そんな35号の感想いきまっす。
…ウソですよ?
前半の感想は、
・ナルト
・ワンピ
・ブリーチ
・ぬら孫
・べるぜバブ
・ヘタッピ
の6本でお送りいたします。
【巻頭カラー】 NARUTO-ナルト-
雷影様にサスケ抹殺を断念してもらおうと嘆願するナルト。
理屈もなにもあったもんじゃない、嘆願というよりただ自分の気持ちをぶちまけているだけで、これはむちゃくちゃもいいところでしたね〜。
そんなナイーブな叫びが世の中通じるわけもなく。
復讐が復讐を呼ぶなんてことは相手も分かっている話で、それをナルトが分かっているんだったらサスケを始末された後で木ノ葉が我慢すればいいと。
それだけのことで、相手に復讐するなと説得するのはお門違いなんですよね〜。
しかしここ、どうなっちゃうんだろうと思っていたら、雷影さんがすばらしかった!
自分たちがサスケを始末したあとで、木ノ葉が踏みとどまればいいと、自分達の主張をつきとおすガツンとした圧迫外交のあとで、ナルトに 「忍が簡単に頭を下げるな!」 と、厳しいながらも先達として目下のものを導くような暖かい指導。
そして手短ながらもズバリとした歴史講義と世界の厳しい政治力学の講義。
そうやって現実を厳しい現実を教えたあとで、自分達がサスケを始末しなかったところでいずれ世界中が狙うだろうと、状況を第三者視点として冷静に諭し、さらにナルトに 「お前が何をすべきかもっと考えろ!」 と手厳しく教鞭を振るう。
緩急硬軟自在なこの講義力。
この変人おっさん大丈夫だろうかと心配させたあとだっただけに、ものすごく立派で深遠な真理のように聞こえてしまいました(笑)。
言ってることは真理とかそんじゃんじゃなく、忍の世界は力が全てなんだから、頭下げるなんて馬鹿はやめて行動で解決しろってことなんですよね。
つまりサスケか雷影を、ブン殴ってでも止めて見せろと。
あるいはもっと術策を練って相手がそうせざるをえないようにしむけろと。
それが出来ないなら忍なんかやめちまうか、弱者としてふさわしい場所にひっこんでろってね。
厳しい言い方だけど、実に単純明快。
すばらしいご指導でありました。
そうなんだってば。
ナルトには、こうやって色々と厳しく導いてくれる師匠が必要なんですってば。
自来也先生は立派にナルトを強くしてくれたし、ナルトの可能性を拓いてくれたかもしれないけど、こと精神的な面においてはあまり指し示してくれてませんでしたからね。
ぬーん、これは雷影様、ナルトの師匠になってくれないものだろうか。
キラービー様といい、なんか木ノ葉より雲隠れのほうが人材に恵まれているような気がしてきましたぞ(笑)。
つか、なんで木ノ葉にはこういうことを言ってくれる大人がひとりもいないんだろう!(涙)。
とまぁいったわけでいよいよ五影会談が開催なんだけれども、その前にちょっと気になるセリフがありました。
ウソを言ったらチャクラでわかると言った香燐の前で、ゼツが
「ウソはつかないよ
ダンゾウはボクらにとっても邪魔だからさ…」
と言ってるんですよね。
あれれ?
マダラ=ダンゾウ説がグラついてきたかな?
それともゼツが知らないだけなのか。
あるいは、なんか詭弁的な言葉のトリックがあるんですかね。
ここはちょっと気になりました。
ONE PIECE
別エントリーにて。
明日アップ予定。
BLEACH
ヴァイザード復活してさぁこっからだーッ! って思ってたら、今週は十三隊のみんなも加わって会話ターン。
うおーん話が進んでねぇ〜っ。
まぁでもそれぞれのチーム分けができたようで、日番谷隊長がやっぱり女に囲まれているっていうのが笑いましたね。
しかしエロイの大好き矢堂丸リサに、巨乳大っ嫌い猿柿ひよ里か。
ハリベルピンチですな(笑)。
ぬらりひょんの孫
掲載位置たっけーーーーっ!!
なんだ、何が起きたぬら孫!
そうか、過去編のアンケ結果がこうやって反映されたってことですか。素晴らしい。
そしてそんな回に、おじいちゃんが昔の凄みを垣間見せるようなキメゴマ満載。
老いてなおあのかっこよさ健在です。
つか、最近椎橋先生、美麗方面でめきめき腕が上がったように思えます。
ご老体が美しい!
なんだこの漫画!(笑)
そんな祖父孫対決もリクオの有望さをかいまみせつつおじいちゃんに軍配が上がり、これまで伏せられてきたリクオの父の死の原因が、どうやら羽衣狐であったことが分かってきました。
ほっほー、ゆらさんを助けるだけじゃなく、親父の復讐までからめてきちゃいましたか。
そんなこんなですぐさま京都に旅立つのかと思いきや、ここでなんと修行編!
どんな人気作品でもそれをやればアンケが悪化することで有名(?)な修行編を、ここでやりますか!
アンケが物凄く絶好調だからこそできる贅沢な展開と見るべきか、それとも不吉な予兆と見るべきか。
私としては、ぬら孫は修行編をやるような純粋系バトル物ではなく、色んなものが渾然一体となったカオスな魅力の漫画だと思っていたのですが、このままいくと方向性をバトルものとして収斂していくんでしょうか。
なんにせよ、ここはうまいことやって面白く読める修行編であって欲しいものです。
椎橋先生の腕前に期待したいところ。
べるぜバブ
やべえ古市かっけえ。
勇気と意地とゆるさと機転と。
なんかこいつが主人公でいいじゃんって感じの回でしたね〜。
この回は敵側も小癪な策謀を練ってプールを無人にしちゃったりと、お互い頭つかってるねってのが面白かったですよ。
根性とか友情とかを原動力にしたパワー合戦もいいけど、こういうトンチバトルもいいですよね。
しかし、浮き輪の上に立つとは。
実は古市、めだかばりの波紋能力者ですなっ!
つか、今週めだかボックスとネタかぶっちゃいましたな(笑)。
ヘタッピマンガ研究所R
キャラの極意は、ギャップの中から垣間見えてくる共感、それに勝るものはなしという事でした。
まったくです。
雨宮さんのあのとことんまでのイカレっぷり壊れっぷりの嵐の中から、ときおりチラリと見える優しさ、寂しさが強く共感を呼ぶのですわなぁ。
まぁ、だからこそ逆ベクトルのイカレっぷりに引かれるのでありますが(笑)。
そうそう、今週の雷影様もギャップが素敵だったからこそお言葉が深く響いたのかも。
それはそうと、目線入りの編集長に大笑い。
なんだろうこの出落ち力の高さは。
バクマン、いぬまるときて、浸透力強すぎです(笑)。
てなところで前半終了。
また明日っ!
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