NARUTO が始まったのなんて、ついこの間のような気がしてしまうのですが、10 年なんてあっという間ですなぁ〜。
前半の感想は、
・【袋とじ】バレンタインスペシャル
・ナルト
・ワンピ
・銀魂
・トリコ
・黒子のバスケ
・ブリーチ
・バクマン
・ぼっけさん
の9本でお送りいたします。
ちょっと多いな(汗)。
【オールカラー袋とじ】バレンタインスペシャル
ジャンプのヒロイン達によるバレンタインショートマンガ集。
やっぱりこういう企画モノではスケットダンスが頭一つ抜けて面白いですね〜。
ボスヒメ派としてはニヤニヤが止まらんです(笑)。
意外とモテるボッスンに驚き。
で、「サイレント」 といいつつ最後は 「ええっ!!?」 って言っちゃうあたりがスケダンです(笑)。
ところでロマンのチョコレートがとっても気になります。
絶対すごい凝ってますよ。
ラッピングでつっこみ、形状でつっこみ、味でつっこみと、つっこみがいのあるシロモノに違いありません。
しかし、本数がこれだけってのがちょっと寂しかったかなと。
ネウロは本編で既にやってるからいいとして、ぼっけさん、サイレン、いぬまる、ぬら孫のバレンタインネタは読んでみたかった。
とくにサイレンね!
雨宮がどんなイカレたチョコにするのか、そしてヒリューくんはチョコをもらえるのかとかね(笑)。
あ、トリコも当然ネタになりそうだったのに、ですよね。
あとまぁ、ワンピですか?
ワンピどうせナミがチョコの代金をみんなから巻き上げるネタでしょうから見なくてもわかりますな(爆)。
【巻頭カラー】 NARUTO-ナルト-
> なんか今回の仙人モードが強いだけに、できることとできないことをはっきりさ
>せてくれると嬉しいかな〜と思いました。
と言ってた前回の注文どおり、影分身の限界量の理由が説明されました。
岸本センセーグッジョブ(笑)。
仙術チャクラは練るのが難しいため、ストック影分身は二人まで、そして戦闘用影分身も三人分までと。
戦闘中になにをご丁寧に敵にまで説明しちゃってるんだというツッコミは当然あると思いますが、こういう説明がないと読者がノっていけませんものね。
次のナルトたちの作戦は、ナルトが天道ペインの5秒間のインターバルをねらって戦いつつ、その間フカサクたちが仙術チャクラを練り、幻術攻撃を仕掛けるというもの。
たしかに、天道ペインの能力はインターバルという大きな弱点がありますから、天道ペインにしてみればタイミングが重要。
幻術でタイミングをずらされたらおしまいです。
そう考えるとこの、5秒ってのは致命的に長いですね〜。
格ゲーで5秒もコマンド技が出ないって、それほとんど死ねって言われてるようなもんですよ。
技を見切られたら完封されますな(笑)。
なんでまたそんな使いづらい能力にしちゃったんだろうって思いますが、そのリスクに見合うだけの強力さはたしかにありますか。
さて、引力の万象天引で引き寄せられたナルト。
オイオイ、当然そういう事態は想定しておけよと言いたいところだけど、ナルトだからしょうがないか(笑)。
とうとう捕まり、仙術チャクラを吸収されて力尽きちゃいました。
って、あれ?
こいつ、仙術チャクラを吸収したってことは、ガマ化しちゃうんじゃねーの?(笑)
なるほど、これで1体アウトか。
ナルトは二人目の影分身を使ってラストの仙人モード発動といった展開ですな。
散々てこずらされたあげく最後はガマ化とは、なかなか笑わせてくれるヤツよ。
ONE PIECE
別エントリーにて。
銀魂
空知センセーがウィザードリィ大好きなのはよくわかった(笑)。
こまごまとしたゲームネタに、悔しくもしばしニヤニヤ笑いが止まらず(笑)。
しかし銀さんと神楽がニュートラルで、新八がグッドなのはいいとして、お登勢さんイービルって(笑)。
しかも魔法使いのくせにヒットポイントがパーティー中最高って、どんだけレベル高いんだ!
そして、前触れもなく唐突に訪れるスプラッター(爆)。
ビチャアアアアって!!
デッドコースターですかい!!
で、始まったのはミクロの決死圏……と思わせておいて、なんとドラクエ!!(爆)
今回はとことんゲームネタで押してきたか!
どうも長編になるっぽいですが、このシリーズも最後は感動系に持っていくんでしょうかね?
トリコ
そしてなんとも間が悪いことに、銀魂と体内大冒険ネタがかぶっちゃったトリコ(笑)。
いや、まぁあっちはあっちでいつも通りのゲームネタだし、まぁいいんじゃないかと。
しかし、あれだけドデカい怪物をどうやって倒すのかと思っていたら、こう来ましたか。
なかなか上手い手を用意していたなぁ〜と感心してしまいました。
“宝石の肉(ジュエルミート)”を切り出せばいいだけなのですから、リーガルマンモスを殺す必要がないってのはいいですね。
貴重な種族の存続のためにもこれはいい方法でしょう。
しかし、生きたままおなかの中を切り取られるって、それはそれでエグイとは思いますが(笑)。
各方面のその後が描かれ、最後はギド操る巨大GTロボが登場。
おそらく物凄く高価と思われる仲間のGTロボを踏み潰すって、これはとんでもない暴挙ですな。
上司にめちゃめちゃ怒られますよ〜。
かつ、なんの考えもない愚挙としか見えませんね。
潰されたほうの操縦者は近くにいるわけで、ギドは今スーツを着て熱心に操作中なわけですよね。
潰された操縦者がそろそろと近づいてきて直接ブッ殺されかねませんって(笑)。
それとも、ギド本体もこれだけの巨体なんでしょうか。
なんにしても、強烈なカマセ臭がしてきます。
黒子のバスケ
うおっ、キャプテン突然豹変した。
迂闊にもウケてしまった……って迂闊ってこたーないか(笑)。
しかし、ここへきてようやっとメンバー紹介ですか。
これもまた、10 週打ち切り回避術の一環なのだと思うと、当然の手法なんでしょう。
しかし、二重人格の4番と無口の8番はまだいいとして、5番と6番の区別がつかんぞ。
さて、試合のほうはなんだかんだで接戦に。
海常、そのでかい態度ほどたいしたことないチームだったなぁという印象なのですが、ここからまた強さを発揮するのか。
それともこのまま黒子参入で逆転されるのか。
【センターカラー】 BLEACH
さりげなくバレンタインなルキア……って、その目が怖いです(笑)。
しかし、それより注目は裏面のネルのフィギュアでしょう!!
エロスッ!!
けしからんッ!!
コラッ! そこ、下から覗くなッ!!
本編は、ヤミーさんあっけなく退場。
いったい何のために出てきたんだか分からないことになってしまいました(笑)。
先週のパワーアップしたような伏線はいったいなんだったんでしょうか。
まぁヤミーも落とされたぐらいじゃ死なないでしょうし、頑張って登って来て石田と戦ってくれることでしょう。
さて、今まで出し惜しみしていた一護の虚化。
膨大な霊圧が織姫を傷つけないよう、今までは出せなかったわけですか。
やりおるな一護。
涼しい顔をして、何もやらないことがすでに OSR 値増加のアクションだったわけです(笑)。
そして 「俺は最初からクライマックスだぜー!」 とばかりに、さっそく 「虚化+刀身斬月」 のあわせ技。
これはちょっといただけない。
ウルキオラの刀を破壊する威力はさすがですが、OSR バトル的には先に奥の手を出したことで、一護はウルキオラに次なる OSR アクションの機会を与えてしまいました。
それはウルキオラの虚閃をいともたやすく弾こうが、どうにもなりません。
一護としてはパワー差で一気に仕留めたかったのかもしれませんが、そこは歴戦の戦い巧者ウルキオラです。
一見尻尾を巻いて逃げるような行動をしておきながら、
「第4十刃以上の十刃は――“天蓋の下での解放”を禁じられている」
とオサレワードひとつで逃亡を、忠義と優位性の格調高いアピールにまで持って行ってしまいました。
呆れた OSR 戦士もいたものです。
しかもさりげなく一護の OSR 値無限ブースターである織姫とも隔離する抜かりのなさ。
ウルキオラの真骨頂ここにありといった感じですね〜。
さぁ、ここについに本気の一護とウルキオラの戦いが始まりそうです。
……って、最近のブリーチだとこのへんで場面転換がきてしまいそうなんだよなぁ〜(笑)。
つか、そろそろヴァイザードを出してッ!!
バクマン。
毎週毎週がジェットコースタームービーのような展開の早さ、濃密さ、爽快さのバクマンですが、今週もまたまた怒涛の展開。
まずは福田さんによるジャンプ改造計画が実にスリリングで面白い。
掲載順番の固定化による人気の格差にはじまり、ローテーションの提案、アンケート批判までやらかしてくれました。
ジャンプ批判でよく言われることばかりですが、まさかジャンプ自身がこういうことをいうマンガを載せることになるとは。
なんかもう、読んでて無性に興奮してしまいますよ。
それに対する編集・雄二郎は、ダメ人間丸出しの皮をかぶってはいますが、言っていることはかなり会議を重ね、検討に検討を重ねられた言葉だなということが伝わってきます。
雄二郎自身は編集長の言葉の受け売りかもしれませんが、編集部では福田さんが言うようなことはとっくに検討されていたのでしょう。
そして、それはバクマン世界だけじゃなく、リアル編集部でもとっくに重要議題であるからこそ、こうやって私達が読める形になってきているんですね。
なんかこう、これは編集部からの挑戦状なんじゃないかというスリリングな感触がありましたよ。
こういう問題があるんだけど、君らだったらどうするさっていう挑戦状なんじゃないでしょうか。
雄二郎が帰った後も、ジャンプをどうするかで盛り上がる一同。
3人のムフン顔がおもしれー(笑)。
エッチは少年のロマンだは激しく同意。
ジャンプはそういうマンガを最低でも2本は載せてないと!(笑)
今は ToLoveる だけですが、やっぱり対抗馬を用意して競わせないと!
アイドルグラビアはなくていいと思いますが、表紙ローテーションは大賛成。
サイレンやぬら孫の表紙だって見たいし、当然巻頭カラーだってローテーションでいいはずです。
人気のないマンガが表紙だと雑誌の売り上げが下がるっていう話もありますが、表紙で買うか買わないかを考える人なんてそうそういないと思うんですよね。
それよりマイナーなマンガにもチャンスを与えて、盛り上げて欲しいと思います。
どんな人気マンガだってテンションの低いときだってあるものです。
そんなテンションのときに巻頭カラーをやっているのを見るくらいなら、後ろのほうのマンガでやたらと盛り上がってるのを巻頭カラーで読みたいって思いますもんね〜。
しかし、こういう話が福田さんの口を借りて出てくるってことは、もしかしたらジャンプはそういうことをしようかどうか、今悩んでいるところなのかもしれませんね。
なんでしょうねこの高揚感は。
ジャンプに載ってるマンガが、今までいろんな人が言ってきたジャンプ批判をジャンプ自身がで言っているんですよ。
なんなんだこの逆転現象はって思います。
逆転現象に見えるような、巧妙なトリックがしかけられているんだとは思いますが、その正体はいったいなんなんでしょうか。
漫画的展開としても面白い上に、リアルとしても面白い。
なんとまぁ巧妙な戦いをしかけてきたものだとあっけにとられる思いです。
そして、エイジのノートによってついに 「何か」 を掴んだサイコー。
それは小さな頃の、マンガと自分の最初の蜜月。
漫画家になるためではなく、ましてやお金のためや女のため(笑)でもなく、とにかく好きで楽しくて時間を忘れてマンガを描いていた頃のノート。
そこにこそ、本当に描きたいものが眠っていたということですね。
そうなんですよね。
最初からこのサイコーたちにはマンガそのものに対する情熱というか、愛が足りないとは思っていました。
マンガを描きたいから漫画家を目指すのではなく、女の子と結婚したいとか、天下を取りたいから漫画家を目指し始めたサイシューコンビですものね。
ようやっと子供の頃の純真な 「マンガ愛」 を思い出し、サイコーは大きなものを掴んだようです。
でも、シュージンのほうはどうなんでしょうね。
彼も小さな頃から創作ノートみたいなものを作って来たのでしょうか。
思い立ったが吉日と、さっそくアシスタントを辞める宣言のサイコー。
おーい早すぎだろ!!(爆)
せめて夏休み中くらい手伝えってーのとは思いますが、若さは止まらない。
あまりにも無責任な行動に見えてきて、雄二郎さんに 「あいつはもう使わない」 なんて言われちゃいそうですが、そこは周りがちゃんとフォローしてくれたおかげでマルくおさまりましたね。
中井さんが最後、爽やかキラーンと漫画家を目指す宣言をしちゃってたのがカッコイイ。
そうか、ついに吹っ切れて覚悟が決まったかと。
口に出して自分を追い詰めたら、こういう人こそ本当に止まらないかもしれませんね。
いいなぁ、こういう地味な凡人タイプな苦労人こそ、報われて欲しいって思います。
そうそう中井さん、フラウ・ボウを最終的に射止めたのは、アムロではなくハヤトなんですぜ。
がんばれ中井さん(笑)。
ところで、話はおもいっきり最初のページに戻りますが、新妻エイジ登場回のセリフ、
「僕が嫌いなマンガをひとつ終わらせる権限をください」
をもう一回ここで持ってきたのがものすごくひっかかります。
これは本当に新妻エイジ、見せかけばかりの天然天才じゃないかもしれませんね。
ぼっけさん
ヒノ、教室でお面をつけて居眠り。
その寝姿さえ女の子達には大人気のようで。
ヒノ、モテモテですなぁ〜。
こりゃたしかに男子諸君には嫌われることでしょう(笑)。
しかし、そんなイジメにもまったくへこたれることもなくなってるようで。
訓練によって、菩怪としてやっていけるかもという自信と、なにより同じ境遇の友達ができたんだってことが大きな支えとなっているんですね。
このあたり、これまで丁寧に心情描写を重ねてきただけありますね。
しかし、そこに襲い来る新手の菩怪。
煙の菩怪ではメケの能力もヒノの爪も意味がない。
攻撃したらしたで増殖するし、さらにその煙は猛毒というタチの悪さ。
これじゃエンヤ婆みたいに吸い込んで窒息させるなんてこともできません(笑)。
どうなることかと見ていたら、ここでヒノの鋭い聴覚が来ましたか。
たしかにこれまで何度も耳が鋭い描写はありましたもんね。
火の燃える音を察知しただけではなく、そのだいたいの位置すら分かってしまうようです。
そして、ここ数日の特訓 B.I.G.(菩怪育成ゲームww)の成果が発揮され、砂入りのおもりを見事ストライク。
砂には消炎の効果がある、なんていうトリビアまで飛び出して、見事敵を撃退しちゃいました。
いやいや、なかなかにテクニカルな発想の勝利。
最近のジャンプにはあまりない、機転を効かせたバトルですよね。
私こういうの大好きです。
しかし、これで勝てたわけではないようです。
ガス栓が開いちゃってますが、まさか学校炎上!?
オイオイいきなりド派手ですな!
といったところで前半は終了です。
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ちょっとした思い付き。
長期連載を考えながらも10週打ち切りになるのであれば、
いっそ3〜6週ほどの集中読みきりをやってみて、アンケートを待ってから(1ヶ月も待てばいいはず)後日本格連載・・・と言うのはいかがでしょう。
コロコロコミックの田中太郎や、サンデーの絶チルはこのパターンだったはずです。
そして、スロースタータータイプにはまた別の何かを用意しないといけないのでしょう。
打ち切られない程度に人気を取っておけばいいという雄二郎さんの意見ももっともですが、今のジャンプだと本当に至難の技ですよね。
長期連載陣の寿命が軒並み長寿化していますから、新人同士の競争が厳しくなりすぎているというのもあるでしょう。
なんとか考えないといけないテーマだと思いますね。