ジャンプ欠乏症に悩まされた私は、思わずサイレンのコミックを最初から読み直し、コミックス未収録分は保存してあるジャンプを引っ張り出してきて最新号まで読んでみたわけです。
他の作品までちょこちょこ読んだもんだから、やたらと時間がかかったわけですが(笑)。
そうやってサイレンを読み返してみると、今の段階(CALL.68)になって初めて伏線の存在に気づかされたり、あらためてハッと謎が解けたりすることが、いっぱいあることに気付かされたのでした。
ということで、思い立ったのがこの 『PSYREN‐サイレン‐の謎』。
いっちょ、サイレンの秘密に大胆に迫ってみようではありませんか。
昔けっこう流行った 『磯野家の謎』 とかの、あのいかがわしくもとっても魅力的な 『謎本』 のノリですね。
なお、続きを読むより文体が変わります。
いつもの軽い雰囲気じゃなくって、「である調」 のお堅い感じになっちゃってます。
検証モノとして、文章の簡潔性を重視したということもありますが、今後ある程度の分量がまとまった段階で別ブログとしてまとめ直すことも考慮に入れてのことです。
【ネタバレ注意!】
序文
週刊少年ジャンプで連載中の、岩代俊明の漫画 『PSYREN‐サイレン‐』 は、未来世界の謎のゲーム“PSYREN(Rは左右反転)”に巻き込まれた少年少女の物語。
異世界の旅のスリリングさや、超能力アクションあり、コメディタッチのキャラクターのやりとりありと面白さは多岐にわたるが、タイムトラベルにかかわる数々の謎も大きな魅力のひとつ。
なぜ未来の人類世界が崩壊したのか、その真犯人は、といった大きな謎から、普通に読んでいるだけでは素通りしてしまいそうな小さな謎まで、随所に散りばめられている。
このカテゴリー 『PSYREN‐サイレン‐の謎』 では、そういった数々の謎をひとつずつ確認、検証し、独自の推論、仮説、予測を進めていこうとするものである。
またこれは、推論、仮説、予測によってより深くサイレンという作品を楽しもうとするものであり、決して作品の矛盾や設定の欠陥をあげつらい、否定しようとする性質のものではないことも並べて明記しておきたい。
コメントを書き込んでいただける方も、その面にご配慮いただけるようお願いしたい。
なお、この推論、仮説、予測は、筆者個人の先入観、勝手な推量によるものであることは最初に確認しておかなければならない。
筆者は作者ではなく、筆者の推測が外れたとしても当該論説について謝罪する性質のものではなく、また筆者が 「このような事は起こらないはずだ」 と指摘した事象がその後の作品で発生したとしても、それをもって筆者が作品を否定するものではまったくない。
それは筆者が前提条件を間違っていたからであり、そのことそのものが、また新たな考察を楽しむきっかけとなるだろうというのが、筆者の一貫したスタンスである。
常に作品を楽しむためだけに、この考察はその一助となることを目的として作成されるものである。
筆者個人は、作品を読みながら、あれこれ推測することを大きな醍醐味とするタイプの読者だ。
推測が当たれば当然面白いと感じるが、当たらなければそれはそれで予想の上を行った作者を賞賛し、なおさら面白いと感じるものだと考える。
これは推理小説を楽しむスタンスと同じものである。
当ブログにお越し下さった皆様も、筆者の論説がもっともだと楽しまれるもよし、それは違うと否定して楽しまれるもよし。
それぞれのスタンスで読んでいただくことを切に願うものである。
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