2009年07月04日

アニメ感想 グイン・サーガ 第13話 「海へ」

ナリス

 パロでは美男美女の丁々発止が、グイン一行は砂漠から海洋冒険に舞台をチェンジ。
 いよいよ面白さが多彩さを増してきたグイン・サーガ 13 話の感想です。

過去感想 → 1 , 2 , 3 , 4 , 5 , 6 , 7 , 8 , 9 , 10 , 11 , 12

【ネタバレ注意!(原作ネタバレは避けています)】




あらすじ
つかの間の夢は光に満ちて
初めて知る蜜の味に心乱れる
水面(みなも)に写りし互いの影は
波に揺られて千千(ちぢ)と散りゆく

グイン達はケス河を下りレント海の港町ロスに到着。ここでアルゴスに向かうため大海を渡る船を探す。片や政略結婚のためパロに乗り込んで来たアムネリスに婚約相手アルド・ナリスは「パロの秘密、古代機械を見せてあげる」と謎の部屋へ彼女を誘う。一人ヤヌスの塔へ向かうアムネリスがそこで出合うものは…。(公式より)



■レムス変貌

 先週ラスト、夢枕のカル=モルに導かれ、覚醒してしまったレムス。
 今週は今までとはまるで別人の怖い子っぷりが面白かったですね〜。
 あたかも、今まで姉にいいように押さえつけられていた弟が、一気に反抗期を迎えたような。
 でも、単に反抗しているだけじゃなくって、すごく頭が切れて、なにごとも理性的に見抜き、理知的に判断しようという冷徹さというんでしょうか。
 そういったところが見受けられてすこぶるかっこいいのです。
 さすがにグインと分かれたほうがいいかもしれないっていう判断は色々と行きすぎですが、ナリスとアムネリスの政略結婚の阻止には、自分がアルゴスにつきしだい王位継承宣言をすれば済むだけ、っていう下りなど、ズバリと戦略の本質をついていて気持ちがいい。
 なんだか、あのアルド=ナリスとやっぱり血が繋がっているのだよなぁと思わせるようなものがあります。

 突然のその変貌にとまどうリンダもいいですね。
 これまでただ自分の後につきまとってピーチクパーチク言ってるだけだと思っていた弟が、いきなり自分のもとから巣立とうとしていて、さらには自分に「もう喋らないで」なんて指図始めたり。
 ちょっとショックでしょうね〜。
 また、常に女の子らしく感情的に考えるリンダ(感情豊かなのがリンダの美点ですが)に対して、徹底して感情を廃して理性でものを考えようとするレムスは、もうすでにリンダとは相容れない対極の存在になろうというのかもしれません。


■海賊イシュト

 ルードの森やスタフォロス城、ノスフェラスといった辺境とおさらばし、ここからは人間の版図が旅の舞台。
 ということで、ようやっとイシュトヴァーンの得意分野が戦場です。
 今週はイシュトがよく働きました。
 まずはグインらをロスの町の外で待たせておいて鐘を稼ぎ、宿をとり、次に情報を集めて返送用の服も用意し、船をしっかり手配。
 アルゴスがモンゴールに宣戦布告したために港が封鎖されることが分かれば、すかさず夜の出航に間に合わせる迅速さ。
 これからはやっぱりイシュトなしには一歩も進めそうにないですね〜。

 しかし、不思議なのはイシュトがどこでどうやって金を稼いだのか。
 ちょっと気になるのがモンゴール兵の言葉ですね。
 最近毎夜のように強盗が出没しているという話がありましたが、あれがどうにもイシュトのことのように思えてしまいます(笑)。
 その話が出たとき、リンダがちょっとイシュトの顔を睨むようなそぶりがあったので、来週あたりそのへんが追及されちゃうかもしれませんね。
 
 ところで、リンダの変装があまりに可愛すぎて男の子にはどうしても見えなかったんですが(笑)。
 あれはイシュトの確信犯か?
 このロリコンめ(笑)。



■闇の王子と光の公女

 恋にうといアムネリスを、あの手この手で翻弄し、最後は己が手の内に完全に篭絡してしまったアルド・ナリス。
 実に痛快でした。
 まずは庭の邂逅て誉めに誉め、ちょっと有頂天にさせつつ苛立たせ、次にヤヌスの塔では本性のサディスティックさをあらわにし(たように思わせる演技)、最後にトドメと古代機械の罠にかける。
 で、それで終わりじゃない。
 そこまでイジメにイジメぬいておいて、最後に待っているのが甘い口づけという大きな落差。
 初心なアムネリスはすっかりしてやられてしまいました。
 アルド・ナリス、天性の詐欺師ですね(笑)。
 しかしアムネリスもただものじゃない。
 惚れておきながら、裏切ったらパロごと滅ぼすぞって、どんだけ物騒な女だ(笑)。

 しかし、アムネリスを陥落させたとはいえ、アルド・ナリスとしてはまだまだなんの戦力もないのが現実。
 まわりはすべてモンゴール軍。パロ解放にまだまだ程遠い。
 武器となるのはアムネリスの心を翻弄する、口先三寸ただそれのみ。
 それだけでいかにしてこの状況を切り抜けるのか。
 そのあたりがこの《陰謀篇》のスリリングさですね〜。

 それはさておき、アムネリスも不幸な女性だこと。
 ノスフェラスではグインの武と智にすっかりしてやられ、パロでは武で勝とうとしたらそれ以上の知にしょっぱなから騙されて。
 まぁでも、「あいつを夫にしたら、心ゆくまで私に従わせてやる」 なんて考えちゃう女王様体質は、ここらでとことん痛い目を見たほうがいいのかもしれませんね(笑)。 


■アストリアス無残

 で、心行くまでアムネリスに従う勢いのアストリアスですが、すっかり催眠術にかけられていいように情報を引き出されておりました。

「おまけに根が正直なのか、暗示にかかりやすい」

 って、散々な言われよう(笑)。
 アストリアスくんの、明日はどっちだ。



■ロス出航

 グインのアクションをどうからめて来るのかと思ったら、そう来ましたか(笑)。
 出航間際の船に、河口につるされた旗をつたって飛び降りるグイン。
 毎度毎度いろいろ工夫してくるものです。
 スニも細かく反応を見せていてしっかりマスコットとしての存在感を主張してますしね。
 今週はイシュトにボロ袋に入れられることを抗議しているスニがかわゆすぎました。

 ところで、陰謀篇に入っていくつもの舞台が平行して描かれるようになって気づいたんですが、意外と物語内の時間が経過しているんですね〜。
 ナリスがクリスタル入りしたのが、あのパロ滅亡の夜から4ヶ月後。
 そのナリスのクリスタル入りの情報がアルゴスまで伝わって、アルゴスがモンゴールに宣戦布告したために、今回ロスの港が封鎖されることになったわけです。
 つまり、グインたちはロスまで4ヶ月以上もかかっていたんですね〜。
 これはちょっと意外でした。
 原作を読んでいる時には、そういうところは全然気づきませんでしたよ。
 ノスフェラスの戦い自体は数日の範囲内でしたし、ケス河を下るのだって長く見積もって一週間とかからないでしょうから、グインたちはセムの村にかなりの長期滞在をしていたってことになるんですね〜。
 村の復興やラゴンとセムたちの部族間交渉につきあったり、「リアード、ぜひワシの甥っ子の2番目の娘の婚礼までは滞在してくだせぇ」「でしたらもうすぐ産まれるいとこの子の名付け親になってくだせぇ」 とかなんとか言われて引っ張りまわされて、ズルズルやってたのかもしれません(笑)。



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