背表紙のナルト続き絵がなんか凄いことになってます(笑)。
前半の感想は、
・リボーン
・ナルト
・ワンピ
・べるぜバブ
・ブリーチ
・アカボシ
・【読切祭】詭弁学派、四ッ谷先生の怪談
・サイレン
の8本でお送りいたします。
【巻頭カラー】 家庭教師ヒットマン REBORN!
巻頭見開きカラーが美麗すぎ!
天野先生のカラーは大好きなんですが、この目尻のあたりにさす朱がポイントなんですかね。
色っぽいと言うか、温かみがあって好きです。
中でも今回はクローム髑髏がかわいいにも程がある(笑)。
腰つきもエロいですが、個人的にはおちょぼにした口元がね。
本編ではツナが幻術使いのトリカブトとのバトル。
ツナのボックス兵器が真の姿をあらわし、マント形状となるということですが、いや〜天野先生は男の子の心をよくわかってらっしゃる。
そう、男の子とはすべからくマントに憧れるものなのです。
男の子と言う生き物は、大きな布をみつけるととりあえず肩に巻き、マントにみたてて高いところから飛び降りてみたり、走って風になびかせたりしないわけにはいかないものなのです。
これは、子供達の間でツナごっことして、でっかい布をかぶったヤツにボールとかぶつけまくる遊びが流行りますぞ(笑)。
ところで、今までずっと蚊帳の外だった京子ちゃんとハルが今回観戦ってのは凄く大きいですね〜。
驚き役として新鮮ってのも大きいのですが、「はひっ 飛んでます!!」 とか今更なことでも女の子にキャーキャー言ってもらえるのはムズムズするものがあるじゃないですか(笑)。
ツナたちとしても働き甲斐があるってもんです。
いつもより力が湧いてきちゃうかもしれませんね!
誰が言った言葉だったかな。
女は、男を奮い立たせるのが最上である。
男はすべからく、女の前では胸を張って歩く雄鶏であれ。
そんな言葉だったかと思います。
今じゃ時代遅れの言葉かもしれないけど、そういうのってカッコイイと思うんだなぁ。
NARUTO-ナルト-
歓呼の大群衆に迎えられたナルト。
疎外された子供時代を送っていたナルトが、皆に認めてもらうために火影をめざし、今、ついにその願いがかなった、その一瞬です。
岸本先生もこの瞬間を描きたくって第一話からずっとこれまで駆け抜けてきたのでしょう。
感慨もひとしおじゃないでしょうか。
しかし、感動しているのはむしろイルカ先生のほうだったりして、ナルト自身は今はまだ長門たちのことで頭がいっぱいなのか、感動する余裕はないっぽいのがちょっと残念。
でもま、そのうちこの感動は胸にしみてくるかな。
ところで、口下手で 「言葉ではうまく説明できないってばよ」 なナルトとしてみたら、カツユさまの実況生中継は実にうまく作用しましたね〜。
おかげで誤解なく全てが皆に伝わったわけで、むしろ言葉で伝えなかった分、男を上げました。
自分から自分を語るとき、人はどうしてもどこか胡散臭くなるものですから。
自分では語らず、人に語らせることで、男は格を上げるのです。
高倉健です。
「自分は不器用な男ですから」 です。
で、おい! そこのヒナタ!
せっかく思いを伝えたっつーのに、そんなところで泣いてるな!
さっそくサクラがナルトをがっちりキープしに行ってるじゃないか!(笑)
里での評価が急上昇し、実力と将来の有望性が見えてきたとたんのこのサクラの豹変。
ヒナタの気持ちを把握し、のんびりしてはいられないと思ってのこの態度でしょう。
恐ろしい女です(笑)。
そしてその光景を見て嬉しそうに微笑んでいるヒナタ。
お前はなんてお人よしなんだ!
ナルトくんが好きなのはサクラさんだから、自分はそれでいいとでも思っているのか!
ナルトくんがようやっと里に認められたから、それが自分のことより嬉しいとでも思っているのか!
ええい歯がゆい!
場面変わって、おお、そういえばこんなヤツラがいた!なオモイカルイ漫才。
おいおい、ぐだぐだな会話しやがって〜とか流し読みしていたら、投げた石ででっかいクレーター!?なオチでリアルに吹いてしまいました(笑)。
いや、うまいなこれ。
一方力を使いすぎたシワシワ綱手。
こう言っては何ですが、むしろ殺されていたほうが長門の蘇生術で綺麗に生き返っていたかも知れないわけで。
もしかして今回のペイン襲来編で唯一の被害者となったのかもしれませんね〜。
で、意識の戻らない綱手のかわりの火影をどうするか。
火の国幹部と木ノ葉幹部の緊急会議。
そこでついに野心を明らかにするダンゾウ。
絶好の機会をとらえ、いよいよ自分の出番ということのようですが、なんとも言っていることが胡散臭すぎる。
自分の事を語らなかったナルトと、自分を 「稀代の火影 このワシだ!!」 なんて言っちゃう痛さマックスのダンゾウ。
これは好対照です。
ダンゾウのことは政治家としてけっこう買っていたのですが、今回は正直ガッカリ。
この人は実際的だし、目的のためには手段を問わない行動力もあって、政治家ってのはそうじゃないとなって思ってたんですがね。
でも表に立って人を引っ張っていくことには向いてないんだな〜と。
演説ベタの小沢一郎さんみたいな人なのかもしれない。
たぶん 「今こそ俺の出番じゃーッ!」 って舞い上がっちゃって、言わなくてもいいことまで言っちゃってるんでしょうね(笑)。
そう考えると、ちょっとダンゾウさんも可愛いヤツだなと。
そもそも今回の襲撃事件じゃ、何も実績を上げてないじゃないですかダンゾウさん。
これまでだってどれだけ仕事をしていたかわかりませんが、他人のダメなところを突く一方、では自分はどうなのか。
その実績ってヤツを出さないと説得力も何もない。
「この最悪の事態の後始末をし 忍の世界に変革を成し 忍に掟を徹底させる」
言ってる事は誰でも言えるような当たり前のことだけど、それをもって自分がカカシより優れていると言い張れる根拠を示さないとね。
よくまぁこんな演説で火の国さんたちはダンゾウさんを火影に任命しちゃったもんだ。
大きな声に弱い人たちなのかな。
そもそも、この火影の任命システムもいいかげんなものですね。
立候補者が火の国に勝手に名乗り上げて、その場で決定しちゃうシステムなんですね〜。
ひどいもんだ。
根本から改革しないと。
綱手の時ってよく覚えてないですが、どうでしたっけ?
ONE PIECE
別エントリーにて。
べるぜバブ
あはははは。
葵さんかわええ。
赤面顔が最高です。
「あっ… おい!!」 で“葵”で 「下の名前で呼ぶな――っ!!」 は見事にツボでした(笑)。
さっそく葵にベル坊を押し付けようと画策中の男鹿ですが、なんとそこに東条登場の驚きの展開。
ベル坊の反応がただ事ではないのですが、実は東条も魔界の住人なんてことだったりして。
あるいは逆に天界の住人とか?
ここのところ展開というか、ハンドルの切り替えが早くてけっこう面白いです。
BLEACH
リリネット浮竹戦、なごみすぎ(笑)。
「うわあああああああん!! ぶっころしてやる!!!」
「その意気だ!!」
「あたしの剣返せえ〜〜〜!!」
「それはだめだ!!」
なんだこいつら楽しすぎ。
完全にリリネットおちょくられてますが、浮竹さんとしてはおちょくってるつもりもない、子供を導く先生のようなつもりなんでしょうね。
完全にノリノリです(笑)。
そんなズレた人の良さが面白い。
一周ズレた師弟関係が発生しつつあるようですね。
一方、オトリとして絶賛逃げ回り中の大前田。
敵わないながらもちゃんと足掻いているのがいい感じ。
鬼道なら届くとヒラメキつつも、まぁ今回は結局自分が鬼道をあまり使えないってことで実行されなかったわけですが、実際のところどうなんでしょうね。
鬼道だって持続時間があるんでしょうし、やっぱりバラガンさんの身体には届かないんじゃないでしょうか。
永久に続く鬼道があれば別なんでしょうけどね。
そして、お待ちかね。
砕蜂さん卍解!
その能力は、なんと テポドン発射!!
これは爽快!
自分で言ってるとおり、ぜんぜん暗殺じゃありません(笑)。
なるほど、反動で身体がふっとぶのを防ぐための布だったのか。
しかしこれがちゃんとバラガンさんに届いたかどうかは疑問ですね〜。
次号、バラガンさんがこれをかわしていて、今週出ただけのちょーかっこいい斧“滅亡の斧(グラン・カイーダ)”の威力披露。
で、それを越える砕蜂の奥の手って感じで決着でしょうか。
「あの爆発はお前を爆死させるためのものではない。お前をウイルスに感染させるためのものだ。ウイルス自身の寿命はとても短い。だが、ウイルスは永久に世代交代と増殖と進化を繰り返し、お前を時の果てまで侵食してゆく」
「ぐ、ぐわ〜ッ!(バラガン)」
「な、なんだってぇ〜ッ!!(同じく感染している大前田)」
「安心しろ大前田。時の加速したバラガンのほうが感染で死ぬのは先だ。お前のほうはちょっと顔が崩れるくらいで能力を切ってやろう」
なんてね。
いや、ネタ的にマユリ先生のやることだな、これは(笑)。
AKABOSHI‐異聞水滸伝‐
バクマンのとおりなら、第1話のアンケート結果が反映され、方向性の決まる第4話。
スパイ時遷の登場、最強の武術家王進とその部下林冲の投入など、これは当初の予定どおり、108人の仲間を怒涛のように投入してゆく方向性のようで。
だとすると第1話の反響はけっこうよかったのでしょうね。
どストレートに王進を誘った戴宗。
しかし王進さんも頑固一徹忠義者のようで、戴宗を捕らえないかわりに話も聞かず。
でも、「国がどうあろうと」 なんて言ってるところを見ると、心中では国のやり方に思うところがありそうです。
これはそこのところを突けばなんとかなりそうですね。
また、その王進の部下林冲は、最初はこいつが王進の命を狙う真犯人か?とか思ったのですが、戴宗の反応からすると違うのか。
どうもどちらも今後仲間になっていきそうな様子。
第1話の見開きカラーでは、王進がいないかわりに林冲っぽい人がいますもんね。
もしかして王進は殺されて、その遺志をついだ林冲が替天行道に入るという展開でしょうか。
たしかにいきなり最強の人が仲間に入っちゃったら今後のバトルがいろいろと難しいですもんね。
しかし、4話目でもまったく画力が落ちない漫画ですこと。
あいかわらずよくわからない絵もあるんですが。
そのへんは雰囲気でなんとなく補完することにしました(笑)。
【JG1読切祭第2弾】詭弁学派、四ッ谷先生の怪談
JG1読切祭第2弾は、新人・古舘春一先生の怪談もの。
――「言力」……ことばのちから
四ッ谷先生の「語」の時のリズム・音量・音程そして言葉は
もはや催眠術なのだ
ヒトの脳を鼓膜から支配する
生来の「悪魔の声」の持ち主
それが四ッ谷先生
なるほど、稲川淳二ですね。
あの人の 「こわいなこわいなーっ、こわいなこわいなーって思っていたんですけれども、そしたらね……」 っていう例の語り口は、あれはもうひとつの芸道です。
たしかに稲川淳二ならこれくらいやってくれちゃうかもしれない。
なんて思いつつけっこう楽しめました。
怪談としてはよくあるテケテケ、カシマレイコ系の筋に、三本足のリカちゃん人形を連想させる要素も加えた御話。
よく雰囲気が出てるけど、ちょっとベタすぎるかな〜?って思ってましたが、スジが猟奇殺人鬼につながり、最後はうまく主人公の 「言力」 で締めて、しっかり少年マンガとして纏め上げているのが上手いなと。
画力はまだまだなんでしょうけど、演出のセンスが光ってますね。
特に、ホラーではとても重要だと言われている 「音」 の使い方が目を惹きます。
稲川淳二も言ってましたが、怖い怪談を語るコツってのは、「ぴちゃり、ぴちゃり」 とか、「ひたひた、ひたひた」 とか、音を挟むことなんだそうです。
そうすることで聞いている方は場面をリアルに想像してしまって、怖さを倍増させてしまうのだとか。
この漫画も、“こつこつ”に始まり、遮断機の音、電車の走り去る音などが強く自己主張をしてました。
主人公・四ッ谷先生も、時々印象的なセリフがあっていいですね。
「怪談とは語り継がれて行くものだ
だが“事実”は違う
“事実”とはどんなに騒がれたところで直に消えてゆくもの
あまりに哀れじゃないか」
「恐怖心てのはギリギリが心地いいんですよ
行き過ぎた恐怖は悲鳴を生まない
それじゃあ面白くないんですよ」
このあたり、作者の知的な遊びを感じてクスリとさせられました。
正直この漫画ではちょっとジャンプでの連載には向かないかもしれませんが、センスを凄く感じますし、別のものでまた読んでみたいと思いましたよ。
PSYREN−サイレン−
別エントリーにて。
といったところで前半終了。
サイレンの掲載位置が高いのがファンとして嬉しい反面、別エントリーものが2本前半に固まるのが正直辛い(笑)。
嬉しい悲鳴ってヤツです。
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こんばんは。浮竹隊長なにやってんの〜?
幼女と遊んでる場合か?
ソイフォンがかっこよかったです。
ミサイルですか(笑)あの卍解は(笑
このままじゃ終わらないでしょうね。
次回にはなにごともなく復活でしょうか
あのおじいちゃん。
ほんと浮竹隊長なにやっとるんでしょうね(笑)。
まわりの悲惨な戦況とかちゃんと見てるんでしょうか(笑)。
そして砕蜂砲。
意外でしたね〜。
私としては、小柄な女子がでっかい武器ってのは、それだけでフェティシズムを感じるものです(笑)。