第2弾の 『黒子のバスケ』 が表紙の02号。
さっそく感想いきましょう。
前半の感想は、
・【新連載】黒子のバスケ
・ナルト
・ワンピ
・ブリーチ
・バクマン
・トリコ
・マイスター
の7本でお送りいたします。
【新連載巻頭カラー】 黒子のバスケ
一瞬 「ほくろ」 のバスケと読んでしまって?マークがいっぱい浮かんじゃったけど、なんだ 「クロコ」 のバスケか。そりゃそうだ。
黒子テツヤは、スポーツ漫画の主人公なのに熱血とか根性とかとは正反対。
淡々としていて、なんかデスノのLっぽいな〜って思いました。
目先の変わる異彩さでいいんじゃないでしょうか。
自分が派手に活躍するわけではなく、他人を目立たせて死角を作ってパスを通す。
最近こういう一見地味なキャラを主人公にしたスポーツ漫画が多いような気がしますね。
以前の読みきり 『シュガーヒーロー』 もこんな感じだったような。
時代がそういう主役を求めているのでしょうか。
性格もバスケのスタイルも正反対の火神大我(かがみたいが)とコンビを組み、各強豪校に散った天才チームメイトたちと戦う、という構図のようです。
わかりやすくていい。
とりあえずこれで5校は強豪がいて、そいつらは黒子の凄さを知っていると。
当然黒子対策もしっかり練ってくることでしょう。
そこでいったいどういう駆け引きを見せてくれるのか。
そんなところを楽しみにしてみたいと思います。
しかし、さっそく1年対2年であっけなく粉砕される2年がなんとも情けない(笑)。
それはあまりに人材不足なんじゃないのか?
そういえば、主要3人以外の名前のない人たちって、どれもみんな同じ顔に見えちゃったんですよね。
なんつーか、その他大勢というか、ザコ顔というか(笑)。
大丈夫なんだろうかこのチーム……。
まぁたぶん今日はいなかったレギュラーが次回から出てきたり、「相田先生、バスケがしたいです!」 って不良が土下座してくるんでしょう(笑)。
絵柄のスピード感演出がかなりよかったんで、試合シーンが楽しみです。
NARUTO-ナルト-
「あなたはいずれ火影になられる器を持っている!
こんな所で命を粗末にしてはなりません!」
って、子供に言うセリフじゃぁないなぁ(笑)。
グラサン先生、ガキんちょ持ち上げすぎ。
そんな特別扱い、ガキの方だって言われて気持ち悪いって思いますわなぁ。
木ノ葉丸も、自分が思い上がって変な風になったらどうするんだって、聞かなかったことにしたくなるんじゃないだろうか。
さぁ勝てないまでも木ノ葉丸、一矢報いることができるかどうか。
分身とお色気の術が今こそ真価を発揮するか?(笑)
その頃ナルト、停滞してしまった修行の突破口に気づく。
つーか気づくの遅すぎだってーの(笑)。
とりあえず何か困ったら影分身だろーにキミは!
キバ母子に、油目一族、ガイ班も続々参戦。
いよいよ役者が揃ってまいりました。
その頃綱手に迫るペイン。
さぁここからが戦いも本番か。
なんかナルトがいなくってもなんとかなるような気がしてきましたぞ(笑)。
しかし、紙だらけ蟲だらけになった上にナメクジに貼り付かれるって、あんまりだ……。
ONE PIECE
別エントリーにて。
BLEACH
「ちっ…次々手助けに来やがって…
他人の戦いに手ェ出すのが好きな連中だぜ…」
って、それ今更言うかな!(笑)
それがなかったらブリーチじゃないじゃん!
そして、そのセリフを嘲笑うかのような今週の展開にも大いに笑った。
射場さんが割り込み、さらにここでまさかの山本総隊長!
いや〜久保せんせいガンガンいきますね〜。
手加減なしの投入スピードが実に気持ちいい。
いかにもヴァイザード参戦が近い気がしてなりません。
しかし今週の最注目ポイントは、他でもないアヨンの素顔判明でしょう!
鹿の頭蓋骨かと思っていたらそれは大間違い!
まずは顎の下に巨大な口がバックリと開き、次いで頭の横にでっかい目玉が出現。
つ……つまり?
鹿の頭蓋骨の 「眼窩」 と思っていたところは、つまり 『鼻の穴』 !!?(爆)
なんて自己主張の強い鼻の穴!
目や口を隠して、あえて鼻の穴だけで死神と渡り合っていたんですね!
これをオサレと言わずしてなんと言うのか!<いや、言わねーダロwww
「ところで俺の鼻の穴を見てくれ。こいつをどう思う?」
「すごく… 大きいです…」
や〜、アヨンの見え方が一発で変わっちゃいました。
なんだこいつ、鹿獅子蛇じゃなくって鹿豚蛇のキメラだったんじゃん!
てことは何? 三姉妹の真ん中は 豚娘 なのッ!?(爆)
しかしそんなアヨンも山本総隊長にはかなわない。
ダイターンに大穴が開いてますが、これ、杖でやったんですか!?
おじーちゃん凄過ぎです。
でもさ、
「情け無い隊員達じゃの」
って、あーた!
あきらかに布陣ミスだと思うんですが!
隊長の砕蜂が従属官1人相手で、副隊長の乱菊が従属官3人相手って、あきらかにおかしいでしょう!(笑)
ま、オサレバトルに今更そんなこと言っても無粋なんですがね!
バクマン。
大きな決意で王道バトルに路線変更したサイコーとシュージン。
先週はこれでこの2人も王道に本気になって取り組めるなと、そう安心したのですが……。
なにやら雲行きが怪しくなってきましたね。
サイコーはドラゴンボールやナルトを模写し、シュージンは見吉とリアルバウト……なんですか、微妙に迷走しているような印象が否めません。
1ヶ月でできたネームも、サイコーが気づいているようにかなりありきたりで、キャラクターデザインもデジャビューを感じるような無個性さ。
この2人にはまだ、王道にかける情熱っていうか、「俺は王道が好きだから王道を描きたいんだ!」 っていうガッツキが感じられないんですよね。
天下を取るためなら王道でもなんでもやってやるっていう、勝負師としての選択にしか過ぎないような印象です。
王道のどこが面白いのか、どこが熱いのか、そういうところを基本に立ち返ってよくよく考え直したほうがいいんじゃないかなァ。
サイコーもシュージンも、古風で男らしい昔の王道は好きだったはずですし、シュージンはどういうのが受けるのか、リサーチをもとに考えるのが得意だったはずですからね。
しかし亜豆さんは千里眼ですか!?
勘が良過ぎ!
こんな娘は付き合ったら大変ですぞ(笑)。
緊張の新連載会議について、ちょこっとだけ触れられましたね。
出席できるのは班長以上だけって、かなり閉ざされた密室の会議なんですね。
詳しくはまた次の機会にということですが、サイコーたちの連載がいよいよって時にあらためてってことでしょうね。
これは楽しみだ。
むしろ切られる漫画がどういうふうに決まっていくのかのほうが興味津々なんですが(笑)。
そして、新妻エイジがどんどんオバカな子になっていく(笑)。
「机の上はいじらないでさわらないで
感覚狂うセンス狂う おわーん」
なんなんだコイツは(笑)。
あの、嫌いな漫画1本を終わらせる権利をくださいとか言っていた、あのクセモノはどこへ消えた!
もう完全に人智を超えた天才肌。
バカと天才は紙一重状態ですよね〜。
最初はライバルらしく不気味さや嫌悪感のわいてくるキャラでしたが、徐々に可笑しさが勝ってきました。
愛すべきいいキャラになってきたなぁ〜。
なんか、こういう奴のほうが手ごわくて、勝てる気がしないなぁ〜って思えます。
むしろ、こういう新妻エイジに勝つのも、なんだか違うなァとも思えてきますね。
だってこいつ、漫画以外、人間として完全にダメじゃないですか。
こいつから漫画をとりあげるなんて、それこそあまりに哀れな話です。
新妻エイジは、勝つとか負けるとかの相手じゃないような気がしてきましたよ。
さて奇しくも、サイコーシュージンコンビと、新妻エイジが同時に担当に反逆の展開。
サイコーのほうは担当に見捨てられかねない暴挙って感じですが、新妻エイジはそれでゴーサインが出そうですね。
なんたって 「面白ければいい」 んですもんね。
むしろこの担当が 「漫画家を制御できない罪」 によってさっそく配置換えされるんじゃないでしょうか(笑)。
いや〜毎回いろんな波乱が起こるなぁ〜。
地味な素材でほんといろいろ頑張りますよね。
トリコ
マンサム所長のフルコース堪能回。
そのヤケクソな量も笑ったけど、このテーブルの真ん中のほうはどうやって取るんだと。
椅子とか無視してテーブルの上を歩いて食うしかないと思うんですが(笑)。
トリコにすっかり懐いてしまったテリークロスですが、ちょこんと後ろで座ってるってのが愛らしい。
正面顔がだんだん人間に見えてきましたね(笑)。
大量の美食ですっかり傷が癒えた様子のトリコ。
やっぱり人間じゃないようですね。
行き過ぎた科学の産物としか思えませんが、それをトリコは前向きに受け止めてるっぽいってのが面白いじゃないですか。
いったいトリコの過去には何があったんでしょうね。
しかしこの設定、バトルとグルメを融合させるナイスな仕組みですね〜。
グルメを守るために戦い、傷を癒すためにまた食うわけで、絶えず円がぐるぐるまわるようになってるわけですね。
さすが島ぶーが長年温めていたアイデアだけはある。
同じ頃、美食會第6支部のある古城では、ベイが怒り心頭。
いかにもゲスなザコって見た目がすばらしい。
ジョージョーのほうもいいですね〜。
メダパニとか唱えてきそうです(笑)。
しかしベイが乗ってたのが8号機で、ベイの他にも4機も上陸してきていたとは。
美食會恐るべし。
そして、リンの兄にして、四天王第3の男、サニー登場!!
なんだ、長髪だから女性を期待してたのに男だったのか(笑)。
とんでもない怪力の持ち主にして、流し目の美形の様子です。
毎度毎度、強者演出がまっこといいインパクトしておりますわ。
今度はどんな奴なんでしょうね〜。
センターカラー マイスター
笑った!
何がおかしいって、今週の 「黒子のバスケ」 と顧問がまったく同じ人ですよっ!(笑)
なにこれ、示し合わせたのッ!?
そうじゃないですよね。
プルプル震えるだけのお飾り顧問って、完全にテンプレですが、ここまでかぶりますか!(笑)
かたや杖でかたやお茶って、じーちゃん演出のテンプレ加減もまたすばらしい。
なんなんでしょうねぇこの現象は。
よりによって同じ週にかぶっちゃったってのは事故かもしれませんが、でもこの現象は興味深いって思いますよ。
アイシルだって顧問や監督はいなくて、どぶろく先生はあくまでトレーナーですからね。
今のジャンプのスポーツものには、なんで先生がいないのか、実はちゃんとした理由があるんじゃないでしょうかね。
たとえば、今の子供たちがそういうのをまったく求めてないっていうリサーチ結果が出ているとか。
あるいは、最近の作家さん世代には、教師に対する思い入れがないとか(笑)。
古いスポーツ漫画読みとしては、ちょっと信じられない話ですがね。
短所は長所でカバーできる。
欠点を埋めることばかりやって高校生活 1000 日つぶしちゃうより、長所をとことんつきつめたほうが絶対面白いってことでしょうか。
ここで新聞社っていう大人目線が挟まったのはいい流れ。
彼らのやっていることが、本当に常識はずれなギャンブルなんだってことがはっきりしました。
タイトルのマイスターの意味も、ここで早くも判明か。
考え方としては、アイシルの一人一芸主義と同じですね。
ギャンブルってのもアイシルだし。
しかしあれはアメフトならではの考え方だっただけに、それをサッカーでいかに上手く描くか。
そこにこの漫画の命運がかかっているような気がします。
サッカーって、試合をちょっと見てればわかりますが、一芸だけってワケにはどうしてもいかないですもんね〜。
さて、最後はなんだか凄い人が来ちゃったよってな展開。
転校生? それともライバル?
しかし、あの新聞社のひと……笹塚さんに見えて鬱になったのは私だけじゃないハズだ……。
てなところで後半に続きます。
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サッカーでああいうフェイント使わなかったらお話にならないですし(笑)。
あとは、極力アイシルとイメージがダブらないよう、演出の腕前次第ですかね〜。