2008年11月27日

D&D3.5 プレイ報告 暗黒千年王国・零 第4話

D&D3.5版キャンペーン 暗黒千年王国・零
― 第4話 「嵐の氷壁」 ―


ダンジョンズ&ドラゴンズ(Dungeons & Dragons) 3.5版を遊んできました。
 今回も、DRR 氏によるキャンペーン・シリーズで、その第4話。
 リプレイのような体裁をとってますが、あくまでこれはプレイレポートです。
 すべて私の記憶を元に、ちょびっとだけ演出も加えて再構成したものです。

 では第4話の始まり。
 南ソラナル大陸に上陸した一行を待つ運命とは。

過去レポ→ 第1話第2話第3話

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キャラクター紹介

■セレンシア・スティード (Artemis)
人間・女・16 歳・秩序にして善
パラディン 4

セレンシア
 約束は絶対守る。悪は絶対許せない。弱者は絶対見捨てない。
 絶対の法則にがんじがらめのパラディン様だが、そこがまた楽しい様子。つまりマゾ?(笑)
 前回「悪を討つ一撃」を当ててから命中判定が順調に。
 ずっと出なかった便秘が出たようだ(笑)。


■ジャスティ・“ザ・ジャスティス” (あめじすと)
人間・男・27 歳・秩序にして善
クレリック 1 / モンク 3

ジャスティ
 セレンシアをしのぐほどの熱血単細胞系正義漢
 若者ばかりのパーティを導く大人役を自認し、王様への外相役を買って出るが、その交渉術はいつも突飛でマイペース……つまり相手の話を聞かない(笑)。
 戦闘では高い移動力に物を言わせて一番槍を買って出るが、そのわりにACが伴わずヒドイ目に合うことしばしば。
 AC構築か、立ち回りに大きな課題があるようだ。


■トントン (Musha)
ドワーフ・男・40歳・中立にして善
ファイター 4

トントン
 パーティの癒し系ドワーフ。
 だが時折炸裂する毒舌や返しのセンスは誰の追随も許さない……んだけど、そのほとんどが雑談時に発生するものだからプレイ報告に反映されなくてちと悲しいものも(笑)。
 戦闘では、防御力、攻撃力ともにかなりのポテンシャルを発揮。
 前回は夜のエースでもあることも発覚。
 今回めざすドワーフの隠し砦でも戦果を伸ばすことができるか?(笑)


■ケイル (DISK
エルフ・男・110歳・混沌にして中立
ウィザード 4

ケイル
 パーティ唯一の非善属性。
 お人よしな行動につっぱしりがちなセレンシアやジャスティとは正反対の意見を言う、パーティ野党。
 放っておくとオークの砦に突っ込みそうな2人をさりげなく別の方向に誘導したりと苦労が耐えない。
 今回はマウント呪文(馬召喚)でパーティの旅をサポート。
 便利なやっちゃ。


■アイホート (OTTO)
人間・女・18歳・混沌にして善
クレリック 4

アイホート
 グレートソードをブンまわす筋肉系クレリックにして、胸の谷間にワンドをしまうお色気ねーさん。
 普段の会話は少ないが、時折ズバリとしたツッコミを入れる侮れなさ。
 戦闘では他のメンバーを救うため、敵をひきつける囮役を好む。
 ACは低いが自己キュアや逃げ足でなんとか持たせてしまう手際が実に鮮やか。


■ヒース・ロジャー (BOSS)
人間・男・15歳・混沌にして善
バード 4

ヒース
 仲間の活躍を、英雄譚として物語る夢を持つ厨二病青年。
 やや前向きすぎる面も。
 ケンケンゴーゴーしがちなパーティのなかで、前向きな方向に話をまとめるのが主な役目と心得ている様子。
 今回はついに心術バードの本領を発揮。
 サジェスチョンで珍妙な場面をいくつも作り出すことに成功。


■ガーティー (NPC)
人間・女・?歳・属性不明(悪ではなさそう)
スワッシュバックラー 1 / ソーサラー 1 / ファイター 2?

ガーティー
 第1話冒頭、島に流れ着いたカタコト少女 NPC。なりゆきからパーティに同行することに。
 攻撃力は低いものの、回避性能はパーティー内随一。
 しかし今回は夜襲のさなか、最後まで起こされずに放っておかれる場面もしばしば。
 「う〜ん、うるさいな〜ムニャムニャ……」
 いくらなんでも起きなさすぎだろ(笑)。



ここまでの展開

 突如、冥界の軍勢に襲われたカーゲリン諸島から、からくもワープゲートで逃げた若者たち。
 彼らがワープアウトしたちいさな王国は、今オークたちとの戦争の真っ只中だった。
 王の申し出で、襲撃を受けた村を救った代わりに船を貸してもらった一行は、次なる目的地、南ソラナル大陸西側にあるというドワーフの隠し砦へと旅立つのであった。


周辺地図

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シーン1 船出

雨月 15 日 : 出発! いざ北へ!
雨月 26 日 : 島北端のとりでにとー着。
雨月 27 日 : 海へ! さーどんな旅が待っているのか!(ヒースの日記より)


 まずは旅立ちの準備にいろいろと買い整える一行。

セレンシア : だいたいどのくらいかかるの?
ジャスティ : まぁ距離的にテキトーだけど、たぶん一月分は用意したほうがいいな。
ヒース : ヒー。重さとんでもねー。俺、運搬用にグアナコちゃん買うわ。馬だと山登りに使えないしね。
セレンシア : あとロープはみんな買っておいてよね! 前回誰か買ってなかったけど! 絶対買っておいてよね!!(笑)


 あいかわらずロープにこだわるセレンシアが笑えました。

ジャスティ : じゃ、王様に挨拶してこよう。「王様! では我々は明日、旅立つ事にいたしました!」
ヒース : おっと、「いたしました」って勝手に言って大丈夫? 船の準備はできてるの?(笑)
ジャスティ : そっか(笑)。「王様! 船のほうは準備できているのですか?」
王(DM) : 「既に北の岬の砦に使いのものを向かわせておるから、そちたちがつく頃には準備万端整っておろうて」


 そんな感じで王とお別れ。
 お別れに王様が何か語ったような気もしますが忘れました(爆)。

 11日かけて北端の岬へ。
 マスターからヒースに日誌用のシートが渡されているのですが、この時点でその半分が消費されてちと焦る。

DM : そっか、ちょっと移動するとあっという間に10日とか経つもんな(笑)。なくなったら適当な紙で代用してくれスマン!
ヒース : おっけ、裏に書いとく(笑)。


 岬の砦に到着し、最後の補給。

ジャスティ : 「よしヒース! ここはお前に交渉役をまかせよう!」
ヒース : 「え? いいよジャスティ、こういうとこは遠慮せずやっちゃってくれてていいよ?」
ジャスティ : 「いや、今までは大人として俺が外交をやってきたが、そろそろ子供のお前たちもやっておかなければなるまいと思ってな!(笑)」
ヒース : つまり、面倒になったんだな?(笑)


 一同爆笑。

 ヒースとしては、バードなんですから外交役をやることにいささかもやぶさかではない、というかそれが本業なんですが。
 しかし前回からジャスティの外交シーンがなかなかに面白いので、それもまたいいかなと思っていたところでした。
 ジャスティの外交で笑いをとって、その後抜けている情報とかを穴埋めしていけばいいかなと、そう考えていたもんで。

 ということで外交担当となったヒースは砦の兵士や街の人にあたって情報収集。
 南ソラナル大陸の様子やオーク軍の動きなどを聞きます。
 が、詳しい地形はわからず、オークにもさしたる動きはなしとのことで、まぁあとは当たって砕けろかと腹をくくることに。
 しかし後から考えると、ドワーフ砦の大体の場所くらいはここか、王のお膝元で聞いておくべきでしたね。
 すっかり頭から抜けておりました。

ジャスティ : 「よし、みんな準備はいいな? 出航ー!」
トントン : 「ヨーソロー!」
DM : ではそこまでついてきていたクォムクォムが、「では、みなさんお達者で! 皆さんのことは忘れません! いろいろとお世話になりましたー!」 と叫びます。
ヒース : 「きみも達者でね! いろいろと親切にしてくれてありがとう!」
ジャスティ : 「ではさらばだッ!!」




シーン2 雨の南ソラナル大陸

雨月 28 日 : 上陸。オークとりでがこわいからまずは海岸線を北東へ。さ…寒い!!

 さてここからが本日の本番。
 広大な大地を、広域ヘックスマップを使う長旅の始まりです。
 上陸したのは、オーク砦を北東に回避した海岸。
 現実の地球で言えば、マゼラン海峡を渡って南米大陸の南端に上陸したことになります。
 目指すドワーフの隠し砦はチリ側にあるらしいのですが、砦を回避したため、東岸のアルゼンチンに近いほうに上陸した事になります(地図参照)。

トントン : とりあえずオーク軍が怖いですからね、もうちょっと北に離れてから西に横切りましょうよ。
ジャスティ : 俺はオーク砦に突撃するのも悪くないと思うんだがな(笑)。
セレンシア : そうね、そのほうが危険もなくなって話が早いかもしれないわね(笑)。
ケイル : あ〜、たしかにそうだね。あっという間に結論が出るだろうね!(笑)


 まったく、熱血ローフルグッド2人はやっかいすぎますって!

トントン : あと、もしはぐれちゃった場合の待ち合わせ場所とか決めておきませんか? 合流できないと大変ですよ。
アイホート : つっても、目印なんてないしねぇ。
ケイル : そういう呪文は『呪文大辞典』にあったけど、今回使えないしなぁ。
ガーティー(DM) : 「そういうときは、 『ヴァルハラで会おう』 ですよ」
ヒース : 殺すな!(笑)


 一同爆笑。
 え〜、『銀河英雄伝説』 における、「靖国で会おう」 みたいなセリフです(笑)。

 天候は冷たい雨。
 風速10mほどの強い風が吹き荒れてます。
 そりゃ寒いわ。
 そんな中を海岸沿いに北東へ向かう一行。
 ここで移動力を確保するため、ケイルが マウント の呪文を3人分キャスト。
 鎧を着ていて足の遅いセレンシアとアイホート、そしてドワーフで元々鈍足のトントンをマウントの馬に乗せます。
 これで常時30フィートの移動力となり、1日移動して1へクス弱(地形やらなんやらで変動)となります。

 遭遇判定はD100。
 詳しくはDMが説明してくれると思いますが、大体1日に1〜2回の頻度で発生。
 おおまかに4パターンほどのオーク部隊と遭遇し、回避したり戦闘したりの繰り返し。
 夜襲が少々やっかいで、見張り番を3交代で立てて警戒します。
 そんな生活がひたすら続く日々。
 やってるほうは色んなハプニングの連続で楽しいのですが、そういう形なもんでほとんど何が起こったのか時系列で覚えてないので、ここは早送りで。


雨月 29 日 : 今日は晴れた。いやーお日様ってうれしい。次々オーク出てくるけど完封完封!
雨月 30 日 : ひたすらオークをちぎってはなげ〜ちぎって鼻毛〜… つらい旅だ。


 オークとの遭遇戦がかなりの頻度で発生。
 大半が少数部隊なので簡単に処理はできますが、逃げようとするオークもいてこれは慌てて倒します。
 一匹でも逃げられてはオーク軍本隊に知らされかねません。
 殺さず捕らえて尋問し、周辺の情報を得ようかという話も出ますが、パラディンのいるパーティではそういうこともなかなかできず。

 オークが持っていたジャベリン4本を支柱にして雨よけテントを作成とか、そのへんの面白い生活描写が記憶に残りました。
 風速10mで冷たい雨がジャンジャン降る中、野ざらしで寝るなんて想像を絶しますもんね。
 しかしそういうところへの夜襲も多くてやっかいやっかい。
 このあたりでは、晴れている日は平気で火をたいてキャンプしていたので頻繁に夜襲を受けています。
 そりゃあかなり遠くからでも怪しまれたことでしょう。
 まだまだ経験の浅いパーティですからね。そんな浅はかさまでロールプレイする必要はないんでしょうけど(笑)。
 鎧装着に数分を要するDDでは、夜襲はかなりの脅威です。
 かといって鎧を着て寝ると翌日疲労してしまうし、長旅ではほぼ不可能。
 鎧を着たままでも寝られる特技がありますが、実は超便利なのでは?(笑) 


風月 01 日 : 大部隊とそうぐう! これはやってられん! 逃げ逃げ!!

 文字通り大部隊を遠くに発見。
 20体ほどの部隊で、やってみればやれないことはないのかもしれませんが、数が多いだけに事故の発生する可能性も高い。
 ということで後ろを見せて全力で逃走。

風月 02 日 : 雨がひたすら降り続く。パンツびしょびしょだよ…。
風月 03 日 : 大人の戦い、大暴走! もう! もう! もう!!


 雨季なんでしょうか。ひたすら雨が続きます。
 そんな中、ジャスティが戦闘で大暴走。
 他の前衛の移動力が20フィートなのですが、ジャスティのみが50フィートなのをよいことに、戦闘開始直後の1ターン目、敵集団にたったひとりで肉薄。
 味方が追いつく前にフルボッコにあって気絶という事態に一同騒然。

トントン : なんで一人で突っ込むんですか!
ジャスティ : だってちょうど50フィート移動して殴れたんだもん! そりゃ殴りにいくじゃん!(笑)
ヒース : 1ターン後のことを考えろって!(笑) みんな到着できなくって自分だけフルボッコなの歴然じゃん!
セレンシア : そのうえ自分に魔法もかけてないし! いつもかけてるレッサー・ヴィゴーすらかけてないし(笑)。
ケイル : つーか、その高い移動力は、1ラウンド目自分に魔法をかけて、2ラウンド目に追いつくためにあるんでしょうに!
ジャスティ : なんでだよ〜。殴れるものを我慢しろってのかよー! それは俺にはできーん!!(笑)
ヒース : こまった大人だ(笑)。



風月 04 日 : 今日はめずらしく何もナシ。
風月 05 日 : オークをバッタバッタと…この生活つらいなあー。
風月 06 日 : ひたすら北西へ。広い草原だなぁ〜。


 このあたりでそろそろいいだろうということで、進路を北西に切り替えます。
 大体の地形しかわかってないのでこのへんは勘だより。
 ほんと、おおまかな地形でも調べておくんでした(笑)。
 後悔先に立たず。

 また、戦闘がかなりめんどくさくなってきたプレイヤーとマスターは徐々に戦闘ははしょり始めます。
 できるだけ遭遇しないよう、敵発見時にやり過ごせるようならやり過ごし、また敵戦力が小さいときは少々乱暴に 「じゃぁ全滅させた」 で処理。
 しかし近くまで隠れて忍び寄ってくるスカウトオーク部隊とはどうしても戦わざるを得ず、これがまた少々時間を食うことに。

 ここでオークに威力を発揮したのがヒースの新魔法 サジェスチョン
 これをかけられた者は、ヒースの言うことがすごくもっともに聞こえて、思わずその通りに動いちゃう呪文なのです。
 催眠術の暗示みたいなもんですね。

ヒース : かかった? そしたらオークに 「おい! 今パンツのなかに毒蛇が入ったぞ! 早く脱げ! いそげ!」 って言います(笑)。
トントン : なんだそりゃ!(爆)
オーク(DM) : 「なんだと! だがお前たちの前で脱ぐわけにも行かん!」と言って草むらに駆け込む(笑)。


 またあるときは、逃げるオークに、

ヒース : 「おーい! その先は底なし沼があるぞ! 戻ってくるんだ!」
オーク : 「な、なんだってーッ! 危なかったぜーッ!」


 そして酷かったのが、

ヒース : 「なぁオーク隊長、ちょっと俺たちの将来について話さないか? こっちへ来てくれ」
オーク隊長 : 「なになに? 何の話だ?」 と言ってスタスタと。
一同 : はいAoOね。(オーク隊長フルボッコ)
オーク隊長 : 「キサマ騙したな!!」


 なんて事にまで(笑)。
 まぁAoO圏内を突っ切らせたのは魔法の効果的に間違ってたかもしれませんが、なんにしろ意思セーブの弱いオーク相手には凶悪な呪文でした。
 しかし、ちょっと使い方を間違えると性格の悪い感じになっちゃうので、ヒースらしくおどけた感じになるよう気をつけないとですね。


風月 07 日 : 夜襲受けまくり! ヤバス!!

 あいかわらず夜は堂々と火をたいて襲ってくださいといわんばかりのパーティ一行。
 スカウトオークの部隊が忍び寄ってきてちょっと大変なことに。
 そろそろ火の使い方を覚えろ(笑)。

 また戦闘ではあいかわらずジャスティの突出が目立っていたり。

トントン : あ〜、なんというか、もー(笑)。
ジャスティ : え? なに? 俺の番でしょ? じゃ、倒れている2匹に連打でトドメ! ドリャドリャッ!
DM : じゃ、それで2匹死んだ〜。
ジャスティ : スゲーッ! 見た見た!? 左右の足でガスガスッと踏みつけてトドメだぜ!? モンク楽しいィ〜(笑)
ケイル : ダメだコイツ。早くなんとかしないと!(笑)
ヒース : 楽しいようだし、いいんじゃないッスか?(笑)



風月 08 日 : めずらしく平穏な日。元気も良好。こんな日が続けばなぁ…
風月 09 日 : 雨だよ、また。湖発見。


 しとしと雨が降り注ぐ草原に、大きな湖を発見。
 実際の地形では、ブエノスアイレス湖でしょうか。


大きな地図で見る

 近くに行ってみない? という意見もありましたが、湖のそばには敵部隊が大挙していそうな予感がしたのでヒースがさりげなく回避に誘導。
 あとあとマスターによると、湖にはオークの小さな陣があったとのこと。
 行ってたらローフルグッドコンビが五月蝿いことになってましたな(笑)。
 ナイス判断だった(笑)。


風月 10 日 : オーク部隊を粉砕し、ひたすら北西へ。夜襲多すぎ!
風月 11 日 : 西の山がどうもケアンティ山脈っぽい。アレ? これの西をゆくハズだったんだが…


 このへんで西側に雪に覆われた山脈が見えてくる。
 その形やらなんやらを考えるに、南ソラナル大陸を南北に貫く背骨、ケアンティ山脈っぽい。
 その西側を北上する予定が、どうも東側に行き過ぎてしまったようだ。

ジャスティ : どする? 山脈沿いに北に行く?
DM : え〜、ちなみにそれ以上北に行くとこちらのマップがなくなります。
ジャスティ : なんと!(笑)
ヒース : 見当違いなほうに行き過ぎたか(笑)。まぁ山脈も見えたし、ここは一気に山越えしちゃおうか。最初から山登りはするつもりだったしね。




シーン3 氷壁の惨劇

風月 12 日 : 山越えじゃー!! 氷河こえ〜。
風月 13 日 : 山越え2日目。おーれたーちゃー町にーはー住めなーいーかーらにー♪
風月 14 日 : 雪山の悲劇! ジャスティ〜〜!!


 進路一転、南西へとりなおし、雪山へ。
 行軍速度は激減しますが、ヘックスにして1マス程度で突破できるだろうと楽観して特攻してみます。
 まず行く手を阻んだのが広大な氷河。
 滑落するほどの斜面ではありませんが、ここで恐ろしいのがクレバス。
 歩いていると突然足元に暗黒の落とし穴が! なんて実にありそうな話です。
 怖いので全員をロープで数珠つなぎにして進軍。
 やっぱロープって大切ですねセレンシアさん(笑)。

 1日にだいたい1/4マスずつを進み、その3日目の夜、キャンプ中になにものかの襲撃を受けます。

DM : 見張りはトントン、アイホート、ヒースね。聞き耳か視認よろ。トントンの聞き耳18が最高? そしたらでっかいものが2体、近づいてくるのに気づいた。

 DMは戦場に四足大型モンスターのフィギュアを2体、キャンプ近くに設置。

トントン : お、そしたらみんなにそれを知らせます。手近なひとから起こして行きましょう。
DM : そしたらこっからイニシアチブ振っちゃおう。


 ここで全員のイニシアチブが低かったのもマズかった。
 トントンがジャスティを起こし、ヒースがケイルを起こすもののケイルが起き上がるより早く襲い掛かってくるモンスター。

DM : じゃ、ブレスを吐きます。範囲に入ったのは…ケイルとジャスティ。
アイホート : なんと!
ジャスティ : 何者だ! ドラゴンか!?
セレンシア : そんなん死ぬ!!(笑)
ケイル : 知識判定するよ。
DM : その目ならわかるね。ウィンターウルフだ。ブレスは冷気。反応セーブして。難易度 16 。ダメージは(コロコロ)15 点。
ケイル : やばい、使い魔のカラスが死ぬ!(笑)
ヒース : あれ、ケイルは起こしたけどカラスまでは起こしてないんだけど、これどうするの?
DM : ん〜、まぁ感覚の共有してるし、ケイルを起こした時点でカラスも起きてるでいいかな。
ケイル : 助かるなァ。おし、カラスはたすかった。って、自分はセーブ失敗! ヤバッ。残りHP1なんですけどッ!(笑)
セレンシア : ヒー(笑)。
DM : ではもう1匹のウィンターウルフが左翼に回り込んで、こちらもブレスと。セレンシアに、こちらはショボいな、12 点。
セレンシア : 充分だって! それで起きました。むしろ冬眠しそうだけど!
ヒース : 寝るなー! 寝たら死ぬぞーッ!(笑)


 一同騒然。
 ただでさえ強敵のウィンターウルフが2体も登場し、しかもこちらは大半が起き抜けで装備も整ってない状態。
 そこに範囲ダメージと来ては、気分的には1ラウンド目で半壊気分です。

アイホート : よし、ここは1匹わたしが引き離そう。こっちゃこいや〜! と挑発してみる。
ジャスティ : ケイル、俺にエンラージ・パースンくれー! こっちは組み付いちゃおう。
ケイル : あ〜その前に回復くれー!(笑)


 ということで、一方の戦場ではアイホートが1匹相手に孤軍奮闘。
 もう一方ではトントンとジャスティ、ケイルという組み合わせでウィンターウルフに当たります。
 ヒースはここでサジェスチョンを使いますが、これは出目でセーブされてしまい不発。
 ケイルもグリッター・ダストでウィンターウルフを盲目にしてしまおうと試みますが、これも不発。
 ちなみにNPCのガーティーは起こすヒマがなくって放置状態。
 大混乱の戦闘のさなか、ぐーすか眠っております。

 アイホートの囮作戦は功を奏し、戦線は分かれましたが、そこでウィンターウルフの足払い攻撃が炸裂。
 転倒したアイホートは移動できず、さらに自己キュアもAoOが発生するので危険な状態に。
 しかたなしに、寝た状態で命中に−4のペナルティを受けつつグレートソードを振る漢っぷり。
 さすがはアイホートでした。

セレンシア : やばいってアイホート!!
アイホート : もうあれだ、死を覚悟した!(笑)


 もう一方では、トントンが大ダメージを受けて昏倒するも、その横で大型化したジャスティがウィンターウルフに組み付くことに成功。
 しかしウィンターウルフの予想外の【筋力】の高さに苦戦し、ダメージをほとんど与えられず、ただダメージを受け続ける状態に。

 この完全ジリ貧状態に、まずはヒースはアイホートがピンチとみて巻物から サイレント・イメージ を投射。
 アイホートの周囲に雪の小山を作り出しますが、これは1ラウンド時間稼ぎをするにとどまります。
 次に、近接攻撃よりはブレスのほうがまだよかろうとアイホートの背後に回り、キュアを施しますがこれがひたすらダイス目腐りまくり。
 ブレスを誘発したのは結果的にダメージを低めに抑えることができて正解でしたが。
 この間セレンシアは、タリスマン攻撃や「悪を打つ一撃」(! ウィンターウルフって悪なんですねー!)で攻撃し続けますが、さすがは脅威度5、なかなか倒れてくれません。
 ケイルは インヴィジビリティ で透明化して東奔西走。
 トントンの懐からタリスマンを取り出し、ずーっと眠ってた眠り姫ガーティーを起こし、マジックミサイルで攻撃。
 起き上がったガーティーはアイホート側へ走り、一撃でウィンターウルフ、まず1匹目撃破。

DM : うは、またなんか美味しいところだけいただいたような(笑)。
アイホート : もうこんな状態だしかまわんかまわん!
セレンシア : まったくだ!


 そのガーティーと入れ違う形でヒースはジャスティ側へ。
 ところが移動力が足りず、ジャスティに1マス届かない。

ヒース : すまんジャスティ!
ジャスティ : いや大丈夫! なんとか抑え込んでみる! 連打で押さえ込み! ドリャドリャッ!!
DM : どちらも抵抗!
ジャスティ : ぬおーッ! 出目が1とか2とか惜しいところで足りない!
DM : つまり、連打して−2してなければよかったってことですなッ!(笑)
ジャスティ : クソーッ!
DM : ではウィンターウルフの反撃。命中に−4して 18 。命中。ダメージ 17 点。
トントン : いてーーッ!
ジャスティ : ・・・・・・・・・
セレンシア : まぁそのくらいはいくよ、そいつ。
ヒース : やばいなぁ。倒れた? 容態安定判定とりあえずやらんと。
ジャスティ : いや、その必要は無い……。
DM : ゲッ。
ケイル : まさか!
アイホート : ええええええッ!!

ジャスティ : ジャスト−10で死んだァ!!

DM : なんとーーッ!! そりゃどうしょもねーーッ!!


 会場騒然。
 これまで突出しすぎが目立っていたジャスティでしたが、今回に限ってはその動きは理にかなったもので、責められるべき行動はありません。
 また、周りのメンバーも各人ベストな動きをしていたと思われます。
 しいて考えればいくつか思いつかないでもありませんが、どれも結果論の域を出ず。
 終わってみればあれをああしていれば、これをこうしていればと、そう考えることもできますが、それをその時点で選択できたかというと、確信を持って選択できる材料などまったくないのです。
 いやぁ残念無念。
 みんなあーだこーだ言ってジャスティを非難してますが、それってそう言うことで笑いにするネタなんですよね。
 ああ残念。とっても惜しい人を失くしました。
 そんなこんなのショックで、残り1匹のウィンターウルフも誰が落としたかは記憶にありません(笑)。



シーン4 三賢者の導き

風月 15 日 : 妙な形の岩山発見。これもしかしてドワーフの隠し砦の目印?
風月 16 日 : 悲痛な行軍。ジャスティの死体が重いなぁ〜。


ジャスティ : さ〜次は何をやるかなッ! ハーフリング・ローグでもやるかな!
ヒース : ぬーん。残念だなぁ。
セレンシア : ほんと、もったいない。ジャスティいいキャラだったのに。
DM : そうそう、サービス情報だけど、ドワーフの隠し砦についたら生き返せるかもよ。
トントン : おー! 生き返れるんだ!
アイホート : でも、レイズするには日数制限がやばくない?
トントン : あ、腐ったらまずいんですか?
セレンシア : いや、この寒さだし大丈夫なんじゃない?
ケイル : いや、そういう死体保存用の呪文があるから、それをアイホートが使って運んでいけば OK のはず。
ジャスティ : でもおれ、ジャスティやめちゃうかもよ?
ヒース : それでもたぶんこのパーティはジャスティを生き返らせようとするよ、絶対ね。
セレンシア : んだんだ。


 ということで、一行はちょっと急ぎ足にドワーフの隠し砦を探す旅に。
 というか、時間的にかなり追い詰められてきたのでプレイヤー的にも急ぎ足に。

 風月15日に、一行のはるか行く手に三本の柱が並び立つような奇妙な形をした岩山を発見。
 そこにヒースがピンと来る。
 あれがたしかドワーフの砦のありかを示す目印だった気がすると。
 その麓に急行する一行。


風月 17 日 : なんかよくわからん謎を解く…。なかなか解けない。
風月 25 日 : 解けた! ダンジョン発見!! ド、ドワーフが住んでる!?


 ここで、多少ご都合主義かもしれませんが、ヒースのバード知識が大炸裂。
 ドワーフ砦のありかを示す古い歌を思い出します。


 大神ユヴィスの御子の生まれる時、いずれ劣らぬ三人の大賢者が迎える。
 御子がその生涯において栄華を極める時、第二の賢者が扉を示す。



 さてさて推理大会。
 言わずもがな、三人の大賢者とは三本の巨岩。
 マスターオリジナルの神格設定ですが、大神ユヴィスの子っていうのは太陽のことだろうとすぐに推理できます。
 つまり、「その生涯において栄華を極める時」というのが「正午」のことで、その時点の真ん中の巨岩の影の頂点部分に、入り口があるのだろうという推理がなりたちます。
 しかし、季節が違えばその影の場所は大きく変わります。
 ではいったいいつのことなのか、ということでしばし議論は紛糾。
 おそらくヒントは 「大神ユヴィスの御子の生まれる時、いずれ劣らぬ〜」 の部分。
 3本の影の長さが一緒になるときじゃね? とかいう意見もありましたが、よく考えたら3本の影は一年を通してイコールです。
 またその角度もいつでも平行でかわらず。
 すっかり忘れていましたが、地面は近似的に平面であることをマスターに確認しておくべきでしたね。
 しかしこういう問題を考えるときに地面の凹凸まで考えてたらキリがないので無意識に無視しておりました。
 結局正解は、「三賢者のならぶ直線と垂直になる位置から日が昇る時」 でした。
 マスターからのヒントもいっぱいいただき、かなり駆け足の推理でしたね。

 推理がそこまでゆきついたら、あとはキャラクターたちが頑張って測量し、計算や直感で位置を割り出したという措置になります。
 きっとなけなしの道具やつたない計算で頑張ったんでしょうね(笑)。
 地理や自然学の判定を行い、目標値に足りない分の日数がかかったという裁定で、9日かけてやっと解明したことになりました。



シーン5 ドワーフの遺跡

 本来はここでダンジョンアタックになっていたのですが、時間も押しまくっていたので完全省略。
 最後の宝の手前の敵のみやりました。
 出現したのはラスト・モンスター2匹とガーゴイル1匹。
 ラスト・モンスターというのは鉄製品を触れた瞬間錆びの塊にしてしまう恐ろしいモンスター。

ケイル : マスター! これってジャスティの舞台じゃん!
DM : そう、まさに! ジャスティのために用意したというのに!(笑)


 悲しいかなジャスティ。
 死んでしまうとはなにごとだ。

 ここは鎧や武器を置いてきて、魔法で強化しまくったトントンがほぼ一人で処理。
 しかしその中に平然と突っ込んでゆくいつもどおりのアイホート。

DM : んじゃアイホートの鎧にタッチ。
アイホート : 反応セーブとかするんだっけ?
DM : いや、セーブできるのは魔法の装備品だけ。普通にバラバラになったよ。
トントン : なにやってるんですか!(笑)
アイホート : いやほら、さすがのアイホートもジャスティが死んだもんで責任感じてさ!(笑)
ヒース : だからってそんな責任感の出し方されても!(爆)


 次のターン、グレートソードまで金屑にされてアイホートボロボロ。

DM : あれだ、ボロボロの鎧が剥がされてゆくお色気シーンか(笑)
トントン : 鎧の下に何もつけてなかったりして。
アイホート : どんな変態だ(笑)。
ヒース : ギャルズパニックだな!(爆)
セレンシア : おそるべしアイホート。さすがはお色気担当ね(笑)。


 あとあと、飲みの時にこの暴挙をつっこんでみると、アイホートもさすがに後衛クレリックとして専念するため、武器装備を破壊してもらいたかったのだそうです。
 そうか〜、グレソークレリックを卒業するのか。
 そう聞くとちょっと寂しい気もしますね。
 つーか、アイホート、それで我慢できるの?(笑)

 戦闘は、そのほかは事なきを得て終了。
 一行はその奥の宝物庫に大量の宝を発見します。
 さらに奥に進むと、突然視界が開けてそこはなんとドワーフの普通の住居。
 ドワーフ集落があたりまえのように暮らしているではありませんか。
 聞くところによると、このドワーフたちは、隠し通路の存在と、その奥に隠された先祖の宝は伝承には聞いていたものの、その詳しい場所までは知らず、そのそばでずっと暮らしてきたのだとの事でした。
 これを聞いたパーティは、お人よしにも宝を全部進呈してしまいます。
 まぁね、セレンシアがいる前でくすねるわけにもいきませんし、基本的に善なわれらはそうしちゃいますよね。
 そこですかさずケイル、

ケイル : 「あ、もしよかったら、この宝をお渡しするかわりに、このジャスティを生き返らせてもらったりできませんか?」
ヒース : 「ナイスだケイル!」
ドワーフ(DM) : 「あ、それはなんとかなると思います。よそから来た方にこんなに良くして頂いたお礼です。これを受け取ってください」 と言って渡してきたのはタリスマン。雷のタリスマンね。これをこうやって胸に当てて発動すると電気ショックで人が生き返るのだ(笑)。


 一同爆笑。
 ということで、1日1回、コストなしに弱いレイズ・デッドを使えるタリスマンをゲットした一行。
 さっそくジャスティを生き返らせました。
 ということで今回は終了。
 めでたしめでたし。

 さて次回、ジャスティのプレイヤーあめじんはジャスティの冒険を続けるのでしょうか?
 本人はハーフリング・ローグをやってみたいと言っていましたが、わたしたちとしてはジャスティに愛着があるんですよね〜。
 ま、あめじん先生のことだからハーフリングでもとびきりのロールをしてくれると信じていますが!
 てなわけで次回へつづく。



▼他メンバーのプレイレポート
・DRR(DM) : 烏賊学研究所・二号館 /
・DISK(ケイル) : 空飛ぶ円盤 / 嵐の氷山 −暗黒千年王国・零 第4回−



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posted by BOSS at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | D&D第3.5版 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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