雨でも花粉って飛ぶんですかね〜。
では、鼻ズルズルさせながら後半戦にれっつらごー。
後半の感想は、
・黒バス
・リボーン
・バクマン
・サイレン
・ヘタッピ
・ぼっけさん
・スケダン
・ぬら孫
の8本でお送りいたします。
黒子のバスケ
キセキの世代二人目、緑間真太郎登場。
今時珍しい黒ブチメガネに、詰襟までしっかり止めた制服姿。
典型的な二枚目エリートタイプで来ましたか。
この漫画、もしかして美形ばっかりそろえる対女性ファン用の布陣ですかね(笑)。
そう考えると萌え系マネージャーを配置しなかった戦術が理解できます。
しかもこの緑間、占い狂という変要素まで備えた重武装っぷり。
黄瀬が一度見たプレイを完璧にコピーするコピー忍者だっただけに、こいつはいったいどんなスゴイ能力を持っているのかと期待してしまいます。
バスケに風水や鬼門遁甲を持ち込んできたりするかもしれませんもんね(笑)。
家庭教師ヒットマン REBORN!
「……はひ? クロームちゃん おなかすいてないんですか?」
ごめんなさい。その子、内臓がないんです。
というのは冗談ですが、やさしくされてモジモジしているクロームかわいすぎだろ(笑)。
バクマン。
きましたね〜離別イベント。
しかしこれは本当の離別ではなく、むしろ結束を確認しあうための雨降って地固まる系イベントのようです。
結局ふたりは考えていることは一緒。どちらも推理モノに到達しているのにちょっとしたすれ違いでこんなことになってしまいましたと。
いや〜面白いですね〜。
しかしシュージンの足をひっぱったのは見吉で間違いないでしょう。
シュージンはああ言って見吉のせいではなく、むしろ見吉のためにこそ頑張りたい、それが普通なんだと誤解を解こうとしましたが、見吉の携帯小説をほとんど自分で書いておいてそれはなかろうにですよね。
携帯小説の文量がどの程度かはわかりませんが、一朝一夕にできあがるものではありますまいて。
それだけの時間を見吉のために割いておいて、見吉のせいではないもありません。
また見吉もそれだけシュージンに書かせておいて、「あたしの夢」 とか 「だよんね!!そうじゃん!!すごく一生懸命やってたじゃん!!」 じゃないですよね。
これまで見吉にはけっこう好感をもって読んでいたのですが、今回の携帯小説をシュージンにほとんど書かせた件はかなり納得がいきません。
結局この子には 「夢」 ってものがまったく違う意味なんでしょうね。
何かを実現させる夢ではなく、誰かと一緒に見たい夢なのでしょう。
それを否定はしませんが、少なくとも野心を持った男子には足手まといでしかないんじゃないのかね〜と思いますね。
そして、今のこのシュージンですが、サイコーが新妻アシで見出した境地とは程遠い状態であることも際立ちます。
サイコーは何かのために描く漫画ではなく、ただ漫画のために描く漫画という境地を、小学生時代の自分から思い出したわけです。
これまで打算で突っ走ってきた事を改め、初心に帰ることで今一番何が本当に描きたいのか、そして自分は何を描くことに向いていたのかを見出したわけです。
それに対してシュージンは、やはり打算で描こうとして悩み、かえって焦り続けているんですね。
これまでの展開から類推すれば、これではいいものはできません。
その証拠に、頭では推理モノが一番自分に向いていると分かっていても、制限時間内に自分で納得できるものが完成しないのです。
人間、締め切りが迫ってくれば馬鹿力が出てきて結構いいものが出来上がってしまうものです。
やろうと思えば一日に何本でもネームが思い浮かぶシュージンなら、なおさらでしょう。
しかしここで、先日服部さんがみせてくれた編集者たちの高い評価がプレッシャーとなってしまう。
これではだめだ、これもまだだめだ、ぜんぜん納得がいかない、期待にこたえられない。
そういうプレッシャーが積み重なって、自らボツにしつづけ、結局ここまできてしまったのではないでしょうか。
シュージンは、自分が何を描きたいかではなく、読者の反応や編集の評価、見吉や将来のことばかりを考えてしまっているんじゃないでしょうか。
これはやはり、打算の呪いはサイコーよりシュージンのほうが強烈なのかもしれませんね。
サイコーは純粋に計算型の漫画家ではありません。
小学生時代のノートを見る限り、天才型の血も流れているのです。
それに対してシュージンこそは、計算型としてここまで自分を洗練してきたタイプではないでしょうか。
むしろ自分のこういうものを描きたいというような衝動は、極力切り捨ててきたタイプかもしれません。
推理モノが自分に一番向いていると分かった今でも、その呪いは強くシュージンを縛り付けているのかもしれません。
これはシュージンには難しい転機かもしれませんねぇ。
たとえ計算型の作家であろうとも、中心には 「こういうものを描きたい」 という 「揺るがない衝動」 がないといけない、というのが、もしかすると大場先生のメッセージなのかもしれません。
相変わらず熱い服部さん。
サイコー、シュージンの奇妙な現状をすかさず把握し、何を考えるか。
毅然とシュージンに別離を言い渡したサイコーの心のゆれを察知し、なにやら画策している様子。
どうも服部さんがキューピッドになってくれそうですね〜。
これは楽しみだ。
PSYREN−サイレン−
雨宮の怖い顔を久々に拝めて、私はそれだけで満足です(笑)。
でも、イカレた顔でも言ってることは実にシャープ。
その手があったか〜とポンと手を叩く心地でした。
しかし、ネメシスQはさらにその上を行く!
なんとここでゲームの招集をかけるとは!
まるで雨宮たちの行動が見えているかのようなタイミングです。
つーか、見えているのかも。
見えていると言えば、ネメシスQは一般人でも見える人と見えない人がいるんですね。
これはPSIの才能のあるなしにかかわっているのかもしれませんね。
あまりにバッチリなタイミングでフッ飛ばされた雨宮はしょうがないとして、カブト!!
なんて頭の弱い子!!(笑)
もうちょっと機転の利く子だと思っていたのに、ここまでオバカさんだとは思いもしなかった。
「てめーはバカか!!!」 ってヒリューくんの叫びが痛々しく響きます(笑)。
アゲハはとっさの判断で強硬手段に。
エルモアの荷物を奪って逃げますが、招集の着信音でライズが阻害される。
なるほど、着信音が鳴っている間はPSIが使えないんですか。
未来にいるネメシスQの本体はめちゃめちゃ色々考えてますね。
当然今回のような事態は想定済みなんですよ。
ゲームを繰り返すうち、当然サイレンドリフトたちは歴史改ざんを試みようとします。
当然です。
誰しもそうしようとするでしょう。
しかし、ネメシスQの本体には大切な計画がある。
ワイズの計画阻止という巨大な計画の前には、個々のサイレンドリフトたちに勝手に歴史改ざんを行われては全てが台無しになりかねない。
ならば、いかにドリフトたちが行動してもそれを阻止できるようなシステムを、事前にネメシスQに仕組んでおかなければならない。
それが今回あかされた、招集の着信音だったわけです。
もしこれでもドリフトたちの暴走を止められないようならば、ネメシスQが実力行使に及ぶのでしょう。
アゲハや朧がくらったペナルティや、砂に変えられた犠牲者のように、ですね。
実におそるべき存在ですよ、ネメシスQと、そしてそれを操る本体は。
ワイズの実体はだいぶ分かってきましたが、こうなってくるといよいよネメシスQの謎にも興味が沸いてきます。
結局、ものすごい偶然か、それともネメシスQの仕組んだ必然か、転がった携帯によってアゲハも未来のサイレン世界へ。
いよいよ4thステージのスタートです。
エルモアのばーちゃんには悪いけど、帰ってきたときには事故の後ってことになりそうですね。
そしてアゲハをせかす、トランスの声。
アゲハは雨宮だと思ったようですが、これはもしかして新しい味方キャラの登場でしょうか?
あ、ところでヒリューくんと朧はどうしたんでしょうね?
彼らの機転によっては、もしかしてエルモアも助かるかも?
いや、それは今回のネメシスQを見る限り望み薄かな〜。
ヘタッピマンガ研究所R
わたしも昔は同好会レベルで漫画を描いていたはしくれですが、背景ってめんどくさいんですよね〜。
そもそも背景なんか描きたくない(笑)。
自分はキャラやドラマを描きたいんであって、風景画を描きたいんじゃないんだ〜ッと投げ出したくなっちゃうのが背景でした。
でもやっぱり、いい加減な背景より、しっかりとした背景があったほうが絶対いいんですよね。
じゃ、やるからにはガッツリやるかと、私は背景用の資料集とかは使わず、できるだけ自分の足で取材して、写真を撮りまくって資料を自作しておりました。
別に資料集を否定するわけじゃありませんが、自分の描きたい構図で描きたいものが必ずあるとは限りません。
自分で描きたい場面が頭の中にしっかりイメージできていたら、それにぴったり利用できるよう、自分で写真に撮ったほうが適切なのです。
また色んなところを取材してみることで、新しいイメージが湧いてくる、いい刺激を受けるってこともあります。
そのかいあってか、それなりに私もいいものが出来ていたんじゃないかと思っております。
理論もしっかりしないともちろんダメですけど、とにかく自分の目で見て自分のモノにする。
コレに限ると思いますね〜。
自分の絵のおかしさに気づけないのは、日常の風景をなんとなくしか見てないせいですって。
なにごとも良く見て、感覚として身につけないと。
しかし松井先生がおいしすぎるな(笑)。
言ってることがとても含蓄があってタメになりますしね〜。
確かに、松井先生は最初からネウロは推理モノではないって言ってましたっけ。
まぁでも、そんなことよりキャラが立ちすぎ(笑)。
一緒に飲んでるひとたちが凄く楽しそうだ。
ぼっけさん
あやういところを救いにきたのは、アベルと先日のハンコの菩怪。
サユもなぜかひったくるように連れ去って、皆で一緒に菩怪の街へ。
いや、その持ち方だとサユ、パンツ丸見えになりますけど?(笑)
そしてここでメケ、死亡!
あ〜、死んで主人公の後押しとなるキャラだったのか〜。
これまでの自分を見つめなおし、猛省したヒノ。
今までの自分は、自分のことばっかり考えて、回りのことなんてこれっぽっちも考えていなかった。
それをメケの死をつきつけられることでまざまざと自覚できちゃったんですね。
さぁ生まれ変わったヒノ、松露葉町を救うヒーローとなれるか?
人間がそうそう簡単に変われるものか、見せてもらいましょう。
しかし、木偶人形みたいだったハンコの菩怪が正体人間だったのはびっくりした。
いや、そーいや菩怪なんだから人間に決まってますけど、あれほど非人間的だったものまで人間になっちゃうのはビビりますわ。
SKET DANCE
ひさびさにロマン登場〜って、最初からページを破るな!(爆)
いや〜この娘が登場すると思わずテンションが上がりまくります。
今回はまさかのロマン漫画家デビュー!
ってことは、新妻エイジに言わせればロマン先生ですよ!
どーなってんだ漫画界は(笑)。
もしやロマン、物凄く上達したのか? と思いきや、読んでみるとあいかわらずの暴走っぷり。
ツッコミどころ満載すぎてどこからツッコンだものか途方にくれてしまいます(笑)。
よく見てみるとトビラ絵の枠線、下に行くほど描くの飽きてるだろう!とか、そんな細かいところからツッコンで行ったら別エントリーに独立しちゃいそうな勢いです。
って、編集の入れたアオリが 『審査員大激論!』 って、やっぱり編集も意見がまっぷたつになったんですね(笑)。
つーかまぁよく載せてくれたものですって。
まず編集としてはシュール系ギャグ漫画として載せてると思うんですけど、しかし実際のところロマンとしてはどういう意図で描いているんでしょうか。
絶対ラブコメとして真面目に描いてますよね。
でもこうなっちゃうのがロマンの世界なんですよ、きっと!
担当さんもこの強烈な個性に惚れ込んで載せてくれたのかもしれませんよね(笑)。
見てみたいわその担当さん。
担当さんが登場したりして、バクマンと作品がニアミスしたらスゴイ面白いと思うんだけど……まぁ無理でしょうな(笑)。
感動のロマンに触発されたか、それともボッスンにいい顔をしてもらったロマンに嫉妬したのか、漫画を描き始めてしまったヒメコ。
ボッスンに見つかって焦りまくった表情が可愛すぎだ。
いやほら、ヒメコにはちゃんとボッスンの奥さんになるって夢があるじゃないか(笑)。
ぬらりひょんの孫
やばいぞぬら孫!
ジャガーさんは指定席だし ToLOVEるもエロ用指定席だし、実質最後尾じゃないですか!
来週はもう1本新連載が来るし、聞くところによるとディグレの復活が近いと言うし、このままだと次アウトってことになっちゃいますぞ!
ヤバスヤバス。
こりゃ〜頑張ってもらわないと。
玉章、夜雀にすら見捨てられ、これにて万策尽きたり。
つーか夜雀、あの凍結状態からよく脱しましたね。
それとも玉章の暴走のどさくさで氷が割れたか、つららが妖術を解いたかしたんでしょうかね。
そしてついに、黒幕の正体が判明。
なんとそれは奴良組構成員、三ツ目八面に化けていた山ン本(さんもと)五郎左衛門。
この名前、どっかで聞いたことがあるな〜と思って過去のジャンプを引っ張り出してきたのですが特に見当たらず。
ちょっとググッてみたところ思い出しました。
隠神刑部伝説で狸軍団を倒した木槌を侍に手渡したのが、この山ン本五郎左衛門でした。
その調べたときの記憶が残っていたのかも。
妖怪の頭領ということですから、総大将ぬらりひょんにはいい強敵かもしれませんね。
さて、先ほどの夜雀は、なんとこの五郎左衛門の直接の配下だったことが判明。
なるほど、あの有能すぎる夜雀が玉章の下に甘んじていたのはこういうことだったのかと納得です。
もしかするとつららと戦ったときも手を抜いていたのかもしれませんよ。
リムジンの中で夜雀に向かって犬神の作り方を説明していた玉章が、ものすごく滑稽で哀れに思えてきちゃいます(笑)。
さて、身中に最強の敵を抱えていることが判明した奴良組ですが、組の様子はあいかわらず。
「ええ――でもそれが“リクオ様” 私は…好きですよ♪」
って、つららめ、やりおる。
いかにもサラッと言って恋愛感情の 「好き」 ではないよう装っておりますが、これはマジで正妻と正ヒロインの座を狙いに来ましたな(笑)。
そしてみんなの期待通り、真っ白に燃え尽きた清継君。
ケチョンケチョンに言われてかわいそうすぎる(笑)。
悪いのは清継君じゃないのに、彼はすごくよくやってるのに。
清継君が妖怪と出会える日ははたして来るのでしょうか。
んで、ゆらさんの肩書きに笑った。
特別軍事顧問って、えらい大仰な!(笑)
ラスト、子犬と玉章の〆にはやられましたわ。
ちょっとグッと来ちゃったじゃないですか。
さぁ次回から新章開始。
ひさびさの清十時団の活躍が拝めそうでこれは楽しみ。
まとめて
大石先生のコメントで、ナミがブルマを履いてる のかと勘違いして興奮した私は変態ですか。変態ですね。スイマセン。
次号はワンピが休載でかなりガッカリ度が高いですが、新連載第2弾、川口幸範先生の 『フープメン』 がスタート。
ジャンプ2本目のバスケ漫画ってどういうこと!? と妙な期待も高まります(笑)。
おたがい食い合っちゃいそうなものですが、刺激しあっていい物にしてもらいたいものですね。
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