やっぱり小畑先生の表紙は、パッと見ただけでインパクトが違いますね。
今ひとつ調子が上向かないサイシューコンビが、こんな感じで絶好調に作品を生み始めるのはいつの事なんでしょうか。
また、最近別離説まで出ているこのコンビですが、こういう表紙を見ると、それはないなと安心できますね。
前半の感想は、
・アイシル
・ワンピ
・ナルト
・トリコ
・ブリーチ
・サイレン
・バクマン
の7本でお送りいたします。
【巻頭カラー】 アイシールド21
表紙はバクマンなのに巻頭カラーはアイシル。
こういうのってたま〜にありますけど、今回は村田先生がヘタッピマンガのおかげで多忙なせいでしょうか?
見開きカラーで美麗な全員集合図。
いかにも日本代表優勝!なトロフィーゲットの図ですが、しかしこのトロフィー、銀色じゃないですか!
ぬぬぬぬぬ!?
ミリタリアのあまりにあまりなヘタレっぷりに大笑い。
ここまでダメな国だったのか。
「…今の守備はね ちょっと油断しただけ
ていうかまだ僕ら本気出してないだけ」
って、お前はどこかの引きこもりか!(笑)
40 ヤード走4秒6にしてベンチプレス 120kg と自慢して、それをあっさり進に破られる恥ずかしさ。
そのスペックじゃ、下手をすると大田原にも負けますよ(笑)。
さらに、トドメとばかりに阿含&峨王の凶獣コンビに轟沈。
いや〜全日本フルメンバーへの、気持ちのいいくらいのカマセっぷりでした。
ミリタリアなんてオリジナル国が出てきたものだから、どれだけ活躍してくれるのかと思ってたのですが、要するに阿含を怒らせて、あとはカッコ悪すぎるカマセになるという、実に損な役回りだったわけですね。
そりゃあ実在の国は使えませんわな。
前回のロシアも相当のカマセっぷりではありましたが、二軍チーム相手とはいえ不思議とここまでのカマセ臭ではなかったんですよね。
セナ、モノローグでさらにミリタリアに追い打ち。
ゾワゾワしないって、それはつまり相手として物足りないって事ですか。
いや〜容赦ないねぇセナ。
そして、展開が早い速い!
光速の展開で、準決勝ドイツ戦すら終了!
精密機械のような冷たい頭脳を持つシュルツを、セナの熱血が溶かした! というようなエピソードでしたが、あまりにも早い展開で驚きました。
トントン拍子で、あっという間に次は決勝、アメリカ戦。
……というか、アメリカ以外が勝ち残ってきたら爆笑ものなんですが……いや、それはさすがにあるまいて。
ONE PIECE
別エントリーにて。
NARUTO-ナルト-
仙術をものにしたことで、ついに炸裂の日の目をみることになった螺旋手裏剣。
突然巨大化してペイン1体を粉砕。
たしかにこりゃ〜必殺の技だわ……と納得なのですが、せっかくの新必殺も3人に逃げられていることから、命中率(あるいは巻き込み能力やスピード)は低いのか?と思っちゃいますね。
威力はバカ高いけど、消費もリスクも高い技のようです。
ま、そういうのが主役の必殺技っぽいですよね。
ゴンのジャジャン拳や、悟空の元気玉だってそうでした。
今回はまた、カエルとの連係プレーが面白い。
煙幕をつかってペイン一体を口の中に取り込んで隔離し、その中でナルトが処理、という流れはとても美しかったですね〜。
ナルトらしからぬ協調性を感じました(笑)。
やればできるじゃんと。
そうですよ、常日頃からそういうのを、里のみんなとやりなさいって!
足手まといだってばよ! じゃないでしょ!
里の上忍中忍を何だと思ってるんだか(笑)。
それともあれか、人間とじゃコミュニケーションできないけど、カエルとだったらオッケーなんでしょうか。
カエルと綺麗な連係をしているナルトを見ていると、「我慢しろ」 と言われているシカマルが可哀想でしかたないですよ。
もしかしてこれ、岸本先生わざとやってるのかな〜。
それとも天然?
螺旋手裏剣の破壊能力は、周りの人間にも被害を及ぼしてしまう危険があるから、里のみんなは遠ざけなければいけなかったのかな〜。
だとしたらナルト、実はカエルたちを使い捨てにするつもり!?(笑)
恐ろしい子!
さ〜て来週の NARUTO は、「ナルト、仙術切れる」「影分身で仙術だってばよ」 の二本です。
んがっくっく。
あ、今はジャンケンポーンか(笑)。
トリコ
リーガル・マンモスでけーーッ!!
何食ったらこんなにでかくなるんだ!
ここまででかいと、それだけで天災的脅威ですね。
ただ踏みつけられただけで、メカ型GTロボ、粉砕。
それまでの猛威の限りが児戯のごとし! です。
こんなでかいの、どうやって捕まえろっつーのよって呆れてしまいます。
トリコの5連パンチが10連だろうがダメでしょうし、さすがのサニーの触覚も、強度限界を超えてしまいそう。
かといってリンのスーパー・リラクゼーションも、ここまでのでかさでは効果なさそうだし。
どうやって捕らえようというのか、お手並み拝見ですね。
そして、ロックドラムの逆襲によって、サニーと小松はマッシュルームウッドに飛ばされてしまう。
なんというか、キノコの山は食べ盛り♪
まぁ一つ間違うと腐海なんだけども(笑)。
トリコたちとはぐれて、いつ凶悪な獣に襲われるかもわからないし、あのGTロボだっているかもしれないってのに、最高の食材を前に食べることに没頭してしまう小松が素敵。
どこかやっぱり死を当然のものとして受け入れちゃってるんでしょうね。
一度 「死んでる」 というのが大きいのかも。
サニーはそんな小松の卓越した腕前を見て、「美しい」 と言い出す。
キモいキモいといいながら、実際キモいのはサニーのほうだったと(笑)。
「あ ゴメ 今ちょっとほっぺ舐めちった」
「早く食べよーぜ松茸」
「してねーよ 何かしてほしーの?」
と、さらにキモさMAXダメ押しのサニー。
コエエ〜。
まさにサニーゾーンでは無敵の男だ(笑)。
BLEACH
月牙を刀身にまとわせて、斬撃力を上げた一護。
おー、工夫しましたね〜。
しかし、その工夫もウルキオラには通用せず。
「お前は仮面を出した月牙でさえ俺を倒せなかった
仮面を出さない月牙など
どう使おうが無駄な事だ」
ぬぬ、つまり、仮面を出して月牙刀身やれば勝てるってことか!?
なるほどそうかもしれん。
ないすウルキオラ助言(笑)。
そして、ロリメノコンビの織姫リンチが開始。
いや〜、女の子が女の子をいたぶると、容赦がないですね〜。
目玉を抉るとかエグいエグい。
当然救いにいきたい一護ですが、ウルキオラがこれをさせじと立ちはだかる。
何考えてるんだこのウルキー。
織姫がひん剥かれるのを期待しているのか?(笑)
ところがどっこい、そんな修羅場に登場したのは――意外! それはヤミー!
なんでーッ!?
何しに来たんだこいつ!
なんかもうすっかりこいつの記憶が頭から抜けていたんですが、こいつの登場が何を意味するのかさっぱりわかりません。
いったいどうなってしまうんでしょう。
なにやら来週がとっても楽しみです。
【センターカラー】 PSYREN−サイレン−
祝!連載一周年突破記念センターカラー!
どんどんぱふぱふ〜〜♪
表紙&巻頭カラーこそもらえませんでしたが、でもまぁ最近の順位を考えれば、こんなに前のほうに載ったのもご祝儀の御褒美ってところでしょう。
いや〜嬉しいめでたい!
センターカラーでアゲハとエルモアチルドレン。
マリーがいつもとまったく違った表情を見せててこれはこれで(笑)。
フレデリカの帽子が……この子のファッションセンスは、将来が心配だ(笑)。
そして、ジャンプでは恒例のキャラクター人気投票が開催〜〜♪
うーん誰に投票しよう〜。
とりあえず雨宮は確定で、ヒリューくんも送りたいしカブトも好きだ。
あ、もちろんアゲハもね(笑)。
景品が赤いテレカってのがいいですね。
テレカなんて使わないけど、これは欲しい。
絶妙なマニアックさが自慢できそうです(笑)。
さて本編。
ついに本性を現した犬居三郎こと、天戯弥勒(アマギミロク)。
これまたネーミングセンスが厨二っぽいですけど、逆にこの厨二っぽさが怖い。
こいつ、いったい何考えてやがんだって恐怖感が出てきます。
一瞬気おされたカイルですが、踏みとどまって攻撃に。
おそらく重石で押さえ込むようなPSIを使ったのでしょうけど……。
生命の樹“峻厳”(セフィロト・ゲブラー)炸裂!!
ぐあーー!! カイル無残!!
子供相手にここまでやるかーッ!!
これでもう、あの宣戦の儀のアイツと、こいつが同一人物であることは確定と見てよさそうですね。
かけつけたアゲハ、天戯弥勒と対峙。
「だったら何だ?
ワイズが何をするか君は知ってるとでも言うのか?」
とスゴんでみせる天戯が怖すぎる。
そしてまた、かなり重要な情報が天戯の口からもたらされました。
「オマエ…ワイズのリーダーなんだろ…」
「……犬居のヤツ おしゃべりだな…
そうだよ 僕の考えた組織さ」
ワイズは、天戯が考え、作り出した組織だったのです。
ってことは、グラナ=三郎説はハズレですね。
ワイズ発足者である天戯がその後、星将クラスになるとも思えません。
元老院どころか、頂点に君臨しているはずです。
また、「考えた組織」 と言っているところからすると、以前から私が言っているように、ワイズは 「神(宇宙人か異次元人?)」 が人間を使ってつくらせた組織ではないようです。
発案者はあくまで人間の天戯であり、神との通信に成功し、うんぬんと言っていたのは、ウソっぱちか、あるいは何らかの誇張的比喩であるのかもしれません。
なんにしろここからは、ワイズの正体や目的をさぐり、その陰謀を阻止するために、天戯弥勒の正体を暴くことが目的となっていきそうです。
あ、それと、天戯の厨二病で納得。
五星将とか、あのファッションセンスとか、どこか厨二病っぽかったのは天戯のセンスだったんですね(笑)。
山荘をド派手に爆破し、堂々と出てくる天戯。
その姿を見たシャオが彼の背後に見たものは……これは 「死」? 「怨念」? 「地獄」?
途方もない負の魂を持っているようです。
いや〜とんでもない敵が出てきちゃいましたね〜。
こいつは面白い。
今まで敵といえばちょっと単細胞そうなドルキさんだけで、ついこの間ドドッと五星将が追加されたと思ったら、ついに大ボスの登場です。
それもまた、なんとまぁ威圧感の強いボスでしょう。
次のサイレンのゲームはまた、かなり様相が違ってきそうです。
次々と予想外の方向に物語を転がせるサイレン。
やっぱり面白いなぁ〜。
バクマン。
まさに、才気煥発!
若き才能たちが集まって、ほとばしる様に明日に燃え上がる。
いや〜こういうのって無性に熱くなります。
最初はただのイヤなヤツかと思えた福田も、実はツンデレ的に新妻エイジのペースに飲み込まれちゃっているし。
サイコーはエイジから何かを盗むという考えを忘れるくらいに、すっかりのめりこんでしまっている。
まるで漫画黎明期を作り上げたトキワ荘の若者達のような、覇気や野心、血気、希望、夢で溢れんばかりの彼らの姿は、眩しいばかりに輝いてます。
そりゃアシ専門でやってるうちに30過ぎてしまいましたと言わんばかりの中井さんにはショックでしょうとも。
これを機に、この人は漫画から足を洗っちゃうかもしれませんね。
中井さんは、自覚はしてないかもしれませんが、言葉の端に自分はもうダメだっていう諦めが出てしまっているんですよ。
「大体中井さんはもう連載なんて考えてない そうですよね?」
という福田の失礼な挑発に、
「……いやまだ…」
なんて答えているようではダメでしょう。
「まだ」 ってことは、いつかは諦めると言っているようなものです。
いや、でも意外とこの中井さんがこれで発奮して、自分でも気づかなかった才能を発揮し始める、なんて展開も面白いですね。
マンガの面白さに年齢なんて関係ないですよ。
また、口が悪いし性格も悪い福田も、意外なコミカルさがちょこちょこ覗いて面白い。
自分が一番ナマイキなくせに、他人がナマイキだとすぐ反応したり、年上の中井に対して敬意を払わないわりには、サイコーのことを 「偉そうだ」 とか、「最近の若い奴は」 などと年功序列的価値観を見せたり。
この支離滅裂ないきあたりばったりさが妙に面白く見えてきます。
さらに、サイコーが新妻エイジの漫画を褒めちぎっていると、辛抱たまらずダメ出し開始!(笑)
基本的にかなり単純な人なのかもしれないですね。
中井にしても福田にしても、あ〜いるいる!と思わされるリアリティがありますね。
それでいてドギツくならないように、コミカルに、ソフトにまとめているのがさすがです。
小畑&大場のちょっとドライでひょうひょうとした筆致がいいんですね。
さてしかし、サイコーのアシスタントパートが唐突な盛り上がりを見せたのは面白いのですが、シュージンサイドがそうなるとしょんぼりして見えますね。
サイコーがこの夏で、何か大きなものを得て帰ってくるのは確実となりました。
それに対してシュージンも、絶対にトンネルから抜け出さないといけないですよね。
頑張って欲しいものです。
それと、見吉ですが、この子は敏感ですね〜。
「あ あたし 邪魔になってない?」
う、うーん。
もしかしなくっても邪魔になってると思うぞ?(笑)
シュージンと付き合ってることはいいとして、ケータイ小説をシュージンが手伝うとか、マンガに口出しするってのは、さすがにねぇ〜。
しかしここのシュージン、これに 「なわけねーだろ」 と即答。
素晴らしい。
こいつには天性の嘘つきの才能がありますな!
ちょっとでも間が入れば見吉もバカじゃないから見抜きます。
一瞬の逡巡も入れずに否定している手だれっぷりが素晴らしい。
シュージン、ただものではありませんな。
やはり原作者たるもの、嘘つきの天才でなくてはなりませんもんね(笑)。
と、いったところで前半戦終了〜。
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1番面白かったです。
エイジのとこへアシスタンに行った事と
福田くんの登場で一気に面白くなりましたよね。今週のジャンプで1番おもしろかった
です。
3人が意見を出す事によって「CROU」が
どう面白くなっていくのか、楽しみです。
各所でも囁かれてた離別説もあるので
不安もありますがね。シュージンがこのまま
フェードアウトしそうで怖い怖い。
もっと怖いのは、エイジの所で学んだおかげで「自分で話を作ることの楽しさ」を
サイコーが知るということですかね。
それによって「自分で全て描く」とか
いいださないよね(汗)
サイコーがそれを知るのはいいことだとは
思いますけどね。
自分ならこういう話を作りたいっていう欲求はないんでしょうか。
それとも、シュージンには敵わないって思ってるんでしょうかね。
そのへんが今まであまりはっきりとは描かれてないので、こういう展開が来ると不安になってしまいますよね〜。
しかしバクマン面白いですね〜。
毎週毎週先がまったく読めないこの感覚は、デスノの時と同じ幸せ感覚ですよ。