2009年03月02日

週刊少年ジャンプ14号感想 前編

 ワンピ休載。
 表紙は新連載 『フープメン』
 「青春成長バスケ」 という謳い文句がついていますが、すでにほぼ最強のプレイヤー同士が戦う黒子のバスケとどう住み分けができるかってところでしょうか。




 前半の感想は、

・【新連載】フープメン
・ナルト
・トリコ
・べるぜバブ
・ブリーチ
・黒バス

 の6本でお送りいたします。



【新連載巻頭カラー】 フープメン

 ジャンプに2本目のバスケ新連載ということで、いったいどういうことなのか首を捻りつつも読み始めたのですが、おお、これは面白い。
 まさに 「マンガは面白ければいいんだ。面白ければ連載される。あたりまえのことだ」 ってところでしょうか(笑)。
 バスケが2本目とかそんなことはどうでもよく、とにかく面白いから載せたっていうシンプルな真相なのかもしれませんね。

 「バスケのスってスキのスだよね 佐藤君スキ」 とか 「こいつらバスケ部と見せかけてあたしの家族」 「そして勧誘と見せかけてサトー君スキ」 とか、シュールな妄想劇でひととおり笑わせて読者をノせる序盤。
 ここかなりよかったですよ。個人的にツボでした。
 イタい勘違い劇も面白い。こういうのは長びくとイタくなりすぎるので、とっとと切り上げてしまったスピーディな展開も読みやすいです。
 「スポーツと通訳」 という、ありそうでなかった着眼点も面白い。
 そしてズケズケ物を言う外人と日本人の間を気遣って、やんわり訳さねばならなくなる人の良さに、自然に共感させてしまうのもポイント高し。
 最後は、ちょっとしたアドバイスでチームが見違えるようにレベルアップし、そのなかで主人公もバスケの魅力にとりつかれるという、スポーツモノとしてとてもシンプルでわかりやすい面白さ。
 テンプレ通りと言えばとてもテンプレ通りの流れなのですが、切り口を新しくしただけでなかなか楽しめそうだなと思わせてくれました。

 作者・川口幸範先生を調べてみたところ、連載は今回が初。
 アイシルの村田先生のところでアシをしていたそうで、年齢が三十路ということですから相当の下積期間を経ての輝かしい連載デビューですね。
 なんだか、バクマンの中井さんを彷彿とさせてくれます。
 思わず連載デビューを祝福したくなるじゃないですか(笑)。
 画力もかなり高く、さすが村田塾出身だけあってヘタッピマンガ研究所Rで言っていた動きの基本はしっかりしてて迫力アリ。
 絵が若干アメコミ風味なバタ臭さを感じさせますが、作品内容にマッチしていてこれはむしろオッケーです。
 
 しかし同じ素人スタートとはいえ、桜木花道は人並み外れた身体能力という宝を持っていたからこそあそこまでいったんですよね。
 はたして完全に人並み(と思われる)な佐藤雄歩が、この先どれだけ成長して“主人公”として光を放つことが出来るのか。
 その辺がキーポイントなんじゃないですかね。

 とりあえず、黒子のバスケとはちゃんと住み分けできそうで安心です。



NARUTO-ナルト-

 なお問答を続けるペインとナルトにシャアとアムロを見た。

シャア:「世界は、人間のエゴ全部は飲み込めやしない」
アムロ:「人間の知恵はそんなもんだって乗り越えられる」
シャア:「…ならば、今すぐ愚民どもすべてに英知を授けてみせろ」
アムロ:「貴様をやってからそうさせてもらう」


 シャア(ペイン)の言うことは最もなんだけど、アムロの言うとおり急ぎすぎかつ絶望しすぎ。
 かといってアムロ(ナルト&自来也)ほどポジティブにもなれないんですよね〜。
 はたしてどうしたものなのやら。
 自来也先生の言うとおり、本当にナルトがここに答えを見出せるのでしょうか。

 ヒナタ、特攻!
 あの引っ込み思案でなにもできなかったヒナタが、成長したものだなぁ〜。
 身を挺してナルトを守りつつ、長年の気持ちを告白。

「私はナルトくんが――

 大好きだから…」


 おー! よくぞ!
 ヒナタ、今まで応援してましたが、ついに言えましたな!

 しかし、この無償献身の愛も、ペインの前には儚く散ってゆく。
 ああ、なんかこの無情な戦いはちょっと GANTZ っぽいな〜。
 GANTZ だとここで惨殺されたヒナタをばっちり映しちゃうわけですが、さぁ、ナルトだとどうでしょう。
 わざわざ岩で見せてないってことは、結局生きてそうですよね。
 うまくカツユさまが守ってくれてるんじゃないかしら。
 でも、ここはスッパリ死んじゃったほうがいいんじゃなかろうかと思っちゃうんですよね。
 いや、別に私はヒナタを殺したいわけじゃないんですが、悲劇のヒロイン的には死んでしまったほうが綺麗なゴールインと言う感じもします。
 ムチャクチャなコト言ってますがね(笑)。
 ぬ、もしかしてここでヒナタが生き残ると、サクラを正ヒロインの座から追い落とすことも可能なのか!?
 あ、違いましたね。
 このマンガの正ヒロインはとっくの昔にサスケになっていたんでしたっけ(笑)。

 ナルト、怒りで暴走することでペインが言った事を自ら肯定する形に。
 おおー、シッポが6本になり、骨格をまとい始めました。
 これはかっこええ。
 シッポの数が増えるほど、九尾の肉体が物質化しちゃうわけですね。
 はたして今回はどんな力を発揮してくれるのか、これは楽しみ。
 
 

トリコ

 テリー頭良すぎ!
 そして責任感の強い狼ってなんだその素敵すぎる生き物は!
 ここまで驚きのスピードで成長してきたテリーが、さらにここで 「成長の瞬間!!」 ってのも驚きなんですが、それ以上にカッコよすぎですよテリー。
 しかし、相手はおそらくスタージュンの操るGTロボ。
 まともにやったら瞬殺されること請け合いです。
 はたしてどうなるのか。
 これは一気に緊迫してきました。

 そんなメチャクチャ気になるフリをしておいて、場面は一転。
 リーガルマンモスの猛威!!
 なんだその鼻は!!
 吸い込んでムシャムシャ食って骨だけ排出って、なんて効率のいい地獄の掃除機(笑)。
 マンモスですから当然のように草食だと考えていた私は物凄い衝撃をうけました。
 たしかにこれだけの巨体を維持するにはこれくらいの食いっぷりでないと追いつかないか。
 しかもその巨体で崖から飛び降りるアグレッシブさ。
 なんて自由奔放なヤツなんだ。
 GTロボのほうもかなり巨体で味方すら破壊する印象の強かったヤツのはずですが、すっかり振り回されちゃってるのが妙におかしいですわ。

 崖を上るサニーと小松。
 ヘビークリフ怖すぎ(笑)。
 しかしその頭上からリーガルマンモスのでっかいケツが落ちてくる!!(爆)
 こいつは大迫力!!
 インパクトでかすぎですね〜。
 これはヘビークリフの穴に無理矢理飛び込むしかなさそうです。



【センターカラー】 べるぜバブ

 いいなぁこういう呑気な世界は。

「刃物かっ!?

 バカっ それは校則違反だぞ!!」


 って、こんなアホなセリフに笑ってしまった自分が憎い(笑)。 
 不良だらけの荒廃した学校でありながら、このバリハケン以上にノホホンとした空気は好きですね〜。

 親公認で巨乳金髪ゴスロリとの同棲生活開始というのは素晴らしい。
 今後どんな展開になるのかわかりませんが、そんなエロエロ(のふりをした)ラブコメも楽しめそうです。
 先週のアンケハガキで驚いたんですが、次々とベル坊の母親候補が出てきててんやわんやなラブコメ路線なんてな構想もあるんですね(笑)。
 そつぁ〜気がつかなかったぜーッ。

 後半は不良対決でベル坊と男鹿の息ぴったり具合をアピール。
 内容的には若干薄まった気もしないでもないのですが、グッドナイト下川 とか、なかなかの頭の悪さ(誉めてます)を発揮して世界観が魅力的になってきました。
 とりあえずこの2話で読切ストーリーを消化したところで、では次からどういう展開が待っているのか。
 そのへんがまだぜんぜん想像もつかないところがありますが、バトルだろうがラブコメだろうが子育てハートフルだろうが、なんでもござれな態勢ですね。

 作者コメントでもしっかり師匠にお礼を言って、余計なお世話かもしれませんが変なことにはなってないようでよかったよかった。



BLEACH

 一護、なすすべもなく仮面を割られる。
 とはいえ、さすがはブリーチを代表する無害兵器虚閃
 仮面を破壊して服をボロボロにするだけで、とっても体に優しい必殺技のようです。
 しかし、一護にしてみれば一大事。
 頼みの仮面も割られるどころか跡形もなく吹き飛ばされては OSR 値(*)もへったくれもあったもんじゃない。
 顔のどこかに破片でも残っていようものなら、これまた格好の OSR 値の元だったのですが。

 眼球の白黒反転も元に戻り、完全に通常状態となった一護をウルキオラは弄びます。
 形勢は一方的にウルキオラ有利。
 しかし、この一見一方的な展開は、逆にウルキオラにとっては落とし穴となってしまいました。
 あまりに一方的になりすぎると、ウルキオラはまるで弱いものイジメをしているように見えてしまうのです。
 この状態のまま攻撃を続け、もし無力な一護にトドメを刺しでもしようものなら、ウルキオラは極度に OSR 値を損耗してしまうでしょう。
 それはもう、ウルキオラが二度と帰刃不可能となるほどの痛手です。
 そこでウルキオラは、苦肉の策をとりました。
 まるで師が出来の悪い弟子を諭すかのように、罰を与えるように攻撃を続けるという策です。

「無駄だと言っているんだ!!!」
「これだけの力の差を目にしても
 未だ俺を倒せると思っているのか?」


 そんなことを言いながら攻撃すれば、一撃一撃がまるで愛のムチのように品格をともなってくるではありませんか。
 一撃のダメージこそ減るでしょうが、OSR 値を下げずになお弱ったものを攻撃できる策なのです。
 しかし、これはちょっといただけない作戦だったと言わなくてはなりません。
 OSR 値マスター・ウルキオラにしては“らしくない”作戦だったかもしれません。
 この師弟作戦は、一護に起死回生の OSR 値獲得チャンスを与えてしまったのです。

「てめえが俺より強かったら…

 俺が諦めると思ってんのか…?」


 どうでしょうこのふてぶてしい一護っぷり!
 ここは素直にかっこいい!
 たとえ虚状態を解除されようと、たとえどんなに実力差があろうと、信念だけは絶対曲げない。
 これぞ主役。
 そうか、そういえば一護って主役だったんだよなと、なんかとんでもないことを実感してしまいました(笑)。

 これだけの OSR 値を一瞬にして稼ぐ一護もやるじゃないですか。
 なんですかね、この一方的にやられていて 「もうできません」 なんて顔してたのは、もしかして矢吹ジョーの “ノーガード戦法” だったんでしょうか!?
 ウルキオラは万全な OSR 値封印作戦で一護を翻弄していたかに見えて、実は一護の周到な策に乗せられていたのかもしれません。
 と、すると、ちょっとカッとして真の帰刃を見せてしまったウルキオラが次週くらうのは、見事な クロスカウンター なんてこともあるかもしれませんよ!?

 そして忘れちゃいけない、天蓋に上がってこようとしている織姫方面からも目が離せません。
 「後悔することになる」 とはいったいなんなのか。
 織姫に実は気がある石田だけに気になりますね〜。
 考えてみれば今の状況は織姫をめぐる男三人状態なわけか(笑)。
 そりゃドロドロだわ(笑)。

 しかしウルキー。
 まるでデビルマンですなこのカッコは。

(*):OSR 値:オサレ値とは、オサレな言動によって上下する数値であり、その高さによって勝敗が決定するというブリーチ感想界独自の戦況分析理論である。提唱者は、ジャンプ感想界の大御所、The 男爵ディーノのかがみ氏。



黒子のバスケ

 はいセンセー、ボールの回転で鼻の頭シュッってやるのも暴力だと思いま〜〜す。
 ってのはどうでもいいとして、黄瀬がちゃんと火神を買ってるのがちょっと驚き。
 正直火神にはそこまでの凄さはまだ感じないんですが、これからどんな成長をとげてくれるんでしょうね。

 なんかしかし、このオンリーワンな才能(センス)って、まるでスタンドですな(笑)。
 黄瀬でもマネできないってことですから、よっぽど常識ハズレな能力なのでしょう。
 やっぱこのマンガは能力バトルなんだなぁと。
 そういえば、そもそもこのチームの女カントクからして見ただけで相手のスペックを読み取るスタンド能力者でしたっけ。
 となると、これから出てくる残りの3人はいったいどんな能力者なのか。
 予想を越えたトンデモ系を期待したいところです。

 とりあえず次の緑間あたりにはストーンオーシャンのケンゾーの風水スタンドみたいなのを予想してみますか。

「この俺のいる位置が吉! ゆえに3ポイントは絶対に入る!」
「その君の位置は凶! ゆえにそのシュートは絶対入らない!!」
「な、なんだってーッ!?」


 みたいなね(笑)。
 黒子がニガテって言っているのも実は会話的に相性がどうこうってんじゃなくって、黒子がいる位置を占いで当てられちゃうからだったりして(笑)。 



 後編につづく。



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ラベル:ジャンプ 感想 JUMP WJ
posted by BOSS at 22:41| Comment(2) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。新連載面白かったです。
わんぴ休載でさみしかったですけど。

なると
ヒナタ死んだー?!これはびっくりです。
なるとが次回どんだけ暴れるのか楽しみ。

ブリーチ
ウルキオラ強いですね。彼でこれなら
現世の死神たちどうあがいても勝てないんじゃ(汗)
日番谷くん、負け決定!(勝手に決めるな)

ほかのサイトでは織姫の行動が懸念されて
ますね。一護を庇ってウルに殺されるんじゃないかと(汗)もしくは逆もあるかも
間違えて一護が織姫を斬ってしまうとか

るろ剣の追憶編みたいな(汗)予想されてて
怖いですね。
Posted by かな2 at 2009年03月03日 20:34
 ウルキオラのあれはいったいなんなんでしょうね〜。
 エスパーダも No.4 以上になると2段変身ができるんだとか、そういうことなんでしょうか。
 だとすると、現世チームピンチ⇒仮面の軍勢到着で大逆転 という構図が出来上がりますなッ!

 織姫はどうなるんでしょうね〜。
 ウルキオラが織姫を殺すとは考えにくいんですが、事故ってってことは充分ありそうですもんね。
 かわいい女の子にはとかく残酷なしうちをしたがる久保せんせーだけに怖い怖い(笑)。
Posted by BOSS at 2009年03月05日 23:01
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