2009年02月10日

週刊少年ジャンプ11号感想 後編

 では、ジャンプ感想後半戦。
 今回はなんか本数が多いのでさくっと行きましょー。




 後半の感想は、

・スケダン
・アイシル
・【読切】ブチカマシ
・サイレン
・いぬまる
・ぬら孫
・ネウロ
・アスクレ
・ジャガーさん

 の9本でお送りいたします。
 多いなッ!



SKET DANCE

 おっときましたね、ひさびさに読者への挑戦状
 今回は脱出ゲームで来ましたか。
 私フラッシュゲームの脱出モノって大好きなんですよね〜(こういうのとかですね)。
 篠原先生も、毎度毎度いろいろと考えてくれますよね〜。
 嬉しくなっちゃいます。

 最後はボッスンがひとつの脱出策を思いつきましたが、これではきっと無理なんでしょうね。
 ちょっとイヤらしいですが、メタ的に考えて、脱出できる展開ではないですもんね。
 スケダンでこういうヒキをしたら、やっぱり失敗しちゃうのでしょう。
 メタ的にではなく、普通に考えてもいろいろとボス案には難点がありそうです。
 たとえばスイッチの虫眼鏡が本物じゃなかったらとか、模造の剣かハサミが鉄製じゃなかったらとか、磁石の磁力が思ったほど強くはなく、ハサミを持ち上げられなかったらとか。
 ちょっとしたことで、この作戦は失敗してしまいそうです。
 しかもこの作戦は、いつものゴーグルを使った集中モードで出した案じゃないんですもんね〜。
 なんだか失敗する匂いが濃厚です(笑)。

 じゃぁどうやって脱出するんだろうと、挑戦状を叩きつけられたからには考えてみたくなるわけですが。
 まぁきっととんでもない意表をついた解決策が用意されているのは分かっているのですが、それでも頑張って挑戦してみましょう。
 そうやって挑戦しておいて意表をつかれるのもまた、スケダンの一つの楽しみ方ってものですから(笑)。

 ハサミを使わず脱出する方法は、まず捨てることにします。
 剣で窓を割るとか、ドアを叩き続けて外の人に知らせるとか、そういうのは捨てます。
 脱出ゲームでそういうのは反則みたいなもんですからね(笑)。

 では、ハサミをいかに持ち上げるかですが……。
 そもそもなんでこうやって頑張ってハサミを持ち上げなきゃいけないか、よく考えてみると、あれってスイッチが床にブチまけちゃったからなんですよね。
 元は箱の中に入っていたわけです。
 ってことは?
 あの 「箱」 を使うのが大正解なんじゃないでしょうか。
 ハサミの片方を手なり足なりで固定しておき、箱のヘリをハサミの下にスルスルと差し込んで、半分ほど入ったところで箱を持ち上げれば、ほれ簡単にハサミを手に取ることができそうです。
 床から直接手でつまみあげることはできなくても、浮き上がった状態のハサミを両手で挟んで持つことは出来そうですもんね。
 ほれ、どうよボッスン!
 意外と簡単に脱出できそうよ?(笑)

 とまぁいったかんじで考えはしましたが、これじゃぁダメなんでしょうね。
 どんな脱出法となるのか、来週が楽しみです。

 しかし、今週は脱出ネタだけじゃなく、こまごまとしたギャグもキレてて最高。
 そもそもあのスペクターとかの着ぐるみが妙な雰囲気があっていいのですわ。
 あのストラップ、ほんとに商品化されないもんかな。
 そしてボッスン、ヒメコ、スイッチの顔がまったく見えないのに、不思議と表情が見える気がしちゃうところが面白い。
 また、しゃべれなくってキレてるスイッチがシュール過ぎ(爆)。
 もしやこんなどうでもいいイベントでスイッチの声がでちゃうんじゃないかとハラハラしてしまいました(笑)。
 で、なんでこの人形劇の名前がゴールドライタンなんだと!
 歌は子供向けとは思えないし、しつこく 「訳というのは今は聞かないで」 だし(笑)。
 あいかわらず突っ込みどころ満載な世界ですわ。
 やっぱスケダン面白いなぁ〜。
 そろそろコミックが欲しくなってきましたよ。



アイシールド21

 大統領の息子の車に襲い掛かった暴漢に、「ちょ…おいテメェ!」「倒せ!押さえろ!」 と言っている SP 。
 おいおいキミらの懐の拳銃は飾りですかと(笑)。
 アメリカって意外と平和なんだなァ〜とほっこりしてしまった。
 あるいはこれは Mr.ドンの指示で、拳銃を持たせてないのかもしれませんね。
 どんな暴漢も俺が力でねじ伏せて見せてやることで、俺が絶対強者であることを知らしめてやるのだとか(笑)。
 まぁそんなことを言ってるドンを想像して脳内補完をしたとしても、それはそれでなんかもう、コイツ自分に酔うにも程があるなって感じですが。
 ところが、そのあとでよく見てみると、峨王の背後から SP がひとり、拳銃を向けているように見えるちっちゃいコマがあるんですよね。
 いや、これ、峨王に完全無視されちゃってるのがとても悲しいのですが。
 SP メンツ丸つぶれですなァ。

 そして、峨王とドンの決闘は神速のインパルスで髪が伸びた阿含の介入でうやむやっと……なるかと思いきや、思いっきりドンが 峨王をノックアウト!
 うへ〜信じられん!!
 さすが世界最強と言うだけはある! とは思いますが、これはちょっと峨王の油断しすぎなんじゃないでしょうかね。
 ボクシングの階級が上がれば上がるほど、KO率は上がるといいます。
 ウェイトが高いということは、それだけ筋肉の量が増えるということ。
 それだけ破壊力が高いわけですが、それに対して、人間の脳のほうは鍛えるわけにはいかない。
 頭蓋骨の中で水に浮かんだ豆腐状態の脳を揺らすことで人間は気絶してしまうわけですから、スーパーヘビー級の峨王やドンクラスになれば、打撃をまともに受けることイコールダウンなわけですね。
 ノーガードなんて相手をナメ過ぎなわけですよ。
 どんな時でも相手を全力でブチのめす峨王先生らしくもない。
 というか、今まではほとんどガードするまでもなく、全てを破壊しつくしてきた峨王だからこその陥穽だったということなのかもしれませんね。
 栗田との戦いでは、ちょっと違ったのかもしれませんが、あのときは試合中だけにさすがの峨王もガードを考えたのかもしれませんし。

 とはいえ、顔を腫れ上がらせた峨王ってのはやっぱりショックです。
 あれだけの怪物をここまでにするってのはどんな化け物なのかと。
 日本チームに走る衝撃も相当のものがありそうです。

 まぁなんにしろしかし、これで峨王も阿含もドンの凄まじさを知り、燃え上がったようです。
 ここからが本気の真剣勝負ですね。

 しかし、阿含たんが面白すぎる。
 さすが神速のインパルス。
 0コンマ何秒にどれだけ考えてるんだと。
 キサマは東京大学物語かと(笑)。
 そしてゾリュンヌされたとは言え自分でオールゾリュンヌしたくせにヅラをかぶって、なのにヅラと行った水町を瞬殺って、どんだけフリーダムなんですか(笑)。
 意外と繊細な阿含せんせーにちょっと萌えた(爆)。

 そして最後は、大和猛の因縁の相手がドンだったことが判明。
 なるほど、こいつが相手では大和が負けたのも頷けます。
 赤の 21 番で一人大勝ちしつつ宣戦布告とは、かなりかっこよく決めてますが、しかし言ってることはケンカに負けたヤツが自分より強いのをひきつれてやってきたときの、かなりかっこ悪いセリフのような……(笑)。
 うん、まぁでもそれがアメフトなんですよね。
 個人技で勝つのではなく、集団のチームプレイで勝つのだと。
 その結束で勝利を見せてくれたのが泥門だったわけですから。
 大和がこう言うのも、泥門に目を開かされたからなんだよなぁ〜と思うと、ちょっと大和が可愛らしく見えてきます。

 さぁ、ほうぼうからライバル視され、目標視されることとなったドン松五郎。
 その実力やいかにって感じですね〜。
 ただのパワーバカではなく、かなり頭も切れるようですし、どんな超絶能力をひめているのか期待したいと思います。
 この間アメフトの凄い動画をご紹介しましたが、あれを見たあとじゃ、どんなスーパープレイが来ても納得できちゃいますよ(笑)。



【ジャンプネクソトマンガ3連弾 第2弾 読切Cカラー】 ブチカマシ

 原作:猿一(新人さん?)、作画:藤野耕平『サラブレッドと呼ばないで』で連載経験アリ)のコンビによる読切。
 テーマとして、ちょっと珍しいブレイクダンスを用いているものの、中身は素直な王道のバトルものですね。
 不思議な能力を持った主人公が、信念とか夢とかいろんなもので奇跡を起こして最強の敵を倒すっていう、どこからどこまでもジャンプな内容でした。
 王道だけに基本骨子はしっかりしたものなのですが、それ以外の部分の魅力があまりパッとしないようにも思えてしまったのが難点かな〜と。
 キャラクターの個性やギャグなど、意欲的に取り組んだほうがいいかもしれません。
 ちょっと主人公が地味でしたよね。
 主人公の魅力でぐいぐい読者を引っ張りこむような、そういう工夫が欲しかったと思います。
 こういうのを読むと、バクマンってすげーなーって改めて思っちゃうんですが、いわゆる編集が言う王道の必要条件をなぞってるばかりで、それを超えるものが欠けている、まさに今のシュージンの作品のように思えます。
 奇しくも今回も原作・作画が別れたコンビ漫画ですし、なんか狙ってやってるのかなとすら思っちゃいますが(笑)。

 また、最後の大逆転はたしかに盛り上がるのですが、これはなんとも唐突に見えてしまいました。
 ブランクによって倒立もままならなかった人間が、なぜこんなに最盛期以上の技をこなせるのか、そのへんをもうちょっと丁寧に描いて欲しかったところです。
 モチベーションってのはこれだけ大切だし、モチベーションがあれば奇跡を起こせるんだぜ、そうやって時代ってのは人から人へ受け継がれていくんだぜっていう素敵なメッセージなんだろうと思いますが、作品中でも言っているように、「心・技・体」 揃ってこその頂点でしょう。
 心のみを大事にすることはちょっと違うと思うんですよね。
 当然、技と体を鍛えあげる超人的な努力の積み重ねあってこその頂点だと思うのですが、大会の前にそういう凄まじい練習をしたんだーッ!ていう演出が欲しかったところですね。
 倒立の練習こそしましたが、あとはぶっつけ本番のようにしか見えなかったのが残念でした。

 あとは、細かいところで個人的に乗り切れないところがいくつか目に付いちゃいました。
 神とすら呼ばれていたという大上段な構えでいながら、「この地域で初めて」 とかいう庶民的なところとか。「地域」 って凄い庶民的な言葉ですよね〜(笑)。ちとズッこけました。
 また、60 年前にはブレイクダンスが普通に始まってて、で、その頃の若者が凄いじーさん語をしゃべってる不思議とか。
 じーさんは歳をとってからじーさん語になるわけじゃなくって、う〜んとね〜と、いろいろツッコみたくなりつつも、まぁそこは漫画的表現手法だしなぁ〜と脳内補完すればいいんですが、それにしても 60 年前にブレイクダンスが始まっているという時代設定の不明確さが足をひっぱっていると思うんですよね〜。
 未来の話ならもうちょっと未来的描写が欲しかったかもですね。

 とまぁ、いろいろと文句を言っているように見えるかもしれませんが、ちゃんと基本線をクリアした面白さだったと思います。
 でもまだまだ基本線。
 ここからはサイコー・シュージンと一緒でそれ以上を目指してもらいたいなァと思いました。

 原作のほうばかりを言いましたが、絵のほうももっと色気を出していいでしょうね。
 色気ってお色気じゃないですよ?(笑)
 いや、出してもいいけども!(笑)
 なんか全般みんな表情がテンション低いような印象があるんですね。
 もっと欲張った表情をさせたほうが盛り上がるかもしれません。



PSYREN−サイレン−

 今回のタイムパラドックスについては考えれば考えるほどに矛盾が噴出してきてキリがないわけですが、たとえば今 DVD の中身が変わったということは、未来でアゲハらが最初に DVD を見た時の歴史も変わっているわけなんですよね。
 つまり、アゲハらが 「DVD の中身が変わった!」 と認識しているってことは、歴史変更前の経験と記憶はこっちに生きているわけです。
 何が言いたいかってーと、前回 「時空枝分かれ説」 を否定して 「時空一本説」 を唱えた私ですが、それもやっぱり矛盾があるんだよなぁ〜ということですね(笑)。

 先週の考えではこうでした。
 ディスクは“宣戦の儀”を経験しているから、過去のこの時点でも変更が反映される。
 しかしアゲハらは“宣戦の儀”を経験していないから、記憶内容が変わらないために歴史が変化したことを認識できた。
 また未来予知が出来るエルモアも、予知は経験ではないから変更が認識できたと。
 そう考えていたんですが、ちょっとそれは都合のよすぎる解釈だったかもしれません。

 やっぱり人間の記憶、思考というのも物理的運動だと考えれば、歴史が変われば記憶も変わってしまうと考えるべきなんですよね〜。
 歴史が変わると時空の時間的方向を遡って DVD の中身が書き変わるなら、当然アゲハらの記憶も書き換わり、未来で見た DVD の内容の記憶も今と同じものになっているはずでした。
 だとすると、アゲハらは何も驚くことはなく、同じ DVD を繰り返し見ただけっていう表情なんだけど、読者だけは変化に気づいてなんじゃいこれはッ!と驚くっていう構図になるはずなんですよね。
 そう考えちゃうと、このサイレンの現象は矛盾だらけなんじゃないかと。
 もし矛盾を消すならば、人間の精神だけは物理現象ではなく、時空からも自由なのだというとても哲学的な話になると思うのです。
 それとも岩代先生はもっと驚くべき世界観を用意してくれているのでしょうか。
 この時間移動そのものが PSI 能力ですし、なんらかのとんでもないトリックを用意していてくれるのかもしれませんね。


 さて、そんな思考ゲームはおいといて本編。
 マツリせんせーが可愛いこと可愛いこと。
 これマジでメルボルンに飛んで帰ったんじゃなかろーか(笑)。
 機内でメルボルン最中(どんなんだ!)ヤケ食いですね!(爆)

 そして問題の DVD 。
 天戯弥勒の右目はつぶれていなかった。
 おまけにタトゥーまで入れちゃって、あの痛々しい覆面姿じゃなくともミロクンの厨二病も絶好調なわけですが(笑)。
 しかしやっぱり弥勒はグラナじゃなかったっぽいですね。
 まぁ歴史が変わって犬居に虐待を受けつづけなかったから目はつぶれずに済んだとも取れますが、さすがに目を潰されるまで黙っちゃいないだろうし。
 どんだけマゾなんですかって話ですよ(笑)。

 そして弥勒ひきいるワイズ軍団(やっぱりドルキとジュナスでしたか)対、エルモアウッドの正面衝突が開始。
 ドルキの能力は、未来で見たものよりかなり小さいですね。
 これは成長前ということなのか、それともやっぱり未来の PSI 能力を活性化させる環境下ではないからでしょうか。
 ドルキの攻撃をマリーが防ぎきり(さすが!)、エルモアウッド一気に反撃!
 ところがここでジュナスの能力が発動。こ、これは!!
 みんな言ってると思うけど私にも言わせて!!

 千本桜景厳だーッ!!!(爆)

 白哉せんせーこんな所でナニやってんのーッ!(笑)

 いや〜笑った。
 いや、事態は笑い事じゃないんですが!
 子供達大ピンチですよ。
 ワイズで怖いのは弥勒だけだと思っていたら、まぁドルキさんはあいかわらずドルキさんでしたが、ジュナスが予想以上の白哉さん!
 これはありえん。
 またもあの悲惨な光景を見せ付けられるのかと思うと極めて暗澹たる気分なんですが、でもしょうがないよなぁ〜。そうなっちゃうしかないもんなぁ〜。

 ちょっと話は逸れますが、この時アゲハやマツリ先生たちはいったい何をやってるんでしょうか。
 凄い気になってきましたよ。
 もしこの DVD に最後まで誰も加勢に来なかったとしたら、いったい何があったって言うんでしょう。
 そもそも彼らがいたら、子供達にこんなことは絶対させないと思うんですよね。
 うぬー、どんどん未来が行き止まり感で満ち溢れて行きますな〜。



いぬまるだしっ

 せんとくん⇒テルマー⇒いきものがかりのコンボにやられた(笑)。
 最近のいぬまるだしは安定して面白いなぁ〜。
 連載開始より半年ですが、なんかもうすでに長期連載作品の安定感がありますぜ。
 しかし、麻雀をここまでこなす幼稚園児とは、今更ながらに末恐ろしい奴らよ。



ぬらりひょんの孫

 マイスター急落下の影響で、ちょこっと順位の浮上したぬら孫。
 いやいや、こんなところで安心するのはまだ早い。
 引き続きアンケを送らねば。

 「魔王の小槌」 って言うからトンカチだとばっかり思ってたんですが、最初から刀形状だったとは。
 誰じゃいそんなまぎらわしい銘を打ったのは。

 本来は、妖怪を斬れば斬るほどその魂を吸い込んで封印しつつ、刀自身が妖力を発揮できるようになるという武器だったのでしょう。
 それを玉章が持ったことで、仲間を斬れば斬るほど強くなるという、なんとも恐ろしいものになってしまったと。
 そういうことなんでしょうね。
 ではなんでその刀がここにあるんでしょうか。
 負けた側の狸妖怪がどうやって魔王の小槌を入手したのか、そこにも謎はありそうです。

 さて、今回はゆらさんが乱入。
 命知らずな子じゃのー(笑)。

「倒さな……

 私がやらんと……」


 と、既に暴走して怪物と化した玉章に一人立ち向かおうとするゆらさん、このコマ凄いかっこいいぜ。
 責任感がめちゃめちゃ強い子なんですな〜。
 でもそんなかっこいい場面で、片手にスーパーの買い物袋 ってところがまたゆらさんらしくていいのです(笑)。
 ちなみにこれ、柿ピープリングルス?(爆)
 なんかお菓子ばっかりに見えるんですが。
 そんなの買う余裕があったらご飯をちゃんと食べなさい!
 この子はほっとくと赤福を夕飯代わりにしようとするからなぁ〜(コミックス参照)。

 最初から全力でいくぜーッ!とばかりに、まさに敗北フラグびんびんで呼び出した式神。
 一瞬、玉章の首が飛んだのかと思って物凄いビックリしましたが、はい、式神が一掃されただけでした。チーン。

 そしてなんと、ここで玉章のエロい趣味が暴発!!

 触手状態 と化した刀をゆらさんの お口につっこむ!!(爆)

 なにしてんだーーッ!!(爆)

 チロ… チロ…

「ハッ あ ハッ あぅ… あ…」


 って、エロすぎるにも程があるだろッ!!<いや、アンタが妄想しすぎだ。
 ゆらさん大ピ〜ンチ!!
 と、そこへ、「俺の女になにさらんすんじゃい!」 とばかりに夜リクオ登場。
 つーか今まで何やっとった(笑)。
 ゆらさん口から血が出てますよ。
 ちょっと切っちゃいましたね。酷いことするぜー。

 ついに暴走玉章と対峙するリクオ。
 仮面を破壊された玉章は

「そうだよ…リクオ君
 素敵だろう? ボクの……百鬼夜行は…」


 って! え〜〜〜ッ!? これってもしかしてゆらさんにバレた!?
 うぬー、こんなタイミングでバレちゃっていいのだろうか!
 いや、以前カナちゃんの前で妖怪が 「リクオ様〜」 って言ったときはコミックで修正されたし、今回ももしかするとそういうミスかもしれん!(笑)
 あるいは今回こそはリクオの正体バレが始まっちゃうのかもしれませんね〜。
 だとすると、掲載位置もありますし……もしかしてまとめに入った? なんて考えちゃうのですが……。
 くわばらくわばら。

 ともあれ、いよいよこの戦いもクライマックス。
 四国を統べるものとして、やってはならない暴走をしてしまった玉章を、はたしてリクオは止めることができるのか。
 次号決着でしょうか。



魔人探偵脳噛ネウロ

 もちろんこのウジムシに魔力を回復させる体質などあろうはずがない
 では何故理由もないのにこいつにダメージを与えているのか?
 それは…


 我が輩の趣味だからだ!!

 グッハーッ!!
 言い切った!!(爆)
 先週はすっかり騙されてネウロの言う事を本気にしてしまいましたが、ネウロはやっぱりネウロだったか!(笑)
 そうだよね〜、魔人だって趣味もつよね〜!!
 かけらの意味もなくただ趣味でいたぶられるって、弥子にしてみりゃたまったもんじゃないけれども!!

 作戦会議でネウロはシックスを、弥子はイレブンをと、それぞれ分担することに。
 イレブンを Xi 化してしまえば無力化できるというネウロの作戦の根底には、ネウロがこれまで弱体化した分を補ってあまりあるほどに、弥子はこれまで強くなってきたのだというある種の信念があったと。
 いや、なんか感動した。
 お互いの膝をガッと掴んでの誓い、熱いものがありますね。
 実に最終シリーズのクライマックスを飾るに相応しい展開じゃないですか。

 またここのネウロは、弥子のことをちゃんと 「ヤコ」 って呼んでるんですよね。
 その呼び方がすごく素直。
 普段は 「ウジムシ」 とか 「貴様」 とか酷い扱いですが、ここへきてしっかり一つの知的生命体(笑)として弥子に敬意を払っている姿勢がうかがえる。
 なんだかネウロらしくないかもしれないけど、ネウロの弥子に対する信頼の深さがわかってちょっと胸をうたれましたよ。

 さぁその弥子、ネウロの信頼に応える事ができるのか。
 チー坊お得意の大木ミサイルが着弾し、ネウロたちはバラバラに活動開始。
 ネウロの思惑通りの対戦カードとなりました。
 しかしイレブンは、なんとネウロの魔人の姿を取ってしまう様子!
 さぁ弥子、その変装をしっかり見破ることができるのでしょうか。



アスクレピオス

 そして時は流れゆき……といった感じでついに最終回
 なかなか面白い真相が明かされました。
 実はアスクレピオスのシンパだった法王や、ポスターレの驚きの正体などなど、今までの謎が一気に氷解してゆく見事な結末でした。
 これはじっくり描いていけば本当に面白かったでしょうね。
 実に惜しい。
 そしてそして、最後の驚きはパレ!
 おー生きていたのか!!

 パレさんは死んでいてこそ話が美しくなるとは思うのですが、ここで打ち切りならばパレさんは生きていてこそスッキリ丸く収まるんでしょうね〜。
 つまり、パレさんか、作品そのものか、どちらが死ぬかの一騎打ちだったというわけで(笑)。
 結果作品自体が負けたのか〜。
 すごいぜパレやん(笑)。

 しかし、なんというか、かなり惜しい作品でしたね〜。
 グロテスクな描写があるせいか、そこまでの人気が取れなかったせいか分かりませんが、早々に掲載位置が下がってゆき、しばらくは内容のほうも停滞気味だったと思います。
 ところがどうでしょう、あの打ち切りゾーンに来てからの怒涛の展開は。
 具体的には、パレが死んでからの鬼気迫るようなストーリーテリングには目を見張るものがありました。
 作品全体にみなぎった緊張感に、こりゃ〜只者じゃないなと思いましたが、その健闘もむなしく、ここで散ることとなりましたか。
 なんとも惜しいと思うのですが、打ち切りが決定したからこその最後の輝きだったのかもしれませんね。
 いや〜でも面白かった。

 内水先生のジャンプ連載はこれで3度目、つまり3度目の打ち切りとなりました。
 聞くところによると、3度打ち切られた漫画家は契約を切られると言いますが、でも、これだけできることを証明したってことは凄く大きいと思いますよ。
 次こそは長期連載をものにできるといいですね。
 内水先生のジャンプご帰還をお待ち申し上げます。
 ひとます、お疲れ様でした!



ピューと吹く!ジャガー

 高菜さんが可愛すぎる!!
 なんかもう、こないだの恋愛青春漫画 『ダブルマメダイチ』 があっただけに余計に可愛く見えてくるじゃないですか(笑)。
 しかし、いくらなんでも器用すぎだぜ。
 ちなみに私ならグレイ型チョコで大喜びですのでそこのところヨロシクお願いいたします。<ナニイッテンダ



まとめて

 といった感じで今週も感想終わりました〜。
 実はジャガーさんの感想書くのって、今回が初めてだったんですね〜。
 いや、ジャガーさんは好きなんだけど、感想となるとちょっと書きにくいものがあるんですよ(笑)。
 別に書かない方針じゃなかったんですが、今回あまりにも高菜さんが可愛かったんで書くことになりました。
 ま、これからもたまには言及しますかね。

 さて、来週は特別読切として松雪ヨウ先生の 『CRIMSON KING』 が掲載。
 なんですか? 途中経過をすっとばす漫画ですか?(笑)
 松雪ヨウ先生といえば、前回の金未来杯で 『格闘王子』 を描いた人でしたね。
 金未来杯出場者の中では一番早いジャンプ再掲となるわけですが、編集部的には一番プッシュなのでしょうか。
 『格闘王子』 は画風がかなり濃く、ちょっと今時のジャンプ読者には合いそうにないと思われたのですが、今回は今風にかなりすっきりしたようですね。
 金未来杯時の私の感想を読むと、なかなかに厳しいものなんですが、今回はどんな作品となっているんでしょうか。
 どどんと成長してくれていることを期待したいと思います。



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