5対5の団体戦もついに金剛番長 VS. 爆熱番長の大将戦!
そしてかつてなき強敵を前にして、金剛番長に恐るべき運命が訪れる!
過去感想→1巻、2巻、3巻、4巻
【ネタバレ注意!】
やっぱりね!
金剛番長が話の主になるとスケールが違う!
4巻は居合い番長ら、仲間達の戦いが描かれ、それはなかなか賑やかで楽しかったのですが、主役はやっぱりこの人なのだな〜と改めて思いましたよ。
なんといってもバケモノ度がケタ違い!
切断された高電圧のケーブルを自らの肉体で代わりにし、岩盤を突き抜けて地上に脱出、自衛隊の砲撃もなんのその、ミサイルの直撃を受けても毛ほども効かない!
格が違うとはこのことよ〜ってなものです。
冒頭から熱すぎる爆熱番長との戦いにこちらも熱くならないわけがない(笑)。
そしてキメ台詞キターーーッ!
「俺の拳骨はミサイルより痛え!!
それだけだ!!」
わけわからん!!(爆)
ミサイルは普通、痛いとか痛くないとかいう言葉と繋がりませんよ!!
痛いとか痛くない以前に死ぬんです!!(笑)
あーもう、こんなツッコミ入れてる時点で何かに負けちゃってるわけですが!!
今更ながらに常識ブッ壊れな金剛ワールド。
いや〜面白れぇ〜!
そして面白いこと麻薬の如し!!
どんどん強烈な刺激を求めてしまう危険な漫画です!(笑)
最後は、まさかの爆熱番長ポルナレフ化(!)から、敗北を悟り自爆をはかる。
どこまでも熱い漢よ(笑)。
それをいともた易く阻止して、なお大らかに相手を受け入れる。
まさに、戦いにも器にも、全てにおいて金剛に敗北した爆熱番長。
これはもう舎弟化でしょうか。
今回戦った暗契五連槍それぞれ(覗くカブキ)がいい感じで金剛連合と仲良くなったようですね。
道化番長が居合番長に心惹かれ、監獄番長は剛力番長の舎弟、まではいいとして、しかし粘着番長と念仏番長は罵倒仲間って(笑)。
どこまでもお笑いコンビよのぅ。
しかしこの流れですと、次の対戦では全員仲間になって、10 対 10 くらいの大チーム戦になっちゃうんでしょうか?
全部の戦いを見ていくのは大変だから、タッグチーム戦とかにすると面白いかもしれませんね。
今回戦ったもの同士がタッグを組んだら熱いですよね……って、道化はすでにタッグだったか。
そして、馴れ合いそうで決して馴れ合わない男、卑怯番長がここでもオイシイ!
仲間ごと全員を生き埋めにしようとしたカブキ番長をタクシー運転手に化けて捕捉、追い打ち!!
いや〜カッコエエ!
こいつクール過ぎます!
巻頭の番外編によると、卑怯番長は作者周辺でとても人気が高いようですが、私もかなり好きになってきました。
さすが板橋代表よ(笑)。
戦いはひと段落して、インターバル。
金剛父と兄が登場し、ここから始まるマシン番長編の前フリをするって話ですが、ちょっとしたいきさつでいったん描いた話をボツにし、急遽描き直したいわくつき。
今回のコミックス収録に際しては、その修正後がまず組み込まれ、巻末に修正前の同じ話が掲載される運びとなりました。
作者としては偶然とはいえ他の漫画家と同時期にネタがかぶってしまったという事故ですから、描き直すとなるとどうしたってテンションが下がるでしょうね。
最初に描いたものよりモチベーションが上がらず、結果としてネタは劣化してしまうものでしょう。
しかし、ところがどっこい!
なんですかこの爆裂は!!
車の天井ブチぬいて、巨大な頭が出現しただけで笑っちゃいましたが、国会議事堂の天井ブッ壊して親父さんの頭がコンニチワ!
車の天井と国会議事堂の天井で父と子がコンニチワ……って、なんですかこれは!
まさに狂気!(爆)
正気では描けない世界ですって!(爆)
3巻の親父当常時にも脳天直撃のインパクトを受けたものですが、これまたスンゴイ衝撃を受けちゃいました。
あれですね、鈴木先生ヤバイですね!(笑)
ライパクの頃から応援してますが、こんな先生じゃなかったのに、いったいナニがあったんでしょう。
いや〜物凄い方向に化けてくれちゃいました。
それともあれかな、鈴木先生のトンデモ系嗜好と、この番長トンデモバトルがものすごいマッチし過ぎたのかもしれませんね。
ゴルフ漫画じゃ、さすがにこんなことはできませんもの(笑)。
そして、最大の強敵現る!
文京区を統括する、マシン番長。
マシン番長って!
これもう人間じゃないじゃん!
大丈夫なのこの計画?(笑)
一見端正な顔立ちの、ちょっとガタイのいい青年ですが、おそらくは全身が鋼鉄のボディ。
高性能コンピュータの頭脳と精密な探知能力を持ち、手はドリルみたいに回転するわロケットパンチは出るわ。
もう子供の夢みたいなヤツですね(笑)。
いや〜鈴木先生好き放題ですなッ!
これで目からビームがでたり足からロケット噴いて空飛んだりしたら完璧ですわ。
あと、自爆装置も忘れずに(笑)。
そしてロボコップのようにちょこっと過去の悲しい記憶をほのめかしつつ、圧倒的なパワーで金剛番長を粉砕!?
つーか死亡!?
この、なんとも男塾チックに 「死亡ヲ確認」 なんて言われてしまうと絶対死んでねーなと思ってしまいますよね〜(笑)。
金剛番長だけに、
「知ったことかぁ―――ッ!!」
って死すら跳ね返してしまいそうです。
しかし、そこで念仏番長がやってしまった!
「ハ…ハハ………そうだ!
いつものごとく、「知ったことか――!!」
のひと言で起き上がるに違いない!」
ダメだ!
それを念仏が言ってしまったらダメなんだ!
もしそれを金剛がやろうとしてたら、言われた時点でもう恥ずかしくって起き上がれないじゃないですか!!(笑)
みんなに 「信じられない!」 って言われるのが金剛の金剛たるゆえんなのに、予想されちゃったら既に金剛じゃないんですよ!
うーむ、いったいどうやって生き返るんでしょうか。
期待しすぎちゃ金剛に悪いのかもしれないですけど、期待せずにはいられません(笑)。
復讐に走る4人の仲間達ですが、ここでもやっぱり卑怯番長が美味しいところを持っていきました。
シニカルなセリフで仲間の感情を逆なでしながらも、一人になると憤りを抑え切れないまっすぐさ。
この、通り一遍では馴れ合おうとしない、ある意味ストイックさが魅力なんですね〜。
これからの卑怯番長の活躍におおいに期待したいと思います。
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