2009年07月19日

ONE PIECE(ワンピース)感想 第550話 “海軍本部”

 週刊少年ジャンプ34号掲載分の感想です。

【コミック派ネタバレ注意!】




 表紙連載はウソップ編スタート。
 って、なんかトリコっぽいことになっとるぞ。
 まさかジュエルミートでも食ってパワーアップするんじゃないでしょうね。
 今度ウソップが出てきたらムッキムキのキラッキラになってたら大笑いですね(笑)。


 本編。
 ナレーションでつづられる、開戦前の奇妙な静けさ。
 世界は固唾を呑んで白ひげの動向をうかがい、シャボンディ諸島に避難したものや記者カメラマンはじっと“そのとき”を待っていた。
 そして、マリンフォード 「海軍本部」 に集う大軍勢!!
 これはすげーッ。
 総勢約10万、50隻の軍艦ってバスターコールの5倍以上じゃないですか!?
 さらにその中心には王下七武海のそうそうたる面々(蛇姫さまおひさしぶりっ!)。
 そして処刑台を守る最後のかなめに、海軍“最高戦力”3人の 「海軍大将」 が!!
 すっげーー!
 なんかもうすっげーーーッ!としかいいようのない迫力なんですけどッ!!
 なんなんでしょうねこの、尋常じゃないレベルの 「とんでもない事態だよ演出」 は!
 これまでとは比較にならない異常事態だってことが痛いほど分かります。
 まさに、海軍が威信を賭けて、全戦力を投入して挑んできているんですよね〜。

 こんなめちゃくちゃな武装要塞のなかに、白ひげはいったいどうやって突っ込んでくるんでしょうか。
 四皇とはいえ、たった一勢力で、勝ち目なんてどこにあるって言うんでしょう。
 これだけ凄まじい戦力を見せつけられちゃうと、白ひげの挑戦が、どこか馬鹿馬鹿しくも悲しく滑稽にすら見えてくるじゃないですか。

 でも、メタ的に考えると、それだからこそ白ひげがやってくれるんじゃないかと、そう思えてくるんですよね〜。
 海軍としては全力を投入してしまった。
 つまり、これ以後海軍側に成長要素はまったくないってことです。
 いや、このメンバー以外にさらに強い戦力を隠しているというのなら別ですが、それはないという前提での話ですが。
 それは、漫画的にはすでに敗北フラグと見てもいいはずです。
 ここで海軍が全滅はしないまでも、組織として大ダメージを負い、世界秩序を保てるだけの戦力を維持できなくなるという展開はどうでしょう。
 そして白ひげも倒れ、古き秩序は崩れ去る。
 それによって、真の意味での海賊時代、グランドライン後半戦の本当の幕開けとなるのではないかと、そう思えてきちゃったんですが。
 さぁ、はたしてどうでしょう。
 この戦いが終わるとき、そこに立っているのはいったい誰なんでしょうね。

 ところで、この赤犬、モデルは誰なんでしょうね。
 青雉が松田優作、黄猿が田中邦衛ときてますから、やっぱり往年のスターなんでしょうね。
 若い頃の菅原文太かな?
 なんか服が昔のヤクザ映画っぽい感じですよね。 


 そして、センゴク元帥の口から、今開かされる驚愕の事実。
 エースの母は、息子の存在を海軍から隠すため、エースをおなかに20ヶ月も宿していた。
 母の名はポートガス・D・ルージュ
 かなりの美人のようですが、とんでもない女傑だったんですね〜。
 しかし、その母はエースを産むと同時に力尽き果て、その場で死んだ…。
 え!?
 てことはエースとルフィって母親違うの!?

 と、思っていたら、それどころじゃなかった!!


「お前の父親は!!!

“海賊王”ゴールド・ロジャーだ!!!!」



 えええええーーーッ!!!
 なんと!!!
 こんなところにロジャーの忘れ形見がいたーッ!!

 そうか、ロジャーは死ぬ間際、ガープに子供をたくしたんだ。
 で、エースが海賊になってからは、ロジャーのライバルでもあった白ひげが親代わりになっていたんだ。
 なるほどね〜〜。

 エースは知ってたんですね。
 そりゃ〜ドラゴンのことは父親とは思えないでしょうし、それだけ大恩ある母の名ならば継ぎたいと思うでしょう。
 エースの複雑な心境が、なんだか判る気がしてきました。

 あれ? ってことは、ルフィもロジャーの息子!?
 いや、ちがうか。
 ロジャーはエースが生まれる1年3ヶ月前に死んでるんだし、そもそもそれは22年前の話だ。
 ルフィはまだまだ10代だったはず。
 だからルフィはロジャーの子じゃない。
 ってことはなにか、エースとルフィって全然血が繋がってなかったんじゃん!!
 ああ、だからエースとルフィって性格が全く違ったんですね〜。

 などなど、いろいろと頭の中をぐるぐるしちゃう大暴露だったわけですが……いや、今はそれどころじゃないか。
 一番の問題は、センゴク元帥は、なぜそれを今ここで明らかにしたのだってことじゃないでしょうか。
 たしかにエースがロジャーの息子であったというのは驚くべき事実です。
 しかし、それをここで大々的に発表したところで、それ自体にさして意味はないですよね。
 いったいセンゴク元帥、何を考えているのでしょう。
 もしかするとセンゴク元帥は、このことに何か別の意味を持たせようとしているのではないでしょうか。

 ここからは私の妄想です。
 センゴク元帥はこれによって、海賊時代にケリをつけようとしているのではないでしょうか。
 ロジャーを処刑したことによって、はからずも始まってしまった海賊時代に、その息子を処刑することによってケリをつけるという、そういう抽象的な意味だけではなく、そこにはひとつ大きなトリックを仕掛ける余地があると思うのです。
 つまり、ロジャーのあまりにも有名な最期の言葉、

「おれの財宝か? 欲しけりゃくれてやるぜ…
 探してみろ
 この世の全てをそこに置いてきた」


 ですね。
 この 『財宝』 の正体が、実は自分の息子、『エース』 を指すものなのだと信じ込ませるトリックです。
 宝なんて存在しない。
 実は海賊王が一番の宝と思っていたのは自分の子供だったのだと。
 そう宣伝することによって、海賊時代の熱狂を冷めさせようというのがセンゴク元帥のたくらみなのではないかと。
 ちょっとそう思えてきましたよ〜。
 いや、事既にここまで至って、それだけで海賊達の狂熱が冷めるとは到底思えないんですけどね。


 さぁ、どうなんでしょう。
 ただでさえ複雑な家庭事情のルフィ一家が、またも超複雑な真相を見せてきちゃいました。
 いったい、どんな展開が待っているのでしょうか。

 あと、ルフィたちはどうやって正義の門を越えるんでしょうか。
 そこんところもちょっと気になりますね!



 ところで、今朝、休日にしては珍しく早く起きてテレビをつけたらちょうどワンピやってたんですが、蛇姫さまがちょ〜ど出てくるところだったんですね〜!
 いや〜お美しかった。
 そしてなんと、声が三石琴乃さん!
 おっおーっ!
 いいじゃないいいじゃない!?
 演技派の三石さんだから、蛇姫さまのいろんな側面を八面六臂に演じわけてくれそうです。
 そして来週はさっそく湯浴みのシーン!
 これは観なくっちゃ!(爆)
 


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posted by BOSS at 13:33| Comment(4) | TrackBack(3) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。エースの父親がロジャーと
知ってびっくりして腰がぬけそうでした。

ルフィとエースが義兄弟だったこともショックでしたけど。センゴクさんがなぜこのタイミングでこんなことを公表したのはやはり
見せしめの意味があるのではないでしょうか。父と同じく処刑することで政府の強さ
を誇示したいのだと思います。たぶん。


しかし、このことをルフィが知ったらショック受けそうだなあ(泣)
あとバギーとイワさんの反応が気になります
イワさんってエースがドラゴンの子だと思ったから脱獄したのに!

バギーとエースって飲みともだちなんですよね。海賊王の元クルーと船長の息子が友達になるなんて!運命ですよね。
Posted by かな2 at 2009年07月19日 19:32
>ONE PIECE
赤犬のモデルは峰岸徹という説が有力のようです。
1979年上映のサスペンス映画「乱れからくり」にて、峰岸氏が赤マントを、松田優作が青マントを、田中邦衛が黄マントをつけた役をそれぞれ演じていたんだそうで。
Posted by k at 2009年07月19日 23:13
>これだけ凄まじい戦力を見せつけられちゃうと、白ひげの挑戦が、どこか馬鹿馬鹿しくも悲しく滑稽にすら見えてくるじゃないですか。

どうなんでしょうね…
むしろ、それでも白ひげ有利に見えてしまうのですよ。

白ひげ海賊団は16の隊、1600人の海賊からなる大海賊団なのですが
捕らえられたエースと黒ひげに殺された四番隊長以外でまだ14人も残ってるんですよね。
彼らが全てエースと同格と考えると七武海相当、もしくはそれに近い実力者が14人もいることになります。

そしてその上に立つのが「世界最強の男」ですからね…
マルコ達隊長や幹部の強さによっては海軍すら危ういのではないでしょうか。
Posted by 杏 at 2009年07月23日 16:46
 なんだかんだとレスが遅れております。
 皆様ごめんくださいませです。

>かな2さん

 いろいろと波及効果のでかそうな爆弾情報でしたね〜。
 ただルフィはあまりそういうことは気にしないんじゃないかとか思ってみたり。
 ルフィはそういったでっかいことすら「本質ではないこと」として斬り捨ててしまいそうな、破格の器の持ち主ですからね〜。


>kさん

 おお、峰岸徹さん!
 たしかに似ていますね〜。
 そんな説があったんですか。知りませんでしたが、それは素晴らしく信憑性がありますね〜。
 ズバリそれしかないって気がします。


>杏さん

 おお、白ひげ船団はそんなにでっかかったのですか。
 それはかなり頼もしいですね。
 そしてもし、エースほどのロギア系能力者があと14人もいて、さらに最強の男白ひげが全盛期の力を維持しているのだとしたら……そりゃたしかに政府側がヤバいですよね〜。
 どうなるんでしょう。 

 しかし、王下七武海、世界政府(海軍)、四皇が三大勢力としてパワーバランスがとられていたといいますから、そこで四皇のうちのひとつが、海軍(ほぼ全軍?)と王下七武海(マイナス2名)を相手にするとなると、かなり分が悪いんじゃないだろうかと考えてしまうんですよね〜。

 まぁそんな世間の風評なんてものほどアテにならないものはないと思うので、わたしとしては白ひげを応援しつつ、ルフィも応援し、さらには好きなキャラたちにも活躍場所があればいいなと。
 しかるのちにいい勝負となり、多大な被害を出しつつも痛み分けって感じになってくれればいいな〜なんてムシのいいことを思っております。
 それによって三大勢力のパワーバランスは崩れ去り、本当の海賊時代が到来するのではないかと。
 なんて。
Posted by BOSS at 2009年07月26日 23:02
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とりあえず、ネタバレ見たらやばいな。って感じ。w
Excerpt: 本編が早く見たいし、単行本で一気読みしたいから!! 今日はこれ。 <a href="http://images.log.md/onepiace.pendako.info/KSbZgZwyskV0Ulao_l.jpg" title="kabegami-onepiece3-1280-1024[1]"><img src="http://images.log.md/onepiace.pendako.info/KSbZgZwyskV0Ulao_m.jpg" width="499" height="356" alt="kabegami-onepiece3-1280-1024[1]" /></a> 56巻に収録されている表紙の一枚。 貰ったから有効に使ってみようかと。 これさ、イワンコフ..
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