【コミック派ネタバレ注意!】
嬉しいことに大増23ページ!
「只今人気急上昇!!」 というアオリですが、これは未来の子供達効果がアンケに出たのでしょうか。
つか、もっと直接的に言えば 「おっぱいマリー」 効果か(おっぱいバレー風に)。
いや〜わかりやすいなぁ。
なんにしても、サンレンファンとして嬉しい限りです。
この人気を本物にして、いつかアニメ化できちゃうくらいの作品になってもらいたいものです!
とりあえずアニメ化にこぎつけられれば打ち切りもほとんど心配せずに楽しめると思うのですが、まだまだ常に打ち切りの恐怖が頭のどこかにあるんですよね〜(笑)。
岩代先生がんばって!
さて本編。
アゲハたちは、カイルらに連れられて空の見える場所へ。
そこは、地下での生活3周年を記念して、ランが探してきた特別な場所。
やはり人間はずっと地下で暮らしていると息がつまってしまいますからね。
たまにこういうところで空を見ないと、やってられないのでしょう。
それが例え、謎の物体に覆われた不気味な空であったとしても。
そう、転生の日(リバースデイ)に地球を覆いつくしたあの謎の物体は、今も地球をずっと覆ったままだったんですね〜。
いったい何なんでしょう。
「いわば今日は我らにとっての“宣戦の儀”
地上を再び取り戻す為に…とうとう芽を出すことが出来たんじゃ」
今日この日から、潜伏の生活は終わり、ワイズへの反乱が始まる。
この強くなった彼らなら、もしかしたらやれるかもしれない。
そんな希望が見えてきます。
厳しい戦いになることでしょうけど、きっと彼らならやってくれるんじゃないかと。
タフに成長した彼らには、そう思わせてくれるだけのものがあります。
アゲハたちがその戦いをサポートすることはないでしょうし、アゲハたちが現代に帰ったら、彼らとは永久のお別れになる可能性があります。
でも、きっと彼らは立派に戦って、いつか地上を人類に取り戻してくれるのでしょう。
彼らには、その希望の光がありますよ。
と、ここでアゲハはようやっと大切なことに気づいてくれました。
そう、彼らサイレンドリフトは、歴史を変えて、未来がこうならないことが目的。
だとしたら、その歴史改ざんに成功したとしたら、このカイルやマリーたちはどうなってしまうのか。
大問題ですよ。
彼らには彼らの世界が残り、彼らとしてこれからもずっとこの歴史をたどっていくのか。
それとも歴史が書き換わったことで彼らは消滅し、あたらしい彼らが生まれることになるのか。
いったい、どうなってしまうのでしょう。
「それでも空は空よ
おばあさま」
というフレデリカの言葉は、こんな世界でもやはり、彼らにとってはかけがえのない世界にほかならないのだと、そう教えてくれます。
その世界を彼らは、必死の努力で変えようとしているのであり、その努力を無にするように、根本から歴史を変えてしまうことは本当にいいことなのだろうかと、ともするとそういう迷いも生じてしまいます。
人類が破滅しないほうがいいに決まっているのは分かっていますが、でも、この彼らの存在が消えてしまうとしたら……それもまた、戦慄すべき事態に他なりませんものね。
タイムマシーンものでは常についてくるこの問題に、ようやっと作中人物から言及がされましたね。
今まで、もどかしい思いをしてきた読み手としては、やっとここまできてくれたのかと、一種感慨といいますか、安堵といいますか、大きなマイルストーンに到達できたような心地がします。
タイムマシーンものを扱う物語ですから、いつか来ることは分かっていましたが、ようやっとこの段階に達せたかと。
ここからの段階こそ描きたいがために、岩代先生としてもこの物語を描いてきたんでしょうし、先生としても感慨もひとしおじゃないでしょうか。
しかし、それにいち早く気づいてくれたのがアゲハっていうのがまた、意外と言ったら失礼でしょうか(笑)。
それはさておきアゲハ、自分の力不足を実感し、新しいPSIのプログラムが必要だと思ったようです。
いったい次はどんな成長を遂げてくれるのか、こちらのほうも楽しみですね。
メルゼズランスは遠距離主体で接近戦には使えないものでしたから、今度は接近戦を主眼に開発すべきじゃないですかね。
アゲハのスピード型ライズ能力とも相性がいいと思いますし。
漫画的にもそっちのほうが主人公らしくていいじゃないですか。
で、ルートにもどった彼らは夕食。
おっと、魚料理とは。
魚が灰化してないってことは、灰化の死はドリフトとタヴーだけに起こる現象なんだな〜とか、そんなことも思いましたが、それよりマリーのエプロン姿がすごい目に優しい。
やっぱあのおっぱいマリーな服は刺激が強すぎますって(笑)。
で、おしゃべりになったヴァンは、余計なことまでポンポンとしゃべりまくり。
みんなの気持ち大暴露大会〜ドンドンパフパフ〜と♪
マリーの反応もあわてっぷりも素敵ですが、「ピク」 とかお怒りの雨宮さんが会心の一撃!
頭に怒りの血管うかべてお茶を飲む雨宮さんがクリティカルヒット!
ふぉふぉふぉ。
いいぞやれやれ、もっとやれ(笑)。
そしてヴァンの矛先はシャオのほうにまで。
普段はクールなシャオもヴァンの前には敵わないようで(笑)。
楽しそうだなぁ、いいなぁこの子たちは。
しかしヴァン、フレデリカの気持ちのほうには気づいていないのか?
意外とフレデリカも恋愛戦線には関わっているんですけどね。
フレデリカの想いがアゲハへのものなのか、それともマリーへのものなのかは分からないんですが、アゲハとマリーがイチャついてるときの反応は、前からちょっと目を引くものがありますよね(笑)。
そして夜。
眠れないアゲハと雨宮さんは、これからどうするかをミーティング。
アゲハは、先ほど気づいた歴史改ざんの不思議について雨宮に話します。
この未来にいるらしいネメシスQの本体は、歴史を変えようとしてアゲハ達を操っている。
だけど、歴史を変えてしまったとしたら、その本体は消えてしまうのではないだろうかと。
謎ですね。
謎だらけです。
子供たちについての疑問もそうですが、この世界の時間軸構造の根本にかかわる疑問ですよ。
いったいどうやったらそんな謎が解けるんでしょう。
この世界の誰だって、そんな疑問に答えられるヤツはいないんじゃないでしょうか。
ただひとりいるとしたら、それはネメシスQの本体その人に他ならないでしょう。
ヒントは、CALL.47であった、「10年前の平行時間軸へ」 という本体の言葉でしょう。
本体は、よくそういう構造を熟知しているのでしょうね。
と、思ってたら、デターッ! ネメシスQ!!
雨宮さんじゃないですが、まさかこっちの世界でこいつが出てこようとは。
出てこないことを前提として推理していたことが、ちょっと狂ったじゃないですか(笑)。
でも、なにかがおかしい。
体はあちこち割れた陶器細工のように欠けているし、音声が綺麗に出てくる。
これは現代のネメシスQとは別のPSIなんでしょうか。
まぁスタンドじゃないんですから1人1体とは決まってませんしね。
「一刻を争う事態になった…!!
お前達の力を借りる必要がある…
私自身の命が危険に晒されている…!!
私が死ねば全てが破綻してしまう…!!
来てくれ…!!私の下に…!!
場所は九州鹿児島県沖夢喰島(むくろじま)…!!
私が捕まる前に早く…!!!」
いやはやなんとも、まさに急転直下、驚きの展開です。
リバースデイの真相が明かされたことで、あとは帰還するだけか〜と思っていたら、なんとネメシスQの謎まで明かされる展開ですか!
まさか打ち切りモードじゃあるまいな〜って思っちゃう真相大暴露出血大サービス状態ですが、「人気急上昇」 なんて言うんですからこれも予定の展開のうちなんでしょう。
いやもう面白すぎ。
この4thステージは物凄い大転機になっちゃいましたね。
ところで、ネメシスQから聞こえてきた本体の声は、最初にアゲハがテレホンカードをつかったときのあの女性の声でした。
実は、未来と現代は直通会話が出来たのでしょうか?
それとも、こちらで考察したように、本体にとっての過去(現代の同一人物)が、現代の協力者となっているのでしょうか。
その正体に興味がわきまくりなわけですが、いったいどんなヤツなんでしょうね。
九州鹿児島県沖って、それってサイレンゲームが最初に開始されたあたりですよね。
もともとそこに住んでいた人物なのでしょうか。
実はアゲハの姉のフブキこそが本体だったんじゃないかと思っていたんですが、クリアに聞こえてくる声を聞いてもアゲハが反応しなかったところを見ると、残念ながら違ったみたいですね。
いや〜これは先が気になってしょうがない!
いったいどんな展開が待っているのでしょうか!
■PSYREN‐サイレン‐の謎
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その07 「薄明るいサイレン世界の夜」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その06 「タツオの放浪期間」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その05 「現在と未来の同調性」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その04 「ゲーム主催者」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その03 「ニセ刑事の正体」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その02 「電話の声」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 その01 「噂の発生源」
・PSYREN‐サイレン‐の謎 【序文】
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