後半の感想は、
・ぬら孫
・鍵人
・サイレン
・スケダン
・ブリーチ
・銀魂
の6本でお送りいたします。
ぬらりひょんの孫
非常に面白かった過去編も終わり、さて現代ではうってかわってどう楽しませてくれるのか楽しみにしていたのですが、さっそく来てくれました我らが清継くん!
そうだ、現代には清継くんというカリスマがいたのでした!(笑)
どうやら京都へは清十時団として遠征に向かう様子です。
どんなドタバタをみせてくれるのか今からとてもワクワクものなのですが、でも熾烈な戦いが待っているのが明白なところに彼らが首をつっこんじゃって、大丈夫なんだろうかと心配にもなっちゃいますね。
まぁ、でも清継くんに限ってはどんなことがあっても平気ですね。
だって、彼だけは絶対アンチ妖怪フィールドの持ち主ですから(笑)。
で、その京都では花開院家の3つ目の結界が撃破されるという緊急事態。
倒したのは過去編で出てきた狂骨の娘。
ロリっ娘蛇使いとはまた趣味ですなぁ(笑)。
そして早くも登場、転生した羽衣狐。
1ページバーンと使って華麗に参上。
こ、これはいい!
長い黒髪に黒セーラー服に黒タイツ。
白い肌が冴え渡りますね〜。
まるで昔の少女漫画から飛び出てきたようなお嬢様モードです。
なんか、古き良き時代の匂いがいいじゃないですか。
これはまた人気の出そうなキャラをもってきましたよ椎橋先生。
しかしこの娘、まだ学生のようですが、羽衣狐がとりついたってことは、この子が世を混乱に陥れるような権力を持つことになるわけですよね。
いったいどんな家系なんでしょうか。
一昔前なら政治家とか大財閥のお嬢様とか、そんな感じかもしれませんが、今風に考えれば、この子自身が株取引や企業買収合併をバリバリやりまくる凄腕の 「ものを言う株主」 だったりして(笑)。
場面変わって奴良組本家。
仏壇に向かうおじいちゃん。
うわ〜切ないわぁ〜。
ちょっと泣けてきた。
でも、あの珱姫と総大将と、産まれてきた子供と、そして仲間たちと、きっととっても楽しい輝くような生活だったでしょうね。
そんな 「歴史」 を総大将の背中に見ましたよ。
リクオが立派に総大将を継いでくれたら、自分もぼちぼちそっちへいくよって言ってるんじゃないかなんて、そんな想像をしてホロリときちまいました。
そのじいちゃんの背中に京都に行こうと思うと告げるリクオ。
すると突然キレるじいちゃん。
つか、なんか過去編のりりしさが思いっきり洩れ出ちゃってるんですけど(笑)。
老いたりとはいえ、はやりあのちょーカッコイイ総大将ですね〜。
さぁリクオ、じいちゃんに実力を見せつけて京都へ行くことができるでありましょうか。
【センターカラー】 鍵人‐カギジン‐
話自体はとてもテンプレートというか王道まっしぐらで、先週予想された感じを気持ちいいくらいそのままなぞってくれた感じだったんですが、ラストがね!
ラストが凄い!!
遠距離から大斧の柄が切れたと思わせておいて、実は胴体ごと斬っていて……いや、それどころじゃないと!
後ろの建築物も、遠くの砂丘も、さらに空の雲まで!
視界に入るすべてのものを、どこまでもどこまでも断ち切るムチャクチャさ!!
これは気持ちよすぎるだろ!!
いや〜してやられました。
あまりの衝撃にぐぁはっ!!とかよくわからない声出しちゃいましたもん(笑)。
実にすばらしい超ハッタリ能力です。
やろうと思ったら地球だって割れそうですもんね(笑)。
これは先々とても使いにくいかもしれませんが、一気に作品を魅力的にしてくれましたよ。
このあまりにも強すぎてあまりにも大味すぎる能力を、いかに使いこなしてゆくのか(主に作者・田中先生が!)、これは期待して応援していきたいと思います。
PSYREN−サイレン−
別エントリーにて。
SKET DANCE
ボッスン百面相が大活躍(笑)。
バクマンの顔芸もすごいけど、ボッスンの顔芸も負けてないっていうか、実はこんなに多彩だったのかと。
しかし、スイッチたちの言うとおり、ボッスンには悪いけどだんだん腹が立ってきますねこのボッスンは(笑)。
困った顔で笑ってるとこなんてムッカーッってなりますわ。
それはそれとして、この状態でボッスンの集中モードが見られなかったのがちょいと残念。
あの微妙に照れた顔でキーンってやってほしかった(笑)。
BLEACH
見開きで、仮面状態のヴァイザード見参!
みんな仮面つけてるのにちゃ〜んと誰が誰だかわかるんだから凄い。
久保先生ってキャラの個性付けの巧さではジャンプ一じゃないですかね。
今週は、ヴァイザードたちがザコをばったばったと薙ぎ払う爽快なターン。
先週、「ワンダーワイスの発する言葉には意味がある」 なんてセリフがありましたが、とても大きな意味がありましたね。
ヴァイザードを引き立てる、というか、豪快な景気づけとして(笑)。
さて、ラストでいきなり藍染に斬りかかった平子。
元隊長と元副隊長、因縁の対峙、ついにここに!って感じですが、まぁまず市丸ギンたちに阻まれそうなもんですね。
ですが、ここはいっちょ、いきなり藍染も仮面かぶってくれたりしたら面白いんですが。
いや、その前に藍染のイヤらしい斬魄刀の幻覚能力が発動って手もあるのか。
藍染との直接対決にこぎつけるまで、まだまだかかりそうですね。
でも、個人的にはこれまでみたいにジリジリさせられる感じはないんですよね〜。
ここまでの護廷十三隊を前座呼ばわりするのもなんですが、ここからが大本命だって思ってます。
さぁじっくり楽しませてもらうぜ〜と、ね(笑)。
銀魂
いや〜ためになるなぁ銀魂は。
ぼくら人間は危険だからと虫に 『害虫』 と勝手に名づけて駆除するけど、それによってたくさんの命を奪っているわけで。
かといって駆除しないわけにはいかないんだけれども、だけどそうやってたくさんの命を奪って我々は生きているんだってことを忘れちゃいけないんだよって言う、とても大切な事を伝えてくれているんですよね〜。
それはハチだけに限った話じゃなくって、人間が生きる、人類が営みを続けることそれ自体に関わりのある事で。
これから先、人類が1000年を生きるうえで絶対考えていかなくっちゃいけないことなんですよねぇ。
銀さんはそういうことをギャグにからめてさりげなく教えてくれてるんですよねぇ〜。
肩のこらない説教の力加減。素敵です。
……いや、そうなのかなぁ。
まぁ、たぶんね。
単にゲームで遊びたかっただけかもしれないですが(笑)。
まとめて
というわけで3作品揃った新連載。
個人的にわじマニアは波長を合わせられませんでしたが、その他の2作品はどちらもこれから楽しみにしていけそうです。
その一方で、掲載順位がきびしくなってきているのがアカボシと、黒バス。
熾烈な打ち切り競争が始まったようですね〜。
そして来ました、次期新連載をめぐる戦い、金未来杯が今年も開催です!
エントリー作品は5本。
どれもみんな画力がそこそこ高いのがいいじゃないですか。
作風も5者5様。バラエティがありますね。
こういう読み切りは普段読まないひとが多いと思いますが、金未来杯はバクマンのおかげでかなり知名度というか浸透度が上がりましたからね。
今回はこれまで以上に読まれることになるんじゃないでしょうか。
なんか、この漫画を描いている人たちにもバクマンみたいなドラマがあるかと思うと、無碍には読めない気がしてきますよね。
いやいや、そこをあえて厳しく感想書かせていただきますよ!(笑)
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「人の命を何だと思っていやがる」→「オレがムカつくのはてめえだ。消えな」
というツバメの言動で、Zガンダムのカミーユをちょっと思い出しました(笑)
命は大切なものだと言った直後に、相手に「死ね」という意味合いのことを言うところとか。
ああ、この羽衣狐はいいなぁ。真っ白の画面に黒髪ロング・黒セーラー・黒タイツですよ。これで赤眼だったら完璧。
しかし、背景無し・ほぼ黒でベタ塗り、と書く方には優しそうなのに、だからこそ効果が高い良い絵です。
ところで、リクオは家に帰ったらあの服装にならないといけない決まりでもあるのでしょうか。
あああ、本当だ!(笑)
「人の命を大事にしない世界をつくってなんになるんだ!」
↓
「お前は生きていちゃいけないヤツだ!ここからいなくなれーッ!!」
ですねwwwww
すばらしい。
ツバメはカミーユなのか。
ここは敵に「ツバメ? なんだ男か」って言ってもらって、
「ツバメが男の名前で悪いかーッ!」って殴りかかってもらわないと(笑)。
>DISK
おお、コメントさんくすw
羽衣狐のこの1ページブチ抜きは実に印象的でしたね〜。
椎橋先生はこういうのがほんとうに巧いと思います。
で、新・羽衣狐はこのお姿で口づけしつつ生き胆を抜き取るわけでしょ?
そりゃwktkしてくるってもんでしょう(笑)。
服装はおそらくお付の世話してくれる妖怪たちに着せられているのではないかと。
初期にそういう話もありましたしね。
あと、もう一つの考え方としては、リクオの妖怪的素養が夜は強化され、家にいる時は変身しなくてもああいう姿に自然となってしまうのではないかという推測もできますな。
リクオは夜の姿になると、元が学生服でも自動的に服装もチェンジしちゃいますから、妖怪は服装も含めて自分の身体であるとも考えられるんじゃないかと思うのですよ。