寝そべるおじさんから、どんどん画面が引いて行って空撮になり、地球がうつり、太陽系、銀河系、そして最後は1億光年の彼方へ。
すると次は、画面は一気におじさんの手のクローズアップになり、今度はどんどんミクロの世界へ入って行き、最後は0.0001オングストロームの世界へ。
なのも幻想的で、神妙な気分になってしまうから不思議です。
Zoom 100 Million Light Years From Earth
とてもファンタジックな世界です。
そういえば小さな頃、うちの父親がこれと同じような子供用の図鑑を買ってきてくれまして、宇宙の果てから極小の素粒子の世界まで、小学生ながらもワクワクして想像していたのを思い出しました。
それはもう、絵本に毛が生えた程度の図鑑だったんですが、ずいぶん刺激を受けたのを覚えています。
私が宇宙や科学に空想を遊ばせるようになったのは、あの図鑑がきっかけだったのかもしれません。
また、これをみて、手塚治虫の世界観も思い出してしまいました。
手塚治虫の作品だと、宇宙は大きなひとつの生命体で、素粒子とか極小の世界も、実はひとつひとつが小さな生命体。その生命体も実は宇宙なのだという、とっても不思議な世界観でした。
つまり宇宙をどんどん大きな視点で見てみると、それはもっと大きな宇宙を構成しているひとつの素粒子に過ぎず、私達の世界を構成している素粒子も一つ一つが大きな宇宙で、そのなかに大きな世界があると。
なんでしょうね〜、この稀有壮大なマトリョーシカ構造は。
子供心に物凄い刺激を受けて、未だにその影響というか呪いは私から抜けようとしません(笑)。
この映像も、手塚理論でループさせちゃったりしたら面白いんじゃないかな〜。
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