2008年12月22日

週刊少年ジャンプ04・05合併号感想 前編

 今年最後のジャンプとなりました、04・05合併号。
 表紙は主役陣総出演でクリスマス・イルミネーションを楽しむの図。
 前から思ってましたが、なんでこういうときはツナじゃなくってリボーンなんだろうなぁと(笑)。
 公式には主役はツナじゃなくってリボーンなんですかね。
 リボーンはタイトルであっても、作品的にすでに主役じゃないと思うんですよね。
 ドラえもんにおける主役はのび太だし、ドクタースランプにおける主役はアラレですしね。
 あと、シュージンは主役じゃないんですね(笑)。




 前半の感想は、

・ワンピ
・ナルト
・バクマン
・ブリーチ
・スケダン
・アイシル
・ぼっけさん

 の7本でお送りいたします。



【巻頭カラー】 ONE PIECE

 別エントリーにて。



NARUTO-ナルト-

 期せずして先週 「核兵器うんぬん」 なんて感想を書きましたが、今週はまさに核兵器なみの大破壊!
 これは壮大!豪快!
 鳥瞰で美しい町並みの全景を見せ、つづいてそれを惜しげもなくブッ壊してみせる。
 スペクタクルな大クラッシュ。
 このスケール感はすばらしい。
 こういうのは手放しで興奮しちゃいます。

 木ノ葉の里、完全崩壊。
 総面積の80%くらいが吹き飛び、残りも瓦礫の山状態。
 こりゃ総人口の90%は確実に死にましたね。
 ここまでの大殺戮は今時のジャンプで珍しい。
 それをいともた易くやってのけてしまった NARUTO はやっぱり凄い漫画だったんだなぁと。

 また、今までの色々なドラマの舞台だった木ノ葉の里が、こんな粉々にされてしまったってのは、読者的にちょっとショッキングではありますね。
 あの歴代火影の肖像がならぶ崖も、跡形もなし。
 あそこにナルトの顔が並ぶ日というのが、このマンガの最終目的地だと思っていたのですが、崖そのものがなくなっちゃいました。
 いや〜すっごい思い切ったことをしたなァ。
 たしかにナルトの行き先が分かったならば、余計なことをされる前に全滅させちゃえってのは正しい判断ですね。
 ペインがナルトの行き先を知ったってことを知ってる木ノ葉の人間を消してしまえば、ナルトは危険を察知できず、そのまま妙木山に隠れていてくれる可能性が高いわけですから。
 豪快すぎるようでいて意外とちゃんとした作戦ですよ。

 しかし、そのナルトがこれにて登場でしょうか。
 他にも 「かなりの強者共を口寄せできる」 と言っていましたから、まずは他のメンバーが登場って展開かもしれませんね。

 ところで、サクラの叫びは 「悟空ー!はやく来てくれー!」 以来の伝統ではありますが、なかなかに悲痛でよかったですよ。
 主役はやっぱりこういう扱いじゃないとね。



バクマン。

 王道のファンタジーバトルマンガの鉄則。

・読者が自然に入り込める世界観である。
・なぜ戦ってるのかはっきりしていてその戦う理由に共感できる。
・バトルは迫力があってカッコ良いのはもちろんだが、何が起きているのか解かりやすい。
・できれば可愛いヒロインがいるといい。
・敵キャラが主人公と同等か、それ以上に魅力的である。
・少しの笑いがあって感動できる。泣けるシーンがあるものは強い。


 いちいち納得。
 というより今やジャンプの常識でしょう。
 むしろこれを知らずにサイコーたちは描いていたのかとちょっとビックリ。

 そして思ったのですが、このバクマンはやっぱり王道なんだなぁと。
 ことごとくこの条件をクリアーしている、正統的なバトルマンガなんですよね。
 マンガ家っていう、読者が自然に入り込める世界観。
 女の子と結婚するためという、実に下半身で共感しやすい戦う理由(笑)。
 バトルは実際に殴りあうわけではないものの、このマンガにおけるバトルであるところのアンケート結果に一喜一憂するサイコー&シュージンの表情の派手さ。
 ヒロインは言わずもがな。
 そして最近猛烈に露出してきた新妻エイジの超がつくカリスマ性。
 細かい笑いにイタい笑いは事欠かず、コロコロ変わる表情ひとつひとつがまた笑えて、なおかつキーポイントで泣ける話が差し挟まれる。
 これだけ独特の世界で独特な作風、展開を見せる、「他にない」という印象が強いバクマンですが、それでも少年ジャンプの王道路線まっしぐらなんだなぁと。
 今回あらためて感心いたしました。

 サイコー、実質上の挑戦状を叩きつけました。

「そんな簡単に1番になれるほど
 この世界甘くないと僕は思ってます」


 不敵ですね〜サイコー。
 かたや連載が決まった超有望天才新人に、まだ1回赤マルに掲載されたばかりの新人が、これだけのことを言いますか。
 こういう敵意むきだしの挑戦者スピリッツは、見ていてすがすがしいですね。
 サイコーに迷いはないんですよね。
 「できたらいいな」 じゃなくって、「絶対にやる!」 なんですよね。
 そこがかっこいい。
 実際いたら 「ナニ生意気言ってるんだ! コイツはまた思い上がりもはなはだしいな!」 ってなっちゃいますけどね(笑)。

 それを見たエイジも、サイコーをライバル認定。
 これはいいな。この展開はかっこええ。
 目の力に、「ものすごく活躍するマンガの主人公」 を感じたってのがまたエイジらしくていいじゃないですか。

 一方亜豆サイドは、ついに声優デビューが決定ですが、早くも不穏な雰囲気が……。
 ワタリさんそっくりなスケベジジーの餌食とされてしまうのでしょうか。
 あやうし亜豆さん。
 しかし、『聖ビジュアル女学院高等部』 ってまたひどいタイトルだなぁ(笑)。

 シュージンよく言った。

「正直そういうの聞き飽きた」

 たしかにサイコーはナルシストだよね。
 そしてこういうノロケは聞いててとてもメンドクサイのだ(笑)。



【センターカラー】 BLEACH

 エスパーダの順列がようやっと発表。
 まずはハリベルがドッキリ乳解放!?かと思わせておいて仮面残骸を公開。
 日番谷くん、「ナニこいつはいきなり脱ぎ始めるんだ! 巨乳女ってのはこれだから!!」 とか早とちりしして、絶対赤面して目をそらそうとして、結果にな〜んだってホッとしつつも微妙なガッカリ感ただよう複雑な心境だったことでしょう(笑)。
 そのジェットコースターな動揺のせいでしょうか。
 日番谷くん、先に卍解を見せるという愚策をやらかしてしまいました。
 これは決定的に分が悪い。

 一方、常にやる気のないスタークが1番(プリメーラ)であることを明かしました。
 けどまぁこれはマンガ的に定石。
 そんなに驚くことじゃないですね。
 むしろこのせいで No.1 のふりをしていてそうじゃなかったバラガンさんの OSR 値が大変なことになるんじゃないかと(笑)。

 そしてその頃、一護のほうの戦いは……?
 さぁ次号からはどこへカメラが向けられるんでしょうね。
 私的には、一護以外の虚界潜入組が気になるんですが。
 最近すっかりご無沙汰ですよね〜。



SKET DANCE

 掲載位置の高さにびっくり。
 たしかに、最近のスケダンのクオリティは凄いですからね。
 それで人気が上がってきたんだとしたら嬉しい限りです。

 先週ラスト、真犯人が安田沙織だと分かったわけですが、今週はその動機判明&解決回。
 横恋慕という予想は当たっていましたが、なるほど、ラブレターを握りつぶされたというのはかなり強い動機になりますね。
 あ〜怖い怖い。
 女の子は怖いなぁ〜(笑)。

 しかしボッスンがまたいい事を言った。

「告白の時期を見計らってた!?
 違う!
 アンタは昔の恨みをずっと抱えて止まったままなんだ
 アンタだろ!
 ガラスをブチ破んなきゃなんねえのは!!」


 誰がうまいことを言えと!(笑)
 でもこうやって、いつでも誰にでも、本気でその人のためを考えてズバリと言えるボッスンは、まっことカッコイイですよね。
 将来先生にでもなるといいと思うなぁ。
 いい先生になること請け合いです。

 最後はスケット団が罪をかぶって丸く収まるという、またまたカッコイイ落ち。

「いや めんどくせっ」

 の顔がなんとなく安形会長に見えた。
 ちょっと通じるものが出てきたんじゃなかろうか(笑)。

 しかし、今回 「ガラス男」 の言葉に踊らされちゃったのは、ボッスンもまだまだでしたね〜。
 そういう先入観に負けたのが、あの 『ピクシーガーデン戦』 でした。
 ボッスンはそういう心理戦というか、盲点に弱いんですね。
 ボッスン得意の集中力に、盲点をカバーする自由な発想力が加わってくれれば、安形にも勝てると思うんですが。
 作劇上、今回の展開は必要なこととはいえ、あらためてボッスンの弱点がはっきりしたような気がしました。
 これからのボッスンの成長に期待したいところです。



アイシールド21

 チューボーの秘めたる実力は、頭、肩、腕の3点で同時にブロックする、「Δ(デルタ)ダイナマイト」
 3点で同時ブロックで攻撃力3倍とか、どこのキン肉マンかあしたのジョーだってなノリですが、こういうハッタリは大好物です(笑)。
 実際のアメフトではどうなんでしょうね。
 体重差がこれだけある選手が3点ブロックひとつで相手を押し返せるものなんでしょうか。
 しかし、パワーをテクニックで押し返す、いろんな手法があるもんなんですね。

 日本二軍チーム、ロシアを圧倒。
 阿含たんの陰謀崩れ去る。
 これは展開が早くて気持ちいい。
 ロシアはまた、気持ちいいくらいチューボーのカマセになってくれましたね(笑)。
 そして峨王、チューボーに敵意むき出し(笑)。
 チューボー危ない! 逃げるんだ!!

 一方、スタジアムを間違えたセナは次の対戦相手の試合を偵察しちゃうことに。
 歯がキラーンなハッキネンは、歯がボロボロに。
 あらら〜。こちらも爽快なカマセ犬になりました。
 その相手は、恐怖の軍人チーム!

「柔ァアアい!
 聞こえるか蛆虫 人間の言葉が分かるか蛆虫!
 アメフトは戦争だ! フィールドは戦場だ!
 その汚ねぇ歯の口を開いて大きな声で言え!
 『私は殺し合いの覚悟もせずにフィールドに立った蛆虫であります!』
 さあ言え!」


 うわお! フルメタルジャケットだ! ハートマン軍曹だ!!(爆)
 やばいぞすげー! この国はヤバイぞ!(笑)
 ヒル魔が銃向けたらこいつら本物の銃持ってくるぞ!(笑)
 ランニングは絶対歌いながらに決まってますよ!

「PT! PT!」
「PT! PT!」


Full Metal Jacket Song

 
「よく女子供を撃てるな」
「簡単さ。あいつらは動きがノロいからな」
「・・・・・・」
「ここは地獄さ」


 フルメタルジャケット
 インパクトの強い戦争映画が見たかったら、是非ご覧アレ。

 さらに偵察部隊はパーンズ。
 これはプラトーンのバーンズ軍曹でしょうか(笑)。
 まいったなぁ、突然次の対戦相手が魅力的に見えてきちゃいました。

 しかし、阿含たんの作戦がうまいことミリタリアへの戦力隠ぺい工作になっちゃいましたね。
 阿含たんグッジョブ。
 でも、これで阿含たんが大人しくなるとも思えませんよね。
 また次も大変なことをしでかしてくれるんじゃないでしょうか。

 そして峨王、重量挙げ金メダリストを一撃粉砕。
 化け物か(笑)。
 どこまでいくんだコイツは(笑)。



【センターカラー】 ぼっけさん

 センターカラーで、屋根の上でミカンを食べるヒノとサユ。
 いいなぁこういう奥行きのある絵って。
 またこの柔らかい陰影と色使いがとても好きです。

 今回の事件をきっかけに、松露葉町に古くからあったらしき北区、南区の対立があらためて浮き彫りとなる。
 これはなにやら穏やかじゃないですね。
 もしかしてこれも 「菩怪」 が原因となってるんでしょうか。
 それを調査しようとするテレビクルーが、なんと前回の菩怪 「ナンバとリング」 によって攻撃を受ける。
 ナンバってば古い妖怪っぽいのに時限爆弾とか発想が実に新しい。
 ナウなセンスしてます(笑)。

 その頃ヒノとサユは、ようやっと警察の取調べから解放されて図書館へ。
 普段は強気のサユも、ヒノとふたりだとこういう素直に泣いたりする顔を見せるんですね。
 なかなかいいヒロインじゃないですか。
 そのサユをみて、

(――そうだ 僕サイテーだ
 自分の事ばっかり――)


 と反省したり、なかなかこちらも素直でいい子じゃないですか。
 かわいいなぁこの2人は。

 そして、唐突に新キャラ登場。
 敵か味方か氷の菩怪、瞳が放射能マークの 『氷髯(ひょうぜん)』
 ロックをバカにされたとキレて攻撃してきましたが、サユのピンチにまたもヒノの菩怪が発動しました。
 前回もそうでしたが、半端な菩怪化でなんでこんなに破壊力があるんだと、ヒノの秘めたるスペックの高さを敵の口を借りてアピール。
 完全に菩怪化をマスターしたらいったいどんなことになっちゃうんだろうという期待をあおってくれます。

 また、暴走したヒノを止められるのはサユだけということが判明。
 この2人は、ヒノの菩怪化のきっかけをサユが作り、ヒノの暴走を止めるにはサユがいなければいけないっていう、二人で一人の関係なんですね。

 ラスト、早くもヒノの正体判明?
 『眠狐神』 と書いて 『ネコガミ』 って。
 キツネなのかネコなのかどっちかにせいと(笑)。



 といったところで前半はおしまい。
 続きはまた明日。



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ラベル:ジャンプ 感想 JUMP WJ
posted by BOSS at 23:00| Comment(4) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
3点同時に敵のラインに当てろ、というのは、アメフトのちゃんとした技術です。
もちろん、攻撃力3倍!になるかどうかはアレですが(笑)
Posted by 通りすがり at 2008年12月23日 05:55
>アメフトのちゃんとした技術です。

 おお、やっぱりそうでしたか。
 アメフトっていろいろテクがあるものなんですね〜。

>もちろん、攻撃力3倍!になるかどうかはアレですが(笑)

 いやもう3倍とかは熱い伏線ですって!
 さらに、走行速度を2倍! ステップ回数を2倍に!
 これで峨王!
 キサマの1000万パワーを上回る、1200万パワーだーッ!!
 な、なにーッ! チューボーが光の矢と化したーッ!!
 こうなるに決まってますねッッ。
Posted by BOSS at 2008年12月23日 21:49
こんばんは、スケットダンス
いい話でしたけど、犯人の彼女達は
罪は罪としてうけるべき罰があると思うんですがどうなんだろう(汗

安田さんがまったく罰を受けないのは
納得いかないと思ったら
あとで八木ちゃんから説教をうけた
のに納得いきました(汗

ボッスンのお人よしなところは
スキなんですが、今回は彼の行為に
疑問を持ってしまいました。
Posted by かな2 at 2008年12月24日 22:02
 こんばんわ〜。
 たしかに今回のボッスンの差配は、一見かなりのいいかっこしーですよね(笑)。
 なんでそんなお人よしな解決するねんって。

 しかしスケットダンスの場合、「悪は許せねぇ!」 ってタイプでもないし、私はこんな按配でいいかもな〜と思っております。

 また、安田沙織の犯行をおおっぴらにしてしまうと、救いようのある犯行動機や、改心してるっぽいのに比べて、罰が重過ぎる気がします。
 子供にとって、子供の村八分世界ほど恐ろしいものはそうそうありません。
 かといって先生だけに知らせるといっても、この学校の先生に説教してもらうより、おっしゃるとおり、八木さんに説教してもらったほうが効果あると思いますし(笑)。
 私が感じたのは、そんなところでした。

 しかし、それはそれとして、ガラスの弁償代はどうしたんでしょうか!(笑)
 直接払ったのはスケット団として、さすがに安田さんがボッスンに払ってないとマズイですよね!!
Posted by BOSS at 2008年12月25日 00:16
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