2009年04月13日

週刊少年ジャンプ20号感想 前編

 表紙はトリコでジャンプの実のなるふしぎな森といった場面。
 バクマンで言ってたいろんな漫画が表紙を飾っていいじゃないって感じで、ジャガーさんとかいぬまるだしの表紙まであって面白い。




 前半の感想は、

・ブリーチ
・ナルト
・ワンピ
・トリコ
・リボーン
・べるぜバブ
・黒バス
・バクマン

 の8本でお送りいたします。



【巻頭カラー】 BLEACH

 見開きカラーでけしからんボディの数々。
 特にネルの水着の小ささは極めてけしからんですなっ!
 久保先生はたまにとち狂ってこういうイラストを描いちゃうから大好きだ(爆)。

 本編はうってかわって真剣モード。
 復活再生して一護を倒したウルキオラでしたが、その復活は形だけのものだったようで、いわば捨て身の最後の不意打ちだったわけか。

「今の一撃で終わらなければ
 そこで死んでいたのは俺だ」


 ということは、ウルキーは別に石田を助けようとした訳じゃなくって、絶好のスキを狙っただけだったのかもしれませんね。
 しかし、その目の前で一護、復活!
 ウルキオラにとっちゃ絶望的な場面ですわ。
 絶望を見せてやるとか言って、結局一護のほうが絶望を見せてくれちゃったわけです。哀れウルキー。

 こうなったらウルキーとしては綺麗に死に花を咲かせるしかない。
 戦いの中で、強敵の手にかかって死ぬのが本望とばかり、一護に斬魄刀を渡して煽るウルキー。
 いいですね、それでこそライバルよ。

 一護も一護で武士道らしく相手が不慮の展開で手足を失ったなら、俺の手足も斬れと言い出す。
 なんかもうこうなってくるとウルキーの気持ちを察してくれよ!って言いたくもなりますが、まぁ一護もまだ若いからなァ。
 結局ウルキー時間切れで崩壊開始。
 「殺せ」 と言い出すウルキー、なんとか死に際を綺麗に飾ろうと必死です。
 それすら断る一護。
 もーくそ、お前もうちょっとウルキーをわかってやれよ!(笑)

「こんな勝ち方があるかよ!!!」

 ってたしかにそうだけど!
 虚化の暴走で決着なんて、一護としちゃ認めたくないのも分かるけど。
 武士の情けってあるじゃん!
 介錯してやってくれよぅ!

 そして最後、残された力と時間を使って、ウルキオラ一世一代の 告白タイム
 これがまた遠回り過ぎて泣けてくる。

「…ようやく お前達に
 少し興味が出てきたところだったんだがな」


 って、お前達と複数形にしていても、その目が見つめる先は織姫一人じゃないですか。

「…俺が 怖いか 女」

 これまた遠回りな言い方ですよね〜。
 はっきりと好きとは言えない、なんとも不器用な男心。
 いやもうウルキーかわええって(笑)。
 そして泣けてくる。

「こわくないよ」
「そうか」


 これに勝る成仏なし。
 ちょっと心動かされました。
 男一匹ウルキーの、切なくももどかしい、そしてどこか報われたような、とっても複雑な成仏でした。
 最後まで触れることができず、届かなかった手が、2人の距離の絶妙さそのものですね。
 でも、ちゃんとお互いに手を伸ばそうとした、そのことが一番価値があるんじゃないかと。
 ウルキオラにとってはそれで充分報われたかもしれません。
 なんというか、ハッピーエンドでもアンハッピーエンドでもない、“哀・戦士”って感じの終わりかたでしたね〜。
 いや〜よかったウルキー。
 死んだ虚がどうなるんだか知らないですけど、魂が安らかであることを祈ります。



NARUTO-ナルト-

 最後のペインを倒したナルトは、ペイン本体のもとへ。
 それを止めようとする大人たちや、ナルトを追ってともに本体のもとへ行こうとするガイ班たち。
 結局シカクの提言で 「ナルトに託してみよう」 と、これまたナルトに丸投げモードで大人たちはまったく何を考えてるんだかなんですが(笑)。
 「ダメだ! 一人でやりすぎだ もうナルトはかなり弱ってる」 ってほうがもっともだって思っちゃいます。

 ナルトとしては、

「ペイン本体もその部下も敵の里も全て潰しちまえばそれで丸く治まんのか!!?」

 と極論に走ってしまって、とにかく話し合わないとって思っちゃってるようですが、そこは大人の判断ってやつでナルトを抑えて欲しかったかなぁと。

 そもそも破壊工作をしに潜入してきた兵士相手に話し合ったところでしょうがないじゃないですか。
 テロリスト本人と話し合って休戦協定や和平協定を結べるわけがない。
 和平を結ぶなら本国の外交担当、政治家なんかと話し合わなきゃ。
 まぁ今回はその兵士自身が 「神」 とか呼ばれちゃってる特殊な存在なもんだから複雑なわけですが、事がこのような顛末になってしまった以上、木ノ葉の里としてはペイン本人責任を追及しないわけにはいきません。
 戦後を考えるなら、既にペインは相手国の交渉相手では既にないわけです。
 サダム・フセインのように尋問し、裁判にかけて処刑しなくちゃならんのです。
 あるいは取引材料としてその身柄を引き渡し、人質を交換するなり有利な条約を結ぶなりなんなりするとしても、取引の相手はそのときにはペイン自身では既にないのです。
 少なくとも今、ペインと話し合ったところで政治的解決にはまったく結びつかない。
 もし個人的な理由で話し合いたければ獄中に繋いだ段階でいくらでもすればいい。
 でも、今はその段階じゃないでしょう。
 とにかくペインを捕獲することが第一の優先事項。
 大人たちにはそういうふうに政治ってものをナルトに説き聞かせて欲しかったものですわ。

 いや、もし里のみんなやナルトが即ペイン本体をブッ殺すこと前提に言っているんであれば別ですけどね(笑)。
 だったらそりゃナルトとしてはすぐにでも話したいでしょうとも。
 話の内容によっては里のみんながいないほうがいいとも思うでしょう。
 でも、どうなのかな。里のみんなが問答無用で即ペインブッ殺!って思ってるのかなぁ。

 まぁそれはそれとして、このナルトはいったい何をペインに言いたいんでしょう。
 ペインの平和論に、何か答えを見出せたようにも見えるんですが。
 大人たちが希望を託した、憎しみのない世界の答えを、ナルトは出すことができたのでしょうか。
 次週どんなことをナルトが言うのか、これは楽しみです。



ONE PIECE

 別エントリーにて。



トリコ

 扉絵はメガメガバーガー。
 いやごめんなさい、正直これはかなり気持ち悪いわ(笑)。
 絶対胃もたれ起こしますって。
 でもやっぱ子供達にとっては夢なんでしょうねぇ。

 今週はココの毒能力が大活躍。
 毒っていうか既に酸なんですが、火山性のガス“硫化水素”に始まり、濃塩酸濃硝酸を反応させて王水を作り出すという、もうなんでもありなんですけど妙に説得力のあるハッタリがすばらしい。
 濃塩酸は胃酸から、濃硝酸は体内のアンモニアから作るんなら、あれ? たしかに王水できるじゃんと、思わず納得しちゃいますもんね!
 むちゃくちゃかもしれませんが、おおーさすがココ、スゲーッて思っちゃいます。
 しかも無尽蔵に作れるんじゃなくって、今はほんのちょびっとしか作れないってところがリアルでいい。

 さらに、これまでのココの戦い方はすべて、巨大GTロボの体内のアンテナの位置を探るものだったっていうのがいいじゃないですか。
 目潰しして視覚を奪ったり、口の中に毒を突っ込んで味覚を奪ったり、足払いで体を崩したりしてたのは、すべて電磁波の正確な出所を探っていたって事なんですね。
 王水まで作っちゃうスーパー能力だけに頼るのではなく、戦闘をしっかり精密に組み立てて戦っていたんだなァと。
 むしろそっちのほうがココすげーって思っちゃいますね。
 このクレバーな戦い方は、トリコともサニーとも違ってて、ちゃんと描き分けられている感じがして嬉しいです。

 最後、「敗因はお前自身だ」 なんて言っちゃってるのもカッコイイですしね。
 いやぁ面白い戦いでした。

 しかし、毒の使いすぎで倒れちゃったココ。
 そりゃ出血多量みたいなもんですから倒れますわ。
 そこに登場、スタージュン!
 ココ大ピンチ!ってな感じなんですけど、いや、大丈夫でしょ?
 スタージュンならココは無視してマンモスの中に入っちゃうでしょ?



家庭教師ヒットマン REBORN!

 ハル派のわたしですが、真相を知っても黙ってうなづく京子ちゃん、ええ娘や〜とか思ってしまいました(笑)。
 しかし、ようやっと話せたんですね。
 というか、むしろここまでよくまぁ隠し通せたものだなと。
 いやいやよかったよかった。
 ずっとこの漫画でひっかかっていた魚のトゲがようやっと取れた感じがしまして、今週はすごくスッキリしました。
 そして、ツナとしても、京子ちゃんとしてもよかったねと。
 また、これから京子ちゃんやハルたちとの関係がどうなってくるのか、ちょっと期待しちゃいますね。
 まったくと言っていいほど進展のない恋愛関係ですが、ちょっとは変わるんでしょうか。

 そしてはやくも京子ちゃんの助言でツナがボックス兵器を使いこなす手がかりが掴めそうなのですが、どうなのでしょう。
 馬は乗り手の感情を察知して、おびえた人が乗るとおびえて、愛情深く接すれば愛情を返してくれるなんて聞きますが、このボックスもそうなのかもしれませんね。
 さすが未来の正妻。
 よくわかってるぜ。
 こうなると真相を知ったハルがどういう顔をするのか、そっちのほうも気になりますなっ。



【センターカラー】 べるぜバブ

 え〜っ、ヒルダさん麻酔きいちゃってたんですか〜。
 てっきり男鹿をはめるための策略かと思ってました。
 ものによっては死ぬこともあるとか、これはちょっとガッカリ。
 悪魔って意外と弱いんですなァ。
 もうちょっと作品内では別格の強さでいて欲しかったような。
 まぁ、こうでないと男鹿が活躍できないってことなのかもしれませんね。

 しかしサービスショットが、もうちょっと、この……なんというか、エロスを要求するッ!(爆)
 ToLOVEるとまではいかなくっていいけど、もうちょっとね!
 で、それに怒ってるヒルダさん、「下衆が…」 とか言ってますけど、こういうことされると悪魔でもイヤなんですね〜。
 意外と神妙というか、人間らしい悪魔なんだなぁと、ちょっとヒルダさんへのイメージが大分かわってくる回でした。

 そして古市君が今週はカッコイイ。
 ヒルダさんを守って 「ケータイならオレのを使えばいいだろう」 とか、こいつ主人公より主人公だ(笑)。

 しかしそこはやっぱり男鹿が主役。
 アランドロンの中からどどーん!
 これ、読み切りでやったネタでしたっけ?
 ちょっと見覚えがありますが、でもやっぱり痛快なネタでいいですね。

 さぁしかし、このぶんだと男鹿は悪魔というより善側になってしまうわけですが、ベル坊的にはどうなんでしょう。
 よっぽど人質とったり女性辱めたりしている姫川のほうが悪魔的によろしいかと思うのですが。
 すでに男鹿の手の紋章が増えつつあったり、ベル坊、実は悪魔の基準どうでもよくなってない?(笑)
 すでに男鹿が大のおきにになっちゃってるんじゃないかなぁって思えてしまいました。



黒子のバスケ

 異様に高いシュートで3ポイントを決める緑間。

「緑間君はフォームを崩されない限り 100%決めます」

 うむ、想定内。
 むしろフォームを崩せばいいのかと、さっそく弱点まで公表してくるあたり、案外たいしたことなかったかなと。
 しかし、メガネの人によるとさらにもっととんでもない力を隠している可能性があるらしく、そっちのほうに期待ですね。

「オレは運命に従っている
 そして人事は尽くした
 だからオレのフォームは 崩れん」


 とかいって、どんなに崩しに行ってもなぜか偶然の邪魔が入って崩されないとか、そんな絶対運命黙示録。
 そんなんだったら面白いのですが、まぁ違うか(笑)。

 しかし予選4回戦はまだいいとして、最終日に2試合って、おいおいどういうスケジュールだよと!
 実際高校バスケってそんなもんなんですか? よく知らないですけど。
 そんないいかげんなやり方で全国出場校を決めちゃっていいの?とか思っちゃうんですが。
 うーん納得行かん!
 でもそこは黒子のひとことがみんなをポジティブに。
 こういうポジティブさは大好きですよ(笑)。
 とりあえず心構えはそれでいいとして、実際的には早急にスタミナアップが求められるところですね。



バクマン。

 かつてないほどに長引く新連載会議と、それを待つ面々の苛立ち、苦痛。
 いや〜なんだか胃が痛くなるような緊張感が伝わってきましたよ。

 まずは各作品を品評し、ありかなしか決めていくその過程をつまびらかにしてくれたのが面白い。
 これは実際大場先生がその場を取材したのか、それとも編集者に聞いたのかはわかりませんが、極めてリアルな感じがしましたね。
 ちょっと驚きだったのが、新連載の本数が決まってから、その本数に合わせて連載打ち切りの本数が決まるってところ。
 逆じゃなかったんですね。
 じゃぁ、もしかして新連載がいっぱいあったら、それなりに人気のある連載でも切られるってことですか?
 うーん、ちょっとそこは勘弁願いたいシステムだなぁ〜と。
 まぁ今回はそういったところはクローズアップされなかったわけですが、連載作品の調子によっては継続本数が増やされることもあると思いたいです。

 『KIYOSHI騎士』 の評価ですが、3話までずっと同じパターンで、尻すぼみになるんでは?という危惧が気になりますね。
 もしかして福田さんが10週打ち切りのいい例になっちゃうかもと思ってしまいます。
 やっぱりバクマン。でも、10週打ち切りというジャンプ恒例の悪夢は描くと思いますしね。

 『ラッコ11号』平丸一也って、名前だけ出てきた新キャラですが、ジャンプを偶然読んだその日に辞表出して漫画家目指すとか、なかなかの天才みたいですね。
 そういえば 『プラネテス』幸村誠先生も同じような天才で、プラネテスが初めてネーム切って描いた漫画だったとか。
 それがアニメにまでなっちゃうんだからやっぱり天才って違いますね。
 今回はたぶんこの平丸さんが連載って事はないとは思うんですが、今後本編に絡んできそうな怖い存在です。

 キャップ相田さんは、服部さんに言われたとおり、亜城木コンビの実績をしっかり伝えてくれました。
 新妻エイジへの対抗心までアピールしてくれて、これまであまりいい印象のないひとでしたけど、おお、ちゃんと信頼できる仕事のできる人だなぁと。
 編集の評価も、ちゃんとプラスマイナスいろいろあって、安心の出来ないいい演出じゃないですか。
 トリック自体はどこかで見た気がするというのは、やっぱり推理モノのいつもの壁ですね。
 世の中そんなに斬新なトリックなんてないですよ。
 それも週刊連載でやろうっていうんですから、かぶらないほうが大変。
 要は見せ方だと思うんですけどね。
 またネームがいくらあったところですぐきつくなるっていう危惧もごもっとも。
 金未来杯前の2週ごとに1本のときのあの披露具合を思えば、こちらも心配にはなります。
 しかし、「途中からバトル物になるのがオチじゃないか?」 ってのだけはないですね。
 ここらへんは服部さんがいれば反論してくれたんでしょう。
 シュージンにかぎっては推理のネタが浮かばないからってバトル物にするわけがないですもの。
 かえってアイデアが枯渇しますものね(笑)。

 でも、そもそも人気がないからってバトル物に方針転換しちゃうのは、むしろ編集のせいだと思っていたんですけど違うんですかね?
 『サムライうさぎ』 がバトルになっちゃったのは、あれはすごいガッカリだったんですがね。

 さぁたぶん亜城木コンビ、連載ゲットでいいんだと思うんですが、最後までドキドキさせられちゃいますね。
 新人2本、ベテラン2本といいうことですから、新人枠は亜城木&福田でいいと思うんですが、どうでしょう。
 そして連載になれたとして、担当は服部さんのままなのか、それとも別の誰かなのか。 
 今週はほんと緊張感がたまりません。
 これは来週がメチャメチャ気になりますね。



 といったところで前半戦終了〜。



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ラベル:ジャンプ 感想 JUMP WJ
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