2009年07月08日

週刊少年ジャンプ32号 後編

 さてでは後半の感想いってみましょ〜。




 後半は、

・ぬら孫
・トリコ
・黒バス
・銀魂
・サイレン

 の5本でお送りいたします。



ぬらりひょんの孫

 うわ〜淀殿倒しちゃった!(笑)
 そもそも倒せるとは思っていなかったのでかなりビックリしましたよ。
 せいぜい痛み分けとか、今回はなんとか珱姫だけ守って逃走とか、そういう展開だとばかり思っておりましたわ。
 だって、淀殿殺しちゃったら歴史が狂っちゃいますもんね。
 それも、中身の羽衣狐だけ倒して人間の淀殿は別に生き残るとかいう展開ではなく、綺麗に斬り殺しちゃいました。
 いや〜この後どうするんだろ。大阪の人達。
 淀殿の死を隠して影武者でも立ててそのまま冬の陣なんですかね。
 だとすると、大阪城夏の陣後、淀殿の死体がみつからなかったっていう歴史も、実はこういう真相だったのだってことになるのかもしれませんね(笑)。
 いやいや、戦国好きにはたまらないモチーフでした。

 かくして、総大将大勝利。
 晴れて魑魅魍魎の主となりました。
 そこで陰陽師・花開院秀元が問います。

「君は――
 魑魅魍魎の主になって…何がしたい?」


 総大将、それに答えて曰く、

「失われてゆく闇――
 んなこたぁわかってる
 だからワシは
 消えてゆくかもしれん…そいつらの為に主となるんじゃ」


 徳川の世も認め、妖の世を守る。
 それって今のリクオと同じような考え方じゃないですか。
 おじいちゃん、じつはけっこうリクオと似てたんですね〜。
 人を率先して守るところまではいかずとも、ちゃんと共生できるよう考えるタイプだったのか。
 リクオの人間寄りのところを忸怩たる思いで見ていたようなそぶりでしたが、おじいちゃんも若干リクオ的な要素はあったわけですね。

 そして結ばれた総大将と珱姫。
 お幸せに〜。
 いや〜過去篇おもしろかった〜。
 とにかく何が面白いって総大将とこの珱姫が魅力的すぎて最高でした。
 あと、羽衣狐も悪役らしく魅力的でしたしね。
 さぁ次回から現代に話が戻るようですが、現代に戻ってもこのテンションと魅力を維持できるのか、椎橋先生の実力が試されている時ではないでしょうか。
 がんばって椎橋先生!
 そして目指せ50万部!(笑)



トリコ

 リーガルマンモス編の激闘からはや3ヶ月。
 拒食症となってしまったテリーのため、トリコはグルメ界の食材を探す事に。

 ここで以前伏線が張られていました、グルメ界の説明が入りました。
 なにやら異次元か魔界のような異世界のようなものを想像していたのですが、なんてことはない、人類生活圏の外、まだ開発していない、あるいは開発できない広大な世界ということでした。
 でもこれ、この地図よく見るとまんなかのあたりにリアル地球の五大陸があるじゃないですか(笑)。
 で、それを囲うように五大陸より大きな大陸がぐるっとひとまわりしていて、それを総称して人間界。
 さらにその人間界を囲うように、もっともっと巨大な大陸がいくつも連なって人間界の外側をぐるっと一回りしていて。
 そう考えるとなんとまぁ巨大な惑星だと。
 いや、別にリアル地球とこの五大陸が同じ大きさかどうかはわかりませんし、そもそもここが惑星かどうかもわかりませんけどね。
 軽く地球の10倍以上はありそうな広さにちょっとワクワクしてきちゃいました。
 こんな広大なMAPでRPGしたら楽しそうだよな〜なんてね。

 そして、ノッキングマスター・次郎さんらしき老人の言葉を手がかりに トリコは伝説級のとうもろこし、“BBコーン”を探す冒険に。
 肉食獣のえさにポップコーンってどんな発想だって感じですが、どうやらグルメ界の猛獣たちも大好物ということです。
 さすがグルメ界の猛獣、肉食草食なんてケチな境界線はないんですね(笑)。

 さぁ、今度は別名 『植物地獄』
 食獣植物の森の冒険です。
 さて、今度は純粋にハンティングかな?
 それともまた、美食會の魔の手が伸びてくるのでありましょうか。
 ところでトリコのアオリ文は時々天才かと思う時があるんですが、「死中に飯あり!!」 って(笑)。
 このフレーズ、深さはないくせに妙にかっこいい。
 たしかに、トリコという漫画の本質を的確に表現してますよ。
 センスあるぜー。



黒子のバスケ

「そんな手前ではないと言ったのだよ

 オレのシュート範囲(レンジ)は

 コート全てだ」


 やったッッ!!
 すげーーのが来た!!(笑)
 こういうのを待ってましたよーッ!
 黒子のバスケは能力バスケなんだから、このくらいやってくれないとと期待しておりました!
 いや〜かっこええ緑間。
 コート全てがシュートレンジって、いったいどうすればいいのやらだわ。
 緑間にパスを通されたらもうアウトなんですからね!
 いや〜これは面白れぇ。
 すばらしいハッタリの利かせっぷりでした。

 さぁ、黒子たちはこれをどうやって破るんですかね。
 緑間へのパスを全て封じるってのも無理がありますし、落ちてきたシュートをゴール手前で防ぐってのは、たしか反則なんでしたっけ?
 なんか、そんなルールを習った記憶がかすかに、おぼろげに…。
 だとしたらあれだ、マジで緑間が人事を尽くしているよりどころである、今日のラッキーアイテムを奪うしかないんじゃなかろうかと思えてきました(笑)。

 そして、そんな時こそ黒子の出番です。
 ステルス能力で相手ベンチに忍び込んじゃえばいいんですよ!
 あ、それでいい事もう一つ思いついた!
 黒子がてこずってる相手は、コート全てを把握しているんでしょ?
 だったらコートの外はどうなの?
 見てないんじゃない?
 つまり、黒子は一度コートの外に出ちゃえばいいんですよ!(爆)
 どうせ黒子、なにやったって誰も気づかないし!
 反則!?
 い〜や、イカサマってのはね、気づかれなければ勝利なのですよ!!(爆)



銀魂

 ちょっ…、月詠さんがいい娘すぎて涙出てくる(笑)。
 自分の順位をちぎって差し出してみたり、さらに足らないとなれば割って4人分にしてみたり。
 どこまであんたはいい娘ちゃんなんだ。
 で、なぜか超パフュームに編入されて流れ的につきあわされちゃったり。
 今週はなんかとことん月詠さんが可愛すぎた。
 うん、乳揉まれちゃうとかそういうのもいいけど、こういうところのほうが私的にはピンポイントに突かれるなぁ(笑)。

 それはさておき、超パフュームとか NOGUSOEL とか、数年後に読んだら切なくなっちゃいそうなネタだなぁ(笑)。



PSYREN−サイレン−

 別エントリーにて。



まとめて

 ということで今週は軽めにこのへんで。

 来週は新連載第2弾、「瞳のカトブレパス」田中靖規先生による 『鍵人‐カギジン‐』 がスタート。
 ちょっと近未来SF的なファンタジー能力バトルものっぽいですね〜。
 瞳のカトちゃんではジョジョの血脈を濃厚に受け継いでいた田中先生でしたが、今回はどうなのか。
 個人的にはそのへんも気になるところですが、一番大事なのは漫画力がどれだけレベルアップできているか、でしょうね。
 正直、瞳のカトちゃんはちょっとレベルが足らなかった印象が強かったですからね。
 期待してます。

 そして、センターカラーはあねどきっと共にサイレン!!
 これは嬉しい!!
 今週の掲載位置はかなりヤバーイ気配を感じちゃいましたが、ここでセンターカラーってのは好材料。
 コミックスも重版が出て売り上げ好調。
 6巻の帯には 『ジャンプ誌上で人気急々上昇中!!』 なんて書いてもありましたもんね。
 一部で人気が上がっているというのは確かだと思うので、ここで再度アンケでいい票稼ぎたいところですね〜。
 岩代先生頑張って欲しいものです。

 来週はワンピはないけど、気になる新連載も始まるし、ブリーチはついに仮面の軍勢登場だし、やっぱり楽しみがいっぱいです。



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ラベル:ジャンプ 感想 JUMP WJ
posted by BOSS at 21:50| Comment(4) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ぬらりひょんの孫は、もうとっくに50万部いっていますよ
確か130万部くらい既にいっていたはずです
コミックスの3,4巻あたりの帯に書いてありました

僕もうろ覚えなので、書店に立ち寄ったときに確認してみてください
ちなみにトリコと見間違えてはいませんので
Posted by NANA4 at 2009年07月09日 00:23
あ、コメント書いてから調べてみたのですが、どうやら『130万部突破』は5巻の帯に書いてあるようです;
些細なことですが、僕自身書いていて『トリコと同等ってヤバクネ』と感じていたので訂正させてください;;
Posted by NANA4 at 2009年07月09日 00:41
>NANA4さん

バクマンで言う「打ち切られない50万部」は、1巻の売り上げでのことだと思うので、BOSSさんが言っているのも、1巻あたりで50万部を目指せ! という意味だと思いますよ。

1巻50万部と言ったら、銀魂クラスでしょうか? ともかく、中堅・看板クラスでないと、それくらいは売れないので、ぬらりひょんも、それくらい売れたら良いなあ、ということだと思います。
Posted by キンカク at 2009年07月09日 21:09
>NANA4さん

 あ、勘違いさせちゃう文章を書いてしまいましたね〜。ごめんなさい。
 正しくはキンカクさんのご指摘のとおり、重版も含めて1巻あたりの発行部数50万部のことでした。
 バクマンの港浦さんいわく、50万部を越えたらアンケートが悪くても打ち切りはなくなるんですって。
 ぬら孫は今5巻の帯で130万部。つまり4巻までの発行部数が130万部ですから、単純計算で1巻当たり30万部強。
 もうひと頑張りですね!


>キンカクさん

 フォローありがとうございます^^
 しかし、ミリオンセラーなんて言葉は過去のものと言われている出版業界で、50万だ100万だと、実に景気のいい話ですよ。
 やっぱりジャンプって凄いんですね〜。
Posted by BOSS at 2009年07月12日 22:10
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