2009年04月01日

週刊少年ジャンプ18号感想 後編

 さて感想後半戦。




 後半の感想は、

・いぬまる
・ぬら孫
・バクマン
・ネウロ
・アイシル
・ぼっけさん

 の6作品でお送りいたします。



いぬまるだしっ

 たしかに20代のヒロインってほとんどいないんですね〜。
 しかしちょっと待って大石先生!
 このリスト、リナリーもいなきゃカナちゃんも氷麗もいないし、ぼっけさんのサユもおらんではないですか!
 そのかわりこの 「相田リコ」 って誰だ!? って調べたら黒バスか!
 正直ぜんぜん記憶にありませんでした(笑)。
 あ、ところでハンター×ハンターのヒロインって誰なんだろう。
 クラピカ?(笑)

 で、理事長!
 あんただったのか!!
 いつもいつもおいしいところを持っていきおって(笑)。
 もうこの編集長ネタは鉄板すぎです。



ぬらりひょんの孫

 うむ。青田坊の怒りもごもっとも。
 お店の女の子がお客さん差別しちゃいけないなぁ〜。

 青田坊って今まで、いいところが描かれたことってあんまりなくって、基本的にお笑い要員なんですよね。
 黒田坊のほうは千羽さまのところで大分いい目をみせてもらいましたし。
 青田が対抗意識を燃やすのは当然と言えば当然。
 ここらでちょっといいカッコさせてあげたいですね。
 でも、さすがにこの花開院兄弟の前には敵わなかったですかね。
 水と雷の合体技とは、なかなかに面白い式神の使い方をしてきました。

 さて、さっそく奴良組幹部が襲われたわけですが、このまま花開院家と奴良組との戦争となってしまうのでありましょうか。
 ゆらさんはそれにどう関わってくるんでしょうか。
 ところで今、ゆらさんは何やってるんですかね。



バクマン。

 金未来杯エントリー4作品から各1ページを紹介しながら、それぞれの一喜一憂を追う今週。
 1ページだけとはいえ、それぞれの作品の特徴、長所短所がありありとわかってこれは面白い仕掛けですね。

 福田さんの 『KIYOSHI騎士』 はたしかに迫力も画力もそこそこあるし、なにより笑いのセンスがいい。
 こういうの好きな人はすごくプッシュしそうですもんね。
 そのかわり嫌いな人はすごく嫌いそうな、そんなアクの強さもありますが、むしろそういうアクの強さこそが武器って感じがします。

 そして亜城木コンビの 『疑探偵TRAP』
 これは4作品中もっとも少年マンガらしく、そして一番全体の画力の完成度が高い作品ですね。
 ストーリーはなにやら懐かしい香りがするような古典的探偵ミステリーを思わせて、そのちょっとこっぱずかしいほどのベタさが逆にとても魅力的に思えます。
 「10万ドルの笑顔」 ってなんだよ! ですよね(笑)。
 うむ。これなら連載で読みたいって思いますよ。

 蒼樹&中井の 『hideout door』 は、とんでもない描きこみの背景と世界描写が売り。
 その反面、キャラクターが弱すぎる。
 背景に完全に押し負けちゃっているのが痛いですね。
 でもサイコーたちの反応はかなりいいようなので、キャラの弱点を補って余りあるほど、ストーリーと世界描写の魅力が大きいって事なんでしょうね。

 で、あまりにもガッカリな 『カラフジカル』 (爆)。
 いやもうなんだこれ。
 先週はトップ予想で『カラフジカル』とか言いましたが、ええいチクショウ。
 ハイ、ごめんなさいだわ。
 ここまでダメなもの描いてくるとは思いもしませんでしたよ。
 これじゃファンも投票してくれんでしょう。
 しかし、この担当もよくまぁこんなのでゴーサイン出したもんだ。
 つーか担当と打ち合わせとか全然してないんじゃないでしょうか。

 今週は各自それぞれの反応も面白いのですが、後ろの新妻エイジが天真爛漫でかわいいですね〜。
 福田さんの連載ネームゴーサインにゴミ箱持ち出して紙くずトーンくずで紙ふぶき散らしたり、カラフジカルに怒る福田さんと一緒に鼻息荒くしたり(笑)。
 かわいいんだけど妙にかっこいい。
 損得勘定とか好悪の感情とかすべてを超越したところにいらっしゃる、そんな仙人のようなカッコよさがありますって。

 ところで先週の新妻エイジのランキングですが、亜城木コンビと福田さんが引き分けで、蒼樹&中井コンビが3位だったようですね。
 当然それはネーム段階での評価であって、その差を中井さんの背景画力が埋めたってのが真相なのではないでしょうか。
 だとしたら蒼樹さんはもっと中井さんを評価しないとけないんですけど、さぁあの人はどうなんでしょうね(笑)。
 今週ぜんぜん出てこなかったんでちょっと気になりますね。

 カラフジカルを読んだ見吉、「自分に酔っちゃっててこちらには伝わらないって感じ―――」 とツボをついたな分析ですが、それに対するサイコー、

「あっ 見吉
 結構わかってるじゃん」


 って、お前さんはまたそうやって上から目線でモノを言う(笑)。
 そんなんだから厨二病って叩かれるんですってば(笑)。

 そのカラフジカルのKOOGYは、ダントツビリの結果に 「このままじゃ終われない」 と息巻いておりますが、はたして何をしでかそうと言うのでしょうか。
 たしかにこのままじゃ残り3人のただの引き立て役ですからね。
 ここからが彼の本番なのかも?
 どんなトラブルを起こしてくれるのか、派手なのを期待しちゃいます。

 さて、金未来杯の結果として1位を決めなければいけない編集部。
 微妙すぎる結果に判断を編集長ひとりに一任することになりました。
 なるほど、「面白かった3つ」 の票と、「支持する しない」 の2種類の票があるもんだから混乱するってことですか。
 たしかに3つの中に入れてないのに支持してたり、3つの中に入れてるのに支持してない票とか、どう判断していいんだかわかりませんもんね。
 そういう票まで一律計算されてしまうこのシステムは、ちょっとおかしいのかもしれません。
 こんなところでもちゃっかりジャンプのシステムに異を唱えるバクマンは、やっぱり気が抜けませんね(笑)。

 さぁ、編集長の判断やいかに。
 蒼樹&中井コンビは若干票が足りないので、亜城木コンビと福田さんのどちらかだとは思うのですが、これはもしかして引き分け同率1位ってことかもしれませんね。
 でも、順位は順位。
 上位3人とも連載スタートってことでいいんじゃないかな〜。
 どうでしょう。



魔人探偵脳噛ネウロ

 最後の抵抗も虚しく、この距離になってしまえば魔人に敵うものはない。
 「最高のおしおき」 は、シックスにとっては最高に屈辱的な仕打ちですね。
 自分の武器を逆手に取られる皮肉。
 つねに相手より悪意において先んじてきたシックスが、先んじたとしても何もさせてもらえない屈辱。
 そして、トドメとばかりにネウロのキメ台詞。

「靴を舐めろ その全身で」

 でかい靴もあったもんだと(笑)。
 今まで散々ネウロを苦しめてきたシックスの兵器が、今や既にネウロの靴扱い。
 ネウロらしい実に爽快な決着でした。

 しかし、その決着はネウロにとっても命の終わりを意味する。
 いいですね〜、こういう滅びは。
 なんかちょっと、ジョジョ第一部と似ていませんかね。
 頭(と片腕)だけになったシックスと、刺し違えるネウロは、ディオとジョナサンを思わせるものがあります。
 だれかパロディ描いてくれないですかね。
 で、ネウロの子を宿すのは弥子ですか?(笑)

 最後、ネウロの脳裏に去来するのは、自分が何故ここまで人類を尽くすために己の命まで張ってしまったのか。
 
「…考えても意味が無い 寝るか」

 と、その顔はとても安らか。
 なんだか、ネウロはいつのまにか人類に 「愛着」 を持ってしまったんじゃないだろうかと、そんなこともふと思ってしまいます。
 たしかにネウロにとって人類は、「食糧」 以上の何かになっていたんでしょうね。
 それがなになのかは、魔人ならぬ身には想像もつきませんが。
 とても大切なものになってくれたというのは、嬉しいことです。
 それでは弥子にとってもそうであったように、ネウロにとっても、この出会いは、とても充足した、幸福なものだったのかもしれませんね。
 「出会えて本当に良かった」 と、そうネウロも思ってるんじゃないかな〜なんて妄想しちゃいました。

 しかし、うおっと! 生きてたネウロ!(笑)
 そうそうありがちな美談にはしないってか松井先生!
 さぁ次号はちょうど 「第200話」 ですが、なんだかピッタリタイミングを合わせて綺麗に終わりそうな勢いですね。



アイシールド21

 おおお、クリフォードなんかすげー。
 アメリカチームで一番やっかいなのがコイツじゃないのかという気がしてきました。
 所詮はパンサーもドンもタタンカもあとひとり(名前忘れたwww)も、一点特化した個人技のプレイヤー。
 でもクリフォードはクォーターバックでありながらランナーでもあり、試合を大きく左右する戦術の支配者なんですね〜。
 たったひとりでヒル魔を出し抜き、進たちを釘付けにしながら阿含、一球らを封殺していったのはお見事。
 なんか初めてアメリカの凄さを感じましたよ。

 しかしまぁ、そのおかげで人間火薬庫に火がつきました。
 阿含の妄想内でどんどんムカつく顔になってゆくクリフォードに大ウケ(笑)。
 さぁ、いよいよ峨王&阿含の逆襲の始まりでしょうか。
 これは楽しみ!



ぼっけさん

 思わず最終回かと思ってしまった人手をあげて〜。
 ハイハ〜イ ^^)ノノノノノノ
 いや、どう見ても打ち切りエピソードですってば。
 びっくりした〜。
 順位が順位だけにリアルなんですってば(笑)。

 しかし、「風」 のカマイタチで加速して 「切断」 で攻撃ってのはなかなかアクション的で面白い。
 若干リボーンとかぶり気味ではありますが、こういう意外な工夫で勝って行くってのは少年マンガの王道ですね。
 
 血反吐吐いて倒れてる黒兎さん。
 やっぱり黒兎さんは人間の姿してるほうがよっぽどいいですって(笑)。
 エロスを感知しました(笑)。

 さて、最終戦争的展開はひとまず中断となり、巨悪の脅威感だけを残してとりあえず平和な日々の生活へ。
 紅牛はミミから離れ、別の宿り先に行ってしまいましたか。
 こりゃ〜サユが次の宿り先ってことも充分ありそうですね〜。

 次号新章スタートということですが、どんな話が始まるんでしょうか。



まとめて

 今週はサイレン、バクマンの展開にワクワクでした。
 さぁ、来週はどんな展開が待ってるんでしょうね。
 ワンピもルフィが間に合うのか間に合わないのかドキドキの展開になってきましたし、ネウロは完結目前!
 来週がまた待ち遠しいです。

 さて来週は表紙&巻頭カラーがナルト。
 センターカラーがトリコと、そしてもう一本がなんといぬまるくん!
 「アレ」 が飛び出るセンターカラーということですが、「アレ」 っつったら 「アレ」 しかないでしょうに、そんなもの飛び出していいんですかーッ!?(笑)
 アレといえば今週の表紙ですが、ルフィがゴムゴムのギガントピストルまるだしっに見えて凄い驚きました。
 はい、病院行って来ま〜ッす。



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ラベル:ジャンプ 感想 JUMP WJ
posted by BOSS at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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