヤモンド・ジョズ!
なんと、ダイヤ人間!
超人硬度10ですか!
さすが白ひげ軍団三番隊隊長。とんでもない悪魔の実を持っていたものです。
さらに、黄猿の拡散ビーム砲をいとも簡単に止めてみせる一番隊隊長マルコ!
これはいったいどんな能力だ!
青い炎ということですが、火のロギアはエースが既に持っている事を考えると、こちらはいったいなんなんでしょう。
天然ガスのガスガスの実?(笑)
次々と繰り出される世界最高峰の戦力。
まさに世界の頂上決戦と呼ぶに相応しい戦いという大迫力ですね〜。
ルフィたちならこの戦いに出てきたトップクラスの、たった一人にも勝てないか、よくて総力絞りつくしてなんとかなるかというレベルの、その大乱戦。
高みの戦いに、しばし酔うような心地で読んでおりました。
すばらしいのは、双方がそれぞれ活躍し、互いに技を競いながらも、けっして誰も誰かを引き立てるためのカマセになった感触がないことですね。
青雉の技が白ひげに阻止されても、鷹の目の斬撃がダイヤモンド・ジョズに止められても、黄猿のビームがマルコに弾かれても、それで止められたほうの格が下がる事はありません。
それはやっぱりこれまでの物語で、さんざんこいつらの強さを思い知らされてきたからでもあるでしょう。
青雉にも、鷹の目にも、黄猿にも、ルフィたちは手酷く格の差を見せ付けられてきましたもんね。
その記憶があるから、そいつらの攻撃が効かないって、つまり相手もスゲーってことじゃんと思いこそすれ、あれれ? 青雉弱くね? とは決してならないんですよね。
また、阻止するほうの力も理不尽な阻止の仕方ではなく、なるほどと思わせる最強軍団ならではの阻止っぷり。
グラグラの衝撃波しかり、ダイヤモンドの体しかり、マルコのロギアっぽい力しかり、そりゃ止めるさ!って感じの説得力を感じます。
その説得力があるから、青雉たちの攻撃が止められてもまぁしょうがないって思えますし、でも青雉たちの攻撃はそもそも凄いんだけどね!って確信持って思っていられるんですよね。
決して双方格が落ちず、むしろこれだけの戦いをくりひろげる双方の格が上がり続けているような気さえします。
なんとも凄まじい戦いが始まってしまったものです。
ところで、シャンクスがモビーディック号に乗ってきた際、シャンクスの覇気にあっさり耐えていた事を思うと、ジョズもマルコも覇気使いであることが考えられますよね。
ならば、ダイヤモンドの体は本来のダイヤを上回る硬度を持っているんじゃないだろうかとか、マルコの炎は謎としても、黄猿の光を阻止したのは覇気の力じゃないだろうかとか、そんな想像もできるんじゃないでしょうか。
いやまぁ覇気に耐えるのは覇気使いじゃなくても出来るのは、シャボンディ諸島でレイリーさんの覇気にキッドやローたち(彼らは覇気はまだまだでしょう。キッドとローはまだしも、配下はまだのはず)が耐えたことからも分かるんですけどね。
その可能性もあるかな〜ということで書いておきました。
ふと思ったのは、この戦い、はやくルフィに見せてあげたいなぁ〜ってことですね〜。
「次に会う時は海賊の高みだ」 とエースは言いましたが、これこそ 「海賊の高み」 に他ならないじゃないですか。
この戦いを目にした時、ルフィは己の位置を再確認し、上の上の上の世界を認識し、それによってさらに強くなってゆくのではないかと思います。
人は、明確に目標を認識した時にこそ本当に強くなれるものではないでしょうか。
ただ漠然と強くなりたいと思うより、あの高みに到達したいと思ったときのほうが、圧倒的に成長しやすいのではないでしょうか。
そう思うと、はやくルフィにこの戦いを見せてあげたいなあ。
その時のルフィの反応が凄く楽しみだなぁ〜と思うのです。
エースを助けなきゃ!という思いはさておき、これだけすごいヤツらの戦いを見たら、きっとワクワクせずにはいられないと思うのですよね〜(悟空的に)。
今週はなんか大ゴマの物凄い迫力のコマばっかりであっという間に読み終わっちゃった感じがしましたが、次々と繰り出される世界最高レベルの悪魔の実のオンパレードが実に面白かったです。
また、海賊たち、中将たちの多彩な姿にもわくわくしました。
こいつら、いったいどんな能力なんだろうと姿から想像したりして、でっかいコマでも隅々まで見入っちゃいましたよ。
さぁついに始まった大戦争。
序盤はどちらが押すでも引くでもない、拮抗した戦いとなったようですが、戦いの趨勢を決めるのはいったいどんな要素となるのでしょうか。
しかし、こんな戦いの中にルフィたち入ってきて、どうなっちゃうんでしょうね。
いやまぁジンベエさんとかルフィとかはまったく心配ないんですが、Mr.3やバギーあたりが一瞬で消し飛びそうで心配です(笑)。
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あのミホークの台詞なんですが自分は「目と鼻の先に白ひげはいるけど如何にその男を守護する敵の護りが固いかを確認する」という意味を指しているんじゃないかと解釈しました。あの斬撃も到底全力で撃ったようには見えないんですよね。。。
いつもご覧いただきまして有難うございます^^
おー、そういう見方もあるんですね〜。
なるほどなるほど。
面白いです。
私の見方は、かなりミホークに思い入れしまくった見方なんで、独特のものがあるかもしれません。
なにせこれまで何話描かれたか、片手で数えられそうなミホークですから、かなりの部分が私の中で脳内補完されているかもしれないんですよね(笑)。
私の中だと、ミホークは個対個の強い弱いにしか興味がなくって、世界がどうとか秩序がどうとか、まわりの配下がどうとか、そういうのにハナから感心がないのですよ。
この大混戦の中でも、ミホークの目にあるのは白ひげただ一人!
まさに純粋剣士!
うおおカッチョエエ!
まぁそういう思い込みで書いているのでそのあたりさっぴいて読んでいただければ幸いです(笑)。
あの斬撃については、やっぱり全力じゃないでしょうね〜。
いや、あのワザでは全力かもしれませんが、もっと上のワザはあると思うんですよ。
しかし久々の鷹の目の活躍、なんか心震えるものがありました!