2009年02月05日

読書感想 予知夢

 東野圭吾の探偵ガリレオシリーズ第2弾 『予知夢』。
 今回も高純度の謎が5本、取り揃えられております。

過去感想⇒探偵ガリレオ




 どう考えてもオカルト現象としか思えない事件にぶちあたった刑事・草薙俊平が、友人である天才物理学者・湯川学、人呼んで“ガリレオ先生”に相談するシリーズ第2集。
 今回も、予知夢や幽霊、ポルターガイストなどなど、とびっきりの事件が待ち構えておりました。
 ズバリズバリと事件を切ってゆく手際の鮮やかさ、入り組んだ謎がカッチリと科学的に解明されてゆく知的刺激はあいかわらず。
 最初はまったく意味不明な湯川の言動・捜査も、最後に解説されてみるとまさにそれしかないと思わせる、まるで綺麗な実験工程を見せられているような按配です。

 しかし第2巻ともなると、色々と変化球も混ざってきて、事件解決以外の部分にも面白い仕掛けが用意されているというのがさすが。
 刑事・草薙俊平に、ちょっとしたロマンスを匂わせたエピソードは、最後の湯川のセリフが爽やかでいいですね〜。
 さらりと言っている力の抜け加減がかっこいいです。
 草薙さん、うまくいくといいですね〜(笑)。

 また、ここにきてこれまでのパターンを大きく崩すオチをつけた一本も秀逸。
 トリッキーなオチは毎度やられると作品性が壊れますが、いくつもエピソードを積み重ねてきた上でやられると効果覿面。
 こいつはやられました。

 探偵ガリレオシリーズ、人気が出るのはわかるセンスの良さをしています。



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