後半の感想は、
・サイレン
・ぼっけさん
・スケダン
・ぬら孫
・アイシル
・ネウロ
・【最終回】マイスター
の7本でお送りいたします。
PSYREN−サイレン−
ジュナスおそるべし。
無数の刃は切りつけるものじゃなく、爆発するものだったとは意外すぎ。
そしてまた繰り返されてしまう惨劇。
歴史が変わったとはいえ、結局子供達の無残な姿を見せ付けられることになるとは。
むごたらしいことこの上ないです。
これから何度も歴史を変えようとして、いったい何度こんな光景を見ればすむのでしょう。
暗澹たる未来を思うと、ズーンとせずにはいられないですよね。
しかしこのジュナスの PSI 、敵味方関係なしですよね。
危険レベルではアゲハの初期暴王の月も真っ青じゃないでしょうか。
アレは一応 PSI を絶状態にすれば襲われなかったですから。
絶対これ、ドルキさんカンカンに怒ってますよ(笑)。
一応真面目に考えるなら、フレデリカのバーストに反応して爆発したみたいですよね。
シャオはいち早くそれを察知して警告を発しようとしたみたいですが、時既に遅し、だったようです。
次に戦う時は、バーストは使用せず、ライズとトランスのみで戦うしかないんじゃないでしょうか。
だとすると、雨宮さんが適任かもしれませんね。
さて、衝撃を受けたアゲハたちは未来を変えるため、旅客機墜落に巻き込まれるエルモアを止めに走る。
その途上、ようやく朧が気になることに言及してくれました。
何故、アゲハたちがあの映像に出てこないのか。
うわ〜、なんか朧の表情が不気味だ〜。
もしや朧が裏切るとか?
朧に殺されたからアゲハたちは出てこないとか、そういうことなんでしょうか。
朧は危険思想の持ち主だけに、天戯弥勒に感化されてしまった、なんてことになっても全然おかしくないですもんね。
なんだか危ういなぁ〜。
そして、羽田空港に到着したアゲハの前に、ネメシスQが立ちふさがる!
想定外の歴史改ざんを防ぐため、自動操縦で動いているネメシスQですから当然のこととはいえ、アゲハがこれを納得できるはずもなく。
次号ネメシスQに襲い掛かりそうな勢いですが、また異次元に飛ばされてしまいそうです。
こうなってくると希望となるのは雨宮たちですね。
いっそのこと飛行機をヒリューが破壊しちまうとか、パイロットを雨宮がトランスで気絶させるとか、そういう荒っぽい手段に出るのが正解かもしれません。
一触即発の事態に緊張が走りますが、しかし、今週の最注目ポイントはちょっと違う。
雨宮の後ろフトモモに目が釘付けでしたッ!!(爆)
ぼっけさん
ガス爆発を利用して巨大化したバイエン。
しかしヒノの機転により、貯水槽を切り裂いて一気に鎮火。
はたして貯水槽一個の水量で学校ほどの大きな建物を鎮火できるのかという疑問は出てきてしまいますが、こういう頭脳プレーと仲間の連係プレーは大好きです。
つーかバイエンさん、自分の弱点くらいもうちょっと把握しておこう(笑)。
まだまだ小物ですよね〜。
と、やっぱり小物っぽくバイエンさん、四天王ならぬ四人組に応援を頼む!
四人組ってあの、電車に乗っていた四人組ですかね。
正直四天王って言われると不吉なものしか思い出せませんね〜(笑)。
四人がそろう前に打ち切りされなければいいんですが、いや、最近だとトリコという好例もありますし、頑張って欲しいものです!
そして、四天王の凶刃の前に、身を挺すメケ!
おお熱い!
ヒノの肉球に興奮したときはどーしてやろうかと思いましたが(笑)、ここでまさかのお別れ!?
うーん、どうなるんだろう。
メケというキャラの重要度が今かなり不安定なだけに、どっちもあるんだよなぁ〜。
しかし自己犠牲とは、急激に熱くなりましたねぇ。
四天王出現という王道ネタも出してきましたし、ぼっけさん、主人公の下準備が整って急に物語が動き出したのかもしれません。
SKET DANCE
グッダッグッダッかよッ!!(爆)
いろいろ予想されていたとはいえ、ここまでグダグダになってゆくとは予想の遥かナナメ下を行かれた気分(爆)。
いや〜そう来るか〜!
面白すぎですよスケットダンス!(笑)
ヒメコのボンボンに火をつけた時点でもう何かがおかしい。
彼らの判断力はもう擦り切れてゼロになっちゃってますよね(笑)。
大切な着ぐるみになんてことをしてるんだか。
メラメラ燃え上がる手に恐怖しているヒメコがあまりに可哀想すぎる。
今回もっとも悲惨な目にあってましたね〜。
そして、燃え尽きた腕……え? ちょっと待って!?
誰も気づいてないけど、その腕の長さは……もしかしてそれ、ちょっとまくったら手が出るんじゃない!?(爆)
今回個人的に大声でツッコみたくなったのがコレ。
オイオイ、これで万事おーけー、カギひねって脱出完了じゃんと!
正解は 「ヒメコの手を燃やす」 でした!!と!!(爆)
しかしもう判断力が擦り切れた彼らにそんなことが思いつくはずもなく、やれダイナマイトだ、やれ釣り針だと大騒ぎ。
つーかそんなところに無造作にダイナマイトを保管しておくなよテレビ局!!(笑)
絶対違法だって!!
悪戦苦闘の末、ハサミを吊り上げいざ脱出というそのとき、ついに大爆発。
爆発をバックにゆったりと現われる三匹の悪魔。
なんだこの壮絶なオチは!(笑)
先週は、まさか炎上オチじゃなかろうなと頭の隅っこで疑ってはいましたが、本当に正面切ってやっちまうとは。
しかしその後、消防や警察が来るでもなく、客のいない広場でそのまま撮影開始って、いったいZHKはどーなっとるんだ!(笑)
もし警察に事情聴取でもされようもんなら、ボッスンたちはこの状況説明を何度も繰り返すことになって、ものすっごい恥ずかしいことになってたはずなんですが。
きっとZHK、ダイナマイトの違法保管問題が浮上するのを恐れて、この事件をもみ消したに違いありまえんね(笑)。
ぬらりひょんの孫
うおっとゆらさん、玉章が 「リクオ」 って言ったのに気づいてなかった!
これまたコミックで修正ですかのーッ(笑)。
しかし心の中のゆらさんがかわいかったから許す!
あ、それに正体バレしなかったってことは打ち切りじゃないってことでオッケー?
今週は掲載位置もちょこっと高くなりましたし、このまま生き延びてくれたらいいのですが。
玉章の頭髪の中から、噴き上がるように現われた怨念の塊状態の妖怪たち。
いいですね〜、迫力があります。
絵に 「呪いの力」 がありますよ。
こういう描写があるからぬら孫が好きなんです。
と、ここで来ました玉章回想シーン。
玉章がどうして“魔王の小槌”を持っているのか不思議だったのですが、おおーー、来ました来ました、真の黒幕!
言葉巧みに玉章をあやつり、結局のところ玉章が魔王の小槌にのっとられて暴走するよう、仕向けたんじゃないでしょうか。
こいつはいったい何者なんでしょうか。
おそらくは次なる強敵か。
玉章はこいつが関東侵攻を始める前の、たんなる尖兵に過ぎなかったのかもしれませんね。
つーか話が続きそうで、そっちのほうにホッとしたわけですが(笑)。
リクオ、人間と妖怪の混ざり合った姿で新技発動!
鏡花水月!
その名のとおり幻影系の必殺技が炸裂し、玉章に一撃を加えました。
これにて決着でしょうか?
ところで、奴良組に裏切り者がいるっぽい伏線がありましたが、あれはどうなったんでしょうか。
そのあたりも気になるところです。
アイシールド21
最終決戦だけあって、それぞれの心理面での下地作りに余念がありません。
今週は、まずは大和 VS. Mr.ドン。
なるほど、Mr.ドンの傲慢な偏見によって大和はアメリカから追放されていたわけですか。
そして意外なことに、そのきっかけをつくったのがパンサーだったと。
世の中狭いものですね〜。
そして後半はヒル魔 VS. クリフォードの司令塔対決。
これはまた上手く決着がつきましたね〜。
勝負の上ではクリフォードの勝ちですが、勝負どころを完全に読んでいたヒル魔に、クリフォードは大きな屈辱感を覚えたようです。
両者いい感じで燃え上がってまいりました。
さて、試合前日の夜も更けてまいりましたが、次週試合開始となるのでしょうか?
しかし大事な主人公セナの心構えがまだ不十分のような気がします。
今一度、パンサーと出会うイベントが待っているか、あるいはセナと鈴音のイチャイチャイベントが来るかもしれませんね(笑)。
魔人探偵脳噛ネウロ
「ネウロじゃない
…そうだよね? イレブン」
涼やかに、さもファミレスで飲み物はコーヒーでいいよね? とでも聞くかのように、当然であるかのように声をかける弥子。
かっけーー!
この2ページの構図、コマ割りがキレてます。
右ページは弥子のほうが高い位置に、そして視線はまったく合わないように配置。
面積ではイレブンを押しつぶすような広さを弥子が支配。
左ページでは、イレブンの心理的面をクローズアップするように面積は大きくなるものの、圧迫感を表現するように弥子のコマが覆いかぶさる形で、コマの境界がナナメに切られる。
これぞ名場面ですよ。
ヘタッピマンガ研究所では構図とかはどうでもいい発言をしている松井先生ですが、なんのなんの、物凄いこだわりですって。
イレブンは人の脳を完璧にトレースする力を得たと言うけれども、人間の脳ほど不思議なものはなく、そんなことは実際不可能なのだと。
ただ記憶を読むだけでは、完璧にその人を理解できたとは言えないのだと、そういうことなのですね。
弥子とネウロの、あのトラックでの約束は、記憶を読んだだけでは絶対に理解できない重さがあったのだと。
まさにこれまでの物語の積み重ねがあるからこその重みです。
いいな〜、ほんとにラストバトル! って感じの盛り上がりじゃないですか。
弥子の成長の集大成なんだなぁ〜と、ちょっと感動してしまいました。
そして、弥子はイレブンに Xi を思い出させるため、本当の自分を取り戻させるために脳へとダイブさせる。
さぁここまでは本当にうまくいきました。
まさにネウロと弥子の作戦通りなのですが……自分を取り戻した Xi がどう出るのかは、まだまだ分かったものじゃないんですよね。
どうなるんでしょうか?
【最終回】 マイスター
きっかり 10 週ロケット突きぬけ〜。
いや〜今週センターカラーの黒バスとは綺麗に明と暗とをわかちましたな〜。
ストーリー的にはほとんど同じような展開スピードで、約 10 週で1試合目を終了といったところなのですが、若干感じさせられた 「もたつき感」 が大きかったかもしれません。
また今週あきらかになったように、黒バスの能力バトルに対して、マイスターはかなりのリアル路線といいますか、普通のサッカー漫画で、悪く言ってしまうととても平凡だったのかもしれませんね。
もっと強烈ななにかが欲しかったような気がします。
たとえば 「ラブコメ」 だって 「たくもっこり」 だっていいですよ(笑)。
ちょっとストイックにサッカーしかない漫画だったのが物足りなかったというのが私の感想です。
なにはともあれ、加地先生はこれで連載2作目が打ち切り。
次こそ正念場の3本目ですよ。
次回作では、もっとパワフルに成長して帰ってきてくれることを期待したいと思います。
まとめて
目次ページの作者コメントでびっくり。
バクマンの雄二郎さんって久保せんせーの担当だったんですか(笑)。
ちゃんと打ち合わせしてますか?
あれ、もしかして新妻エイジって久保せんせーがモデルじゃあないでしょうね!?
カラース!コロース! とか言ってる久保せんせーを想像してひとりでウケてしまいました(笑)。
さて、来週からなんと、あの 『べるぜバブ』 が新連載で開始!!
昨年の金未来杯で見事優勝し、さらにちょっとヘンなことでも話題を振りまいた話題の作品ということで、色んな意味で記憶に残っております。
うちのブログでも関連記事がいまだにアクセス順位いいですもんね〜。
金未来杯時の私の感想だと、よくまとまっているホンワカゆる〜いギャグ漫画だけど、飛びぬけた笑いがない漫画でもあるって感じでしたが、はたしてどのような作品になっているのでしょうか。
これは楽しみです。
そして 14 号からは、なんとまたまたバスケ漫画が開始!?
なんで!?
黒バス潰したいの!?(笑)
同じ雑誌にバスケ漫画が2本って、ちょっと読むほうも困惑しそうなんですが、編集部の真意やいかにって感じですね〜。
作品の方向性が違うんならいいのですが。
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ヒメコの右手に関して、確かに生地が薄くてタレてればめくれて出せると思うけど、着ぐるみの生地の厚み・ダルンダルンな伸縮性・動きの制限から結構時間がかかるかな。
というか、ああいう着ぐるみ見たことないし、状況が状況だから読者の想像にまかすというのが正しいかな。
まず、あのDVDは12月2日【A】という器ではないでしょうか。
内容は現在Xからみた未来なので【A】に重なるまでDVDの中身はいくらでも入れ替わります。
しかしアゲハ達は三度目のドリフトで未来からみた【A】という過去(顔出し前)を確認しています。そして現在Yに帰ってきたことで【アゲハ達が未来を見た過去】が固定されます。
三度目のドリフトでXはYを過去にしていることになるので改変前の記憶があるのは当然だと思ってみています。
わかりにくい説明ですみませんでした。
うっは、ミスってスケダンがサイレンになっておりました(笑)。
訂正しておきました。
通報有難うございます。
そうですね〜。あれだけしっかりした動きをする腕なんだから、中身もみっちりウレタンかなんかが詰まってるのかもしれませんね。
それこそ手が本当に出るくらい焼けてたら、マジでヒメコ火傷モノでしたしね(笑)。
これでキズモノになってお嫁に行けへん!とかなってたら、ボッスンが責任取らされるところでしたなッ(爆)。<それでもいいんじゃ?ww
>エイスさん
難しいですよね〜時間旅行ネタは。
サイレンにおける時空の概念はまだ充分な判断材料が揃ってないので、あれこれ補完して想像するしかないってのがもどかしいところです。
もしかすると私が前提にして言ってることも間違っているかもしれないんですよね。
まぁそれでも考えてみるのが考察の楽しいところでもありますけど(笑)。
エイスさんの説とたぶんほぼ同じ事を、私も2週間前に言っておりました。
でもそこからよくわからなくなっちゃったんですよね〜。
DVDの内容が書き換わったのであれば、このままゆけば3回目のドリフトの最中に見る内容も変わっているはずです。
とすると、現代のアゲハたちが覚えている内容も、今と同じ顔出ししている映像になっちゃうんですよ。
時間を遡って DVD の内容が書き換わるなら、時間を遡って記憶のほうも書き換わると思うんですが……。
と、そこまで書いていて思いつきました。
DVD の内容を書き換えているのが、時空の自然な作用ではなく、ネメシスQ(あるいはそれに近い何者か)によるものだったらどうでしょうか。
全ての矛盾点が一気に解消される気がします。
あれは時間を遡って書き換わったのではなく、人為的にすり替えられたものなのかもしれません。
な〜んて、ちょっと大胆な説を唱えてみたり。
なんにしろ、刺激的で面白い漫画です、サイレン!