ジョジョの奇妙な冒険 Part7 SBR #46 囚われのルーシー の感想です。
合言葉はもちろん、「冬のナマズみたいに」。
さぁ、みなさんご一緒に!
冬のナマズみたいに!
【ネタバレ注意!】
今月のウルジャンのオマケはスティール・ボール・ラン 17 巻専用ドレスアップ・クリアカバー。
17 巻にかぶせるとこんな感じになります。
本来の表紙だとちょうどD・4・Cと重なる位置で、スタンドがシルエットになって、その中から大統領がせり出してくるようなイメージになってます。
なかなか奇妙な感覚があってすばらしい。
これまた保存版ですね。
場面は一転して、今回は独立宣言庁舎内のルーシーが主役。
そのルーシーの心に、キリストの声(おそらく)がこだまする。
『切レ……』『ルーシー』『切ルンダ』『切レ』
『泣イテナイデ………………切ルンダ』
あいかわらずアドバイスの下手なキリストです(笑)。
いったい具体的にどうしろと言うのかさっぱりわかりません。
意識を取り戻したルーシーは、隣室にスティール氏が運び込まれているのを発見。
そのそばに立つ男達には見覚えがあります。
以前、大統領といっしょに SBR 観戦用列車に乗っていた側近ふたりが彼らでしょう。
大統領の裏の秘密も知りつつ、自由に大統領の手駒となる懐刀といったところでしょうか。
彼らの話はまた恐ろしいことも教えてくれました。
おそらく、ルーシーは今夜中にも出産すること。
そして、産まれてくるのは間違いなく胎児であり、いたって健康な乳児であると。
クライマックスが近づいてきているとは思っていましたが、どうやらその出産こそがクライマックスのタイミングとなりそうじゃないですか。
そして、産まれてくる子供とはいったいどんな子供なんでしょうか。
キリストの転生なのか、それとももっと別次元の凄い存在なのか。
さすがにミイラの頭部をそのまま産むってことはなかったようでホッとしましたが、なぜか私、緑色の赤ちゃんが産まれて来るんじゃなかろうかなんて、ゾッとする予感がしてしまいました。
さて、ルーシーが起きだしたことに気づいた側近2人。
逃げようとするルーシーを取り押さえ、薬をうって眠らせようとしますが、ここのセリフが妙にしつこくてツボなのです。
「冬のナマズみたいにおとなしくさせておけとの大統領の命令だ」
「よし! 眠らせろッ 冬のナマズみたいに」
「冬のナマズみたいにおとなしくさせるんだッ!」
「冬のナマズみたいにおとなしくさせるんだッ!!」
「その女を冬のナマズみたいにおとなしくさせ…」
なんと都合5回も 「冬のナマズ」 を連呼(笑)。
なんなんだこの人。
あまりに連呼するものだから、何か不可解な現象で時間がループしているのかと思っちゃいました。
そういうわけでもないようで、単にこのひと冬のナマズがよっぽど好きだったんですね。
名前もないのに妙に印象的な人となりましたが、とりあえず仮にナマズさんと呼んでおきましょう(サザエさん的に)。
ちょっとナマズひげっぽいですしね。
それはさておき、ルーシー、妙なスタンド能力を発動させてしまいました。
ジャイロから右眼球部をもらったときには発現しなかったのですから、厳密にルーシーが能力者になったのではなく、おなかの子供の能力である可能性もありますが。
涙を固体化して切りつけたときは、単に液体を瞬間的に固定できる能力かと思いましたが、それは単なる序の口。
まぁ、いつも泣きっぱなしの泣き虫ルーシーにはピッタリの始まりでしたが、そこからは意外なエグさ。
これは、「不運」 を相手の体のどこかに集中させる能力でしょうか。
ナマズさんは左目を徹底的に不運が襲い、最期はライフルでブチ抜かれ、もうひとりの側近は足をひたすら攻撃されて最期はドアの取っ手に眼球を突き刺し……。
なんというか、まさに“災いを運ぶ女”状態。
ルーシーの歩くところ不運が撒き散らされる。
なんとも物騒極まりない能力じゃないですか。
しかし、いったいどういう能力なんでしょうね。
ブチィッと切り取れる涙とこれの不運はどんな関係なんでしょうか。
まったくわかりません。
スタンドにもすぐに能力の正体が分かるタイプと、なかなか難解なタイプとありますが、これは大統領のD・4・Cにも勝るとも劣らない訳分からなさですね。
さらに、今回はここでヒキ!
謎は謎のまま、宙ぶらりん状態で次回へ続く。
うおー、なんだっつーの!
早く来月を読ませてください!
しかし、ナマズさんふくめ、側近2人はあっけなかったなぁ〜。
ポーク・パイ・ハット小僧の頃は、彼らが中ボスかな〜と思ってたんですが(笑)。
■関連記事
・スティール・ボール・ラン感想 #45 大統領が来る!B
・スティール・ボール・ラン感想 #44 大統領が来るA
・コミック感想 スティール・ボール・ラン VOL.17 『D4C』
・スティール・ボール・ラン VOL.16 感想
・スティール・ボール・ラン VOL.15 感想
・スティール・ボール・ラン VOL.14 感想
・スティール・ボール・ラン VOL.13 感想
********************************************************
よろしければランキングにご協力をお願いします。

にほんブログ村 漫画ブログ
********************************************************
よろしければランキングにご協力をお願いします。

にほんブログ村 漫画ブログ
********************************************************